ブタ大豆
2023年08月09日 [動物のこと]
お疲れ様です。院長です。
8月9日の水曜日でございます。
お盆休みが近いって事で、仕事を一区切りさせたい人は、とっても忙しい日々じゃないでしょうか…。
にしても暑い毎日ですし、頑張りすぎるとダメですよ。
とにかく水分をキチンと取らないと、あっという間に熱中症とまではいかなくても、症状は出だしますからね。
この初期症状って、普段感じる気怠さとか集中力の低下とかなんで、意外と「熱中症」と結び付けられないんですよ。
なので対応が遅れてしまう事があるんで、普段からキチンとクセづけましょうね。
では今日もネタにいきましょう。
今日は最近注目されている「代替肉」の究極版とでも言いましょうか、豚の遺伝子を組み込んだ大豆が開発されたんだとか…。
豚肉の代替食品になるかもしれないと期待されてるそうです。
大豆にブタの遺伝子…。
一体、どういう事でしょう。
実験室で作られる培養肉は着実に進歩を遂げているんですが、その一方で価格の高さがネックとされています。
これを解決するために英国の新興企業「Moolec(ムーレック)」社が考案した戦略は、安価な大豆を利用するというものです。
もちろん普通の大豆ではありあません。
分子農業技術で、大豆にはブタの遺伝子が組み込まれており、植物であるというのにブタのタンパク質が豊富に含まれているそうなんです。
なるほど。
そう言う事ですか。
ムーレック(Moolec)社の分子農法技術の詳細は企業秘密だそうですが、「ピギー・ソイ(Piggy Sooy)」には、通常の大豆の遺伝子にブタの遺伝子が組み込まれているそうなんです。
その結果、豆が豚肉になるわけではもちろんありませんが、そのタンパク質の4分の1(正確には26.6%)は、正真正銘ブタのタンパク質なんだとか…。
各タンパク質は、味わい・食感・栄養価など、狙いとする機能性の付加価値を高めるために選ばれたんだそうです。
それを証明するかのように、ピギー・ソイの中は上質なブタ肉を思わせる桜色をしているんだそうです。
ブタの遺伝子入り大豆「ピギー・ソイ」は、従来の農法で育てられます。
そして普通に収穫されると、代替肉などの製品などに使われます。
私たちが普段食べているお肉は、生きていくうえで大切なものなんですが、それにともなう様々な問題があることを忘れるわけにはいきません。
問題視されているのは飼育による環境問題が一番で、二酸化炭素の排出や、使用する肥料や抗生物質などにより、水や土壌の汚染を引き起こすこともあります。
また、動物の命を奪うことに抵抗を感じる人もいますし、世の流れはそういう方向に進んでると思いますよね。
こうした問題を解決するために動物の細胞組織のみを培養して、さまざまな培養肉の研究が進められているわけです。
培養肉だと、殺生する必要はもちろんありませんし、実験室で作れるので環境破壊も少ないと、良い事だらけです。
そしてブタのタンパク質を含むピギー・ソイもまた、ブタの飼育にともなう諸問題の緩和につながるものなんです。
同社の科学技術責任者アミット・ディングラ氏は、「大豆のような重要な商品作物の種子に、大切なタンパク質を発現させるユニークかつ良好かつ特許取得可能なプラットフォームを開発しました」と語っています。
それは作物に動物の遺伝子を組み込むというアプローチの先鞭となるものです。
ちなみに同社ではブタだけなく、牛肉のタンパク質を生産する豆の栽培も計画中だそうです。
ただし、こうした動物タンパク質入りの大豆がいつ一般の消費者に届けられるようになるのか、今のところ未定であるそうです。
まぁ、どういう大豆になるのかは情報が少なすぎて分かりませんが、そこから代替肉を作ると言うのなら、ブタの遺伝子タンパク質が入ってるってのは、いい気がしますよね。
ま、わたくし院長、高タンパクで美味しければ、ブタでも大豆でもなんでもいいですけどね。
この研究も今後に期待しましょう。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
