トマトは赤いもの
2023年11月01日 [色々なこと]
お疲れ様です。院長です。
11月1日の水曜日でございます。
ついに11月ですなぁ。
ボチボチ冬感も出てきますし、なによろ今年ももう2ヶ月ですぜ。
11月が進むにつれ年末感が出てきますし、あの独特な慌ただしさは何とも言えない感じですな。
わたくし院長、これから年末年始までは結構好きな季節ですし、今年も楽しみですけどね。
てことで、今日もネタにいきましょう。
今日の主役はトマトです。
トマトはなぜ赤くなったのでしょう?
進化の理由は動物の好みにあったようなんです。
もともと野生のトマトはほとんどが緑色だったそうなんです。
ではなぜ私たちの食べているトマトは赤いのでしょう?
もちろん今のトマトは品種改良を重ね、様々なサイズや大きさ、甘さなどがありますが、トマトが赤くなったのはそれ以前の問題なんだとか…。
アメリカ、マサチューセッツ大学アマースト校の研究チームは、栽培種と野生種を含む140本以上のトマトを育て、この謎を解くヒントを得たそうです。
それは、食べてもらいたい動物の好みの形状や味に合わせて、果物を進化させた「フルーツ症候群」と呼ばれるもので、他の植物にみられるものですが、トマトとしては初めて確認されたそうです。
この発見は、自然界の果物の進化の秘密を伝えているとともに、より美味しく、より栄養あるトマトを作り出す手がかりにもなるとのことです。
生で食べたり、加工して料理のソースにしたりと、食卓ではお馴染みのトマトですが、ただ赤いだけの野菜ではありません。
私たちが食べているトマトは、もともと南アメリカのアンデス山脈原産のナス科植物で、そこに自生している野生種は、普段私たちが目にするのトマトとはまるで違うそうです。
小さくて緑色をしていてとても食べられたものではないんだとか…。
マサチューセッツ大学アマースト校の大学院生ジェイコブ・バーネット氏は次のように説明しています。
大きさはブルーベリーほどで、ほとんどは熟しても緑色です。
香りはリンゴやメロン、ものによってはキュウリのようなものもあります。
大抵の場合、味はひどいものです。
驚いたことに、中には毛むくじゃらのトマトまであるそうです。
野生のトマトが緑で不味いものばかりならば、我々が食べている赤くて美味しいトマトはどこからやってきたのでしょう?
じつは果実の進化には、動物の好みが関係しているという仮説があります。
さまざまな果実を観察してみると、いろいろな特徴がバラバラに進化するのではなく、ひとまとまりになって現れる傾向があることがわかります。
例えば、小さい果物なら、色は明るく、糖度が高く甘い傾向があります。
また果実の外見とそこに含まれる栄養価には関係があることも多いんだとか…。
これは特定の動物に食べてもらうための進化だと考えられています。
果実とは、動物に食べてもらい、それによってタネを遠くまで運んでもらうための工夫です。
ですから食べたもらいたい動物の好みに合わせて、果物を進化させたと…。
その結果、その動物にアピールできる特徴がセットになって現れると考えられるわけです。
こうしたセットになった特徴のことを「フルーツ症候群」や「散布症候群」と呼ぶそうです。
では野生のトマトには、フルーツ症候群はあるのでしょうか?
これがあるのなら、赤いトマトはやはり動物の好みに合わせた結果だろうと推測することができます。
それを知るためにバーネット氏らは、さまざまなトマトを栽培して、自分の目で確かめてみることにしました。
彼らが栽培したのは、野生種と栽培種を含む15種、合計143本のトマト。
育ったトマトは「野性的で不格好」で、果実や葉をとるにはナタで切らねばならないほどだったそうです。
そうして苦労して集めたトマトの色や形、糖分や酸、DNA、揮発性有機化合物を分析しました。
すると香り・風味・色にはやはりセットで現れる特徴があり、しかもトマトの見た目とその栄養価が一致することもわかったそうです。
史上初めてトマトで発見された「フルーツ症候群」の証拠なんだそうです。
このことは、トマトの特徴がやはり動物たちの好みに合わせて進化してきただろうことを裏付けています。
小さくて緑色で、メロンのような香りのするトマトは、ネズミのような小さな哺乳類の好みに合わせたものだと考えられます。
一方、甘くて色のついたトマトは、鳥の好みに合わせたものだと…。
では、なぜ人間は鳥の好む赤いトマトを選んで育てたのでしょう?
