走馬灯
2023年05月31日 [からだのこと]
お疲れ様です。院長です。
5月31日の水曜日でございます。
さぁ、明日から6月ですなぁ。
6月と言えば当然梅雨なんですが、それと今年の折り返しの月でもあるんですよね。
時の経つのは早いもんですわ。
今から暑くなりますが、次に寒くなるのは今年の終わりですからねぇ。
一歩一歩、死に近づいてます(笑)
てことで、今日はそんな死の直前の話ー。
臨死体験についての新しい研究について書こうかと思っております。
アメリカ、ミシガン大学の研究者たちが、死が迫っている人の脳内活動の高まりを検知しました。
これは以前、心臓が停止した動物の脳内で見られたのと似た現象なんだとか…。
死の直前のわずかな瞬間をとらえることは、貴重ですが非常に稀なことです。
人間の脳が完全に沈黙してしまう直前に、脳内で何が起こっているのかは、私たちにはわかりません。
昨年初めて、死にゆく人の脳波が詳細に記録されました。
まさに今際(いまわ)の際という状態のとき、ガンマ波というある特定のタイプの脳活動が急激に盛んになったそうなんです。
これが「臨死体験」と関連性がある可能性があるという話しなんですね。
新たな研究では、生命維持装置を外された4人の患者のうち2人の脳で、似たようなガンマ波活動の一時的な高まりが報告されました。
2013年以降、神経学者のジーノ・ボルジギン氏ら研究チームは、心停止を起こした後のネズミと瀕死の人間の脳内の共通点を探してきました。
生き物の覚醒状態のレベルを遥かに超える脳活動が短時間で急上昇する様子が観察できたため、多くの心停止経験者が報告しているいわゆる臨死体験の生物学的な閃光ではないかと推論したわけです。
「こうした現象が観察されたため、臨床的な人工呼吸器の使用をやめたその前後の瀕死の患者の脳内の神経活動を調べることになった」とボルジギン氏は論文に書いています。
研究チームは、2014年以降、神経集中治療室で死亡した患者のうち、ミシガン大学の学術医療センター、ミシガン・メディシンの症例を調査しました。
4人の昏睡状態の患者のうち2人は、心停止または脳出血の後、医師が状況を見守っている間に亡くなりました。
脳波を記録していると、脳の一部でガンマ波が急激に発生して、それが両半球の長い結合に分散していることがわかったそうです。
これは、発作の後遺症ではないことを専門家が確認し、研究チームは、脳細胞のもつれから起こる「意識」、つまり周囲を認識する感覚を示す指標となりえるかもしれないと考えました。
ガンマ波の最初の高まりは、いわゆる意識の神経相関のホットゾーンとされる脳の領域で見つかりました。
こうした活動パターンは、人が夢がみているときに観察されるパターンと似ていて、幻覚や幽体離脱を体験したとうったえる、患者にも観察されています。
最近の見解では、潜在意識のホットゾーンに、脳の感覚領域が含まれていることが説明されていて、報告されている臨死体験が非常に鮮明であることの説明になるかもしれないと…。
しかし、同じ見解では、意識を突き止めようとするときに常に問題があることを認めていて、意識の潜在的な指標のいくつかは、錯覚であることが証明されていることも指摘しています。
死にかけている脳の後部ホットゾーンの顕著な活性化は、確かに患者の脳内の意識処理が高まっていることを示しているようですが、だからといって、それを実証しているわけではありません。
残念ながら、死の瀬戸際で見たり、感じたり、体験したかもしれないことを語ってくれる患者はひとりもいませんし…。
まぁ、死んじゃうわけですから当たり前ですわな。
よく死ぬ間際は走馬灯のように自分の人生を振り返るなんて言いますが、それを言ってる人って、死にかけて復活した人ですもんね。
ホントに死んだ人が何をどう感じるのか分かりませんが、走馬灯に映し出される最後が、いいものにしたいよねぇ。
最後に見るのが嫌なものばかりじゃ、死んでも死に切れん(笑)
この分野も、研究はされてるようですが、結局死ななきゃ分からないわけですし、死後の世界はどうのうこうの言うのと同じで、あまり意味がない気もしますけどね。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
