糖尿発見アプリ
2023年11月21日 [からだのこと]
お疲れ様です。院長です。
11月21日の火曜日でございます。
日々、寒くなってきてますなぁ。
本格的な冬が始まりますねぇ。
ではネタにいきましょう。
なんでも、スマホに10秒話しかけるだけで糖尿病を診断してくれるアプリは開発されたんだとか…。
糖尿病は、血糖値が、適正値よりも高い状態が慢性的に続く病気で、悪化すると様々な健康問題が発生しますが、早期の段階では自覚症状がないことも多い病気です。
早期発見・早期治療が大切なのは言うまでもないわけで、できれば定期的に病院で検査をしてもらうことが望ましいわけなんですが、それもなかなか大変です。
そこで、このアプリ、たった10秒間スマホに話しかけるだけで、糖尿病かどうかを簡易的に診断できるそうなんです。
国際的バイオテクノロジー企業「Klick Labs」が開発した音声診断アプリは、従来の検査方法に負けないくらい正確に、2型糖尿病の患者を見分けることができるそうです。
糖尿病は、体内で血糖値と呼ばれる血液中のブドウ糖濃度が高くなる慢性的な病気のことです。
私たちの体は、食べ物のエネルギーを利用するために、それをブドウ糖に変えて血液に送りますが、血糖値が上がると、すい臓からインスリンが分泌され、筋肉などによって消費されます。
ところが、体質や生活習慣の乱れといった原因によって、インスリンがうまく働かなくなると、体が血液の中のブドウ糖をうまく利用できず、血糖値が下がらなくなってしまいます。
これが糖尿病ですな。
こうして高血糖が続くと、喉が渇く、おしっこが増える、疲れやすいなどさまざまな症状が出てきます。
さらにそのまま放置すれば、心臓病や腎不全のほか、色んな合併症状がでてきます。
糖尿病には2つのタイプがあり、1型糖尿病は、主に自己免疫反応によってインスリンを生産する細胞が破壊されるために発症するものです。
2型糖尿病は、遺伝的な要因に運動不足や食べ過ぎなどの生活習慣が加わって発症すると考えられており、最も多いタイプの糖尿病です。
厚生労働省が令和元年に発表したデータによると、「糖尿病が強く疑われる者」の割合は男性19.7%、女性10.8%であるそうです。
糖尿病を診断するには、病歴や家族歴などの問診と尿検査、血液検査を行うのが一般的です。
血液検査では10時間以上何も食べていない状態で採血を行うと正確だと言われています。
結構大変な検査なんですが、現在開発中のアプリなら、スマホに話しかけるだけで診断できると…。
その理由は、この病気が患者の声を微妙に変えると考えられるからなんだとか…。
健康な人(192人)と糖尿病患者(75人)が参加した今回の研究では、彼らに2週間ほどスマホで自分の声を録音してもらいました。
録音したのは1日6回、6〜10秒ほどのごく短時間の音声です。
こうして集められた1万8465件の音声を、14種の音響的特徴に基づき分析してみたところ、高さや強弱など、糖尿病患者の声には特有のサインがあることがわかったそうなんです。
それは人間の耳ではわからない微妙なものだそうですが、信号処理ソフトウェアならば十分区別できるんだとか…。
こうしたデータを患者の年齢・性別・身長・体重に紐づけて開発されたのが、今回のAIを利用した音声診断アプリなわけです。
その結果、女性なら89%、男性なら86%の正確さで糖尿病を診断できたといいますから、まずまずの精度でしょう。
研究チームによると、従来の空腹時血糖検査の正確さは、男女ともに85%。糖化ヘモグロビンと経口ブドウ糖負荷試験はそれぞれ91%と92%だそうです。
音声診断アプリはこうした検査にも匹敵する精度があり、しかも今後さらなる改良が見込まれていると言う話です。
研究チームは今後、もっとさまざまな人たちを対象に、音声診断の開発を続けていくとのことで、いずれは自宅にいながら、手軽に糖尿病を診断できるようになるかもしれませんな。
まぁ、簡易診断ですが、疑いがあれば病院にもいくでしょうし、こういうアプリは大歓迎ですな。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
