co2とジェット燃料
2022年10月03日 [色々なこと]
お疲れ様です。院長です。
10月3日の月曜日でございます。
いつの間にか、10月です…。
今年ももう少しですなぁ。
では今日のネタですが、コロナもなんとか落ち着いてきたようで、海外からの旅行客もチラホラ見えますし、日本からの海外旅行もかなり緩和されてきました。
そして海外旅行と言えば、当然飛行機なんですが、今日はそんな飛行機にまつわるお話しでもしてみようかと思います。
飛行機に乗って空の旅は良いもんですが、飛行機から排出される二酸化炭素などの温室効果ガスは、地球温暖化を進める大きな要因の1つでもあるんです。
そこでスペインに建設されたのは、太陽と水と二酸化炭素からジェット燃料を生産する施設なんだとか…。
まさにカーボンニュートラル(温室効果ガスの排出量と吸収量を均衡させる)な代替ジェット燃料です。
この技術自体は数年前からあったそうなんですが、今回それを産業レベルにスケールアップできることが実証され、学術誌で発表されました。
スイス、チューリッヒ工科大学のアルド・スタインフェルド教授は、「完全統合型のソーラータワーシステム内において、水・二酸化炭素からケロシンまでの熱化学プロセスチェーンを実証したのは、我々が初めて」と語っておられます。
ご存知の通り、飛行機は空を飛ぶためにジェット燃料を大量に消費します。
人間の活動によって引き起こされる温暖化の5%は、それに起因するとされるほどですからかなりの量だと言う事でしょう。
ですが、長距離を飛行する商業線にふさわしい代替燃料はなかなか見つかっていないのが現状です。
こうした状況を改善するべく、スタインフェルド教授らが取り組んでいるのが、太陽と水と二酸化炭素から「合成ケロシン」を作る方法です。
その生産プロセスでは、空気に含まれている二酸化炭素が吸収されます。
ですから合成ケロシンをジェットエンジンで燃焼させても、化石燃料のように新たな二酸化炭素が大気中に放出されることはないんだとか…。
もともと大気に含まれていた二酸化炭素が排出されるだけなので、差し引きゼロってことで、いわゆるカーボンニュートラルなわけですな。
しかも合成ケロシンは使い勝手もいいそうで、既存のジェットエンジンにも使えるし、従来のケロシンに混ぜて使うこともできるんだそうです。
この合成ケロシンの生産施設は太陽の国スペイン、マドリードにあります。
メインとなるのは15メートルの塔の頂上に設置された「リアクター(化学反応を起こさせる装置)」で、地面に敷き詰められた「169枚のパネル」で日光を反射し、リアクターに太陽エネルギーを集中させます。
するとその熱によってリアクター内の「酸化セリウム」が化学反応を起こし、水と二酸化炭素を合成ガスに転換。
これをさらに液化すると、ケロシンや軽油に似た燃料が出来上がるんだそうです。
現時点で、入力された太陽エネルギーのうち、合成ガスエネルギーに転換される割合、すなわち生産効率は約4%であるとのこと。
研究グループの目標は、これを15%まで引き上げることで、これが実現できれば、反射パネルの数を減らしたり、燃料の生産量を増やしたりできるようになるそうです。
なんか話だけ聞いてると簡単そう(笑)
ま、もちろん簡単ではないんでしょうけど、ここまでくればあとは改良を重ね、生産効率を上げていけば、十分使える気はします。
地球温暖化はもうギリギリのところまで進んでいます。
こういった比較的大規模な温暖化対策は、世界中が一丸となっておし進めて欲しいもんです。
でもねぇ…。
こういったネタって、よく扱うんですけど、続報がねぇ(笑)
あれからこうなりました〜的なのを聞かないんですよね〜。
今回のは、是非ともキチンと最後まで頑張って、地球温暖化の歯止めになるよう、世界中に普及させてください。
きっと、世界中の飛行機がこの燃料で飛ぶようになったら、かなりの効果が期待できんじゃないですかね。
知らんけど(笑)
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
