タコが言うのよ〜。
2023年11月03日 [動物のこと]
お疲れ様です。院長です。
11月3日の金曜日でございます。
今日は文化の日ってことでお休みでございます。
世間じゃ、今日から3連休ってことでしょうけど、当院は明日はやりますよぉ。
てことで、今日もネタにまいりましょう。
今日も動物ネタでございます。
まぁ、登場頻度も比較的高い、「タコ」についての最新情報をお届けしましょう。
なんでも、近い将来、実験でタコやイカなどの頭足類を使用する場合には、脊椎動物のサルと同じように人道的な扱いをすることが世界の常識になるかもしれないそうなんです。
その一例として、9月7日、アメリカ国立衛生研究所「NIH」は、頭足類を使用する研究プロジェクトが政府の助成を申請をする際、倫理委員会の承認を受けることを義務付けるガイドライン案を作成し、その内容についてパブリックコメントを求めています。
こうした動きは欧州各国でも始まっており、これを歓迎する専門家がいる一方で、話はそう簡単ではないと、タコの福祉の難しさについて懸念する声もあるようです。
尚これは実験用の頭足類に対する措置の話で、倫理的な扱いをしないと研究の助成金が降りなくなるというもので、食用とはまた別の話となります。
まぁ、ねぇ…。
食用の動物に対して、人道的な扱いってのも矛盾を通り越してる気はするんですが、そもそもなぜタコやイカを法律で守ろうという機運が高まっているのでしょうか?
それは頭足類が痛みを感じているだろうことが、徐々に明らかになりつつあるからなんです。
くわえてタコやイカはきわめて高い知能を持つことでも知られています。
さらに麻酔に対する反応が哺乳類と似ていることも明らかになったそうなんです。
哺乳類と大きく違うとはいえ、そのように高度な認識力を持ち、痛みまで感じる動物を、研究のために雑に扱っていいのか?と疑問に思う人たちが増えているわけなんです。
人間ではないからといって、サルやマウスといった動物でどんな実験をしてもいいというわけではありません。
何かと実験材料にされるマウスですが、彼らで何かを試したいときは、きちんとしたルールに則って行う必要があります。
たとえばアメリカ公衆衛生局「PHS」は、アメリカ国立衛生研究所「NIH」とアメリカ国立科学財団の双方に対して、動物実験を行う際のガイドラインを定めています。
政府から研究資金の助成を受けるには、これを守らなければならないわけです。
ただし、ここで動物とみなされるのは、あくまで脊椎動物です。
背骨のない無脊椎動物については、特に人道的扱いをしなければならないとのルールはありませんでした。
ですが昨年末、米国下院と上院の議員がNIHとPHSに書簡を送り、このガイドラインにおける動物に、タコやイカといった頭足類を含めるよう要請したって流れなんですね。
こうしてNIHは従来のガイドラインの修正案を作成することになったわけなんです。
多くの専門家がこうした動きに賛同しています。
ですが、タコやイカを丁重に扱えと口で言うのは簡単ですが、実際にはそう単純な話ではないようなんですね。
サンフランシスコ州立大学の海洋生物学者ロビン・クルック氏は、「この問題は複雑なんです」と説明しています。
なぜなら、頭足類についてわからないことが多すぎて、どうすることが彼らにとって人道的な扱いなのかはっきりしないんだそうなんです。
例えば、マウスなら麻薬性鎮痛剤で痛みを消すことができます。
ですが同じ薬がタコの痛み受容体に作用して、痛みを消してくれるのか誰にもわからないわけなんですよ。
これがわからない以上、タコを突っついて反応がなかったようなとき、鎮痛剤で痛みを感じないからなのか、それとも薬の影響で筋肉に力が入らないからなのか区別することは難しいと…。
クルック氏自身も、ヤリイカにいくつか鎮痛剤を試しているそうですが、何百匹と実験しているにもかかわらず、どの薬が一番効くのか未だによくわからないそうです。
こうした問題点は、NIHもまた認識しており、痛みの感じ方や飼育の仕方など、頭足類にはまだ調べねばならないことがあると述べています。
まぁ、分からんわね。
痛がってんのかどうかなんて表情もないしねぇ…。
それでも、現時点で適応できるガイドラインはあると述べます。
例えば、実験に使う頭足類の数を最小限にする、彼らに与える不快感を最小限にするといったものです。
てか、不快感ってのもねぇ(笑)
ちなみに米国以外でも、頭足類の人道的扱いに取り組む国はあります。
例えば、イギリス(この国ではタコやロブスターを生きたまま調理することも禁止されている)、スイス、ノルウェー、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドなどでは、頭足類で研究を行う際に倫理的承認が必要になります。
日本はこういう動きはないようですねぇ。
まぁ、わたくし院長の個人的な意見からすると、普通に食すもの(動物)はそんなに気にしなくてもいいんじゃないかと…。
どうせ殺して食べるんですしね。
ってな感覚はだいぶ国際世論からズレテルんでしょうねぇ…。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
11月3日の金曜日でございます。
今日は文化の日ってことでお休みでございます。
世間じゃ、今日から3連休ってことでしょうけど、当院は明日はやりますよぉ。
てことで、今日もネタにまいりましょう。
今日も動物ネタでございます。
まぁ、登場頻度も比較的高い、「タコ」についての最新情報をお届けしましょう。
なんでも、近い将来、実験でタコやイカなどの頭足類を使用する場合には、脊椎動物のサルと同じように人道的な扱いをすることが世界の常識になるかもしれないそうなんです。
その一例として、9月7日、アメリカ国立衛生研究所「NIH」は、頭足類を使用する研究プロジェクトが政府の助成を申請をする際、倫理委員会の承認を受けることを義務付けるガイドライン案を作成し、その内容についてパブリックコメントを求めています。
こうした動きは欧州各国でも始まっており、これを歓迎する専門家がいる一方で、話はそう簡単ではないと、タコの福祉の難しさについて懸念する声もあるようです。
尚これは実験用の頭足類に対する措置の話で、倫理的な扱いをしないと研究の助成金が降りなくなるというもので、食用とはまた別の話となります。
まぁ、ねぇ…。
食用の動物に対して、人道的な扱いってのも矛盾を通り越してる気はするんですが、そもそもなぜタコやイカを法律で守ろうという機運が高まっているのでしょうか?
