魚大量死
2023年07月19日 [動物のこと]
お疲れ様です。院長です。
7月19日の水曜日でございます。
暑いですなぁ。
夏本番って事で、今でも十分暑いのに、これ8月になったらどうなるんでしょう…。
ドンドン体力が削られていく感じですねぇ。
とにかく、水分とらないとね。
まずは水分、ミネラル補給です。
てことで、今日もネタにいきましょう。
なんでも、アメリカの海岸で魚が超大量死してるんだとか…。
原因は水中の酸素量の低下による酸欠なんだそうです。
アメリカ・テキサス州のメキシコ湾岸の海岸で6月に、数千匹という大量の魚の死骸が打ち上げられました。
最も被害を受けた魚はニシン科に属するガルフ・メンハーデンという魚だそうです。
この異様な状態が発生したのは、水温上昇によって水中の酸素濃度が低下したことが主な原因ではないかと、同州公園野生生物局は推測しています。
ビーチで撤去作業が行われている間、ビーチを訪れたり海に入ったりしないよう勧告が出されていましたが、作業はなんとか3日後に終了したようです。
この事件は、テキサス州キンタナビーチ郡立公園から海岸を9.7キロほど下ったブライアンビーチの端近く起りました。
この場所は、ブラゾス川の河口近くにあたります。
一番被害を受けたのはニシン科のガルフ・メンハーデンだが、その中に混じってアカエイや小型のサメの死骸もあったそうです。
キンタナビーチ郡立公園当局者の生物学者チームは、自然現象や汚染によって引き起こされる魚や野生動物の死滅を調査したところ、水中にいかなる種類の化学物質も放出された形跡はなかったそうです。
ですが、「低溶存酸素現象」が起きていることがわかりました。
つまり酸欠が魚の大量死を招いたわけなんです。
その背景には、3つの要因があると推測する当局のディレクター、ブライアン・フレイジアーさんは、次のように見解を述べています。
暖かい水は冷たい水ほど多くの酸素を保持できないため、水温が摂氏21度を超えると、ガルフ・メンハーデンが生き残るために十分な酸素を受け取ることが困難になります。
ここ最近は、最高気温が30度を超す日が続いていました。
メキシコ湾沿いのこの海域は浅くて、水温が高いです。
浅い海はより早く温まるので、水温が上昇した海域に魚が閉じ込められた場合、酸素レベルが低すぎて安定性を維持できなくなり、低酸素症に陥ることになります。
そして、その状態では魚は不安定な行動をとり、酸素レベルがさらに枯渇します。と…。
さらに、フレイジアーさんは2つの要因を挙げた。
太陽光による光合成により、日中は溶存酸素が増加しますが、曇り空の存在は微細な植物プランクトンや大型藻類の光合成を妨げるため、水中が酸素不足になってしまいます。
また、酸素は空気が風や波を通じて水と混ざり合うことで水中に入りますが、過去数週間の海は穏やかでした。
それも、水中が酸素不足となった要因の1つと考えられるようです。
ガルフ・メンハーデン(学名:Brevoortia patronus)は、北アメリカの大西洋沿岸とメキシコ湾に生息する小型の魚で、体長は20cmほどですが最大で約40cmまで成長します。
群れで生活する彼らは、海水中の酸素レベルや水温などの環境条件に敏感で、これらの条件が悪化すると、大量の魚が窒息し、海岸に打ち上げられることがあるということです。
また、ガルフ・メンハーデンは商業的にも重要な種であり、オイルや魚粉の製造に使用されています。
翌朝になっても、さらに多くの魚が浜に打ち上げられ、依然として水面に浮かんでいるのが目撃されました。
気温が上昇する夏、水中に十分な酸素がないと、魚は呼吸できなくなるんですねぇ…。
こうした魚の大量死は、決して珍しくはなく、多くの場合、溶存酸素の低下は自然現象だと当局は説いています。
すべての魚を撤去するには、潮がさらに数メートル引く必要があり、大量の魚の死骸が浮かんだ海は細菌レベルが高いことから、キンタナビーチ郡立公園は、撤去作業が完了するまではビーチの訪問を控え、海に入らないように人々に勧告していました。
高い気温のなか、何千匹という魚の死骸に覆いつくされたビーチは、臭いも相当なものだったでしょうねぇ…。
しかも、夏はこれからが暑さの本番ですから、この問題も世界の海で起こる可能性があるわけです。
これも温暖化の影響なんでしょうね。
ホント、今何とかしないとって思うんですが、こればっかりは、規模がデカすぎてホントの意味で世界が一丸とならないとねぇ。
なるわけないわな。
戦争してる国があるくらいやもん…。
我々が生きてる世代は、問題ないでしょうけど、100年先、1000年先、地球は人が住める星なんでしょうかね。
不安しかないな。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
