ミニ脳コンピューター
2023年03月28日 [からだのこと]
お疲れ様です。院長です。
3月28日の火曜日でございます。
3月もあと3日程となり、月末ってことで普通にバタついておりますが、春感が出てきた分、少しテンションも上がり気味ですかね。
わたくし院長的には、少し肌寒い位が好みですので、今くらいがちょうどいいかなぁ…。
ま、すぐに暑くなりますけどね。
てことで、今日もネタにいきましょう。
昨日は、AIが戦闘機を飛ばしまくって人間に勝ったってな記事を書きましたが、今日はもうそういうのの全て上のお話しです。
なんと未来のコンピューターは、人間の脳細胞で動くようになるかもしれないんだとか…。
近い将来、コンピュータには人間の脳細胞が組み込まれているかもしれないそうです。
ジョンズ・ホプキンズ大学の研究者たちは今、人間のミニ脳によって動作する「バイオコンピュータ」の開発に取り組んでいます。
人間の幹細胞から人工的に作られた「ヒト脳オルガノイド(ミニ脳)」は、脳神経の発達や障害を研究するモデルとして利用されているんですが、それをコンピューターとして使用しようという試みだそうです。
「オルガノイド・インテリジェンス計画」によれば、脳オルガノイドを組み込んだバイオコンピュータで既存のコンピュータの限界を克服することができるんだとか…。
研究室の試験管内などでつくる人間の3Dミニチュア臓器「オルガノイド」は、実際の臓器よりも小型で単純ながら、本物そっくりの解剖学的構造を持っています。
オルガノイドをつくり出す技術は、2010年代初めから急速に進歩しており、ミニ脳と呼ばれる脳オルガノイドも目覚ましい進歩を遂げています。
それはペン先ほどの大きさでしかないんですが、ニューロンをはじめとする脳の特徴があり、学習や記憶といった基本的な機能が備わっています。
オルカノイドなら、人間や動物実験に頼ることなく、臓器の理解を深め、新薬の開発や移植の応用などに利用することができるわけで、研究者にとっては夢のような研究モデルです。
その最大のメリットは本物の人間では絶対に許されない実験でもやれることです。
ジョンズ・ホプキンズ大学のトーマス・アルトゥング教授らは、そんな脳オルガノイドを研究し、未来のコンピュータを開発するという夢を描いています。
それが「オルガノイド・インテリジェンス計画」なわけです。
その始まりは2012年のこと。
同教授らは、人間の皮膚細胞から幹細胞を作り出し、それをきちんと機能する脳オルガノイドに成長させました。
小さくても1つの脳オルガノイドには約5万個の神経細胞がつまっています。
こうした研究を続ければ、今後10年以内に脳オルガノイドをベースにした最初のバイオコンピューターが登場したとしてもおかしくはないと話してるそうです。
アルトゥング教授らが人間の脳細胞を使ったバイオコンピューターの開発を目指すのは、それで現代のスーパーコンピューターの欠点を解決できるかもしれないからです。
スーパーコンピューターは、膨大な計算を瞬時にやってのけます。
ですが、その代償として莫大なエネルギーを必要としており、それはだんだんと持続不能になりつつあるわけです。
一方、確かに単純な計算能力では劣る人間の脳ですが、犬と猫を見分けるような複雑な判断となると、脳の方がずっと得意なんだそうです。
それゆえにスーパーコンピューターの省エネを図れる可能性があると…。
アルトゥング教授は、「脳はまだ現代のコンピューターにかないません」と声明で説明しています。
そうは言っても、最新スーパーコンピューターの規模を知れば、比較するのもおかしいと思うはずですけどね。
日本が誇る世界最強のスーパーコンピューター「富岳」は、横幅が85センチ、奥行きが140センチ、高さが約2メートルで、重さは1台約2トンのコンピューターが432台連結されてるそうですから、そりゃ賢いわな(笑)
当然、場所もとるし電気代もハンパないですし、これを人間の脳が代用できるならすごいことです。
さらにそれが出来上がったら、今度は逆に、人間の脳の中にコンピューターを入れちゃうなんてことも出来るかもしれませんしね。
ま、わたくし院長が生きてるうちはパソコンの性能がドンドン上がるって程度でしょうけどね。
性能がいくら上がっても、使いこなせなきゃ同じですからねぇ。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
