宇宙太陽光発電装置
2023年07月20日 [色々なこと]
お疲れ様です。院長です。
7月20日の木曜日でございます。
7月も後半戦に突入ですな。
まぁ、ここからが本当の暑さとの戦いです。
もう戦いたくない(笑)
やはり、夏の暑さが尋常じゃなくなってますねぇ…。
昔はもう少し、夕涼みとか出来た気がしますが、最近は朝から晩までずっと暑いやん。
耐えるしかないんで耐えますけどねぇ。
てことで、今日もネタにいきましょう。
今日は壮大なお話しで、宇宙で作られた太陽光発電エネルギーを地球に無線送電することに初めて成功したんだそうです。
ま、これだけ聞いても、ん?って感じでしょうし、詳しく見ていきましょう。
アメリカの研究者が宇宙で太陽光を利用して発電した電気を、地球に無線(ワイヤレス)送電することに初めて成功したそうなんです。
太陽光発電は持続可能な再生可能エネルギーですが、夜には発電できないのが弱点とされています。
ですが宇宙でならば昼夜を問わずにほぼいつでもOKなんですね。
問題はその電気をどうやって地上に送るのかということだったんですが、そこで登場するのが、今回カリフォルニア工科大学の研究チームが成功した「無線送受電技術」なんだそうです。
これは、「マイクロ波の干渉」を利用したSF的な送受電技術で、電線などを1本も使わずに地上に電気を送ることができるんだそうです。
この実験は、今年1月に打ち上げられた人工衛星「宇宙太陽光発電実証機SSPD-1」を利用して行われました。
SSPD-1は、宇宙に存在する太陽光エネルギーを利用し、それを地球へ送ることを目指しており、2枚のソーラーパネルを翼のように生やしており、それで発電することができます。
そして、その電気を無線(ワイヤレス)送電するんですが、今回の主役となるデバイスは「MAPLE(Microwave Array for Power-transfer Low-orbit Experiment)」と言うものらしいです。
MAPLEは電気を一度マイクロ波に変換してから、その干渉を利用して遠く離れたところにエネルギーを送信するそうなんです。
非常に分かりにくいですが、ちょっと静かな水面を思い浮かべていただいて、あなたが両手で同時に水面に触れたとすると、2つの波紋が広がり、互いにぶつかり合うことになります。
このとき波が正反対のタイミング…、つまり片方の波が盛り上がり(山)、もう片方が下がっている(谷)タイミングでぶつかると、互いに打ち消しあって弱くなる相殺的干渉という現象が起こります。
一方、まったく同じタイミング、どちらも山(あるいは谷)でぶつかると、波が増幅されて強くなり、これを建設的干渉と言うそうです。
この性質をうまく利用すると、波のエネルギーはまったく失われないままに、そのエネルギーに指向性を与えることができるんだとか…。
MAPLEの場合、2つの波ではなく、32個の送信機でマイクロ波をいくつも重ねて、送りたい方向とタイミングでそのエネルギーを送信するそうなんです。
このマイクロ波を受信機で受け取り、再び電気に変換すると…。
これがワイヤレス送受電技術の基本的な仕組みだそうです。
ま、技術的な事は理解できなくて当然です。
へーそうなんやって感じで読み進めましょう(笑)
今回の実験では、まず送信機から30センチ離れたところに設置された受信機に無線送電を試し、見事にLEDを点灯させることに成功しました。
その後さらに宇宙から無線送電して、大学キャンパス内の建物屋上に設置した受信機でキャッチすることにも成功したそうです。
MAPLE開発チームの中心人物アリ・ハジミリ教授はこの成功を受けて、「インターネットが情報へのアクセスを民主化したように、無線送電が電気へのアクセスを民主化するよう期待しています」とプレスリリースで語っています。
「この電力を受け取るために、地上の電線は要りません。
つまり人里離れた地域、あるいは戦争や自然災害で荒廃した地域などにも電気を送れるのです。」
ちなみにこうした無線送受電技術は日本も実用化を目指しており、官民連携で2025年に試験な導入が計画されているそうなんです。
宇宙での太陽光発電は、設備の打ち上げコストこそかかるものの、太陽光パネルの稼働率が圧倒的に優れているため(地上14〜15%に対して、宇宙90%以上)、十分採算が取れるのだとか…。
宇宙から電気を送るなどSF映画のような技術ですが、もはや現実になりそうな勢いです。
まあ、電気代もジャカジャカ値上がりしてますし、どんなスゴイ技術でもとりあえず庶民は電気代を下げてくれとねがっているでしょう。
なんとか、早いトコ完成させて、電気代を下げて下さい。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
