宇宙での子作り
2022年12月07日 [動物のこと]
お疲れ様です。院長です。
12月7日の水曜日でございます。
12月もはや1週間が過ぎましたよ。
徐々に年末感も増してきましたね。
やっぱりなんか焦るなぁ(笑)
てことで、とっととネタにいきましょう。
今日は宇宙での実験のお話しです。
が、またこれも倫理的にどうなん?ってな実験なんですよね。
なんでも、宇宙にサルを送り、子作りができるかどうかを確かめる実験が行われるんだとか…
つい先日主要な構造が完成した中国の「天宮号宇宙ステーション」に、サルが乗り込むことになるかもしれないそうなんです。
その目的は、サルが宇宙で子供を作れるか確かめることなんだとさ。
サルに実験台になってもらうことで、宇宙のような微重力空間で人間が子作りするのが可能なのかを確認するんだそうです。
実際に、人間が宇宙で子供を作れるかどうかは、何十年も前から議論されてきた疑問ではあります。
英ノッティンガム大学の生殖・発生生理学者アダム・ワトキンス准教授によると、そもそも宇宙での性行為は想像以上に難しいのだそうです。
まず無重力下では、お互いに密着しているだけで大変なんだそうです。
さらに宇宙では血圧が低くなるため、勃起や興奮を維持することも地球より難しくなるんだそうです。
冷戦時代、こうした難関を乗り越えて、旧ソ連の科学者たちが数匹のマウスを交尾させることに成功したことがあります。
その結果、メス数匹に妊娠の兆候が見られたものの、地球に帰還してから子供は生まれなかったそうです。
子供が生まれなかった理由について、軌道上では地上の何百倍もの宇宙線に長期間さらされるので、精子や卵子がダメになるのではと、その研究チームは推測しているそうです。
また、無重力が睾丸などの生殖器官を傷つけ、性ホルモンのレベルを大きく低下させるらしいことを示唆した地上の実験もあります。
一方で、もっと楽観的になれるデータもあります。
国際宇宙ステーションでの長期的な健康診断の結果によると、打ち上げや地球への帰還からしばらくは男性ホルモン「テストステロン」が減少するものの、宇宙での滞在中ほとんどの期間は正常値のままであるそうです。
また重力の変化や放射線が人間の精子にほとんど影響を与えないこともわかっているそうです。
中国の宇宙ステーション「天宮」の科学研究機器の開発を率いる中国科学院のチャン・ル氏はこう語っています。
マウスやマカクザルが宇宙でどのように成長し、子供を作るのか調べる予定です。
ですが、はたしてサルが中国の研究者に協力してくれるかどうかは神のみぞ知るですな。
宇宙という困難な環境だけでなく、サルがその気になってくれない要因ならいくつも考えられますから…。
たとえば、実験用のサルは檻の中で育てられます。
研究者の話では、長期間狭い空間に閉じ込められたサルは、元気がなくなり、毛を抜いたり、食事を拒否したりと、いろいろ問題が生じるといいます。
宇宙ステーションに向かうロケットも、サルにとっては嫌なものでしょうし、ストレスもたまることでしょう。
サルをどう面倒見て、安心させておくかは、宇宙飛行士にとって新たな課題となるでしょうな。
中国は現在、自国のみで宇宙ステーションを運用する唯一の国です。
11月1日、最後の主要モジュールである「夢天」がドッキングしたことで、天宮の主要構造は完成しました。
3つのモジュールで構成される天宮は、総重量80トンで、最大6人の宇宙飛行士が個室で滞在できます。
国際宇宙ステーションは2030年に引退が予定されていますが、その後天宮は地球軌道における人類最大の基地になることが期待されているんだそうです。
と、宇宙でも色んなことが行われてるんですねぇ。
宇宙に滞在とか、全く興味はないですが、このサルの今後は結構気になります。
続報に期待ですな。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
12月7日の水曜日でございます。
12月もはや1週間が過ぎましたよ。
徐々に年末感も増してきましたね。
やっぱりなんか焦るなぁ(笑)
てことで、とっととネタにいきましょう。
今日は宇宙での実験のお話しです。
が、またこれも倫理的にどうなん?ってな実験なんですよね。
なんでも、宇宙にサルを送り、子作りができるかどうかを確かめる実験が行われるんだとか…
つい先日主要な構造が完成した中国の「天宮号宇宙ステーション」に、サルが乗り込むことになるかもしれないそうなんです。
その目的は、サルが宇宙で子供を作れるか確かめることなんだとさ。
サルに実験台になってもらうことで、宇宙のような微重力空間で人間が子作りするのが可能なのかを確認するんだそうです。
実際に、人間が宇宙で子供を作れるかどうかは、何十年も前から議論されてきた疑問ではあります。
英ノッティンガム大学の生殖・発生生理学者アダム・ワトキンス准教授によると、そもそも宇宙での性行為は想像以上に難しいのだそうです。
まず無重力下では、お互いに密着しているだけで大変なんだそうです。
さらに宇宙では血圧が低くなるため、勃起や興奮を維持することも地球より難しくなるんだそうです。
冷戦時代、こうした難関を乗り越えて、旧ソ連の科学者たちが数匹のマウスを交尾させることに成功したことがあります。
その結果、メス数匹に妊娠の兆候が見られたものの、地球に帰還してから子供は生まれなかったそうです。
子供が生まれなかった理由について、軌道上では地上の何百倍もの宇宙線に長期間さらされるので、精子や卵子がダメになるのではと、その研究チームは推測しているそうです。
また、無重力が睾丸などの生殖器官を傷つけ、性ホルモンのレベルを大きく低下させるらしいことを示唆した地上の実験もあります。
一方で、もっと楽観的になれるデータもあります。
国際宇宙ステーションでの長期的な健康診断の結果によると、打ち上げや地球への帰還からしばらくは男性ホルモン「テストステロン」が減少するものの、宇宙での滞在中ほとんどの期間は正常値のままであるそうです。
また重力の変化や放射線が人間の精子にほとんど影響を与えないこともわかっているそうです。
中国の宇宙ステーション「天宮」の科学研究機器の開発を率いる中国科学院のチャン・ル氏はこう語っています。
マウスやマカクザルが宇宙でどのように成長し、子供を作るのか調べる予定です。
ですが、はたしてサルが中国の研究者に協力してくれるかどうかは神のみぞ知るですな。
宇宙という困難な環境だけでなく、サルがその気になってくれない要因ならいくつも考えられますから…。
たとえば、実験用のサルは檻の中で育てられます。
研究者の話では、長期間狭い空間に閉じ込められたサルは、元気がなくなり、毛を抜いたり、食事を拒否したりと、いろいろ問題が生じるといいます。
宇宙ステーションに向かうロケットも、サルにとっては嫌なものでしょうし、ストレスもたまることでしょう。
サルをどう面倒見て、安心させておくかは、宇宙飛行士にとって新たな課題となるでしょうな。
中国は現在、自国のみで宇宙ステーションを運用する唯一の国です。
11月1日、最後の主要モジュールである「夢天」がドッキングしたことで、天宮の主要構造は完成しました。
3つのモジュールで構成される天宮は、総重量80トンで、最大6人の宇宙飛行士が個室で滞在できます。
国際宇宙ステーションは2030年に引退が予定されていますが、その後天宮は地球軌道における人類最大の基地になることが期待されているんだそうです。
と、宇宙でも色んなことが行われてるんですねぇ。
宇宙に滞在とか、全く興味はないですが、このサルの今後は結構気になります。
続報に期待ですな。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院