絶滅危惧種
2023年03月23日 [動物のこと]
お疲れ様です。院長です。
3月23日の木曜日でございます。
3月も残り1週間程となりました。
4月となると春感と共に、新年度ってことで何となく気持ちも引き締まりますね。
ま、何が変わるわけではないですが…。
春になると、ここからはドンドン気温が上昇してすぐに暑くなりますしねぇ。
いい季節はホント短いです。
てことで、今日もネタにいきましょう。
今日のお話しはちょっと嬉しいニュースです。
なんでも保護活動のかいがあり、オーストラリアで29種の動物が絶滅危惧種からはずれたそうなんです。
数千万年の長期にわたり他の大陸と接点がなく、地理的に隔てられた環境で独自の進化をたどってきたオーストラリアの動物は実に多様です。
そんな固有種の保護に数十年前から取り組んでいるオーストラリアからうれしいニュースが舞い込みました。
このたび行われた大規模調査で、なんと29種もの絶滅危惧種の回復が認められたんです。
喜ばしい報告に保護活動を行っていた人々も大喜びし、ピンチを切り抜けた動物たちに向け祝福の声が広がっています。
オーストラリアの生物多様性保護法(EPBC)により、保護が必要とされる動物はこれまで446種でした。
ですが今回の調査によって29種が保護の対象から外れることに決定。
内訳は哺乳類15種、鳥類8種、両生類4種、爬虫類1種、そして魚類1種で、リストの一部はこのようになっている。
・シマオイワワラビー(Yellow-footed rock-wallaby)
・ミミナガバンディクート (Greater bilby)
・キンコミミ バンディクート(Golden bandicoot)
・ニシシマ バンディクート(Western barred bandicoot)
・ヒガシシマ バンディクート(Eastern barred bandicoot)
・オグロフクロネコ(Western quoll)
・ザトウクジラ(Humpback whale)
・ススイロアホウドリ(Sooty albatross)
・アマガエル科 Ranoidea属のカエル(Waterfall frog)
・アマガエル科 Ranoidea属のカエル(Growling grass frog)
・ヒレアシトカゲ科 Aprasia属のトカゲ(Flinder’s Range worm-lizard)
・スズキ目 ペルキクティス科の魚 マーレーコッド(Murray cod)ほかです。
オーストラリアは何十年も前から、絶滅危惧種の保護に力を入れてきました。
その生物の多くはこの地以外のどこにも生息していない固有種だからです。
一方ここ数十年は外来捕食動物の定着も問題になっています。
かつてオーストラリアに導入されたキツネやサトウキビヒキガエルなどがバンディクートやビルビーなどの地元の有袋類に大きな被害を与えているんです。
実はオーストラリアでは、アメリカのように種の回復状態の定期的な見直しが義務になっていません。
そのため今回発表されたような大規模な科学論文は貴重であり、オーストラリアの自然保護活動家にとっても祝福すべき瞬間になったわけです。
学術サイト「ScienceDirect」に掲載された今回の研究調査は、オーストラリアのさまざまな学術機関によって実施されたもので「保護護管理者は現在の安定性、範囲、個体数に基づく回復の記録から達成度の測定を目指すべき」と結論付けています。
どこまでうまくいってるかを測るようにすれば、その値が低い、つまり特に減少傾向にある動物への資金調達も効率よく行うことができ、複数の動物種にとって危険な脅威に一度に対処できるだろう、と彼らは主張しています。
この結果で熱心に活動を続ける保護スタッフも「絶滅の恐れなし」と太鼓判を押された生物を見るたびに誇らしい気持ちになるでしょうね。
激減した個体の保護はもちろん、生息域の維持拡大や環境の立て直しなど、一朝一夕ではつとまらない地道な活動もこんな風に成果が実感できたら次のモチベーションにつながるでしょうね。
これからもオーストラリアだけでなく世界中でこんな朗報が聞けたらいいんですけどね。
実は日本もオーストラリアと同じく、周りが海の島国ですから固有種は多いんですよね。
そして日本の固有種にも、絶滅危惧に指定されてる動物はいるんですよね。
守っていかないといけませんねぇ。
ま、何も出来ませんけど(笑)
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