11月21日の火曜日でございます。
日々、寒くなってきてますなぁ。
本格的な冬が始まりますねぇ。
ではネタにいきましょう。
なんでも、スマホに10秒話しかけるだけで糖尿病を診断してくれるアプリは開発されたんだとか…。
糖尿病は、血糖値が、適正値よりも高い状態が慢性的に続く病気で、悪化すると様々な健康問題が発生しますが、早期の段階では自覚症状がないことも多い病気です。
早期発見・早期治療が大切なのは言うまでもないわけで、できれば定期的に病院で検査をしてもらうことが望ましいわけなんですが、それもなかなか大変です。
そこで、このアプリ、たった10秒間スマホに話しかけるだけで、糖尿病かどうかを簡易的に診断できるそうなんです。
国際的バイオテクノロジー企業「Klick Labs」が開発した音声診断アプリは、従来の検査方法に負けないくらい正確に、2型糖尿病の患者を見分けることができるそうです。
糖尿病は、体内で血糖値と呼ばれる血液中のブドウ糖濃度が高くなる慢性的な病気のことです。
私たちの体は、食べ物のエネルギーを利用するために、それをブドウ糖に変えて血液に送りますが、血糖値が上がると、すい臓からインスリンが分泌され、筋肉などによって消費されます。
ところが、体質や生活習慣の乱れといった原因によって、インスリンがうまく働かなくなると、体が血液の中のブドウ糖をうまく利用できず、血糖値が下がらなくなってしまいます。
これが糖尿病ですな。
こうして高血糖が続くと、喉が渇く、おしっこが増える、疲れやすいなどさまざまな症状が出てきます。
さらにそのまま放置すれば、心臓病や腎不全のほか、色んな合併症状がでてきます。
糖尿病には2つのタイプがあり、1型糖尿病は、主に自己免疫反応によってインスリンを生産する細胞が破壊されるために発症するものです。
2型糖尿病は、遺伝的な要因に運動不足や食べ過ぎなどの生活習慣が加わって発症すると考えられており、最も多いタイプの糖尿病です。
厚生労働省が令和元年に発表したデータによると、「糖尿病が強く疑われる者」の割合は男性19.7%、女性10.8%であるそうです。
糖尿病を診断するには、病歴や家族歴などの問診と尿検査、血液検査を行うのが一般的です。
血液検査では10時間以上何も食べていない状態で採血を行うと正確だと言われています。
結構大変な検査なんですが、現在開発中のアプリなら、スマホに話しかけるだけで診断できると…。
その理由は、この病気が患者の声を微妙に変えると考えられるからなんだとか…。
健康な人(192人)と糖尿病患者(75人)が参加した今回の研究では、彼らに2週間ほどスマホで自分の声を録音してもらいました。
録音したのは1日6回、6〜10秒ほどのごく短時間の音声です。
こうして集められた1万8465件の音声を、14種の音響的特徴に基づき分析してみたところ、高さや強弱など、糖尿病患者の声には特有のサインがあることがわかったそうなんです。
それは人間の耳ではわからない微妙なものだそうですが、信号処理ソフトウェアならば十分区別できるんだとか…。
こうしたデータを患者の年齢・性別・身長・体重に紐づけて開発されたのが、今回のAIを利用した音声診断アプリなわけです。
その結果、女性なら89%、男性なら86%の正確さで糖尿病を診断できたといいますから、まずまずの精度でしょう。
研究チームによると、従来の空腹時血糖検査の正確さは、男女ともに85%。糖化ヘモグロビンと経口ブドウ糖負荷試験はそれぞれ91%と92%だそうです。
音声診断アプリはこうした検査にも匹敵する精度があり、しかも今後さらなる改良が見込まれていると言う話です。
研究チームは今後、もっとさまざまな人たちを対象に、音声診断の開発を続けていくとのことで、いずれは自宅にいながら、手軽に糖尿病を診断できるようになるかもしれませんな。
まぁ、簡易診断ですが、疑いがあれば病院にもいくでしょうし、こういうアプリは大歓迎ですな。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院