3月28日の火曜日でございます。
3月もあと3日程となり、月末ってことで普通にバタついておりますが、春感が出てきた分、少しテンションも上がり気味ですかね。
わたくし院長的には、少し肌寒い位が好みですので、今くらいがちょうどいいかなぁ…。
ま、すぐに暑くなりますけどね。
てことで、今日もネタにいきましょう。
昨日は、AIが戦闘機を飛ばしまくって人間に勝ったってな記事を書きましたが、今日はもうそういうのの全て上のお話しです。
なんと未来のコンピューターは、人間の脳細胞で動くようになるかもしれないんだとか…。
近い将来、コンピュータには人間の脳細胞が組み込まれているかもしれないそうです。
ジョンズ・ホプキンズ大学の研究者たちは今、人間のミニ脳によって動作する「バイオコンピュータ」の開発に取り組んでいます。
人間の幹細胞から人工的に作られた「ヒト脳オルガノイド(ミニ脳)」は、脳神経の発達や障害を研究するモデルとして利用されているんですが、それをコンピューターとして使用しようという試みだそうです。
「オルガノイド・インテリジェンス計画」によれば、脳オルガノイドを組み込んだバイオコンピュータで既存のコンピュータの限界を克服することができるんだとか…。
研究室の試験管内などでつくる人間の3Dミニチュア臓器「オルガノイド」は、実際の臓器よりも小型で単純ながら、本物そっくりの解剖学的構造を持っています。
オルガノイドをつくり出す技術は、2010年代初めから急速に進歩しており、ミニ脳と呼ばれる脳オルガノイドも目覚ましい進歩を遂げています。
それはペン先ほどの大きさでしかないんですが、ニューロンをはじめとする脳の特徴があり、学習や記憶といった基本的な機能が備わっています。
オルカノイドなら、人間や動物実験に頼ることなく、臓器の理解を深め、新薬の開発や移植の応用などに利用することができるわけで、研究者にとっては夢のような研究モデルです。
その最大のメリットは本物の人間では絶対に許されない実験でもやれることです。
ジョンズ・ホプキンズ大学のトーマス・アルトゥング教授らは、そんな脳オルガノイドを研究し、未来のコンピュータを開発するという夢を描いています。
それが「オルガノイド・インテリジェンス計画」なわけです。
その始まりは2012年のこと。
同教授らは、人間の皮膚細胞から幹細胞を作り出し、それをきちんと機能する脳オルガノイドに成長させました。
小さくても1つの脳オルガノイドには約5万個の神経細胞がつまっています。
こうした研究を続ければ、今後10年以内に脳オルガノイドをベースにした最初のバイオコンピューターが登場したとしてもおかしくはないと話してるそうです。
アルトゥング教授らが人間の脳細胞を使ったバイオコンピューターの開発を目指すのは、それで現代のスーパーコンピューターの欠点を解決できるかもしれないからです。
スーパーコンピューターは、膨大な計算を瞬時にやってのけます。
ですが、その代償として莫大なエネルギーを必要としており、それはだんだんと持続不能になりつつあるわけです。
一方、確かに単純な計算能力では劣る人間の脳ですが、犬と猫を見分けるような複雑な判断となると、脳の方がずっと得意なんだそうです。
それゆえにスーパーコンピューターの省エネを図れる可能性があると…。
アルトゥング教授は、「脳はまだ現代のコンピューターにかないません」と声明で説明しています。
そうは言っても、最新スーパーコンピューターの規模を知れば、比較するのもおかしいと思うはずですけどね。
日本が誇る世界最強のスーパーコンピューター「富岳」は、横幅が85センチ、奥行きが140センチ、高さが約2メートルで、重さは1台約2トンのコンピューターが432台連結されてるそうですから、そりゃ賢いわな(笑)
当然、場所もとるし電気代もハンパないですし、これを人間の脳が代用できるならすごいことです。
さらにそれが出来上がったら、今度は逆に、人間の脳の中にコンピューターを入れちゃうなんてことも出来るかもしれませんしね。
ま、わたくし院長が生きてるうちはパソコンの性能がドンドン上がるって程度でしょうけどね。
性能がいくら上がっても、使いこなせなきゃ同じですからねぇ。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院