フェイスハガー
2023年10月04日 [動物のこと]
お疲れ様です。院長です。
10月4日の水曜日でございます。
だいぶ朝晩は快適に過ごせるようになってきましたね。
今日もネタにいきましょう。
今日動物ネタなんですが、新種の生き物のお話しです。
なんでも、20本の腕を持つエイリアンのような新種の海洋生物が南極で発見されたそうなんです。
20本の腕…。
エイリアン…。
ま、とにかくその姿から見て貰いましょうか。
こんなんとかこんなんです。
確かにエイリアンっぽい(笑)
色と形状が映画「エイリアン」にでてきたフェイスハガーに似ていますが、腕の数はそれよりも多く20本もあります。
この奇妙で興味深い新種の無脊椎生物は、南極近くの海洋で生物調査をしていた研究者らが発見したものだそうです。
そのエイリアンじみた見た目とはうらはらに、かわいらしい果物にちなんだ名前がつけられたそうなんです。
さあ、何の果物か当ててみましょう。。
米カリフォルニア大学サンディエゴ校の海洋生物学者、グレッグ・ラウズ氏ら研究グループは、この新種の生物を詳しく見るために、ボツボツのある丸い基部から、シリ( cirri:触手に似た小さな糸状の腕)を取り除きました。
「シリ(腕)を取り除いたので、これらがはえていた部分をよく見ることができました。
それはまるでイチゴそっくりだったのです」
色は違えど、大きさといい、その形といい、イチゴにとても似ていたので、この新種は、ナンキョクイチゴウミシダ(Antarctic strawberry feather sta)と名付けられたのでした。
学名は「Promachocrinus fragarius(プロマチョクリヌス・フラガリウス)」。
ヒトデやウニ、タコノマクラ(ウニの一種)、ナマコなどのウミユリ綱に属するウミシダの一種だそうですが、ナンキョクウミシダという俗称があります。
フラガリウスという言葉は、ラテン語でイチゴの意味であるフラガムからきているんだそうです。
ナンキョクイチゴウミシダは、全長およそ20cmになることもあり、20本の腕(ぶつぶつの突起があったり、羽毛状のものもある)を持っています。
ラウズ氏は、研究者のエミリー・マクラフリン、ネリド・ウィルソンらと共に、この生物についての論文を共同執筆し、先月発表しました。
また、シリ(腕)には末端に小さなツメのようなものがついているらしく、おそらく海底につかまるためのものではないかという話しです。
腕は、写真で見るように、羽毛のようなものが生えている部分で、通常、これらを広げて、移動するのだそうです。
もともとは、ナンキョクウミシダの仲間は、プロマチョクリヌス・ケルゲレンシス(Promachocrinus kerguelensis)という種しかいなかったのだそうです。
しかし、オーストラリアと米国の研究チームが、もっとサンプルを探すために、南極海をトロール網で調査したところ、ナンキョクウミシダのグループに分類されると思われる新種を4種特定しました。
ナンキョクイチゴウミシダは、とくに腕の数の多さが際立っています。
ウミシダの仲間のほとんどは、せいぜい10本なのだということですから、倍あるわけですね。
腕を広げて上向きになり、シリの部分は下に向ける状態が、ウミシダがとる典型的な姿勢です。
今回の発見により、ナンキョクウミシダのグループに8種を追加することができたそうです。
新種の4種に加え、以前見つかっていたもので、当初は独自の種だと考えられていたものを、"復活"させることができたのだということです。
「20本の腕をもつひとつの種から、プロマチョクリヌス属として、20本の腕をもつ6種と10本の腕をもつ2種の計8種が判明したのです」
ナンキョクイチゴウミシダが見つかったのは、水深65メートルから1170メートルの間で、泳ぐときには、別世界のような幻想的な動きをするのだという事らしいです。
新種の発見は、それほど珍しいことではなく、大学のスクリップス海洋研究所では、年間最大10〜15種の命名を行っているということですから、まだまだ海には謎が多いって事ですな。
ま、これもそこまで興味がないですが(笑)
この見た目はさすがにインパクトありますし、ご紹介したわけです。
ま、みなさんも興味ないよね(笑)
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
