ワニナマズ
2023年02月23日 [動物のこと]
お疲れ様です。院長です。
2月23日の木曜日でございます。
本日は天皇誕生日ってことで、お休みでございます。
天皇誕生日、覚えるまでに数年かかります(笑)
わたくし院長、当然ながら昭和生まれですから、昭和天皇の4月29日、平成天皇の12月23日と体験してきました。
令和天皇、2月23日…。
23日が平成と被ってるんで、ま、覚えやすいっちゃ覚えやすいですがね。
平成になったのが、わたくし院長が20歳の頃ですから、やはり平成を一番長く生きてたわけで、令和はそれを超えられるでしょうか…。
微妙やな(笑)
令和天皇と歳もそんなにかわりませんし、お互い長生きしましょう(笑)
で、次の元号も絶対見てやるねん。
てか、元号より、次の天皇陛下がどうなるのか、見届けたいもんね。
てな、天皇誕生日に因んだお話しからスタートしましたが、ネタ的にはなにも関係ありません。
今日のネタは最新の遺伝子工学のお話しでございます。
なんでも、アメリカの研究チームが、ワニの遺伝子をナマズに移植することに成功したそうなんです。
ハイブリッドな「ワニナマズ」の誕生だとか…。
日本ではあまり馴染みはないんですが、アメリカではナマズは割と多く食されており、人気の料理となっているそうなんです。
2021年には1億3900万キロものナマズが養殖されたそうですが、養殖ナマズは病気に弱く、4割ほどが食べられることなく死んでしまうそうなんです。
この問題を解決するため、研究者らはナマズをワニ化させたわけなんです。
ワニ化すると体が丈夫になり、感染症予防に役立つんだとか…。
ま、確かにワニの方が強そうですな。
本物のワニは、激しい戦いで怪我をすることもあるでしょうけど、彼らはそう簡単に死んだりしません。
その秘密は血液に含まれるポリペプチド「カテリシジン」というタンパク質で、これにはかなり強い抗菌作用があり、感染症からワニを守ってくれるんですね。
そこで米アラバマ州オーバーン大学のレックス・ダナム氏らは閃いたわけです。
カテリシジンを作る遺伝子をほかの動物に移植すれば、感染症を予防できるのではないか、と…。
感染を予防するには抗生物質をつかう手もあるんですが、それは耐性菌を作り出してしまう諸刃の剣でもあるわけです。
ですが遺伝子を移植してワニ化する方法なら、抗生物質の乱用を避けることができると考えたわけですね。
そこでダナム氏ら研究チームは、遺伝子編集ツール「CRISPR」で、ワニのカテリシジン遺伝子をナマズに移植してみました。
するとナマズは病気に強くなり、確かに感染症の予防効果があったということなんです。
ナマズの水槽に2種の病原菌を入れてみたところ、ワニ化したナマズは普通のものより2〜5倍も生存率が高いことが確認されたそうなんです。
なお、ワニの遺伝子は、ナマズの生殖ホルモンに関係するゲノム領域に移植されています。
このおかげで、ワニ化したナマズは繁殖することができないんだとか…。
だから万が一、ナマズが養殖場から逃げ出しても、自然環境で増えて生態系を乱してしまう心配はないということのようです。
ま、養殖ナマズなら、食用が目的なわけですからそれでも問題ないっちゃないですね。
この移植方法はナマズを感染症から守るだけでなく、不必要な繁殖も防げて、一石二鳥な方法なのだと考えられます。
研究チームによると、病原菌に強いワニナマズなら、養殖するための資源が少なくすみ、廃棄物を減らすことにもつながるそうなんです。
ただし今のところ、ワニ化はかなり複雑な作業であるうえに、ナマズの産卵のサイクルごとに繰り返してやる必要があるそうで、効率的な方法を模索する必要性がありとのことです。
まぁ、そのうち効率的な方法が完成するんでしょうけどねぇ。
これ、食べても問題ないのかね?