8月9日の水曜日でございます。
お盆休みが近いって事で、仕事を一区切りさせたい人は、とっても忙しい日々じゃないでしょうか…。
にしても暑い毎日ですし、頑張りすぎるとダメですよ。
とにかく水分をキチンと取らないと、あっという間に熱中症とまではいかなくても、症状は出だしますからね。
この初期症状って、普段感じる気怠さとか集中力の低下とかなんで、意外と「熱中症」と結び付けられないんですよ。
なので対応が遅れてしまう事があるんで、普段からキチンとクセづけましょうね。
では今日もネタにいきましょう。
今日は最近注目されている「代替肉」の究極版とでも言いましょうか、豚の遺伝子を組み込んだ大豆が開発されたんだとか…。
豚肉の代替食品になるかもしれないと期待されてるそうです。
大豆にブタの遺伝子…。
一体、どういう事でしょう。
実験室で作られる培養肉は着実に進歩を遂げているんですが、その一方で価格の高さがネックとされています。
これを解決するために英国の新興企業「Moolec(ムーレック)」社が考案した戦略は、安価な大豆を利用するというものです。
もちろん普通の大豆ではありあません。
分子農業技術で、大豆にはブタの遺伝子が組み込まれており、植物であるというのにブタのタンパク質が豊富に含まれているそうなんです。
なるほど。
そう言う事ですか。
ムーレック(Moolec)社の分子農法技術の詳細は企業秘密だそうですが、「ピギー・ソイ(Piggy Sooy)」には、通常の大豆の遺伝子にブタの遺伝子が組み込まれているそうなんです。
その結果、豆が豚肉になるわけではもちろんありませんが、そのタンパク質の4分の1(正確には26.6%)は、正真正銘ブタのタンパク質なんだとか…。
各タンパク質は、味わい・食感・栄養価など、狙いとする機能性の付加価値を高めるために選ばれたんだそうです。
それを証明するかのように、ピギー・ソイの中は上質なブタ肉を思わせる桜色をしているんだそうです。
ブタの遺伝子入り大豆「ピギー・ソイ」は、従来の農法で育てられます。
そして普通に収穫されると、代替肉などの製品などに使われます。
私たちが普段食べているお肉は、生きていくうえで大切なものなんですが、それにともなう様々な問題があることを忘れるわけにはいきません。
問題視されているのは飼育による環境問題が一番で、二酸化炭素の排出や、使用する肥料や抗生物質などにより、水や土壌の汚染を引き起こすこともあります。
また、動物の命を奪うことに抵抗を感じる人もいますし、世の流れはそういう方向に進んでると思いますよね。
こうした問題を解決するために動物の細胞組織のみを培養して、さまざまな培養肉の研究が進められているわけです。
培養肉だと、殺生する必要はもちろんありませんし、実験室で作れるので環境破壊も少ないと、良い事だらけです。
そしてブタのタンパク質を含むピギー・ソイもまた、ブタの飼育にともなう諸問題の緩和につながるものなんです。
同社の科学技術責任者アミット・ディングラ氏は、「大豆のような重要な商品作物の種子に、大切なタンパク質を発現させるユニークかつ良好かつ特許取得可能なプラットフォームを開発しました」と語っています。
それは作物に動物の遺伝子を組み込むというアプローチの先鞭となるものです。
ちなみに同社ではブタだけなく、牛肉のタンパク質を生産する豆の栽培も計画中だそうです。
ただし、こうした動物タンパク質入りの大豆がいつ一般の消費者に届けられるようになるのか、今のところ未定であるそうです。
まぁ、どういう大豆になるのかは情報が少なすぎて分かりませんが、そこから代替肉を作ると言うのなら、ブタの遺伝子タンパク質が入ってるってのは、いい気がしますよね。
ま、わたくし院長、高タンパクで美味しければ、ブタでも大豆でもなんでもいいですけどね。
この研究も今後に期待しましょう。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院