氷河から…
2023年09月01日 [色々なこと]
お疲れ様です。院長です。
9月1日の金曜日でございます。
ついに9月でございます。
ついにと言っても、昨日とそう何かが急に変わるわけではなく、いつまでもダラダラ暑いですが、そんな暑さによる事件を今日はネタとしてお届けしたいと思います。
なんでも、スイスの氷河が解け、37年前に行方不明となった登山家の遺体が発見されたんだとか…。
長引く気候変動により、世界各地の氷河が融解状態にあるなか、37年前に行方不明となったドイツの登山者の遺体が、スイス、アルプス山脈の氷河から発見されました。
遺体はスイス南部のツェルマット村近くにあるテオドール氷河で発見されました。
ここを歩いていた登山者グループが、解けた氷の中からのぞく登山靴とアイゼンに気づいたことがきっかけだったそうです。
今年7月12日、アルプス山脈のテオドール氷河に沿って歩いていた登山者グループが、登山靴と滑り止めのアイゼンが氷の外に露出しているのに気付き、調べてみたところ遺体が埋まっていたということです。
登山者グループはすぐに警察に連絡し、遺体はスイス南部、ヴァレー州のヴァレー病院の法医学部門に送られました。
DNA分析の結果、この遺体は1986年にこの山で行方不明になった38歳のドイツ人登山者のものであることが確認されたわけです。
当時大掛かりな捜査が行われていたものの、手がかりが得られず、発見には至らなかった遭難だったそうです。
いやぁ…。
温暖化もこういういい影響が出る事があるんですねぇ。
恐らく、このご遺体も氷河が溶けなければ、発見されることはなかったでしょうからね。
とは言え、この氷河の溶解は見過ごすわけにはいかない事になってるんですけどね。
ここ最近、アルプス山脈の氷河は驚くべき速さで解けつつあるんですが、その影響でかつての遭難者たちの発見が相次いでいるそうなんですよ。
氷河はスイスにとってとても大切な水源なんですね。
冬の間氷河に積もった大量の雪が、夏になると解けて川に流れ込み、その下流へと真水を供給してくれるからです。
そんな大切な氷河は今、驚くべき速さで失われつつあるわけです。
原因はもちろん、気候変動による地球温暖化なわけで、スイス氷河監視ネットワーク(GLAMOS)によると、2022年だけで氷が6%も減少したという話しです。
で、こうして解けたアルプス山脈の氷河の下から遺体が発見されたのは今回が初めてではありません。
たとえば2017年、リゾートとして知られるレ・ディアブルレ付近のツァンフルロン氷河で、2体の遺体が発見されました。
調査の結果、1942年に行方不明になった夫婦のものであることが判明しています。
また2022年には、1968年の飛行機墜落事故のものと思われる残骸が発見されたりもしました。
そしてそれは当然ながらアルプス山脈だけに起っているわけではありません。
ヒマラヤ山脈のエベレストでも氷河が解けて、かつて遭難した登山者の遺体が複数あらわになっているんだとか…。
イタリアの雪山では第一次世界大戦の遺物が発見されたりと、氷河の下にはさまざまなものが冷凍保存されて、当時の状態のまま時を刻んでいるようなんですね。
まぁ、こう書くと、歴史的に価値のある発見もあるんでしょうけど、そこはやはり危機感を持たないとねぇ…。
世界各地で著しい被害を起こしている気候変動による温暖化ですが、まだこれといって世界規模の対策がなされてるとは思えませんしね。
この件に関しては、いつも同じ締めになるんですが、やはり世界が一丸となって、かなりの優先事項として協力し合わないとどうにもならない気がしますよね。
ま、ぶっちゃけ、わたくし院長が生きてる間は、夏の気温が上がり続けるって位の影響しか出ないでしょうけど、二世代、三世代先の人々が、まともに暮らせないなんてねぇ…。
世界中の偉い人、そろそろ本気出さないとマズいですよ。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
