マイクロプラスチックと心臓
2023年10月17日 [からだのこと]
お疲れ様です。院長です。
10月17日の火曜日でございます。
さすがに暑さも感じなくなってきましたねぇ。
後は、この良い感じの季節が出来るだけ長く続いてくれることを願うばかりだな。
てことで、今日もネタにいきましょう。
今日は過去、何度取り上げたか分からない位取り上げてる、マイクロプラスチック問題ネタでございます。
ちょっと調べたら、過去に10回以上取り上げておりました。
なかなかな登場頻度でございます。
で、そのいマイクロプラスチック、今日のネタは、なんでも人間の心臓組織から9種のマイクロプラスチックを発見したんだそうです。
マイクロプラスチックは、直径5mm以下の微小なプラスチック粒子や、紫外線や波などで分解されたプラスチック製品の小さなかけらをさします。
地球上のいたるところに存在し、食品や飲料水を通じてマイクロプラスチックが人間の体内に取り込まれることがこれまでの研究から明らかになっています。
今回、これから手術を受ける心臓病患者の心臓を調べてみたところ、なんとそこから9種類ものマイクロプラスチックが発見されたそうなんですよ。
つまり、心臓の中にまで入りこんでるって言う衝撃の事実なわけです。
マイクロプラスチックは直径5mm以下と微小なため、食べ物や飲み水などを通して、現代人は1年に3万9000〜5万2000個も口にしていると言われています。
その証拠に、私たちの血液や便といったところから、マイクロプラスチックが実際に見つかっているわけです。
特に小さいものは脳内にまで流れていくことが、マウス実験で明らかとなっています。
今回、中国、首都医科大学の研究チームは、そんなマイクロプラスチックが心臓やその周辺の組織にもあるのかどうか確かめてみました。
調査対象となったのは、心臓病の患者15人の心臓組織や血液です。
彼らが手術を受ける前後に組織サンプルを採取し、最新のイメージング技術や走査電子顕微鏡で分析しました。
するとその結果、手術前と手術後のどちらの心臓組織からもマイクロプラスチックが見つかったそうなんです。
ただし、すべての心臓組織から見つかったわけではありません。
左心房付属器、心外膜脂、心膜脂肪組織からは、ポリメタクリル酸メチル(醤油など調味料容器や仕切り板に使用されるプラスチック)の微小粒子を発見しました。
他にもペットボトルや衣類に使用されるポリエチレンテレフタレートや、様々な用途に利用されているポリ塩化ビニルも発見されました。
合わせて9種類のマイクロプラスチックが発見されており、最大のものは直径184マイクロメートルだった(人間の髪の毛の太さの2〜3倍くらい)といいますからかなり大きいですな。
さらに恐ろしいことに、血液中のマイクロプラスチックについては、手術の前後で種類や直径が変わっていたそうなんです。
このことは、まさに手術の最中にマイクロプラスチックが体内に入り込んだだろうことを示しているという話しですから、もはや手の打ちようがないですな。
マイクロプラスチックは、南極の氷から北極の雪まで、地球の隅々まで存在しています。
大量生産されてからわずか1世紀で、プラスチックがこれほど普及したのは驚異的なことですねぇ…。
現在、世界では1分の間にトラック1台分のプラスチックごみが海に投棄されているのだそうです。
そのせいで、約1400万トンものマイクロプラスチックが海底に眠っていると推定されています。
地球のプラスチック汚染は、今私たちが直面している最大の環境問題の1つとされています。
世界中の国々がその削減に取り組んでいるようですが、残念ながら今のところ状況は悪化する一方です。
「マイクロプラスチックの混入が手術に与える影響や、内臓に進入したマイクロプラスチックが人間の健康に及ぼす潜在的な影響を調べるため、さらなる研究が必要である」と、研究チームは指摘しています。
ここまでとは思いませんでしたねぇ…。
今ある、マイクロプラスチックはもうどうすることも出来ないかもしれませんが、とにかく世界中でプラスチック製品を禁止しないといけないんじゃないんですかね。
まぁ、不便にはなるでしょう。
ですけど、多分、すぐ慣れますよ。
このまま地球を破壊するより、ちょっとの不便をみなで解消していく方が良い気はするんですが…。
ま、わたくし院長の言葉はどこにも届きませんが(笑)
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
