人喰い人種と狩猟人種
2022年11月16日 [色々なこと]
お疲れ様です。院長です。
11月16日の水曜日でございます。
11月も折り返しを過ぎ、後半戦に突入です。
てか、後2週間ですから、もう今年も残り、2ヶ月と2週間ってことですな。
毎日、この今年も残りって話ししてますが、まぁ書くことないからなんですけどね(笑)
そんな年の瀬前、今日もネタにいきましょう。
今日は、歴史ミステリーなお話しでもしてみたいと思います。
なんでも、英国最古の人間のDNAを解読したところ、人喰い人種と狩猟採集民の2つの異なるグループの存在が明らかになったんだとか…。
イギリスには、最後の氷河期の終わりに、少なくとも2つの遺伝的に異なるグループの人類が住んでいたことが、英国最古の人骨のDNAによって明らかになったそうなんです。
最古の人骨は2つあり、片方はイングランド南西部サマセットにある「ゴフ洞窟(Gough’s Cave)」で、もう片方は北ウェールズの「ケンドリック洞窟(Kendrick’s Cave)」で発見されました。
まぁ、どっちもどこか知らんけど…。
どちらも1万年から2万年前の旧石器時代の終わりごろに生きた人物で、ゴフ洞窟で発見された女性は「儀式的な食人」を行っていたらしき形跡が見つかっているそうです。
このような興味深い事実のほかにも、2つの人骨からは、最後の氷河期の終わりにヨーロッパや世界へと広まった「初期人類の移動」について今に伝える、いくつもの発見がなされているそうです。
1〜2万年前の当時、他のヒトの仲間は死に絶え、現生人類が世界各地に広まりつつありました。
現在のイギリスに関しては、4万4000年前にすでに現生人類がたどりついていたという証拠があるそうです。
しかし、そうした記録には大きな空白があり、イギリスの人類は「最終氷期」に一度追い出され、数万年後にまた戻ってきたらしいことが示唆されています。
こういうの、ホントよく調べますよね〜。
こうした謎めいた当時の状況を解明するために、ロンドン自然史博物館、ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン、フランシス・クリック研究所のグループは、洞窟で発見されたイギリス最古の人骨のゲノムを解析し、さらに放射性炭素年代測定を試みました。
その結果、ゴフ洞窟の骨は、約1万4900年前に生きた女性のものであることが判明したそうです。
彼女の祖先は、その1000年ほど前に北西ヨーロッパに移住してきた最初の人たちであるそうです。
興味深いことに、ケンドリック洞窟の骨は、この女性とはまったくの無関係で、約1万3500年前に生きた狩猟採集民の男性だったそうです。
彼の祖先は近東出身で、約1万4000年前にイギリスにやってきたようなんです。
つまりイギリスには最終氷期が終わるほぼ同時期、2つの異なった集団が移住してきたということになるようなんです。
研究グループのマテヤ・ハジュディニャック博士は、「わずか1000年ほどしか離れていない時代に、2つの系統が見つかったことは、旧石器時代のヨーロッパの人口が、大きく変化する集団だったという新事実を伝えています」と、プレスリリースで述べています。
女性と男性がそれぞれ所属していた2つの系統は、遺伝子だけでなく、文化的にも大きく異なっていたようなんですね。
たとえば、ケンドリック洞窟は遺体の埋葬地として利用されていたようで、馬の顎骨を装飾した小さな工芸品が見つかっています。
一方、より古いゴフ洞窟の人たちは、人間の頭蓋骨でドクロ杯を作るなど、儀式的な食人を行っていたらしき形跡が認められるんだそうです。
儀式的な食人って…
生贄的なことでしょうか。
この両グループは食生活もずいぶん違っていたようなんです。
骨の化学分析の結果によれば、ケンドリック洞窟の男性は、大型の海洋哺乳類など、海や川の食材をよく食べていました。
ですがゴフ洞窟の女性にそのような形跡はなく、シカ・ウシ・ウマなど、主に陸上の草食動物を食べていたようなんです。
ちなみに、ゴフ洞窟では、「チェダーマン」として知られる、今回のものより新しい約1万年前の人骨も見つかっています。
これについて面白いことが判明しています。
チェダーマンは、同じ洞窟で見つかった女性とわずか15%しかゲノムを共有しておらず、残りの85%はケンドリック洞窟の狩猟採集民に由来していたそうなんです。
こうした新事実は、ヨーロッパや世界へと広がった初期人類の移動について解明する手がかりになるそうです。
まぁ、こういった歴史が紐解かれていけば、いつか全貌が明らかになる日が来るんでしょう。
正直、そこまで興味ないけど(笑)
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
