小惑星衝突と津波
2022年11月02日 [色々なこと]
お疲れ様です。院長です。
11月2日の水曜日でございます。
11月ともなると、やはり寒いですな。
ですが、まだ暑くはなくても暖かい日があったり、急に寒くなったりとなんだかややこしい気候です。
地球全体が、どうもアカン方向に行ってるなぁ〜と感じてるのは、わたくし院長だけではありますまい。
きっと、地球は滅亡に向かってんでしょうねぇ…。
とか(笑)
で、今日のネタですが、今日は恐竜を絶滅させたとされる小惑星のお話しです。
なんでも、6600万年前、巨大な小惑星が地球に衝突し、恐竜を含む生物の75%を絶滅に追いやったんだとか…。
この時、高さ1.5キロの巨大津波が発生し、たった48時間で地球上のほぼすべての海岸に到達しただろうことが明らかになったそうなんです。
この事実は、ユカタン半島の「チクシュルーブ・クレーター」を作り出した小惑星の衝突をシミュレーションし、さらに世界中100か所以上から採取された地質データを分析した結果、明らかになったことなんだそうです。
それによると、そのとき生じた津波の威力は、地球の裏側にある海盆の堆積物を撹乱・侵食するほどに強力だったそうです。
もはやどんな状況か想像も出来ませんが、すごかったんでしょうね。
6600万年前、現在のメキシコ湾とカリブ海との間にある、ユカタン半島に衝突した小惑星は、当時地球に存在した動植物の約4分の3を一掃。
当時地上を支配していた恐竜は、空を飛ぶもの以外はすべて絶滅し、現在まで生き残ったのは、恐竜の子孫である鳥だけだと言われています。
隕石の威力は凄まじく、猛烈な火災で動物を焼き殺したり、硫黄を含んだ岩石を粉々にして危険な酸性雨を降らせたり、地球を長期に渡り寒冷化させたりしたことが知られています。
今回の研究テーマは、その時に発生したであろう津波についてです。
衝突で発生した巨大な津波を探るために、幅14キロの小惑星が時速43,500キロ(音速の35倍の速さ)で地球に衝突したと想定して、当時の状況をシミュレーションしたそうです。
これと併せて、恐竜を含む地球上の生物の70%を滅亡に追いやった、白亜紀末に起きた5度目の大量絶滅「K-Pg境界」前後の海底堆積物も分析しています。
この分析によると、衝突によって発生した津波の初期エネルギーは、23万人以上の死者を出した2004年12月のスマトラ島沖地震津波のそれの3万倍と膨大なものだったそうです。
小惑星が地球に衝突すると、直径100キロのクレーターが生じ、その衝撃で大気中に高密度の塵と煤の雲が巻き上がります。
衝突のわずか2分半後、放出された物質のカーテンが海水を外側へと押し出し、波の高さは一時的に4.5キロにもなって、再び地表へ降り注ぎます。
10分後、衝突地点から約220キロ離れた湾内を、高さ1.5キロの津波が縦横無尽に駆け巡ります。
さらに1時間が経過すると、津波はメキシコ湾から離れ北大西洋に進出。
4時間後、津波は「中央アメリカ海路」(当時、北米と南米を隔てていた海路)を抜けて、太平洋にまで到達したであろうと…。
小惑星の衝突から丸一日が経過した頃には、太平洋と大西洋の大部分を横断し、インド洋には東西から津波が押し寄せました。
そして48時間後、津波は地球のほとんどの海岸線に到達したと…。
津波は主に東と北東に広がり、北大西洋へ到達。
また中央アメリカ海路を経て、南西に流れ込み、南太平洋にも広がっていったであろうと推測されます。
こうした地域では水の流れが速く、時速0.6キロを超えていたと推定されています。
これは海底の細かい堆積物を侵食する速度だそうです。
一方、南大西洋・北太平洋・インド洋・現在の地中海など、津波の影響をほとんど受けなかっただろう地域もあるんだとか…。
シミュレーションによると、これらの地域の水流は時速0.64キロ以下だったそうです。
さらに、「チクシュルーブ・クレーター」から12,000キロ以上離れたニュージーランド東部の島々でも、衝突の痕跡が見つかっています。
それは「露頭(ろとう)」と呼ばれる岩石が露出したものだ。
これまでこうした露頭は局地的な地殻変動によるものだと考えられてきましたが、年代と津波のルートにあるという事実から、小惑星の巨大な波が残したものであることが判明したんだそうです。
と、当時の様子が徐々に明らかになっていくわけですが、生物の70%が絶滅し、長期の寒冷化が起こった地球が、6600万年の現在、ここまで発展してんですから、それもスゴイよね。
6600万年前は、小惑星の衝突で絶滅したわけですが、今まさに起ってることは、我々人間が積み重ねたことの結果として、地球が悲鳴を上げてんですから、そこはなんとかしないと…。
ま、わたくし院長が生きてるうちは大丈夫でしょうけど(笑)
て、考えが一番アカンな(笑)
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