3月23日の木曜日でございます。
3月も残り1週間程となりました。
4月となると春感と共に、新年度ってことで何となく気持ちも引き締まりますね。
ま、何が変わるわけではないですが…。
春になると、ここからはドンドン気温が上昇してすぐに暑くなりますしねぇ。
いい季節はホント短いです。
てことで、今日もネタにいきましょう。
今日のお話しはちょっと嬉しいニュースです。
なんでも保護活動のかいがあり、オーストラリアで29種の動物が絶滅危惧種からはずれたそうなんです。
数千万年の長期にわたり他の大陸と接点がなく、地理的に隔てられた環境で独自の進化をたどってきたオーストラリアの動物は実に多様です。
そんな固有種の保護に数十年前から取り組んでいるオーストラリアからうれしいニュースが舞い込みました。
このたび行われた大規模調査で、なんと29種もの絶滅危惧種の回復が認められたんです。
喜ばしい報告に保護活動を行っていた人々も大喜びし、ピンチを切り抜けた動物たちに向け祝福の声が広がっています。
オーストラリアの生物多様性保護法(EPBC)により、保護が必要とされる動物はこれまで446種でした。
ですが今回の調査によって29種が保護の対象から外れることに決定。
内訳は哺乳類15種、鳥類8種、両生類4種、爬虫類1種、そして魚類1種で、リストの一部はこのようになっている。
・シマオイワワラビー(Yellow-footed rock-wallaby)
・ミミナガバンディクート (Greater bilby)
・キンコミミ バンディクート(Golden bandicoot)
・ニシシマ バンディクート(Western barred bandicoot)
・ヒガシシマ バンディクート(Eastern barred bandicoot)
・オグロフクロネコ(Western quoll)
・ザトウクジラ(Humpback whale)
・ススイロアホウドリ(Sooty albatross)
・アマガエル科 Ranoidea属のカエル(Waterfall frog)
・アマガエル科 Ranoidea属のカエル(Growling grass frog)
・ヒレアシトカゲ科 Aprasia属のトカゲ(Flinder’s Range worm-lizard)
・スズキ目 ペルキクティス科の魚 マーレーコッド(Murray cod)ほかです。
オーストラリアは何十年も前から、絶滅危惧種の保護に力を入れてきました。
その生物の多くはこの地以外のどこにも生息していない固有種だからです。
一方ここ数十年は外来捕食動物の定着も問題になっています。
かつてオーストラリアに導入されたキツネやサトウキビヒキガエルなどがバンディクートやビルビーなどの地元の有袋類に大きな被害を与えているんです。
実はオーストラリアでは、アメリカのように種の回復状態の定期的な見直しが義務になっていません。
そのため今回発表されたような大規模な科学論文は貴重であり、オーストラリアの自然保護活動家にとっても祝福すべき瞬間になったわけです。
学術サイト「ScienceDirect」に掲載された今回の研究調査は、オーストラリアのさまざまな学術機関によって実施されたもので「保護護管理者は現在の安定性、範囲、個体数に基づく回復の記録から達成度の測定を目指すべき」と結論付けています。
どこまでうまくいってるかを測るようにすれば、その値が低い、つまり特に減少傾向にある動物への資金調達も効率よく行うことができ、複数の動物種にとって危険な脅威に一度に対処できるだろう、と彼らは主張しています。
この結果で熱心に活動を続ける保護スタッフも「絶滅の恐れなし」と太鼓判を押された生物を見るたびに誇らしい気持ちになるでしょうね。
激減した個体の保護はもちろん、生息域の維持拡大や環境の立て直しなど、一朝一夕ではつとまらない地道な活動もこんな風に成果が実感できたら次のモチベーションにつながるでしょうね。
これからもオーストラリアだけでなく世界中でこんな朗報が聞けたらいいんですけどね。
実は日本もオーストラリアと同じく、周りが海の島国ですから固有種は多いんですよね。
そして日本の固有種にも、絶滅危惧に指定されてる動物はいるんですよね。
守っていかないといけませんねぇ。
ま、何も出来ませんけど(笑)
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院