11月16日の水曜日でございます。
11月も折り返しを過ぎ、後半戦に突入です。
てか、後2週間ですから、もう今年も残り、2ヶ月と2週間ってことですな。
毎日、この今年も残りって話ししてますが、まぁ書くことないからなんですけどね(笑)
そんな年の瀬前、今日もネタにいきましょう。
今日は、歴史ミステリーなお話しでもしてみたいと思います。
なんでも、英国最古の人間のDNAを解読したところ、人喰い人種と狩猟採集民の2つの異なるグループの存在が明らかになったんだとか…。
イギリスには、最後の氷河期の終わりに、少なくとも2つの遺伝的に異なるグループの人類が住んでいたことが、英国最古の人骨のDNAによって明らかになったそうなんです。
最古の人骨は2つあり、片方はイングランド南西部サマセットにある「ゴフ洞窟(Gough’s Cave)」で、もう片方は北ウェールズの「ケンドリック洞窟(Kendrick’s Cave)」で発見されました。
まぁ、どっちもどこか知らんけど…。
どちらも1万年から2万年前の旧石器時代の終わりごろに生きた人物で、ゴフ洞窟で発見された女性は「儀式的な食人」を行っていたらしき形跡が見つかっているそうです。
このような興味深い事実のほかにも、2つの人骨からは、最後の氷河期の終わりにヨーロッパや世界へと広まった「初期人類の移動」について今に伝える、いくつもの発見がなされているそうです。
1〜2万年前の当時、他のヒトの仲間は死に絶え、現生人類が世界各地に広まりつつありました。
現在のイギリスに関しては、4万4000年前にすでに現生人類がたどりついていたという証拠があるそうです。
しかし、そうした記録には大きな空白があり、イギリスの人類は「最終氷期」に一度追い出され、数万年後にまた戻ってきたらしいことが示唆されています。
こういうの、ホントよく調べますよね〜。
こうした謎めいた当時の状況を解明するために、ロンドン自然史博物館、ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン、フランシス・クリック研究所のグループは、洞窟で発見されたイギリス最古の人骨のゲノムを解析し、さらに放射性炭素年代測定を試みました。
その結果、ゴフ洞窟の骨は、約1万4900年前に生きた女性のものであることが判明したそうです。
彼女の祖先は、その1000年ほど前に北西ヨーロッパに移住してきた最初の人たちであるそうです。
興味深いことに、ケンドリック洞窟の骨は、この女性とはまったくの無関係で、約1万3500年前に生きた狩猟採集民の男性だったそうです。
彼の祖先は近東出身で、約1万4000年前にイギリスにやってきたようなんです。
つまりイギリスには最終氷期が終わるほぼ同時期、2つの異なった集団が移住してきたということになるようなんです。
研究グループのマテヤ・ハジュディニャック博士は、「わずか1000年ほどしか離れていない時代に、2つの系統が見つかったことは、旧石器時代のヨーロッパの人口が、大きく変化する集団だったという新事実を伝えています」と、プレスリリースで述べています。
女性と男性がそれぞれ所属していた2つの系統は、遺伝子だけでなく、文化的にも大きく異なっていたようなんですね。
たとえば、ケンドリック洞窟は遺体の埋葬地として利用されていたようで、馬の顎骨を装飾した小さな工芸品が見つかっています。
一方、より古いゴフ洞窟の人たちは、人間の頭蓋骨でドクロ杯を作るなど、儀式的な食人を行っていたらしき形跡が認められるんだそうです。
儀式的な食人って…
生贄的なことでしょうか。
この両グループは食生活もずいぶん違っていたようなんです。
骨の化学分析の結果によれば、ケンドリック洞窟の男性は、大型の海洋哺乳類など、海や川の食材をよく食べていました。
ですがゴフ洞窟の女性にそのような形跡はなく、シカ・ウシ・ウマなど、主に陸上の草食動物を食べていたようなんです。
ちなみに、ゴフ洞窟では、「チェダーマン」として知られる、今回のものより新しい約1万年前の人骨も見つかっています。
これについて面白いことが判明しています。
チェダーマンは、同じ洞窟で見つかった女性とわずか15%しかゲノムを共有しておらず、残りの85%はケンドリック洞窟の狩猟採集民に由来していたそうなんです。
こうした新事実は、ヨーロッパや世界へと広がった初期人類の移動について解明する手がかりになるそうです。
まぁ、こういった歴史が紐解かれていけば、いつか全貌が明らかになる日が来るんでしょう。
正直、そこまで興味ないけど(笑)
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院