11月2日の水曜日でございます。
11月ともなると、やはり寒いですな。
ですが、まだ暑くはなくても暖かい日があったり、急に寒くなったりとなんだかややこしい気候です。
地球全体が、どうもアカン方向に行ってるなぁ〜と感じてるのは、わたくし院長だけではありますまい。
きっと、地球は滅亡に向かってんでしょうねぇ…。
とか(笑)
で、今日のネタですが、今日は恐竜を絶滅させたとされる小惑星のお話しです。
なんでも、6600万年前、巨大な小惑星が地球に衝突し、恐竜を含む生物の75%を絶滅に追いやったんだとか…。
この時、高さ1.5キロの巨大津波が発生し、たった48時間で地球上のほぼすべての海岸に到達しただろうことが明らかになったそうなんです。
この事実は、ユカタン半島の「チクシュルーブ・クレーター」を作り出した小惑星の衝突をシミュレーションし、さらに世界中100か所以上から採取された地質データを分析した結果、明らかになったことなんだそうです。
それによると、そのとき生じた津波の威力は、地球の裏側にある海盆の堆積物を撹乱・侵食するほどに強力だったそうです。
もはやどんな状況か想像も出来ませんが、すごかったんでしょうね。
6600万年前、現在のメキシコ湾とカリブ海との間にある、ユカタン半島に衝突した小惑星は、当時地球に存在した動植物の約4分の3を一掃。
当時地上を支配していた恐竜は、空を飛ぶもの以外はすべて絶滅し、現在まで生き残ったのは、恐竜の子孫である鳥だけだと言われています。
隕石の威力は凄まじく、猛烈な火災で動物を焼き殺したり、硫黄を含んだ岩石を粉々にして危険な酸性雨を降らせたり、地球を長期に渡り寒冷化させたりしたことが知られています。
今回の研究テーマは、その時に発生したであろう津波についてです。
衝突で発生した巨大な津波を探るために、幅14キロの小惑星が時速43,500キロ(音速の35倍の速さ)で地球に衝突したと想定して、当時の状況をシミュレーションしたそうです。
これと併せて、恐竜を含む地球上の生物の70%を滅亡に追いやった、白亜紀末に起きた5度目の大量絶滅「K-Pg境界」前後の海底堆積物も分析しています。
この分析によると、衝突によって発生した津波の初期エネルギーは、23万人以上の死者を出した2004年12月のスマトラ島沖地震津波のそれの3万倍と膨大なものだったそうです。
小惑星が地球に衝突すると、直径100キロのクレーターが生じ、その衝撃で大気中に高密度の塵と煤の雲が巻き上がります。
衝突のわずか2分半後、放出された物質のカーテンが海水を外側へと押し出し、波の高さは一時的に4.5キロにもなって、再び地表へ降り注ぎます。
10分後、衝突地点から約220キロ離れた湾内を、高さ1.5キロの津波が縦横無尽に駆け巡ります。
さらに1時間が経過すると、津波はメキシコ湾から離れ北大西洋に進出。
4時間後、津波は「中央アメリカ海路」(当時、北米と南米を隔てていた海路)を抜けて、太平洋にまで到達したであろうと…。
小惑星の衝突から丸一日が経過した頃には、太平洋と大西洋の大部分を横断し、インド洋には東西から津波が押し寄せました。
そして48時間後、津波は地球のほとんどの海岸線に到達したと…。
津波は主に東と北東に広がり、北大西洋へ到達。
また中央アメリカ海路を経て、南西に流れ込み、南太平洋にも広がっていったであろうと推測されます。
こうした地域では水の流れが速く、時速0.6キロを超えていたと推定されています。
これは海底の細かい堆積物を侵食する速度だそうです。
一方、南大西洋・北太平洋・インド洋・現在の地中海など、津波の影響をほとんど受けなかっただろう地域もあるんだとか…。
シミュレーションによると、これらの地域の水流は時速0.64キロ以下だったそうです。
さらに、「チクシュルーブ・クレーター」から12,000キロ以上離れたニュージーランド東部の島々でも、衝突の痕跡が見つかっています。
それは「露頭(ろとう)」と呼ばれる岩石が露出したものだ。
これまでこうした露頭は局地的な地殻変動によるものだと考えられてきましたが、年代と津波のルートにあるという事実から、小惑星の巨大な波が残したものであることが判明したんだそうです。
と、当時の様子が徐々に明らかになっていくわけですが、生物の70%が絶滅し、長期の寒冷化が起こった地球が、6600万年の現在、ここまで発展してんですから、それもスゴイよね。
6600万年前は、小惑星の衝突で絶滅したわけですが、今まさに起ってることは、我々人間が積み重ねたことの結果として、地球が悲鳴を上げてんですから、そこはなんとかしないと…。
ま、わたくし院長が生きてるうちは大丈夫でしょうけど(笑)
て、考えが一番アカンな(笑)
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院