ホイップ缶
2022年09月27日 [からだのこと]
お疲れ様です。院長です。
9月27日の火曜日でございます。
9月ももう終りですなぁ…。
では今日のネタですが、日本ではあまり馴染みはないですが、よく海外の映画なんかで見ることのある「ホイップ缶」ってご存知ですか?
要するに、缶に入ったホイップクリームで、ちょうどヘアムースのように、ホイップクリームが出てくるヤツです。
このホイップ缶、アメリカではポピュラーなもので、スーパーやコンビニなど、どこでも売られていて手軽に買えるものだったんですが、ニューヨーク州では、購入の際、身分証明書が必要となり21歳未満は買うことができなくなったんだそうです。
それはいったいなぜなんでしょう?
大量摂取による肥満予防でしょうか?
実はそうではなく、もっと深刻な理由があるんですねぇ。
ニューヨーク州では、スプレー缶入りホイップクリームを購入する時には、21歳以上だというが証明できるものを提示することが義務化されています。
その理由は、スプレー缶のカートリッジに含まれる亜酸化窒素にあります。
亜酸化窒素は笑気ガスとも呼ばれており、解離性麻酔成分が含まれ、ヒトが吸入すると、陶酔させる作用があることから娯楽用に吸入する若者が増えたせいなんだって。
ですが、血圧の低下、失神、心臓発作、突然死を引き起こす可能性があり、長期的には、記憶喪失や精神病などを患うこともあるとされているものなんです。
スプレー缶ホイップクリームは、亜酸化窒素が入ったカートリッジを使って缶からクリームを放出するんですが、クリームを使い切ると亜酸化窒素のみが出てきます。
これを吸入する若者が増えてるわけですな。
伝えられるところによると、アメリカの若者の5人に1人は、13歳になるまでに亜酸化窒素などの吸入剤を使用しているそうです。
そこで同州は、去年の秋にスプレー缶ホイップクリームの販売を21歳未満には禁止に、また20歳以上が購入する場合は、身分証明書を提示するという法案が可決されたわけです。
この法案を後援した民主党のジョセフ・アダボ上院議員は、次のように述べています。
この新しい法律は、私たちの地区全地域にとって重大な問題に対処するための重要なステップです。
スプレー缶入りホイップクリームの販売を制限する必要性が最初に明らかになったのは、近隣の路上で空のスプレー缶が捨てられているという苦情を受け取った後でした。
私たちの地域に積み上げられた使用済みのスプレー缶は目障りであるだけでなく、若者の亜酸化窒素乱用の重大な問題を示しています。
去年に法案が可決されてからも、10代の若者の健康がますます危険に晒されているという懸念が拭えなかったニューヨーク州では、最近になって小売業者の取り締まりを開始しました。
もし、店側が21歳未満にスプレー缶のホイップクリームを販売した場合は、法に違反したとして最初は250ドル(約35000円)の罰金が科せられ、その後2回目からは最大500ドル(約69000円)の罰金の支払いを命じられることになるんだとか…。
ちなみに、先日行われたイギリス・ロンドンのノッティング・ヒル・カーニバルでも、多くの若者が使用したとみられる笑気ガスの缶や風船が街中に散らばっていたことが報じられたそうです。
イギリスでは、若者が工業用サイズの缶を使用する傾向にあることが懸念されているそうです。
大きな缶は、通常レストランやケータリングでホイップクリームを製造するために使用されるそうなんですが、当然娯楽用ではありません。
専門家によると、一部の缶は通常の80 倍の量のガスを供給できるため、人々がガスを吸い込むとそれだけリスクが高くなるという話しです。
若者の健康被害を防ぐために、スプレー缶入りホイップクリームの購入時に身分証明を必要とすることは、致し方ないことかもしれませんねぇ。
てか、これって日本では流行ってないんでしょうかね?
