「SK-U」じゃなくて「Skn-1a」
2016年06月29日 [ダイエットのこと]
お疲れ様です。院長です。
6月29日水曜日です。
6月も明日で終わりなんですねぇ〜…
そしてもう2週間もすると梅雨明けってことで、次にやってくるのは…
そう。
暑い夏。
あんまり暑いのは得意じゃないんですが、何となく全てが浮かれる感じは、嫌いじゃないです(笑)
で、夏。
と言えば、そう。
やはり、ダイエットですよね。
このブログでもよく登場するネタなんですが、これからの季節、色んな所で、色んな情報を耳にすることでしょう。
で、今日のお話は…
そんなダイエットの最終兵器が開発されようとしているお話です。
このシステムが開発されれば、どんな方でも割と楽で簡単にダイエット出来るんじゃないでしょうか…
では、いってみよ。
東京大学大学院農学生命研究科を中心とする研究グループが、体脂肪と体重を減らす、新しいエネルギー代謝機構を突き止めました。
もう、のっけからこれですもん。
「体脂肪と体重を減らす、新しいエネルギー代謝機構」
痩せそう(笑)
食品を食べた時、味細胞や腸管細胞の認識した情報が脳に伝わる仕組みに着目し、研究を重ねました。
この伝達システムで「Skn-1a」と呼ばれる蛋白質(転写因子)がエネルギー代謝の調節のカギを握っていることを明らかにしたそうです。
つまり、代謝をコントロールできる可能性が出てきたわけですよ。
これは素晴らしい。
代謝さえコントロール出来たら、痩せるのはもちろん、今までどうにもできなかった「太る」ってことも出来てしまう可能性があります。
まぁ、普通の方なら、どんなに食べても太らない人を羨ましいと思うでしょうけど、代謝異常で食べても食べても痩せてしまうって人も世の中には存在しますからねぇ…
で、この因子を発現する腸管細胞に作用して、コントロールできる食品由来の成分をみつけ出して、そこに作用する機能性食材を開発すれば、食事量を変えずに代謝をコントロールすることが出来るというわけです。
研究グループは、食品を食べると口腔内や腸内の消化管の細胞の受容体で感知され、腸管と脳が密接に関連する情報伝達の仕組み「腸脳軸」に着目しました。
これを介してホルモンなどにより情報の流れが脳に伝わり、食行動やエネルギー代謝を制御しているという知見を基に、重要な働きをする蛋白質の探しだしたわけですね。
研究グループが以前実施した動物実験で、「Skn-1a」の遺伝子を欠損させると口腔内で甘味や苦味など感知する細胞が消失しました。
この知見を踏まえ、消化管でも発現し特定細胞の分化を制御する可能性を検証したわけです。
動物実験を行うため「Skn-1a」欠損マウスを作成。小腸を調べると小腸上皮細胞にわずかに存在し、機能不明な消化管タフト細胞が完全に消失することを確認した。
同タフト細胞、味細胞ができない同欠損マウスと普通のマウスを飼育比較し、エサの摂食と体重、体脂肪を調べたところ、欠損マウスでは通常食、高脂肪食の両方を与えたケースでも体脂肪の低下をともなう体重減少を示したそうなんですよ。
ちょっとややこしい文章ですが、つまりは代謝をコントロール出来る要素を持っている蛋白質が発見されたわけで、これをもとに機能性食材、つまりサプリメントを開発できたらなぁということですね。
いやぁ、これは今までにない画期的なダイエットアイテムと言えるでしょう。
代謝事態に働きかけてしまうわけですから、こんな簡単な事はないですよ。
しかも、今までと違い、確実に「美しく」やせるはず。
なにせ、食べないダイエットではなく、文字通り食べるダイエットなんですからねぇ…
いつ商品化されるかはわかりませんが、この発見は代謝異常という疾患にも効果が出る可能性もありますし、もちろん人類の夢、「どれだけ食べても理想の身体」ってのをかなえてくれるかもしれません。
って言っても…
残念ながら、来月からやってくる近々の「夏」には間に合いませんけど…
では、ジメジメした今日を乗り越え、楽しい夏を待ちましょう。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
