(336)サンデーイルネス(仮)チックについて
2023年08月06日 [からだのこと]
お疲れ様です。院長です。
8月6日のサンデーイルネスでございます。
8月最初のイルネス辞典です。
ついに8月がやってまいりました。
そりゃ、ほっといてもくるわって話ですが、いよいよ真夏ですな。
7月でも十分すぎるくらい暑かったですが、8月はそれを上回ることでしょう。
今年は、ついに最高気温更新なんてことも起るかもしれませんねぇ…。
たしか42℃くらいが最高気温だったと記憶してるんで、今年の目標は43℃越えですな(笑)
もうここまでくると、それこそ不要不急の外出は避けましょうってレベルでしょ。
間違っても、直射日光の下になんかいれませんよね。
熱中症対策の一番は、室内にいるって事ですから、まずは出来るだけ外出を減らしましょう。
一昔前だと、朝晩はまだ涼しい時間帯もあったんですが、この頃は朝も6時から暑いしね。
夜も結局、深夜まで暑いし…。
ですが、陽があるかないかで全然違うので、どうしてもの外出はやはり陽が落ちてからの方が無難ですな。
まぁ、仕事の場合、そうも言うてられませんけどねぇ。
この時期、外でお仕事してる方とか、ホントに大変でしょう。
とにかく熱中症だけは注意して下さいね。
水分補給、ミネラル補給は当たり前ですが、食欲も落ちてきますからそこも重要です。
シッカリ食べてこれからの猛暑を乗り切りましょうね。
まぁ、あと2ヶ月くらいかねぇ…。
この頃は9月でも暑いですしね。
てことで、今日も本題に入りましょう。
今日のイルネス辞典は、「チック」について解説していきたいと思います。
まずはどんな病気かと言いますと、チックは、体の一部あるいは全身が不随意(ふずいい)に瞬間的に動いてしまう病気です。
てんかんなどと違い、意識を失うことはありません。
瞬間的に声が出てしまうこともあります。
チックは、一過性チック、慢性チックとトゥーレット症候群の3つに分類されます。
チックが1年以内に治まってしまうものを一過性チック、1年以上続くものを慢性チックといいます。
体のチックに加えて声の出てしまう音声チックが1年以上続くものをトゥーレット症候群と呼びます。
初発年齢は7〜9歳です。
では原因は何かと言う事ですが、原因は不明です。
脳波やCT、血液検査ではまったく異常はありません。
トゥーレット症候群には親子や兄弟でともになることがあり、遺伝が関係している場合もあります。
症状の現れ方としては、多くは目をぱちぱちさせる、口をゆがめる、首をふるといった小さな運動ですが、ジャンプしたり、体全体を揺り動かすような大きな動きのこともあります。
また咳払いや舌打ちがチックの症状である場合もあります。
声が出る場合には、単純な声を出す場合もありますが、汚言症(おげんしょう)といって汚い言葉が出てしまうことがあります。
チックの症状は、本人の意思に関わりなく(不随意に)現れます。
精神的緊張があると起こりやすく、また、ある程度起こらないようにコントロールできる場合もあります。
チックはそれ自体に苦痛はありませんが、人の前で起こると社会的に不都合な場合が多く、そうしたことが本人にとって大きな精神的苦痛になりえます。
トゥーレット症候群では、身体的なチックに加えて、汚言症などの音声チックが起こりやすく、社会生活上大きな支障になります。
また、注意欠如多動性(ちゅういけっじょたどうせい)障害や強迫性(きょうはくせい)障害などをいっしょにもつことが多く、社会適応が困難になることがしばしばあります。
では治療の方法ですが、ある程度は、気持ちをコントロールすることでチックを減らすことができることがあります。
まわりから注意すると精神的緊張のためにかえってチックが多くなります。
向精神薬(ハロペリドール、リスペリドン、ピモジド)の服用で症状を軽快させることができます。
いかがでしたか。
では次回のイルネス辞典をお楽しみに〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