5月31日の水曜日でございます。
さぁ、明日から6月ですなぁ。
6月と言えば当然梅雨なんですが、それと今年の折り返しの月でもあるんですよね。
時の経つのは早いもんですわ。
今から暑くなりますが、次に寒くなるのは今年の終わりですからねぇ。
一歩一歩、死に近づいてます(笑)
てことで、今日はそんな死の直前の話ー。
臨死体験についての新しい研究について書こうかと思っております。
アメリカ、ミシガン大学の研究者たちが、死が迫っている人の脳内活動の高まりを検知しました。
これは以前、心臓が停止した動物の脳内で見られたのと似た現象なんだとか…。
死の直前のわずかな瞬間をとらえることは、貴重ですが非常に稀なことです。
人間の脳が完全に沈黙してしまう直前に、脳内で何が起こっているのかは、私たちにはわかりません。
昨年初めて、死にゆく人の脳波が詳細に記録されました。
まさに今際(いまわ)の際という状態のとき、ガンマ波というある特定のタイプの脳活動が急激に盛んになったそうなんです。
これが「臨死体験」と関連性がある可能性があるという話しなんですね。
新たな研究では、生命維持装置を外された4人の患者のうち2人の脳で、似たようなガンマ波活動の一時的な高まりが報告されました。
2013年以降、神経学者のジーノ・ボルジギン氏ら研究チームは、心停止を起こした後のネズミと瀕死の人間の脳内の共通点を探してきました。
生き物の覚醒状態のレベルを遥かに超える脳活動が短時間で急上昇する様子が観察できたため、多くの心停止経験者が報告しているいわゆる臨死体験の生物学的な閃光ではないかと推論したわけです。
「こうした現象が観察されたため、臨床的な人工呼吸器の使用をやめたその前後の瀕死の患者の脳内の神経活動を調べることになった」とボルジギン氏は論文に書いています。
研究チームは、2014年以降、神経集中治療室で死亡した患者のうち、ミシガン大学の学術医療センター、ミシガン・メディシンの症例を調査しました。
4人の昏睡状態の患者のうち2人は、心停止または脳出血の後、医師が状況を見守っている間に亡くなりました。
脳波を記録していると、脳の一部でガンマ波が急激に発生して、それが両半球の長い結合に分散していることがわかったそうです。
これは、発作の後遺症ではないことを専門家が確認し、研究チームは、脳細胞のもつれから起こる「意識」、つまり周囲を認識する感覚を示す指標となりえるかもしれないと考えました。
ガンマ波の最初の高まりは、いわゆる意識の神経相関のホットゾーンとされる脳の領域で見つかりました。
こうした活動パターンは、人が夢がみているときに観察されるパターンと似ていて、幻覚や幽体離脱を体験したとうったえる、患者にも観察されています。
最近の見解では、潜在意識のホットゾーンに、脳の感覚領域が含まれていることが説明されていて、報告されている臨死体験が非常に鮮明であることの説明になるかもしれないと…。
しかし、同じ見解では、意識を突き止めようとするときに常に問題があることを認めていて、意識の潜在的な指標のいくつかは、錯覚であることが証明されていることも指摘しています。
死にかけている脳の後部ホットゾーンの顕著な活性化は、確かに患者の脳内の意識処理が高まっていることを示しているようですが、だからといって、それを実証しているわけではありません。
残念ながら、死の瀬戸際で見たり、感じたり、体験したかもしれないことを語ってくれる患者はひとりもいませんし…。
まぁ、死んじゃうわけですから当たり前ですわな。
よく死ぬ間際は走馬灯のように自分の人生を振り返るなんて言いますが、それを言ってる人って、死にかけて復活した人ですもんね。
ホントに死んだ人が何をどう感じるのか分かりませんが、走馬灯に映し出される最後が、いいものにしたいよねぇ。
最後に見るのが嫌なものばかりじゃ、死んでも死に切れん(笑)
この分野も、研究はされてるようですが、結局死ななきゃ分からないわけですし、死後の世界はどうのうこうの言うのと同じで、あまり意味がない気もしますけどね。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院