まぁ、ホイップ缶自体がそこらに売ってないと思いますが、この世の中、手に入らないものなんてそうそうないですしね。
日本の若者が、こんなもん吸ってバカにならない事を祈りますよ。
笑気ガスなんて吸わなくても、面白い事いっぱいあるしね。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
9月27日の火曜日でございます。
9月ももう終りですなぁ…。
では今日のネタですが、日本ではあまり馴染みはないですが、よく海外の映画なんかで見ることのある「ホイップ缶」ってご存知ですか?
要するに、缶に入ったホイップクリームで、ちょうどヘアムースのように、ホイップクリームが出てくるヤツです。
このホイップ缶、アメリカではポピュラーなもので、スーパーやコンビニなど、どこでも売られていて手軽に買えるものだったんですが、ニューヨーク州では、購入の際、身分証明書が必要となり21歳未満は買うことができなくなったんだそうです。
それはいったいなぜなんでしょう?
大量摂取による肥満予防でしょうか?
実はそうではなく、もっと深刻な理由があるんですねぇ。
ニューヨーク州では、スプレー缶入りホイップクリームを購入する時には、21歳以上だというが証明できるものを提示することが義務化されています。
その理由は、スプレー缶のカートリッジに含まれる亜酸化窒素にあります。
亜酸化窒素は笑気ガスとも呼ばれており、解離性麻酔成分が含まれ、ヒトが吸入すると、陶酔させる作用があることから娯楽用に吸入する若者が増えたせいなんだって。
ですが、血圧の低下、失神、心臓発作、突然死を引き起こす可能性があり、長期的には、記憶喪失や精神病などを患うこともあるとされているものなんです。
スプレー缶ホイップクリームは、亜酸化窒素が入ったカートリッジを使って缶からクリームを放出するんですが、クリームを使い切ると亜酸化窒素のみが出てきます。
これを吸入する若者が増えてるわけですな。
伝えられるところによると、アメリカの若者の5人に1人は、13歳になるまでに亜酸化窒素などの吸入剤を使用しているそうです。
そこで同州は、去年の秋にスプレー缶ホイップクリームの販売を21歳未満には禁止に、また20歳以上が購入する場合は、身分証明書を提示するという法案が可決されたわけです。
この法案を後援した民主党のジョセフ・アダボ上院議員は、次のように述べています。
この新しい法律は、私たちの地区全地域にとって重大な問題に対処するための重要なステップです。
スプレー缶入りホイップクリームの販売を制限する必要性が最初に明らかになったのは、近隣の路上で空のスプレー缶が捨てられているという苦情を受け取った後でした。
私たちの地域に積み上げられた使用済みのスプレー缶は目障りであるだけでなく、若者の亜酸化窒素乱用の重大な問題を示しています。
去年に法案が可決されてからも、10代の若者の健康がますます危険に晒されているという懸念が拭えなかったニューヨーク州では、最近になって小売業者の取り締まりを開始しました。
もし、店側が21歳未満にスプレー缶のホイップクリームを販売した場合は、法に違反したとして最初は250ドル(約35000円)の罰金が科せられ、その後2回目からは最大500ドル(約69000円)の罰金の支払いを命じられることになるんだとか…。
ちなみに、先日行われたイギリス・ロンドンのノッティング・ヒル・カーニバルでも、多くの若者が使用したとみられる笑気ガスの缶や風船が街中に散らばっていたことが報じられたそうです。
イギリスでは、若者が工業用サイズの缶を使用する傾向にあることが懸念されているそうです。
大きな缶は、通常レストランやケータリングでホイップクリームを製造するために使用されるそうなんですが、当然娯楽用ではありません。
専門家によると、一部の缶は通常の80 倍の量のガスを供給できるため、人々がガスを吸い込むとそれだけリスクが高くなるという話しです。
若者の健康被害を防ぐために、スプレー缶入りホイップクリームの購入時に身分証明を必要とすることは、致し方ないことかもしれませんねぇ。
てか、これって日本では流行ってないんでしょうかね?
まぁ、ホイップ缶自体がそこらに売ってないと思いますが、この世の中、手に入らないものなんてそうそうないですしね。
日本の若者が、こんなもん吸ってバカにならない事を祈りますよ。
笑気ガスなんて吸わなくても、面白い事いっぱいあるしね。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院