それは今のところ謎に包まれているそうです。
その謎を解明にするには、自然界ではどの動物がどの果物を食べているのか観察する必要があるとのこと。
そうしたことを体系的に調べた研究はまだないのだそうです。
まぁ、どっちでもいい(笑)ことを調べる人もいるんですねぇ…。
人間がなぜ赤い方のトマトを選んだかと言うと、味だけでしょう。
栄養価やその他は、後付なはずですし、美味しいから育てたってことで謎でもなんでもない(笑)
と、わたくし院長は思います。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
11月1日の水曜日でございます。
ついに11月ですなぁ。
ボチボチ冬感も出てきますし、なによろ今年ももう2ヶ月ですぜ。
11月が進むにつれ年末感が出てきますし、あの独特な慌ただしさは何とも言えない感じですな。
わたくし院長、これから年末年始までは結構好きな季節ですし、今年も楽しみですけどね。
てことで、今日もネタにいきましょう。
今日の主役はトマトです。
トマトはなぜ赤くなったのでしょう?
進化の理由は動物の好みにあったようなんです。
もともと野生のトマトはほとんどが緑色だったそうなんです。
ではなぜ私たちの食べているトマトは赤いのでしょう?
もちろん今のトマトは品種改良を重ね、様々なサイズや大きさ、甘さなどがありますが、トマトが赤くなったのはそれ以前の問題なんだとか…。
アメリカ、マサチューセッツ大学アマースト校の研究チームは、栽培種と野生種を含む140本以上のトマトを育て、この謎を解くヒントを得たそうです。
それは、食べてもらいたい動物の好みの形状や味に合わせて、果物を進化させた「フルーツ症候群」と呼ばれるもので、他の植物にみられるものですが、トマトとしては初めて確認されたそうです。
この発見は、自然界の果物の進化の秘密を伝えているとともに、より美味しく、より栄養あるトマトを作り出す手がかりにもなるとのことです。
生で食べたり、加工して料理のソースにしたりと、食卓ではお馴染みのトマトですが、ただ赤いだけの野菜ではありません。
私たちが食べているトマトは、もともと南アメリカのアンデス山脈原産のナス科植物で、そこに自生している野生種は、普段私たちが目にするのトマトとはまるで違うそうです。
小さくて緑色をしていてとても食べられたものではないんだとか…。
マサチューセッツ大学アマースト校の大学院生ジェイコブ・バーネット氏は次のように説明しています。
大きさはブルーベリーほどで、ほとんどは熟しても緑色です。
香りはリンゴやメロン、ものによってはキュウリのようなものもあります。
大抵の場合、味はひどいものです。
驚いたことに、中には毛むくじゃらのトマトまであるそうです。
野生のトマトが緑で不味いものばかりならば、我々が食べている赤くて美味しいトマトはどこからやってきたのでしょう?
じつは果実の進化には、動物の好みが関係しているという仮説があります。
さまざまな果実を観察してみると、いろいろな特徴がバラバラに進化するのではなく、ひとまとまりになって現れる傾向があることがわかります。
例えば、小さい果物なら、色は明るく、糖度が高く甘い傾向があります。
また果実の外見とそこに含まれる栄養価には関係があることも多いんだとか…。
これは特定の動物に食べてもらうための進化だと考えられています。
果実とは、動物に食べてもらい、それによってタネを遠くまで運んでもらうための工夫です。
ですから食べたもらいたい動物の好みに合わせて、果物を進化させたと…。
その結果、その動物にアピールできる特徴がセットになって現れると考えられるわけです。
こうしたセットになった特徴のことを「フルーツ症候群」や「散布症候群」と呼ぶそうです。
では野生のトマトには、フルーツ症候群はあるのでしょうか?
これがあるのなら、赤いトマトはやはり動物の好みに合わせた結果だろうと推測することができます。
それを知るためにバーネット氏らは、さまざまなトマトを栽培して、自分の目で確かめてみることにしました。
彼らが栽培したのは、野生種と栽培種を含む15種、合計143本のトマト。
育ったトマトは「野性的で不格好」で、果実や葉をとるにはナタで切らねばならないほどだったそうです。
そうして苦労して集めたトマトの色や形、糖分や酸、DNA、揮発性有機化合物を分析しました。
すると香り・風味・色にはやはりセットで現れる特徴があり、しかもトマトの見た目とその栄養価が一致することもわかったそうです。
史上初めてトマトで発見された「フルーツ症候群」の証拠なんだそうです。
このことは、トマトの特徴がやはり動物たちの好みに合わせて進化してきただろうことを裏付けています。
小さくて緑色で、メロンのような香りのするトマトは、ネズミのような小さな哺乳類の好みに合わせたものだと考えられます。
一方、甘くて色のついたトマトは、鳥の好みに合わせたものだと…。
では、なぜ人間は鳥の好む赤いトマトを選んで育てたのでしょう?
それは今のところ謎に包まれているそうです。
その謎を解明にするには、自然界ではどの動物がどの果物を食べているのか観察する必要があるとのこと。
そうしたことを体系的に調べた研究はまだないのだそうです。
まぁ、どっちでもいい(笑)ことを調べる人もいるんですねぇ…。
人間がなぜ赤い方のトマトを選んだかと言うと、味だけでしょう。
栄養価やその他は、後付なはずですし、美味しいから育てたってことで謎でもなんでもない(笑)
と、わたくし院長は思います。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院