意馬心猿モンキーマインド
2023年03月13日 [からだのこと]
お疲れ様です。院長です。
3月13日の月曜日でございます。
3月も中盤に差し掛かってきました。
ボチボチ卒業シーズンに突入でしょう。
新しい環境に早く慣れないとね。
てことで、今日もネタにいきましょう。
今日は雑念についてのお話しです。
私たち人間の脳には、常に様々な思考が交錯しています。
入り乱れた思考は「雑念」と呼ばれるもので、その内容は、煩悩、妄執、欲情などいろいろですが、次から次へと頭の中に入り込んでくると、消化されない限り頭から離れず、そのまま蓄積していきます。
すると、それが脳内のエネルギーを消費し続け、毎日の生活に疲労を感じてしまいます。
このような状態を「モンキーマインド」と呼ぶんだそうです。
この「モンキーマインド」は、もともとは仏教用語で“心猿”もしくは“意馬心猿”と言い、ウマが奔走しサルが騒ぎ立てる姿は止め難いように、心が乱れて抑えがたいことを示しているんだそうです。
無数のサルが、常に脳内を走り回ってるかような状態ですから、そりゃ何とかしたいトコです。
雑念が常に頭の中にあると、悩みや不安、心配は尽きることがありません。
そしてそのような精神状態は、健康面にも悪影響を及ぼします。
朝、目覚めた時にやたら疲れを感じてしまうようなことがあるとしたら、それはもしかしたらモンキーマインド状態がオンになりっ放しなのかも…。
ではその「モンキーマインド」を沈める6つの方法をご紹介しましょう。
1.何が起こっているのかを理解する
仏陀が例えたように、私たちの心の中には多くの枝を持つ木があり、サル(雑念)が枝から枝へと常に揺れ動いています。
その雑念は、大抵私たちが日常しなければならない物事や、仕事のプロジェクト、心配事や懸念などで、時に過去の痛みや自尊心でもあります。
こうした雑念は、あらゆるところから次々と現れます。
そんな時、自分自身を雑念の中に置かず“現在”という瞬間に存在させること、つまり何が起こっているのかを客観的に捉え、どのように物事が機能するかを理解することは、サルの暴走を防ぐことに役立ち、思考を修正するカギとなります。
2.時には、頭の中でサルを自由にさせてみる
15分〜20分、モンキーマインドを暴走させてみるのもいいそうです。
心配事や誰かへの不満、感じた怒り、また愛する個人への思いなど、あらゆる思考を暴走させ、目覚めた時に紙に書き留めてみるといいそうです。
一時的に、頭の中では様々な雑念がランダムに揺れ動きますが、思考を書き留めるこというエクササイズをすることで、すぐに心は落ち着き、その日を整頓してから行動することができるんだとか…。
3.自然と触れ合う
朝起きて、まず雑念を書き留めたら、外に出てみましょう。
たとえ一瞬であっても、その瞬間は早朝の雑念を素早く整理整頓することができるそうです。
特に自然と触れ合うと、外の世界にある景色や音が心の中に入り込んできます。
すると、心はすぐにその異なることに惹きつけられます。
その後、何を優先すべきかがきっと湧き上がってくるでしょう。
4.思いを口に出してみる
頭の中が雑念で入り乱れ、心がいっぱいになってしまったと感じたら、その思いを思い切って口にしてみましょう。
もつれた思考の塊から1つピックアップした時、その思考が否定的なものであれば、逆に肯定的なことを口に出してみるんだそうです。
例えば、自分の外見についてネガティブな思考を抱えているとすれば、「私は美しい」とポジティブな言葉を口にしてみると…。
そうすることにより、一時的に雑念は解消されるそうです。
5.雑念に対して意味づけをしない
頭の中を巡る思考のどれが重要であるかを理解し、意味づけをせずに傍観することが大切です。
雑念が意味づけされてしまうと、脳内に留まりやすく、精神的にも悪影響となります。
傍観した後は、優先順位をつけて要らないものは思い切って切り捨ててしまいましょう。
6.瞑想する
モンキーマインドが脳内から溢れ出そうになっている時には、瞑想のようなマインドフルネスが効果的です。
あれこれ考えずに、ただ呼吸に集中することに焦点を置いてみましょう。
瞑想のやり方は簡単で、静かな場所でリラックスして座り、目をつぶって呼吸に注意を向けます。
そうすると何らかの考えが頭に浮かんでくるので、まずはそれに気付きましょう。
「自分は何かを考えている」ということに気が付いても、そこに注意を向けないようにして、また呼吸に集中します。
それを繰り返していると次第に考えが浮かんでこなくなります。
以上この6つができるようになれば、多くの雑念が頭に入ってきても意味づけすることなく、客観的に捉えることができ、惑わされないようになるそうです。
雑念だらけって人は、試してみてください。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