10月3日の月曜日でございます。
いつの間にか、10月です…。
今年ももう少しですなぁ。
では今日のネタですが、コロナもなんとか落ち着いてきたようで、海外からの旅行客もチラホラ見えますし、日本からの海外旅行もかなり緩和されてきました。
そして海外旅行と言えば、当然飛行機なんですが、今日はそんな飛行機にまつわるお話しでもしてみようかと思います。
飛行機に乗って空の旅は良いもんですが、飛行機から排出される二酸化炭素などの温室効果ガスは、地球温暖化を進める大きな要因の1つでもあるんです。
そこでスペインに建設されたのは、太陽と水と二酸化炭素からジェット燃料を生産する施設なんだとか…。
まさにカーボンニュートラル(温室効果ガスの排出量と吸収量を均衡させる)な代替ジェット燃料です。
この技術自体は数年前からあったそうなんですが、今回それを産業レベルにスケールアップできることが実証され、学術誌で発表されました。
スイス、チューリッヒ工科大学のアルド・スタインフェルド教授は、「完全統合型のソーラータワーシステム内において、水・二酸化炭素からケロシンまでの熱化学プロセスチェーンを実証したのは、我々が初めて」と語っておられます。
ご存知の通り、飛行機は空を飛ぶためにジェット燃料を大量に消費します。
人間の活動によって引き起こされる温暖化の5%は、それに起因するとされるほどですからかなりの量だと言う事でしょう。
ですが、長距離を飛行する商業線にふさわしい代替燃料はなかなか見つかっていないのが現状です。
こうした状況を改善するべく、スタインフェルド教授らが取り組んでいるのが、太陽と水と二酸化炭素から「合成ケロシン」を作る方法です。
その生産プロセスでは、空気に含まれている二酸化炭素が吸収されます。
ですから合成ケロシンをジェットエンジンで燃焼させても、化石燃料のように新たな二酸化炭素が大気中に放出されることはないんだとか…。
もともと大気に含まれていた二酸化炭素が排出されるだけなので、差し引きゼロってことで、いわゆるカーボンニュートラルなわけですな。
しかも合成ケロシンは使い勝手もいいそうで、既存のジェットエンジンにも使えるし、従来のケロシンに混ぜて使うこともできるんだそうです。
この合成ケロシンの生産施設は太陽の国スペイン、マドリードにあります。
メインとなるのは15メートルの塔の頂上に設置された「リアクター(化学反応を起こさせる装置)」で、地面に敷き詰められた「169枚のパネル」で日光を反射し、リアクターに太陽エネルギーを集中させます。
するとその熱によってリアクター内の「酸化セリウム」が化学反応を起こし、水と二酸化炭素を合成ガスに転換。
これをさらに液化すると、ケロシンや軽油に似た燃料が出来上がるんだそうです。
現時点で、入力された太陽エネルギーのうち、合成ガスエネルギーに転換される割合、すなわち生産効率は約4%であるとのこと。
研究グループの目標は、これを15%まで引き上げることで、これが実現できれば、反射パネルの数を減らしたり、燃料の生産量を増やしたりできるようになるそうです。
なんか話だけ聞いてると簡単そう(笑)
ま、もちろん簡単ではないんでしょうけど、ここまでくればあとは改良を重ね、生産効率を上げていけば、十分使える気はします。
地球温暖化はもうギリギリのところまで進んでいます。
こういった比較的大規模な温暖化対策は、世界中が一丸となっておし進めて欲しいもんです。
でもねぇ…。
こういったネタって、よく扱うんですけど、続報がねぇ(笑)
あれからこうなりました〜的なのを聞かないんですよね〜。
今回のは、是非ともキチンと最後まで頑張って、地球温暖化の歯止めになるよう、世界中に普及させてください。
きっと、世界中の飛行機がこの燃料で飛ぶようになったら、かなりの効果が期待できんじゃないですかね。
知らんけど(笑)
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院