7月20日の木曜日でございます。
7月も後半戦に突入ですな。
まぁ、ここからが本当の暑さとの戦いです。
もう戦いたくない(笑)
やはり、夏の暑さが尋常じゃなくなってますねぇ…。
昔はもう少し、夕涼みとか出来た気がしますが、最近は朝から晩までずっと暑いやん。
耐えるしかないんで耐えますけどねぇ。
てことで、今日もネタにいきましょう。
今日は壮大なお話しで、宇宙で作られた太陽光発電エネルギーを地球に無線送電することに初めて成功したんだそうです。
ま、これだけ聞いても、ん?って感じでしょうし、詳しく見ていきましょう。
アメリカの研究者が宇宙で太陽光を利用して発電した電気を、地球に無線(ワイヤレス)送電することに初めて成功したそうなんです。
太陽光発電は持続可能な再生可能エネルギーですが、夜には発電できないのが弱点とされています。
ですが宇宙でならば昼夜を問わずにほぼいつでもOKなんですね。
問題はその電気をどうやって地上に送るのかということだったんですが、そこで登場するのが、今回カリフォルニア工科大学の研究チームが成功した「無線送受電技術」なんだそうです。
これは、「マイクロ波の干渉」を利用したSF的な送受電技術で、電線などを1本も使わずに地上に電気を送ることができるんだそうです。
この実験は、今年1月に打ち上げられた人工衛星「宇宙太陽光発電実証機SSPD-1」を利用して行われました。
SSPD-1は、宇宙に存在する太陽光エネルギーを利用し、それを地球へ送ることを目指しており、2枚のソーラーパネルを翼のように生やしており、それで発電することができます。
そして、その電気を無線(ワイヤレス)送電するんですが、今回の主役となるデバイスは「MAPLE(Microwave Array for Power-transfer Low-orbit Experiment)」と言うものらしいです。
MAPLEは電気を一度マイクロ波に変換してから、その干渉を利用して遠く離れたところにエネルギーを送信するそうなんです。
非常に分かりにくいですが、ちょっと静かな水面を思い浮かべていただいて、あなたが両手で同時に水面に触れたとすると、2つの波紋が広がり、互いにぶつかり合うことになります。
このとき波が正反対のタイミング…、つまり片方の波が盛り上がり(山)、もう片方が下がっている(谷)タイミングでぶつかると、互いに打ち消しあって弱くなる相殺的干渉という現象が起こります。
一方、まったく同じタイミング、どちらも山(あるいは谷)でぶつかると、波が増幅されて強くなり、これを建設的干渉と言うそうです。
この性質をうまく利用すると、波のエネルギーはまったく失われないままに、そのエネルギーに指向性を与えることができるんだとか…。
MAPLEの場合、2つの波ではなく、32個の送信機でマイクロ波をいくつも重ねて、送りたい方向とタイミングでそのエネルギーを送信するそうなんです。
このマイクロ波を受信機で受け取り、再び電気に変換すると…。
これがワイヤレス送受電技術の基本的な仕組みだそうです。
ま、技術的な事は理解できなくて当然です。
へーそうなんやって感じで読み進めましょう(笑)
今回の実験では、まず送信機から30センチ離れたところに設置された受信機に無線送電を試し、見事にLEDを点灯させることに成功しました。
その後さらに宇宙から無線送電して、大学キャンパス内の建物屋上に設置した受信機でキャッチすることにも成功したそうです。
MAPLE開発チームの中心人物アリ・ハジミリ教授はこの成功を受けて、「インターネットが情報へのアクセスを民主化したように、無線送電が電気へのアクセスを民主化するよう期待しています」とプレスリリースで語っています。
「この電力を受け取るために、地上の電線は要りません。
つまり人里離れた地域、あるいは戦争や自然災害で荒廃した地域などにも電気を送れるのです。」
ちなみにこうした無線送受電技術は日本も実用化を目指しており、官民連携で2025年に試験な導入が計画されているそうなんです。
宇宙での太陽光発電は、設備の打ち上げコストこそかかるものの、太陽光パネルの稼働率が圧倒的に優れているため(地上14〜15%に対して、宇宙90%以上)、十分採算が取れるのだとか…。
宇宙から電気を送るなどSF映画のような技術ですが、もはや現実になりそうな勢いです。
まあ、電気代もジャカジャカ値上がりしてますし、どんなスゴイ技術でもとりあえず庶民は電気代を下げてくれとねがっているでしょう。
なんとか、早いトコ完成させて、電気代を下げて下さい。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院