10月4日の水曜日でございます。
だいぶ朝晩は快適に過ごせるようになってきましたね。
今日もネタにいきましょう。
今日動物ネタなんですが、新種の生き物のお話しです。
なんでも、20本の腕を持つエイリアンのような新種の海洋生物が南極で発見されたそうなんです。
20本の腕…。
エイリアン…。
ま、とにかくその姿から見て貰いましょうか。
こんなんとかこんなんです。
確かにエイリアンっぽい(笑)
色と形状が映画「エイリアン」にでてきたフェイスハガーに似ていますが、腕の数はそれよりも多く20本もあります。
この奇妙で興味深い新種の無脊椎生物は、南極近くの海洋で生物調査をしていた研究者らが発見したものだそうです。
そのエイリアンじみた見た目とはうらはらに、かわいらしい果物にちなんだ名前がつけられたそうなんです。
さあ、何の果物か当ててみましょう。。
米カリフォルニア大学サンディエゴ校の海洋生物学者、グレッグ・ラウズ氏ら研究グループは、この新種の生物を詳しく見るために、ボツボツのある丸い基部から、シリ( cirri:触手に似た小さな糸状の腕)を取り除きました。
「シリ(腕)を取り除いたので、これらがはえていた部分をよく見ることができました。
それはまるでイチゴそっくりだったのです」
色は違えど、大きさといい、その形といい、イチゴにとても似ていたので、この新種は、ナンキョクイチゴウミシダ(Antarctic strawberry feather sta)と名付けられたのでした。
学名は「Promachocrinus fragarius(プロマチョクリヌス・フラガリウス)」。
ヒトデやウニ、タコノマクラ(ウニの一種)、ナマコなどのウミユリ綱に属するウミシダの一種だそうですが、ナンキョクウミシダという俗称があります。
フラガリウスという言葉は、ラテン語でイチゴの意味であるフラガムからきているんだそうです。
ナンキョクイチゴウミシダは、全長およそ20cmになることもあり、20本の腕(ぶつぶつの突起があったり、羽毛状のものもある)を持っています。
ラウズ氏は、研究者のエミリー・マクラフリン、ネリド・ウィルソンらと共に、この生物についての論文を共同執筆し、先月発表しました。
また、シリ(腕)には末端に小さなツメのようなものがついているらしく、おそらく海底につかまるためのものではないかという話しです。
腕は、写真で見るように、羽毛のようなものが生えている部分で、通常、これらを広げて、移動するのだそうです。
もともとは、ナンキョクウミシダの仲間は、プロマチョクリヌス・ケルゲレンシス(Promachocrinus kerguelensis)という種しかいなかったのだそうです。
しかし、オーストラリアと米国の研究チームが、もっとサンプルを探すために、南極海をトロール網で調査したところ、ナンキョクウミシダのグループに分類されると思われる新種を4種特定しました。
ナンキョクイチゴウミシダは、とくに腕の数の多さが際立っています。
ウミシダの仲間のほとんどは、せいぜい10本なのだということですから、倍あるわけですね。
腕を広げて上向きになり、シリの部分は下に向ける状態が、ウミシダがとる典型的な姿勢です。
今回の発見により、ナンキョクウミシダのグループに8種を追加することができたそうです。
新種の4種に加え、以前見つかっていたもので、当初は独自の種だと考えられていたものを、"復活"させることができたのだということです。
「20本の腕をもつひとつの種から、プロマチョクリヌス属として、20本の腕をもつ6種と10本の腕をもつ2種の計8種が判明したのです」
ナンキョクイチゴウミシダが見つかったのは、水深65メートルから1170メートルの間で、泳ぐときには、別世界のような幻想的な動きをするのだという事らしいです。
新種の発見は、それほど珍しいことではなく、大学のスクリップス海洋研究所では、年間最大10〜15種の命名を行っているということですから、まだまだ海には謎が多いって事ですな。
ま、これもそこまで興味がないですが(笑)
この見た目はさすがにインパクトありますし、ご紹介したわけです。
ま、みなさんも興味ないよね(笑)
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院