10月17日の火曜日でございます。
さすがに暑さも感じなくなってきましたねぇ。
後は、この良い感じの季節が出来るだけ長く続いてくれることを願うばかりだな。
てことで、今日もネタにいきましょう。
今日は過去、何度取り上げたか分からない位取り上げてる、マイクロプラスチック問題ネタでございます。
ちょっと調べたら、過去に10回以上取り上げておりました。
なかなかな登場頻度でございます。
で、そのいマイクロプラスチック、今日のネタは、なんでも人間の心臓組織から9種のマイクロプラスチックを発見したんだそうです。
マイクロプラスチックは、直径5mm以下の微小なプラスチック粒子や、紫外線や波などで分解されたプラスチック製品の小さなかけらをさします。
地球上のいたるところに存在し、食品や飲料水を通じてマイクロプラスチックが人間の体内に取り込まれることがこれまでの研究から明らかになっています。
今回、これから手術を受ける心臓病患者の心臓を調べてみたところ、なんとそこから9種類ものマイクロプラスチックが発見されたそうなんですよ。
つまり、心臓の中にまで入りこんでるって言う衝撃の事実なわけです。
マイクロプラスチックは直径5mm以下と微小なため、食べ物や飲み水などを通して、現代人は1年に3万9000〜5万2000個も口にしていると言われています。
その証拠に、私たちの血液や便といったところから、マイクロプラスチックが実際に見つかっているわけです。
特に小さいものは脳内にまで流れていくことが、マウス実験で明らかとなっています。
今回、中国、首都医科大学の研究チームは、そんなマイクロプラスチックが心臓やその周辺の組織にもあるのかどうか確かめてみました。
調査対象となったのは、心臓病の患者15人の心臓組織や血液です。
彼らが手術を受ける前後に組織サンプルを採取し、最新のイメージング技術や走査電子顕微鏡で分析しました。
するとその結果、手術前と手術後のどちらの心臓組織からもマイクロプラスチックが見つかったそうなんです。
ただし、すべての心臓組織から見つかったわけではありません。
左心房付属器、心外膜脂、心膜脂肪組織からは、ポリメタクリル酸メチル(醤油など調味料容器や仕切り板に使用されるプラスチック)の微小粒子を発見しました。
他にもペットボトルや衣類に使用されるポリエチレンテレフタレートや、様々な用途に利用されているポリ塩化ビニルも発見されました。
合わせて9種類のマイクロプラスチックが発見されており、最大のものは直径184マイクロメートルだった(人間の髪の毛の太さの2〜3倍くらい)といいますからかなり大きいですな。
さらに恐ろしいことに、血液中のマイクロプラスチックについては、手術の前後で種類や直径が変わっていたそうなんです。
このことは、まさに手術の最中にマイクロプラスチックが体内に入り込んだだろうことを示しているという話しですから、もはや手の打ちようがないですな。
マイクロプラスチックは、南極の氷から北極の雪まで、地球の隅々まで存在しています。
大量生産されてからわずか1世紀で、プラスチックがこれほど普及したのは驚異的なことですねぇ…。
現在、世界では1分の間にトラック1台分のプラスチックごみが海に投棄されているのだそうです。
そのせいで、約1400万トンものマイクロプラスチックが海底に眠っていると推定されています。
地球のプラスチック汚染は、今私たちが直面している最大の環境問題の1つとされています。
世界中の国々がその削減に取り組んでいるようですが、残念ながら今のところ状況は悪化する一方です。
「マイクロプラスチックの混入が手術に与える影響や、内臓に進入したマイクロプラスチックが人間の健康に及ぼす潜在的な影響を調べるため、さらなる研究が必要である」と、研究チームは指摘しています。
ここまでとは思いませんでしたねぇ…。
今ある、マイクロプラスチックはもうどうすることも出来ないかもしれませんが、とにかく世界中でプラスチック製品を禁止しないといけないんじゃないんですかね。
まぁ、不便にはなるでしょう。
ですけど、多分、すぐ慣れますよ。
このまま地球を破壊するより、ちょっとの不便をみなで解消していく方が良い気はするんですが…。
ま、わたくし院長の言葉はどこにも届きませんが(笑)
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院