8月6日のサンデーイルネスでございます。
8月最初のイルネス辞典です。
ついに8月がやってまいりました。
そりゃ、ほっといてもくるわって話ですが、いよいよ真夏ですな。
7月でも十分すぎるくらい暑かったですが、8月はそれを上回ることでしょう。
今年は、ついに最高気温更新なんてことも起るかもしれませんねぇ…。
たしか42℃くらいが最高気温だったと記憶してるんで、今年の目標は43℃越えですな(笑)
もうここまでくると、それこそ不要不急の外出は避けましょうってレベルでしょ。
間違っても、直射日光の下になんかいれませんよね。
熱中症対策の一番は、室内にいるって事ですから、まずは出来るだけ外出を減らしましょう。
一昔前だと、朝晩はまだ涼しい時間帯もあったんですが、この頃は朝も6時から暑いしね。
夜も結局、深夜まで暑いし…。
ですが、陽があるかないかで全然違うので、どうしてもの外出はやはり陽が落ちてからの方が無難ですな。
まぁ、仕事の場合、そうも言うてられませんけどねぇ。
この時期、外でお仕事してる方とか、ホントに大変でしょう。
とにかく熱中症だけは注意して下さいね。
水分補給、ミネラル補給は当たり前ですが、食欲も落ちてきますからそこも重要です。
シッカリ食べてこれからの猛暑を乗り切りましょうね。
まぁ、あと2ヶ月くらいかねぇ…。
この頃は9月でも暑いですしね。
てことで、今日も本題に入りましょう。
今日のイルネス辞典は、「チック」について解説していきたいと思います。
まずはどんな病気かと言いますと、チックは、体の一部あるいは全身が不随意(ふずいい)に瞬間的に動いてしまう病気です。
てんかんなどと違い、意識を失うことはありません。
瞬間的に声が出てしまうこともあります。
チックは、一過性チック、慢性チックとトゥーレット症候群の3つに分類されます。
チックが1年以内に治まってしまうものを一過性チック、1年以上続くものを慢性チックといいます。
体のチックに加えて声の出てしまう音声チックが1年以上続くものをトゥーレット症候群と呼びます。
初発年齢は7〜9歳です。
では原因は何かと言う事ですが、原因は不明です。
脳波やCT、血液検査ではまったく異常はありません。
トゥーレット症候群には親子や兄弟でともになることがあり、遺伝が関係している場合もあります。
症状の現れ方としては、多くは目をぱちぱちさせる、口をゆがめる、首をふるといった小さな運動ですが、ジャンプしたり、体全体を揺り動かすような大きな動きのこともあります。
また咳払いや舌打ちがチックの症状である場合もあります。
声が出る場合には、単純な声を出す場合もありますが、汚言症(おげんしょう)といって汚い言葉が出てしまうことがあります。
チックの症状は、本人の意思に関わりなく(不随意に)現れます。
精神的緊張があると起こりやすく、また、ある程度起こらないようにコントロールできる場合もあります。
チックはそれ自体に苦痛はありませんが、人の前で起こると社会的に不都合な場合が多く、そうしたことが本人にとって大きな精神的苦痛になりえます。
トゥーレット症候群では、身体的なチックに加えて、汚言症などの音声チックが起こりやすく、社会生活上大きな支障になります。
また、注意欠如多動性(ちゅういけっじょたどうせい)障害や強迫性(きょうはくせい)障害などをいっしょにもつことが多く、社会適応が困難になることがしばしばあります。
では治療の方法ですが、ある程度は、気持ちをコントロールすることでチックを減らすことができることがあります。
まわりから注意すると精神的緊張のためにかえってチックが多くなります。
向精神薬(ハロペリドール、リスペリドン、ピモジド)の服用で症状を軽快させることができます。
いかがでしたか。
では次回のイルネス辞典をお楽しみに〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院