6月29日水曜日です。
6月も明日で終わりなんですねぇ〜…
そしてもう2週間もすると梅雨明けってことで、次にやってくるのは…
そう。
暑い夏。
あんまり暑いのは得意じゃないんですが、何となく全てが浮かれる感じは、嫌いじゃないです(笑)
で、夏。
と言えば、そう。
やはり、ダイエットですよね。
このブログでもよく登場するネタなんですが、これからの季節、色んな所で、色んな情報を耳にすることでしょう。
で、今日のお話は…
そんなダイエットの最終兵器が開発されようとしているお話です。
このシステムが開発されれば、どんな方でも割と楽で簡単にダイエット出来るんじゃないでしょうか…
では、いってみよ。
東京大学大学院農学生命研究科を中心とする研究グループが、体脂肪と体重を減らす、新しいエネルギー代謝機構を突き止めました。
もう、のっけからこれですもん。
「体脂肪と体重を減らす、新しいエネルギー代謝機構」
痩せそう(笑)
食品を食べた時、味細胞や腸管細胞の認識した情報が脳に伝わる仕組みに着目し、研究を重ねました。
この伝達システムで「Skn-1a」と呼ばれる蛋白質(転写因子)がエネルギー代謝の調節のカギを握っていることを明らかにしたそうです。
つまり、代謝をコントロールできる可能性が出てきたわけですよ。
これは素晴らしい。
代謝さえコントロール出来たら、痩せるのはもちろん、今までどうにもできなかった「太る」ってことも出来てしまう可能性があります。
まぁ、普通の方なら、どんなに食べても太らない人を羨ましいと思うでしょうけど、代謝異常で食べても食べても痩せてしまうって人も世の中には存在しますからねぇ…
で、この因子を発現する腸管細胞に作用して、コントロールできる食品由来の成分をみつけ出して、そこに作用する機能性食材を開発すれば、食事量を変えずに代謝をコントロールすることが出来るというわけです。
研究グループは、食品を食べると口腔内や腸内の消化管の細胞の受容体で感知され、腸管と脳が密接に関連する情報伝達の仕組み「腸脳軸」に着目しました。
これを介してホルモンなどにより情報の流れが脳に伝わり、食行動やエネルギー代謝を制御しているという知見を基に、重要な働きをする蛋白質の探しだしたわけですね。
研究グループが以前実施した動物実験で、「Skn-1a」の遺伝子を欠損させると口腔内で甘味や苦味など感知する細胞が消失しました。
この知見を踏まえ、消化管でも発現し特定細胞の分化を制御する可能性を検証したわけです。
動物実験を行うため「Skn-1a」欠損マウスを作成。小腸を調べると小腸上皮細胞にわずかに存在し、機能不明な消化管タフト細胞が完全に消失することを確認した。
同タフト細胞、味細胞ができない同欠損マウスと普通のマウスを飼育比較し、エサの摂食と体重、体脂肪を調べたところ、欠損マウスでは通常食、高脂肪食の両方を与えたケースでも体脂肪の低下をともなう体重減少を示したそうなんですよ。
ちょっとややこしい文章ですが、つまりは代謝をコントロール出来る要素を持っている蛋白質が発見されたわけで、これをもとに機能性食材、つまりサプリメントを開発できたらなぁということですね。
いやぁ、これは今までにない画期的なダイエットアイテムと言えるでしょう。
代謝事態に働きかけてしまうわけですから、こんな簡単な事はないですよ。
しかも、今までと違い、確実に「美しく」やせるはず。
なにせ、食べないダイエットではなく、文字通り食べるダイエットなんですからねぇ…
いつ商品化されるかはわかりませんが、この発見は代謝異常という疾患にも効果が出る可能性もありますし、もちろん人類の夢、「どれだけ食べても理想の身体」ってのをかなえてくれるかもしれません。
って言っても…
残念ながら、来月からやってくる近々の「夏」には間に合いませんけど…
では、ジメジメした今日を乗り越え、楽しい夏を待ちましょう。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院