地下水くみ上げ
2023年08月08日 [色々なこと]
お疲れ様です。院長です。
8月8日の火曜日です。
8月8日…。
見るからに暑い日って感じですな(笑)
実際に、2018年の8月8日には、当時の歴代気温1位となる、41.0℃が岐阜県美濃市で観測されてます。
つまり、今くらいが1年で1番暑いって事ですな。
暑いとどうしても水気が欲しくなりますが、今日はそんな水に関するお話しです。
水と言っても地下水なんですが、なんでも、人間が地下水をくみ上げすぎたせいで、地球の地軸が傾いてしまったという研究報告があるそうなんです。
飲み水や産業用の水として、人類は世界各地で地下水をくみ上げていますが、その影響により、地球の地軸が傾いたという事実が判明したそうなんです。
地球は地軸を中心にしてコマのように回転しているわけですが、大量に地下水をくみ上げて別の場所に運んでしまうと、コマにオモリでもつけたかのようにバランスを崩してしまうんだとか…。
最新の研究によると、まさにそれが起きており、1993〜2010年だけでも地軸が東に80cm近く傾いたと考えられるそうです。
地球が自転する軸(地軸)は、常にビシッと固定されているわけではなく、表面や内部の重さが移動することで、ふらふらと揺れ動いているそうなんです。
たとえば地球上の氷河や氷床は今、温暖化の影響で急速に解けていますが、それによる水の移動が地球のバランスを崩し、地軸が変化しただろうことがわかっているそうです。
今回、ソウル国立大学の研究チームは、氷河の融解だけでなく、地下水の移動もまた地球のバランスに影響しているだろうことを明らかにしています。
気候モデルを使ったとある推定によると、人類は1993年から2010年にかけて2150ギガトン(2兆1500億トン)の地下水をくみ上げたとされています。
これは海の水位を6ミリ高くするだけの量なんだそうです。
ですが、実際にそれを確かめることは難しいですので、研究チームは、水が地軸の傾きに与える影響から、この仮説を検証してみることにしました。
まず最初に、解けた氷河や氷床が地軸の傾きに与える影響がシミュレーションで確かめられました。
ところが、これだけでは現在の地軸の傾きを説明できませんでした。
では、ほかに地軸に影響するような水の移動はあるのでしょうか?
それがこれまでにくみ上げられた2150ギガトンの地下水だと考えられるわけです。
そして、その影響まで考慮してシミュレーションしたところ、現在の地球の地軸の傾きとピッタリ一致したそうなんです。
くみ上げられた地下水の影響は年間4.3センチ。
1993〜2010年では80センチ近く、地軸が東へ傾いたと考えられるのだそうです。
この発見について、主執筆者Ki-Weon Seo教授は、地軸が傾く原因を究明できたことは嬉しいとしながらも、「地球の住民として、地下水のくみ上げが海面上昇のもう一つの原因であることに懸念と驚きを感じています」と、プレスリリースで語っています。
なお調査対象期間において、地下水がもっともくみ上げられたのは、北アメリカ西部とインド北西部だったそうです。
じつは地軸に一番影響するのは、こうした中緯度にある地下水なのだとか…。
こうした地域で、地下水を守ることができれば、理論的には地軸を守ることもつながるだろうと考えられます。
ただし、それはずっと長い間、水を守り続ければの話であるそうです。
ちなみに地軸は、自然の状態でも年に数メートルほど移動しているので、地下水のくみ上げによる影響がすぐに実感されることはないとのことです。
ですが地質学的な期間で見るならば、こうした人為的な要因が気候に影響する可能性はあるそうです。
地軸の傾きとか、何が起こるか予測できませんが、良いことではないでしょうねぇ…。
どう考えても、人間が地球を滅ぼす方向に向かわせてるのは間違いないですな。
ま、わたくし院長が生きてるうちは大丈夫でしょうけど…。
その考え方が一番アカンのよね(笑)
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
8月8日の火曜日です。
8月8日…。
見るからに暑い日って感じですな(笑)
実際に、2018年の8月8日には、当時の歴代気温1位となる、41.0℃が岐阜県美濃市で観測されてます。
つまり、今くらいが1年で1番暑いって事ですな。
暑いとどうしても水気が欲しくなりますが、今日はそんな水に関するお話しです。
水と言っても地下水なんですが、なんでも、人間が地下水をくみ上げすぎたせいで、地球の地軸が傾いてしまったという研究報告があるそうなんです。
飲み水や産業用の水として、人類は世界各地で地下水をくみ上げていますが、その影響により、地球の地軸が傾いたという事実が判明したそうなんです。
地球は地軸を中心にしてコマのように回転しているわけですが、大量に地下水をくみ上げて別の場所に運んでしまうと、コマにオモリでもつけたかのようにバランスを崩してしまうんだとか…。
最新の研究によると、まさにそれが起きており、1993〜2010年だけでも地軸が東に80cm近く傾いたと考えられるそうです。
地球が自転する軸(地軸)は、常にビシッと固定されているわけではなく、表面や内部の重さが移動することで、ふらふらと揺れ動いているそうなんです。
たとえば地球上の氷河や氷床は今、温暖化の影響で急速に解けていますが、それによる水の移動が地球のバランスを崩し、地軸が変化しただろうことがわかっているそうです。
今回、ソウル国立大学の研究チームは、氷河の融解だけでなく、地下水の移動もまた地球のバランスに影響しているだろうことを明らかにしています。
気候モデルを使ったとある推定によると、人類は1993年から2010年にかけて2150ギガトン(2兆1500億トン)の地下水をくみ上げたとされています。
これは海の水位を6ミリ高くするだけの量なんだそうです。
ですが、実際にそれを確かめることは難しいですので、研究チームは、水が地軸の傾きに与える影響から、この仮説を検証してみることにしました。
まず最初に、解けた氷河や氷床が地軸の傾きに与える影響がシミュレーションで確かめられました。
ところが、これだけでは現在の地軸の傾きを説明できませんでした。
では、ほかに地軸に影響するような水の移動はあるのでしょうか?
それがこれまでにくみ上げられた2150ギガトンの地下水だと考えられるわけです。
そして、その影響まで考慮してシミュレーションしたところ、現在の地球の地軸の傾きとピッタリ一致したそうなんです。
くみ上げられた地下水の影響は年間4.3センチ。
1993〜2010年では80センチ近く、地軸が東へ傾いたと考えられるのだそうです。
この発見について、主執筆者Ki-Weon Seo教授は、地軸が傾く原因を究明できたことは嬉しいとしながらも、「地球の住民として、地下水のくみ上げが海面上昇のもう一つの原因であることに懸念と驚きを感じています」と、プレスリリースで語っています。
なお調査対象期間において、地下水がもっともくみ上げられたのは、北アメリカ西部とインド北西部だったそうです。
じつは地軸に一番影響するのは、こうした中緯度にある地下水なのだとか…。
こうした地域で、地下水を守ることができれば、理論的には地軸を守ることもつながるだろうと考えられます。
ただし、それはずっと長い間、水を守り続ければの話であるそうです。
ちなみに地軸は、自然の状態でも年に数メートルほど移動しているので、地下水のくみ上げによる影響がすぐに実感されることはないとのことです。
ですが地質学的な期間で見るならば、こうした人為的な要因が気候に影響する可能性はあるそうです。
地軸の傾きとか、何が起こるか予測できませんが、良いことではないでしょうねぇ…。
どう考えても、人間が地球を滅ぼす方向に向かわせてるのは間違いないですな。
ま、わたくし院長が生きてるうちは大丈夫でしょうけど…。
その考え方が一番アカンのよね(笑)
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院