7月19日の水曜日でございます。
暑いですなぁ。
夏本番って事で、今でも十分暑いのに、これ8月になったらどうなるんでしょう…。
ドンドン体力が削られていく感じですねぇ。
とにかく、水分とらないとね。
まずは水分、ミネラル補給です。
てことで、今日もネタにいきましょう。
なんでも、アメリカの海岸で魚が超大量死してるんだとか…。
原因は水中の酸素量の低下による酸欠なんだそうです。
アメリカ・テキサス州のメキシコ湾岸の海岸で6月に、数千匹という大量の魚の死骸が打ち上げられました。
最も被害を受けた魚はニシン科に属するガルフ・メンハーデンという魚だそうです。
この異様な状態が発生したのは、水温上昇によって水中の酸素濃度が低下したことが主な原因ではないかと、同州公園野生生物局は推測しています。
ビーチで撤去作業が行われている間、ビーチを訪れたり海に入ったりしないよう勧告が出されていましたが、作業はなんとか3日後に終了したようです。
この事件は、テキサス州キンタナビーチ郡立公園から海岸を9.7キロほど下ったブライアンビーチの端近く起りました。
この場所は、ブラゾス川の河口近くにあたります。
一番被害を受けたのはニシン科のガルフ・メンハーデンだが、その中に混じってアカエイや小型のサメの死骸もあったそうです。
キンタナビーチ郡立公園当局者の生物学者チームは、自然現象や汚染によって引き起こされる魚や野生動物の死滅を調査したところ、水中にいかなる種類の化学物質も放出された形跡はなかったそうです。
ですが、「低溶存酸素現象」が起きていることがわかりました。
つまり酸欠が魚の大量死を招いたわけなんです。
その背景には、3つの要因があると推測する当局のディレクター、ブライアン・フレイジアーさんは、次のように見解を述べています。
暖かい水は冷たい水ほど多くの酸素を保持できないため、水温が摂氏21度を超えると、ガルフ・メンハーデンが生き残るために十分な酸素を受け取ることが困難になります。
ここ最近は、最高気温が30度を超す日が続いていました。
メキシコ湾沿いのこの海域は浅くて、水温が高いです。
浅い海はより早く温まるので、水温が上昇した海域に魚が閉じ込められた場合、酸素レベルが低すぎて安定性を維持できなくなり、低酸素症に陥ることになります。
そして、その状態では魚は不安定な行動をとり、酸素レベルがさらに枯渇します。と…。
さらに、フレイジアーさんは2つの要因を挙げた。
太陽光による光合成により、日中は溶存酸素が増加しますが、曇り空の存在は微細な植物プランクトンや大型藻類の光合成を妨げるため、水中が酸素不足になってしまいます。
また、酸素は空気が風や波を通じて水と混ざり合うことで水中に入りますが、過去数週間の海は穏やかでした。
それも、水中が酸素不足となった要因の1つと考えられるようです。
ガルフ・メンハーデン(学名:Brevoortia patronus)は、北アメリカの大西洋沿岸とメキシコ湾に生息する小型の魚で、体長は20cmほどですが最大で約40cmまで成長します。
群れで生活する彼らは、海水中の酸素レベルや水温などの環境条件に敏感で、これらの条件が悪化すると、大量の魚が窒息し、海岸に打ち上げられることがあるということです。
また、ガルフ・メンハーデンは商業的にも重要な種であり、オイルや魚粉の製造に使用されています。
翌朝になっても、さらに多くの魚が浜に打ち上げられ、依然として水面に浮かんでいるのが目撃されました。
気温が上昇する夏、水中に十分な酸素がないと、魚は呼吸できなくなるんですねぇ…。
こうした魚の大量死は、決して珍しくはなく、多くの場合、溶存酸素の低下は自然現象だと当局は説いています。
すべての魚を撤去するには、潮がさらに数メートル引く必要があり、大量の魚の死骸が浮かんだ海は細菌レベルが高いことから、キンタナビーチ郡立公園は、撤去作業が完了するまではビーチの訪問を控え、海に入らないように人々に勧告していました。
高い気温のなか、何千匹という魚の死骸に覆いつくされたビーチは、臭いも相当なものだったでしょうねぇ…。
しかも、夏はこれからが暑さの本番ですから、この問題も世界の海で起こる可能性があるわけです。
これも温暖化の影響なんでしょうね。
ホント、今何とかしないとって思うんですが、こればっかりは、規模がデカすぎてホントの意味で世界が一丸とならないとねぇ。
なるわけないわな。
戦争してる国があるくらいやもん…。
我々が生きてる世代は、問題ないでしょうけど、100年先、1000年先、地球は人が住める星なんでしょうかね。
不安しかないな。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院