フィンランドのスピード違反
2023年08月04日 [色々なこと]
お疲れ様です。院長です。
8月4日の金曜日でございます。
暑いですなぁ…。
来週はもうお盆休みって事ですから、海水浴にいくなら、今週末辺りがピークなのかもしれませんね。
ま、わたくし院長は行きませんが(笑)
では今日もネタにいきましょう。
今日のネタはフィンランドのちょっと風変わりなお話しでございます。
なんでもフィンランドでは、スピード違反等の罰金が所得に応じて変わるそうなんです。
で、スピード違反をした実業家の男性が、日本円にして1800万円越えという信じられない罰金を科せられたんだとか…。
1800万円越えって(笑)
家買えますやん。
ちなみに日本の場合、スピード違反の反則金は超過速度に応じて課せられるんですが、フィンランドでは所得なんですねぇ。
つまり、高所得者のドライバーが制限速度を超過するほど、科せられる罰金額が高くなるというシステムなんですよ。
これって公平なのか不公平なのか…。
微妙なトコですねぇ。
まぁ、変は話ですが、警察なんかにとっ捕まっちゃって、拘留中によくある「保釈」ってあれ、保釈金を払いますよね。
あれもその人の財政に合わせての金額ですし、一応、没収されたらその人が困る金額設定なんだそうですし、それに近いものがあるんでしょうか。
この保釈金、日本の最高額といわれてるのが、なんと20億円。
どんだけ金持ちやねんって話ですな(笑)
で、話を戻して、このスピード違反の人ですが、フィンランドのオーランド島出身の実業家アンデシュ・ヴィクロフさん(76歳)と言いまして、物流、不動産、貿易のビジネスを含むビジネス帝国「ヴィクロフ・ホールディング」の会長で、億万長者なんだそうです。
同国で最も裕福な男性の一人にランク付けされているそうです。
オーランド島の首都マリエハムンに向かって運転していたヴィクロフさんは、時速50キロ圏内を時速約82キロで走行していたようで、警察に捕まっちゃいました。
科せられたスピード違反の罰金額は、121,000ユーロ(約1820万円)で、10日間の運転免許停止処分も言い渡されたそうです。
ヴィクロフさんは、地元メディアに対し「制限速度を超えていることに気づき、速度を落とそうとしたが、十分に速度を落とすことができなかった。非常に残念だ」と語ったそうです。
50キロ制限の道を82キロで走ったって事は、32キロオーバーです。
ちなみに日本だと、32キロオーバーだと「35km/h以上40km/h未満」に該当しますから、6ヵ月以下の懲役、または10万円以下の罰金てことになってます。
まぁ、よほど悪質でない限り、スピード違反だけで懲役ってことはないでしょうし、おそらく10万円に近い罰金が課せられるでしょう。
ちなみに、ヴィクロフさんにスピード違反の罰金が科せられたのはこれが初めてではないそうです。
彼は、2018年に6万3,000ユーロ(現在のレートで約960万円)の罰金を言い渡され、2013年には9万5,000ユーロ(現在のレートで約1430万円)の罰金を課せられているそうです。
こたえてませんがな(笑)
今回と合わせて、過去10年間スピード違反で徴収された罰金は、総額27万9,000ユーロ(約4200万円)にものぼるそうですから、もはや本人は気にもしてないのかもしれませんな。
フィンランドでは、このように所得に基づく「デイ・ファイン」システムが導入されており、個人の所得が罰金の額に反映されます。
この制度は1921年に導入されたもので、ノルディック諸国で最初に導入され、その後、いくつかのヨーロッパの国々でも採用されてるそうです。
さらに、フィンランドの「デイ・ファイン」システムでは、多くの違反があるほど、「デイ・ファイン」の額が増えるそうです。
欧州交通安全監視局によると、フィンランドでは他のヨーロッパ諸国と比べて、スピード違反や飲酒運転に対する厳しい法律を「より支持している」ということらしいです。
フィンランドでは、他にも、元ノキアの社長であるアンシ・ヴァンジョッキ氏がバイクでスピード違反をしたため1750万円の罰金を受け、フィンランドの実業家であるレミア・クイスラ氏が時速50マイルの区間で時速64マイルで運転したため810万円の罰金を受けたんだそうです。
ですが、彼ら富裕層たちは、高額な罰金を科せられることについて容認しており、「罰金が積極的にフィンランドの医療費の資金として使われることを期待している」と話しているそうですから、反省せいっちゅう話ですよね(笑)
まぁ、良いか悪いかは分かりませんが、こういうシステムの国もあるんだよってお話しでした。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