3月13日の月曜日でございます。
3月も中盤に差し掛かってきました。
ボチボチ卒業シーズンに突入でしょう。
新しい環境に早く慣れないとね。
てことで、今日もネタにいきましょう。
今日は雑念についてのお話しです。
私たち人間の脳には、常に様々な思考が交錯しています。
入り乱れた思考は「雑念」と呼ばれるもので、その内容は、煩悩、妄執、欲情などいろいろですが、次から次へと頭の中に入り込んでくると、消化されない限り頭から離れず、そのまま蓄積していきます。
すると、それが脳内のエネルギーを消費し続け、毎日の生活に疲労を感じてしまいます。
このような状態を「モンキーマインド」と呼ぶんだそうです。
この「モンキーマインド」は、もともとは仏教用語で“心猿”もしくは“意馬心猿”と言い、ウマが奔走しサルが騒ぎ立てる姿は止め難いように、心が乱れて抑えがたいことを示しているんだそうです。
無数のサルが、常に脳内を走り回ってるかような状態ですから、そりゃ何とかしたいトコです。
雑念が常に頭の中にあると、悩みや不安、心配は尽きることがありません。
そしてそのような精神状態は、健康面にも悪影響を及ぼします。
朝、目覚めた時にやたら疲れを感じてしまうようなことがあるとしたら、それはもしかしたらモンキーマインド状態がオンになりっ放しなのかも…。
ではその「モンキーマインド」を沈める6つの方法をご紹介しましょう。
1.何が起こっているのかを理解する
仏陀が例えたように、私たちの心の中には多くの枝を持つ木があり、サル(雑念)が枝から枝へと常に揺れ動いています。
その雑念は、大抵私たちが日常しなければならない物事や、仕事のプロジェクト、心配事や懸念などで、時に過去の痛みや自尊心でもあります。
こうした雑念は、あらゆるところから次々と現れます。
そんな時、自分自身を雑念の中に置かず“現在”という瞬間に存在させること、つまり何が起こっているのかを客観的に捉え、どのように物事が機能するかを理解することは、サルの暴走を防ぐことに役立ち、思考を修正するカギとなります。
2.時には、頭の中でサルを自由にさせてみる
15分〜20分、モンキーマインドを暴走させてみるのもいいそうです。
心配事や誰かへの不満、感じた怒り、また愛する個人への思いなど、あらゆる思考を暴走させ、目覚めた時に紙に書き留めてみるといいそうです。
一時的に、頭の中では様々な雑念がランダムに揺れ動きますが、思考を書き留めるこというエクササイズをすることで、すぐに心は落ち着き、その日を整頓してから行動することができるんだとか…。
3.自然と触れ合う
朝起きて、まず雑念を書き留めたら、外に出てみましょう。
たとえ一瞬であっても、その瞬間は早朝の雑念を素早く整理整頓することができるそうです。
特に自然と触れ合うと、外の世界にある景色や音が心の中に入り込んできます。
すると、心はすぐにその異なることに惹きつけられます。
その後、何を優先すべきかがきっと湧き上がってくるでしょう。
4.思いを口に出してみる
頭の中が雑念で入り乱れ、心がいっぱいになってしまったと感じたら、その思いを思い切って口にしてみましょう。
もつれた思考の塊から1つピックアップした時、その思考が否定的なものであれば、逆に肯定的なことを口に出してみるんだそうです。
例えば、自分の外見についてネガティブな思考を抱えているとすれば、「私は美しい」とポジティブな言葉を口にしてみると…。
そうすることにより、一時的に雑念は解消されるそうです。
5.雑念に対して意味づけをしない
頭の中を巡る思考のどれが重要であるかを理解し、意味づけをせずに傍観することが大切です。
雑念が意味づけされてしまうと、脳内に留まりやすく、精神的にも悪影響となります。
傍観した後は、優先順位をつけて要らないものは思い切って切り捨ててしまいましょう。
6.瞑想する
モンキーマインドが脳内から溢れ出そうになっている時には、瞑想のようなマインドフルネスが効果的です。
あれこれ考えずに、ただ呼吸に集中することに焦点を置いてみましょう。
瞑想のやり方は簡単で、静かな場所でリラックスして座り、目をつぶって呼吸に注意を向けます。
そうすると何らかの考えが頭に浮かんでくるので、まずはそれに気付きましょう。
「自分は何かを考えている」ということに気が付いても、そこに注意を向けないようにして、また呼吸に集中します。
それを繰り返していると次第に考えが浮かんでこなくなります。
以上この6つができるようになれば、多くの雑念が頭に入ってきても意味づけすることなく、客観的に捉えることができ、惑わされないようになるそうです。
雑念だらけって人は、試してみてください。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院