気候変動と森林
2022年10月26日 [色々なこと]
お疲れ様です。院長です。
10月26日の水曜日でございます。
さすがに寒くなってきましたねぇ。
ボチボチ冬服の登場ですな。
今年も涼しいな〜って時期は短かった気がしますねぇ。
てな入りで、今日のネタですが、この気候変動の影響で、樹木の成長が急速に早まっているんだそうですよ。
気候変動…。
変動してる気、しますよねぇ。
温暖化ですから、夏が暑くなるのは分かりますが、その分、不輸も寒くなってる気がします。
どうせなら、全体的に温暖化しろよって。
冬もポカポカだねぇってんなら、夏の暑さも我慢できますが、夏は暑いし冬は寒い。
おまけに春も秋もあったんだか無かったんだかってんじゃ、悪いことばっかりですな(笑)
で、この気候変動、新たな研究によると、大気中の二酸化炭素が増加したことで、アメリカでは森林の木々の成長が早まり、大きくなっていることが明らかになったそうなんです。
樹木は二酸化炭素を吸収して成長するために、気候変動を緩和する機能があると考えられています。
今回の研究では、全米の森林10か所で、一貫して木の体積が増加していることが判明したそうです。
樹木が気候変動から地球を守っているだろうことが示唆されているそうでdす。
研究の共著者である米オハイオ州立大学のブレント・ソーンゲン氏は、森林の大切さについて次のように語っています。
森林は排出された全ての二酸化炭素のおよそ10数%を大気から吸収します
私たちは何十億トンという二酸化炭素を大気に放出していますが、森を育てるだけでかなりの量を取り除くことができます
二酸化炭素が樹木の成長をうながす効果を「CO2施肥効果」というそうです。
木々が二酸化炭素をたくさん利用できるようになって、光合成がアップし、その分成長のエネルギーを多く作れるようになることが原因です。
大気中に放出された二酸化炭素は、永遠にそこにとどまるわけではありません。
そのかなりの部分が海・森・湿地に吸収されます。
過去20年、アメリカの森林は毎年7、8億トンの二酸化炭素を吸収したと試算されています。
これは同国の二酸化炭素総排出量の10〜11%にあたるんだとか…。
あまりにも多くの二酸化炭素は自然に悪影響を与える可能性がありますが、木々はたっぷりと二酸化炭素を吸収しても問題ないようなんです。
ほとんどの人はその変化に気づかないでしょうけど、30年前の木と比べて、2、3割は大きくなっていることになるんだそうですよ。
これを世界最大の木で構成される「レッドウッド国立州立公園」の森林に当てはめると、ほんの少しの増加であっても、二酸化炭素の保管場所が大量に増えたとみなすことができるわけです。
しかも古い木々であっても、同じようなバイオマス(特定の時点においてある空間に存在する生物(バイオ)の量を、物質(マス)の量として表現したもの)の増加が見られると…。
今回の研究では、アメリカ農務省林野部のデータ(USFS-FIA)を用いて、過去数十年で森の樹木の体積がどのように変化したのか調査されました。
その結果、1970年から2015年にかけて、木々の体積が大幅に増加していることや、それが二酸化炭素排出量の増加と相関していることが明らかになったわけです。
また自生の木と植樹された木とで違いがあるかどうかも確認されました。
というのも、植樹はその地域に最適なものを選別して植えられることが多いので、その分CO2施肥効果も大きくなるだろうと予測されたからです。
ところが実際のところ、自生樹と植樹には違いが見られなかったそうなんです。
全体としては、今回明らかになった木々の体積の増加は、これまでの推定よりも多いことがわかったということです。
木々は地球のために頑張ってくれてるんですねぇ。
気が吸収してくれるから気を増やす…。
まぁ、間違ってはないんでしょうけど、やはり根本の対策をしっかりやらないとねぇ。
と、思います。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
10月26日の水曜日でございます。
さすがに寒くなってきましたねぇ。
ボチボチ冬服の登場ですな。
今年も涼しいな〜って時期は短かった気がしますねぇ。
てな入りで、今日のネタですが、この気候変動の影響で、樹木の成長が急速に早まっているんだそうですよ。
気候変動…。
変動してる気、しますよねぇ。
温暖化ですから、夏が暑くなるのは分かりますが、その分、不輸も寒くなってる気がします。
どうせなら、全体的に温暖化しろよって。
冬もポカポカだねぇってんなら、夏の暑さも我慢できますが、夏は暑いし冬は寒い。
おまけに春も秋もあったんだか無かったんだかってんじゃ、悪いことばっかりですな(笑)
で、この気候変動、新たな研究によると、大気中の二酸化炭素が増加したことで、アメリカでは森林の木々の成長が早まり、大きくなっていることが明らかになったそうなんです。
樹木は二酸化炭素を吸収して成長するために、気候変動を緩和する機能があると考えられています。
今回の研究では、全米の森林10か所で、一貫して木の体積が増加していることが判明したそうです。
樹木が気候変動から地球を守っているだろうことが示唆されているそうでdす。
研究の共著者である米オハイオ州立大学のブレント・ソーンゲン氏は、森林の大切さについて次のように語っています。
森林は排出された全ての二酸化炭素のおよそ10数%を大気から吸収します
私たちは何十億トンという二酸化炭素を大気に放出していますが、森を育てるだけでかなりの量を取り除くことができます
二酸化炭素が樹木の成長をうながす効果を「CO2施肥効果」というそうです。
木々が二酸化炭素をたくさん利用できるようになって、光合成がアップし、その分成長のエネルギーを多く作れるようになることが原因です。
大気中に放出された二酸化炭素は、永遠にそこにとどまるわけではありません。
そのかなりの部分が海・森・湿地に吸収されます。
過去20年、アメリカの森林は毎年7、8億トンの二酸化炭素を吸収したと試算されています。
これは同国の二酸化炭素総排出量の10〜11%にあたるんだとか…。
あまりにも多くの二酸化炭素は自然に悪影響を与える可能性がありますが、木々はたっぷりと二酸化炭素を吸収しても問題ないようなんです。
ほとんどの人はその変化に気づかないでしょうけど、30年前の木と比べて、2、3割は大きくなっていることになるんだそうですよ。
これを世界最大の木で構成される「レッドウッド国立州立公園」の森林に当てはめると、ほんの少しの増加であっても、二酸化炭素の保管場所が大量に増えたとみなすことができるわけです。
しかも古い木々であっても、同じようなバイオマス(特定の時点においてある空間に存在する生物(バイオ)の量を、物質(マス)の量として表現したもの)の増加が見られると…。
今回の研究では、アメリカ農務省林野部のデータ(USFS-FIA)を用いて、過去数十年で森の樹木の体積がどのように変化したのか調査されました。
その結果、1970年から2015年にかけて、木々の体積が大幅に増加していることや、それが二酸化炭素排出量の増加と相関していることが明らかになったわけです。
また自生の木と植樹された木とで違いがあるかどうかも確認されました。
というのも、植樹はその地域に最適なものを選別して植えられることが多いので、その分CO2施肥効果も大きくなるだろうと予測されたからです。
ところが実際のところ、自生樹と植樹には違いが見られなかったそうなんです。
全体としては、今回明らかになった木々の体積の増加は、これまでの推定よりも多いことがわかったということです。
木々は地球のために頑張ってくれてるんですねぇ。
気が吸収してくれるから気を増やす…。
まぁ、間違ってはないんでしょうけど、やはり根本の対策をしっかりやらないとねぇ。
と、思います。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院