9月1日の金曜日でございます。
ついに9月でございます。
ついにと言っても、昨日とそう何かが急に変わるわけではなく、いつまでもダラダラ暑いですが、そんな暑さによる事件を今日はネタとしてお届けしたいと思います。
なんでも、スイスの氷河が解け、37年前に行方不明となった登山家の遺体が発見されたんだとか…。
長引く気候変動により、世界各地の氷河が融解状態にあるなか、37年前に行方不明となったドイツの登山者の遺体が、スイス、アルプス山脈の氷河から発見されました。
遺体はスイス南部のツェルマット村近くにあるテオドール氷河で発見されました。
ここを歩いていた登山者グループが、解けた氷の中からのぞく登山靴とアイゼンに気づいたことがきっかけだったそうです。
今年7月12日、アルプス山脈のテオドール氷河に沿って歩いていた登山者グループが、登山靴と滑り止めのアイゼンが氷の外に露出しているのに気付き、調べてみたところ遺体が埋まっていたということです。
登山者グループはすぐに警察に連絡し、遺体はスイス南部、ヴァレー州のヴァレー病院の法医学部門に送られました。
DNA分析の結果、この遺体は1986年にこの山で行方不明になった38歳のドイツ人登山者のものであることが確認されたわけです。
当時大掛かりな捜査が行われていたものの、手がかりが得られず、発見には至らなかった遭難だったそうです。
いやぁ…。
温暖化もこういういい影響が出る事があるんですねぇ。
恐らく、このご遺体も氷河が溶けなければ、発見されることはなかったでしょうからね。
とは言え、この氷河の溶解は見過ごすわけにはいかない事になってるんですけどね。
ここ最近、アルプス山脈の氷河は驚くべき速さで解けつつあるんですが、その影響でかつての遭難者たちの発見が相次いでいるそうなんですよ。
氷河はスイスにとってとても大切な水源なんですね。
冬の間氷河に積もった大量の雪が、夏になると解けて川に流れ込み、その下流へと真水を供給してくれるからです。
そんな大切な氷河は今、驚くべき速さで失われつつあるわけです。
原因はもちろん、気候変動による地球温暖化なわけで、スイス氷河監視ネットワーク(GLAMOS)によると、2022年だけで氷が6%も減少したという話しです。
で、こうして解けたアルプス山脈の氷河の下から遺体が発見されたのは今回が初めてではありません。
たとえば2017年、リゾートとして知られるレ・ディアブルレ付近のツァンフルロン氷河で、2体の遺体が発見されました。
調査の結果、1942年に行方不明になった夫婦のものであることが判明しています。
また2022年には、1968年の飛行機墜落事故のものと思われる残骸が発見されたりもしました。
そしてそれは当然ながらアルプス山脈だけに起っているわけではありません。
ヒマラヤ山脈のエベレストでも氷河が解けて、かつて遭難した登山者の遺体が複数あらわになっているんだとか…。
イタリアの雪山では第一次世界大戦の遺物が発見されたりと、氷河の下にはさまざまなものが冷凍保存されて、当時の状態のまま時を刻んでいるようなんですね。
まぁ、こう書くと、歴史的に価値のある発見もあるんでしょうけど、そこはやはり危機感を持たないとねぇ…。
世界各地で著しい被害を起こしている気候変動による温暖化ですが、まだこれといって世界規模の対策がなされてるとは思えませんしね。
この件に関しては、いつも同じ締めになるんですが、やはり世界が一丸となって、かなりの優先事項として協力し合わないとどうにもならない気がしますよね。
ま、ぶっちゃけ、わたくし院長が生きてる間は、夏の気温が上がり続けるって位の影響しか出ないでしょうけど、二世代、三世代先の人々が、まともに暮らせないなんてねぇ…。
世界中の偉い人、そろそろ本気出さないとマズいですよ。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院