自然回復プロジェクト
2023年10月30日 [色々なこと]
お疲れ様です。院長です。
10月30日の月曜日でございます。
10月も明日で終わりって事で、いよいよ11月、冬が来ますね。
まぁ、暑いよりいいかとも思いますが、寒けりゃ寒いで辛いよねぇ。
今年の冬はどんな冬でしょうか。
では今日もネタの方にいきましょう。
今日のネタは、とてもうれしいニュースです。
なんでも、北極圏最大規模の炭鉱町を動物たちに還す、ノルウェーの行っていた大規模プロジェクトが完了したそうなんです。
北極圏のスヴァールバル諸島で、ノルウェー政府が史上最大の自然回復プロジェクトを完了させました。
現在、ホッキョクグマ、トナカイ、ホッキョクキヅネ、そして多くの海鳥が、100年もの間、島の奥で石炭の採掘が行われていたスヴェアグルーヴァの炭鉱町に戻ってきているそうなんです。
スヴェアグルーヴァは、人里離れたフィヨルドにある工業コミュニティで、閉鎖前は独自の発電所、埠頭、上下水道などが完備され、最大300人の労働者が大規模な採掘作業を行うために必要なものがすべてそろっていました。
2017年、ノルウェー議会ストルティングは、炭鉱の操業を縮小し、このエリアを自然の状態に戻すことを決定したんです。
1910年に採掘が始まって以来の人間の活動の痕跡は、1946年以前の文化記念碑や建造物を除いて、すべて撤去されました。
今では、人の気配はまるでなく、すっかりもとの自然が戻っていて、記念碑として指定されている3軒の赤い家を除いて、かつてここに人間がいたことなど想像することもできなくなっているほどなんだそうです。
これはノルウェー史上最大規模の自然回復事業で、スヴァールバル諸島の原生自然を保護するという、長期的かつ一貫したノルウェーの政策を実現したものなんです。
エスペン・バルト・エイデ気候環境大臣はプレスにこう語っています。
世界中で、手つかずの自然がどんどん失われています。
自然と生態系の回復は、新たな世界自然協定におけるもっとも重要な目的のひとつです。
スヴェアグルーヴァの自然修復は、この目的に重要な貢献をしています。と…。
この回復事業が始まる前、ノルウェー文化遺産研究所(NIKU)のメンバー12人が6週間かけて、スヴェアグルーヴァの町全体を詳しく調べ、写真におさめました。
およそ17万枚の画像と、6000回の詳細調査、合計18テラビットを超える生データは、巨大なデジタル3Dモデルになり、近くの観光拠点で体験することができます。
スヴァールバルの民生局長、ラース・ファウゼ氏はこう話します。
スヴェアとルンケフィエルの自然回復は、あらゆる意味でスヴァールバル諸島の全住民を巻き込んだプロジェクトでした。
さまざまな企業や部門がいかに協力して尽力してきたか、その功績は見事なものでした。
それが、このプロジェクトが効率的かつ費用対効果の高い成果をあげることができた、成功要因のひとつでした。
このプロジェクトのために、25億クローネ、およそ2億3000万ドルの予算が計上されましたが、実際にかかった費用は、わずか8300万ドルだったという事らしいです。
スヴァールバル諸島には、7つの国立公園と23の自然保護区があり、島の生態系の割合はおよそ66%と、北極圏でももっとも保全が進んでいる場所のひとつとなりました。
これはほんまにええ話やなぁ…。
こういった取り組みを、国をあげてやっちゃうノルウェーってホントに良い国なんだなぁと思いますよね。
日本でもこういう取り組みを行えばいいのにねぇ…。
やはり、自然は自然本来のままの姿で後世に残しておくべきだと思いますしね。
ま、もう日本は手遅れかもしれませんけどね。
世界中で、こういった動きが活発になりだすと、日本もなんかやりだすんですけどね(笑)
イマイチ、日本人って自然を愛するってな感じじゃないですもんね。
少なくとも、政治的にって部分では、まったくない気がしますけど…。
ま、しゃーないか(笑)
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