8月4日の金曜日でございます。
暑いですなぁ…。
来週はもうお盆休みって事ですから、海水浴にいくなら、今週末辺りがピークなのかもしれませんね。
ま、わたくし院長は行きませんが(笑)
では今日もネタにいきましょう。
今日のネタはフィンランドのちょっと風変わりなお話しでございます。
なんでもフィンランドでは、スピード違反等の罰金が所得に応じて変わるそうなんです。
で、スピード違反をした実業家の男性が、日本円にして1800万円越えという信じられない罰金を科せられたんだとか…。
1800万円越えって(笑)
家買えますやん。
ちなみに日本の場合、スピード違反の反則金は超過速度に応じて課せられるんですが、フィンランドでは所得なんですねぇ。
つまり、高所得者のドライバーが制限速度を超過するほど、科せられる罰金額が高くなるというシステムなんですよ。
これって公平なのか不公平なのか…。
微妙なトコですねぇ。
まぁ、変は話ですが、警察なんかにとっ捕まっちゃって、拘留中によくある「保釈」ってあれ、保釈金を払いますよね。
あれもその人の財政に合わせての金額ですし、一応、没収されたらその人が困る金額設定なんだそうですし、それに近いものがあるんでしょうか。
この保釈金、日本の最高額といわれてるのが、なんと20億円。
どんだけ金持ちやねんって話ですな(笑)
で、話を戻して、このスピード違反の人ですが、フィンランドのオーランド島出身の実業家アンデシュ・ヴィクロフさん(76歳)と言いまして、物流、不動産、貿易のビジネスを含むビジネス帝国「ヴィクロフ・ホールディング」の会長で、億万長者なんだそうです。
同国で最も裕福な男性の一人にランク付けされているそうです。
オーランド島の首都マリエハムンに向かって運転していたヴィクロフさんは、時速50キロ圏内を時速約82キロで走行していたようで、警察に捕まっちゃいました。
科せられたスピード違反の罰金額は、121,000ユーロ(約1820万円)で、10日間の運転免許停止処分も言い渡されたそうです。
ヴィクロフさんは、地元メディアに対し「制限速度を超えていることに気づき、速度を落とそうとしたが、十分に速度を落とすことができなかった。非常に残念だ」と語ったそうです。
50キロ制限の道を82キロで走ったって事は、32キロオーバーです。
ちなみに日本だと、32キロオーバーだと「35km/h以上40km/h未満」に該当しますから、6ヵ月以下の懲役、または10万円以下の罰金てことになってます。
まぁ、よほど悪質でない限り、スピード違反だけで懲役ってことはないでしょうし、おそらく10万円に近い罰金が課せられるでしょう。
ちなみに、ヴィクロフさんにスピード違反の罰金が科せられたのはこれが初めてではないそうです。
彼は、2018年に6万3,000ユーロ(現在のレートで約960万円)の罰金を言い渡され、2013年には9万5,000ユーロ(現在のレートで約1430万円)の罰金を課せられているそうです。
こたえてませんがな(笑)
今回と合わせて、過去10年間スピード違反で徴収された罰金は、総額27万9,000ユーロ(約4200万円)にものぼるそうですから、もはや本人は気にもしてないのかもしれませんな。
フィンランドでは、このように所得に基づく「デイ・ファイン」システムが導入されており、個人の所得が罰金の額に反映されます。
この制度は1921年に導入されたもので、ノルディック諸国で最初に導入され、その後、いくつかのヨーロッパの国々でも採用されてるそうです。
さらに、フィンランドの「デイ・ファイン」システムでは、多くの違反があるほど、「デイ・ファイン」の額が増えるそうです。
欧州交通安全監視局によると、フィンランドでは他のヨーロッパ諸国と比べて、スピード違反や飲酒運転に対する厳しい法律を「より支持している」ということらしいです。
フィンランドでは、他にも、元ノキアの社長であるアンシ・ヴァンジョッキ氏がバイクでスピード違反をしたため1750万円の罰金を受け、フィンランドの実業家であるレミア・クイスラ氏が時速50マイルの区間で時速64マイルで運転したため810万円の罰金を受けたんだそうです。
ですが、彼ら富裕層たちは、高額な罰金を科せられることについて容認しており、「罰金が積極的にフィンランドの医療費の資金として使われることを期待している」と話しているそうですから、反省せいっちゅう話ですよね(笑)
まぁ、良いか悪いかは分かりませんが、こういうシステムの国もあるんだよってお話しでした。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院