それは頭足類が痛みを感じているだろうことが、徐々に明らかになりつつあるからなんです。
くわえてタコやイカはきわめて高い知能を持つことでも知られています。
さらに麻酔に対する反応が哺乳類と似ていることも明らかになったそうなんです。
哺乳類と大きく違うとはいえ、そのように高度な認識力を持ち、痛みまで感じる動物を、研究のために雑に扱っていいのか?と疑問に思う人たちが増えているわけなんです。
人間ではないからといって、サルやマウスといった動物でどんな実験をしてもいいというわけではありません。
何かと実験材料にされるマウスですが、彼らで何かを試したいときは、きちんとしたルールに則って行う必要があります。
たとえばアメリカ公衆衛生局「PHS」は、アメリカ国立衛生研究所「NIH」とアメリカ国立科学財団の双方に対して、動物実験を行う際のガイドラインを定めています。
政府から研究資金の助成を受けるには、これを守らなければならないわけです。
ただし、ここで動物とみなされるのは、あくまで脊椎動物です。
背骨のない無脊椎動物については、特に人道的扱いをしなければならないとのルールはありませんでした。
ですが昨年末、米国下院と上院の議員がNIHとPHSに書簡を送り、このガイドラインにおける動物に、タコやイカといった頭足類を含めるよう要請したって流れなんですね。
こうしてNIHは従来のガイドラインの修正案を作成することになったわけなんです。
多くの専門家がこうした動きに賛同しています。
ですが、タコやイカを丁重に扱えと口で言うのは簡単ですが、実際にはそう単純な話ではないようなんですね。
サンフランシスコ州立大学の海洋生物学者ロビン・クルック氏は、「この問題は複雑なんです」と説明しています。
なぜなら、頭足類についてわからないことが多すぎて、どうすることが彼らにとって人道的な扱いなのかはっきりしないんだそうなんです。
例えば、マウスなら麻薬性鎮痛剤で痛みを消すことができます。
ですが同じ薬がタコの痛み受容体に作用して、痛みを消してくれるのか誰にもわからないわけなんですよ。
これがわからない以上、タコを突っついて反応がなかったようなとき、鎮痛剤で痛みを感じないからなのか、それとも薬の影響で筋肉に力が入らないからなのか区別することは難しいと…。
クルック氏自身も、ヤリイカにいくつか鎮痛剤を試しているそうですが、何百匹と実験しているにもかかわらず、どの薬が一番効くのか未だによくわからないそうです。
こうした問題点は、NIHもまた認識しており、痛みの感じ方や飼育の仕方など、頭足類にはまだ調べねばならないことがあると述べています。
まぁ、分からんわね。
痛がってんのかどうかなんて表情もないしねぇ…。
それでも、現時点で適応できるガイドラインはあると述べます。
例えば、実験に使う頭足類の数を最小限にする、彼らに与える不快感を最小限にするといったものです。
てか、不快感ってのもねぇ(笑)
ちなみに米国以外でも、頭足類の人道的扱いに取り組む国はあります。
例えば、イギリス(この国ではタコやロブスターを生きたまま調理することも禁止されている)、スイス、ノルウェー、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドなどでは、頭足類で研究を行う際に倫理的承認が必要になります。
日本はこういう動きはないようですねぇ。
まぁ、わたくし院長の個人的な意見からすると、普通に食すもの(動物)はそんなに気にしなくてもいいんじゃないかと…。
どうせ殺して食べるんですしね。
ってな感覚はだいぶ国際世論からズレテルんでしょうねぇ…。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院