10月30日の月曜日でございます。
10月も明日で終わりって事で、いよいよ11月、冬が来ますね。
まぁ、暑いよりいいかとも思いますが、寒けりゃ寒いで辛いよねぇ。
今年の冬はどんな冬でしょうか。
では今日もネタの方にいきましょう。
今日のネタは、とてもうれしいニュースです。
なんでも、北極圏最大規模の炭鉱町を動物たちに還す、ノルウェーの行っていた大規模プロジェクトが完了したそうなんです。
北極圏のスヴァールバル諸島で、ノルウェー政府が史上最大の自然回復プロジェクトを完了させました。
現在、ホッキョクグマ、トナカイ、ホッキョクキヅネ、そして多くの海鳥が、100年もの間、島の奥で石炭の採掘が行われていたスヴェアグルーヴァの炭鉱町に戻ってきているそうなんです。
スヴェアグルーヴァは、人里離れたフィヨルドにある工業コミュニティで、閉鎖前は独自の発電所、埠頭、上下水道などが完備され、最大300人の労働者が大規模な採掘作業を行うために必要なものがすべてそろっていました。
2017年、ノルウェー議会ストルティングは、炭鉱の操業を縮小し、このエリアを自然の状態に戻すことを決定したんです。
1910年に採掘が始まって以来の人間の活動の痕跡は、1946年以前の文化記念碑や建造物を除いて、すべて撤去されました。
今では、人の気配はまるでなく、すっかりもとの自然が戻っていて、記念碑として指定されている3軒の赤い家を除いて、かつてここに人間がいたことなど想像することもできなくなっているほどなんだそうです。
これはノルウェー史上最大規模の自然回復事業で、スヴァールバル諸島の原生自然を保護するという、長期的かつ一貫したノルウェーの政策を実現したものなんです。
エスペン・バルト・エイデ気候環境大臣はプレスにこう語っています。
世界中で、手つかずの自然がどんどん失われています。
自然と生態系の回復は、新たな世界自然協定におけるもっとも重要な目的のひとつです。
スヴェアグルーヴァの自然修復は、この目的に重要な貢献をしています。と…。
この回復事業が始まる前、ノルウェー文化遺産研究所(NIKU)のメンバー12人が6週間かけて、スヴェアグルーヴァの町全体を詳しく調べ、写真におさめました。
およそ17万枚の画像と、6000回の詳細調査、合計18テラビットを超える生データは、巨大なデジタル3Dモデルになり、近くの観光拠点で体験することができます。
スヴァールバルの民生局長、ラース・ファウゼ氏はこう話します。
スヴェアとルンケフィエルの自然回復は、あらゆる意味でスヴァールバル諸島の全住民を巻き込んだプロジェクトでした。
さまざまな企業や部門がいかに協力して尽力してきたか、その功績は見事なものでした。
それが、このプロジェクトが効率的かつ費用対効果の高い成果をあげることができた、成功要因のひとつでした。
このプロジェクトのために、25億クローネ、およそ2億3000万ドルの予算が計上されましたが、実際にかかった費用は、わずか8300万ドルだったという事らしいです。
スヴァールバル諸島には、7つの国立公園と23の自然保護区があり、島の生態系の割合はおよそ66%と、北極圏でももっとも保全が進んでいる場所のひとつとなりました。
これはほんまにええ話やなぁ…。
こういった取り組みを、国をあげてやっちゃうノルウェーってホントに良い国なんだなぁと思いますよね。
日本でもこういう取り組みを行えばいいのにねぇ…。
やはり、自然は自然本来のままの姿で後世に残しておくべきだと思いますしね。
ま、もう日本は手遅れかもしれませんけどね。
世界中で、こういった動きが活発になりだすと、日本もなんかやりだすんですけどね(笑)
イマイチ、日本人って自然を愛するってな感じじゃないですもんね。
少なくとも、政治的にって部分では、まったくない気がしますけど…。
ま、しゃーないか(笑)
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院