タイタニック号
2023年07月25日 [色々なこと]
お疲れ様です。院長です。
7月25日の火曜日でございます。
つい先だって、沈没したタイタニック号を観光する潜水艇の事故のニュースがありました。
実はこのネタ、ちょうどそのころにニュースとして見つけたんですが、ちょっとタイミングが悪いかなと、後回しにしてたやつなんです。
1912年4月に、北大西洋の海底に沈没したイギリスの豪華客船「タイタニック号」。
その沈没の謎は、いまだ正確には解明されていません。
ですが、111年の年月を経た今、初の実物大3Dスキャンが作成されました。
深海マッピングを使用して作成されたフルサイズのデジタルスキャンは、水を抜いた状態のタイタニック号を鮮明に見ることができます。
今後の調査において、世界で最も有名な難破船の謎を解明する手がかりになることが大きく期待されているそうです。
イギリス・サウサンプトンからアメリカのニューヨークへの処女航海中だったタイタニック号は、1912年4月24日に北大西洋上で氷山に座礁して海底に沈没し、乗船していた船員と乗客1,500人以上が死亡したと伝えられています。
1985年に難破船が発見されて以来、多くの専門家が広範囲にわたり調査をしてきました。
しかし、船があまりにも巨大なため、深海の暗闇の中でカメラによって撮影しようとしても、朽ち果てた船の魅惑的なスナップショットになるだけで、その全体を映すことは不可能だったそうなんです。
去年、ある調査チームは船の高画質映像を公開し注目を集めましたが、今回、別の調査チームは初めての実物大3Dスキャンを作成しました。
この新しいスキャンで、難破船の全体像が捉えられ全貌が明らかになりました。
大西洋の深さ3,800メートルに沈むタイタニック号は、深海マッピングを使用して作成されていて、まるで水を抜いたかのように見えます。
ちなみにこんな感じの画像です。
@
A
B
かなり鮮明ですなぁ…。
この3Dスキャンは、深海マッピング作成会社マゼラン社と、このプロジェクトに関するドキュメンタリーを制作しているアトランティック・プロダクションズによって、2022年夏に実施されました。
専門船のチームによって遠隔操作された潜水艇が、沈没船の長さと幅の調査に200時間以上を費やし、あらゆる角度から70万枚以上の画像を撮影して、正確な3D再構成を作成しました。
この遠征計画の主導者でマゼラン社のゲルハルト・ザイフェルト氏は、「今までで最大の水中スキャンプロジェクト」だと述べています。
現場には、潮流もありますし、深さ約4,000メートルでの調査は困難を伴うものでした。
チームは、沈没船に損傷を与えないよう、触れることを一切禁じられていたそうなんで、かなり時間のかかる作業となったようです。
さらに1平方センチメートルごとにマッピングしなければならず、想像しただけでも大変な作業ですな。
実物大というサイズ以外に、チーム一同が苦戦して撮影した画像スキャンには、プロペラのシリアル番号といった非常に細かな詳細も表示されています。
船首と船尾は約800 メートル離れ、2つの部分に分かれています。
壊れた船の周囲には、巨大な瓦礫が広がっています。
現在、船首は錆びた鍾乳石で覆われていますが、沈没してから111年経った今でも、すぐにそれと認識できるようです。
頂上にはボートのデッキがあり、ぽっかりと空いた穴から、かつて大階段があった場所の空洞を垣間見ることができます。
ですが、船尾は船が海底に突き刺さった際に、崩壊していて金属がむき出しになってめちゃくちゃな状態になっているそうです。
また、周囲の瓦礫地帯には、船の装飾的な金属細工、彫像、未開封のシャンパンボトルなどの物品が散乱しているそうです。
堆積物の上には、数十足の靴を含む個人所有物もあるようです。
タイタニック号を長年研究してきたパークス・スティーブンソン氏は、最初にスキャン画像を見たとき「衝撃を受けた」と語っています。
潜水艇からは決して見ることのできない沈没船の全体像を見ることができるということは、状況や視点を全体的に見ることができます。
同氏は、このスキャン画像を研究することで、1912年の運命の夜にタイタニック号に何が起こったのかについて、新たな洞察が得られる可能性があると述べました。
実のところ、氷山との衝突について詳細は分かっていません。
これまで上映された映画で示されているように、氷山に船の右舷側が衝突したかどうかさえも分からないといいます。
ですが、船尾を研究すれば、船が海底に衝突した仕組みが明らかになる可能性があるでしょう。
現在、沈没したままの難破船は、海水や微生物によって損害を受け、部品は崩壊しつつあるため、歴史家はこの海難事故を完全に理解するには、時間があまりないと口にしています。
ですが、今回のスキャンにより、沈没船の細部まで精査できるようになります。
タイタニック号の沈没の秘密が解明される日は、もしかしたらもうすぐそこまで来ているかもしれません。
いやぁ、夢があるねぇ…。
これだけ有名な沈没船ですから、全容が分かればまた新しい映画が出来るかもね。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