ま、わたくし院長はナマズを食べることはないと思いますが、その辺もキッチリ研究してからにした方がいい様な気もしますが…。
それと、やはり生き物の遺伝子をいじくるのは、なんかアカン気がしますけどね〜。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
2月23日の木曜日でございます。
本日は天皇誕生日ってことで、お休みでございます。
天皇誕生日、覚えるまでに数年かかります(笑)
わたくし院長、当然ながら昭和生まれですから、昭和天皇の4月29日、平成天皇の12月23日と体験してきました。
令和天皇、2月23日…。
23日が平成と被ってるんで、ま、覚えやすいっちゃ覚えやすいですがね。
平成になったのが、わたくし院長が20歳の頃ですから、やはり平成を一番長く生きてたわけで、令和はそれを超えられるでしょうか…。
微妙やな(笑)
令和天皇と歳もそんなにかわりませんし、お互い長生きしましょう(笑)
で、次の元号も絶対見てやるねん。
てか、元号より、次の天皇陛下がどうなるのか、見届けたいもんね。
てな、天皇誕生日に因んだお話しからスタートしましたが、ネタ的にはなにも関係ありません。
今日のネタは最新の遺伝子工学のお話しでございます。
なんでも、アメリカの研究チームが、ワニの遺伝子をナマズに移植することに成功したそうなんです。
ハイブリッドな「ワニナマズ」の誕生だとか…。
日本ではあまり馴染みはないんですが、アメリカではナマズは割と多く食されており、人気の料理となっているそうなんです。
2021年には1億3900万キロものナマズが養殖されたそうですが、養殖ナマズは病気に弱く、4割ほどが食べられることなく死んでしまうそうなんです。
この問題を解決するため、研究者らはナマズをワニ化させたわけなんです。
ワニ化すると体が丈夫になり、感染症予防に役立つんだとか…。
ま、確かにワニの方が強そうですな。
本物のワニは、激しい戦いで怪我をすることもあるでしょうけど、彼らはそう簡単に死んだりしません。
その秘密は血液に含まれるポリペプチド「カテリシジン」というタンパク質で、これにはかなり強い抗菌作用があり、感染症からワニを守ってくれるんですね。
そこで米アラバマ州オーバーン大学のレックス・ダナム氏らは閃いたわけです。
カテリシジンを作る遺伝子をほかの動物に移植すれば、感染症を予防できるのではないか、と…。
感染を予防するには抗生物質をつかう手もあるんですが、それは耐性菌を作り出してしまう諸刃の剣でもあるわけです。
ですが遺伝子を移植してワニ化する方法なら、抗生物質の乱用を避けることができると考えたわけですね。
そこでダナム氏ら研究チームは、遺伝子編集ツール「CRISPR」で、ワニのカテリシジン遺伝子をナマズに移植してみました。
するとナマズは病気に強くなり、確かに感染症の予防効果があったということなんです。
ナマズの水槽に2種の病原菌を入れてみたところ、ワニ化したナマズは普通のものより2〜5倍も生存率が高いことが確認されたそうなんです。
なお、ワニの遺伝子は、ナマズの生殖ホルモンに関係するゲノム領域に移植されています。
このおかげで、ワニ化したナマズは繁殖することができないんだとか…。
だから万が一、ナマズが養殖場から逃げ出しても、自然環境で増えて生態系を乱してしまう心配はないということのようです。
ま、養殖ナマズなら、食用が目的なわけですからそれでも問題ないっちゃないですね。
この移植方法はナマズを感染症から守るだけでなく、不必要な繁殖も防げて、一石二鳥な方法なのだと考えられます。
研究チームによると、病原菌に強いワニナマズなら、養殖するための資源が少なくすみ、廃棄物を減らすことにもつながるそうなんです。
ただし今のところ、ワニ化はかなり複雑な作業であるうえに、ナマズの産卵のサイクルごとに繰り返してやる必要があるそうで、効率的な方法を模索する必要性がありとのことです。
まぁ、そのうち効率的な方法が完成するんでしょうけどねぇ。
これ、食べても問題ないのかね?
ま、わたくし院長はナマズを食べることはないと思いますが、その辺もキッチリ研究してからにした方がいい様な気もしますが…。
それと、やはり生き物の遺伝子をいじくるのは、なんかアカン気がしますけどね〜。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院