7月25日の火曜日でございます。
つい先だって、沈没したタイタニック号を観光する潜水艇の事故のニュースがありました。
実はこのネタ、ちょうどそのころにニュースとして見つけたんですが、ちょっとタイミングが悪いかなと、後回しにしてたやつなんです。
1912年4月に、北大西洋の海底に沈没したイギリスの豪華客船「タイタニック号」。
その沈没の謎は、いまだ正確には解明されていません。
ですが、111年の年月を経た今、初の実物大3Dスキャンが作成されました。
深海マッピングを使用して作成されたフルサイズのデジタルスキャンは、水を抜いた状態のタイタニック号を鮮明に見ることができます。
今後の調査において、世界で最も有名な難破船の謎を解明する手がかりになることが大きく期待されているそうです。
イギリス・サウサンプトンからアメリカのニューヨークへの処女航海中だったタイタニック号は、1912年4月24日に北大西洋上で氷山に座礁して海底に沈没し、乗船していた船員と乗客1,500人以上が死亡したと伝えられています。
1985年に難破船が発見されて以来、多くの専門家が広範囲にわたり調査をしてきました。
しかし、船があまりにも巨大なため、深海の暗闇の中でカメラによって撮影しようとしても、朽ち果てた船の魅惑的なスナップショットになるだけで、その全体を映すことは不可能だったそうなんです。
去年、ある調査チームは船の高画質映像を公開し注目を集めましたが、今回、別の調査チームは初めての実物大3Dスキャンを作成しました。
この新しいスキャンで、難破船の全体像が捉えられ全貌が明らかになりました。
大西洋の深さ3,800メートルに沈むタイタニック号は、深海マッピングを使用して作成されていて、まるで水を抜いたかのように見えます。
ちなみにこんな感じの画像です。
@
A
B
かなり鮮明ですなぁ…。
この3Dスキャンは、深海マッピング作成会社マゼラン社と、このプロジェクトに関するドキュメンタリーを制作しているアトランティック・プロダクションズによって、2022年夏に実施されました。
専門船のチームによって遠隔操作された潜水艇が、沈没船の長さと幅の調査に200時間以上を費やし、あらゆる角度から70万枚以上の画像を撮影して、正確な3D再構成を作成しました。
この遠征計画の主導者でマゼラン社のゲルハルト・ザイフェルト氏は、「今までで最大の水中スキャンプロジェクト」だと述べています。
現場には、潮流もありますし、深さ約4,000メートルでの調査は困難を伴うものでした。
チームは、沈没船に損傷を与えないよう、触れることを一切禁じられていたそうなんで、かなり時間のかかる作業となったようです。
さらに1平方センチメートルごとにマッピングしなければならず、想像しただけでも大変な作業ですな。
実物大というサイズ以外に、チーム一同が苦戦して撮影した画像スキャンには、プロペラのシリアル番号といった非常に細かな詳細も表示されています。
船首と船尾は約800 メートル離れ、2つの部分に分かれています。
壊れた船の周囲には、巨大な瓦礫が広がっています。
現在、船首は錆びた鍾乳石で覆われていますが、沈没してから111年経った今でも、すぐにそれと認識できるようです。
頂上にはボートのデッキがあり、ぽっかりと空いた穴から、かつて大階段があった場所の空洞を垣間見ることができます。
ですが、船尾は船が海底に突き刺さった際に、崩壊していて金属がむき出しになってめちゃくちゃな状態になっているそうです。
また、周囲の瓦礫地帯には、船の装飾的な金属細工、彫像、未開封のシャンパンボトルなどの物品が散乱しているそうです。
堆積物の上には、数十足の靴を含む個人所有物もあるようです。
タイタニック号を長年研究してきたパークス・スティーブンソン氏は、最初にスキャン画像を見たとき「衝撃を受けた」と語っています。
潜水艇からは決して見ることのできない沈没船の全体像を見ることができるということは、状況や視点を全体的に見ることができます。
同氏は、このスキャン画像を研究することで、1912年の運命の夜にタイタニック号に何が起こったのかについて、新たな洞察が得られる可能性があると述べました。
実のところ、氷山との衝突について詳細は分かっていません。
これまで上映された映画で示されているように、氷山に船の右舷側が衝突したかどうかさえも分からないといいます。
ですが、船尾を研究すれば、船が海底に衝突した仕組みが明らかになる可能性があるでしょう。
現在、沈没したままの難破船は、海水や微生物によって損害を受け、部品は崩壊しつつあるため、歴史家はこの海難事故を完全に理解するには、時間があまりないと口にしています。
ですが、今回のスキャンにより、沈没船の細部まで精査できるようになります。
タイタニック号の沈没の秘密が解明される日は、もしかしたらもうすぐそこまで来ているかもしれません。
いやぁ、夢があるねぇ…。
これだけ有名な沈没船ですから、全容が分かればまた新しい映画が出来るかもね。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院