小型モスラ
2022年09月21日 [動物のこと]
お疲れ様です。院長です。
9月21日の水曜日でございます。
明後日は秋分の日ですから、もう秋ですねぇ。
では今日のネタですが、苦手な人にはホントに嫌な虫のお話しでもしてみようかと思います。
言うてるわたくし院長が、かなりの虫嫌いなんですが…。
なんでも、世界最大級のアジアの蛾がアメリカで発見され、当局が警戒してるんだとか…。
ヤママユガ科のアタカス・アトラス(Attacus Atlas)は世界最大級の蛾で、日本ではその一種である「ヨナグニサン」が知られています。
インド、東南アジア、中国、日本にかけて分布するアタカス・アトラスですが、生息地ではないアメリカ、ワシントン州で発見されたわけなんです。
この蛾は外来種となるため、アメリカでの入手、飼育、販売することはのことは禁じられています。
そのため、アメリカ国内では初の発見となったわけなんです。
この固体のみならばさほど問題はないですが、繁殖するとやっかいです。
同州の農務省は他の目撃情報を呼びかけ、警戒を強めているわけです。
アタカス・アトラス(Attacus Atlas)は翅幅が最大で24cmにもなる巨大なヤママユガです。
種名はその大きさから、ギリシア神話の巨人アトラスにちなんだものなんだとか…。
しばらくは世界最大と思われていましたが、ニューギニアとオーストラリア北部の固有種、ヘラクレスサン(Coscinocera hercules)が翅幅が27cmになることがわかり、世界で2番目となったそうです。
アタカス・アトラスには数種の亜種が存在しますが、アジアの熱帯森林域にしか生息しない固有種です。
ところが、その巨大蛾が、ワシントン大学生態学准教授のパトリック・C・トービン氏の住む、アメリカ・ワシントン州シアトル近郊、ベルビュー地区にある、自宅ガレージに潜んでいるところを発見されそうなんです。
この巨大蛾はトービン氏からワシントン州農業局(WSDA)に報告され、その後標本にされたものが、米国農務省動植物衛生調査局に送られ、7月27日にアタカス・アトラスであることが確認されました。
当然のことながら、アタカス・アトラスがこれまでアメリカ国内で発見されたことはありません。
てか、うまい具合にそんな先生の家のガレージで発見されたよね?
普通の人なら、「デカい蛾」ってだけで近付きもしませんよね。
ではいったいなぜ、本来いないはずのアタカス・アトラスがアメリカにいたのか?
その理由は今のところ定かでないそうです。
米国では、アタカス・アトラスは「連邦検疫有害生物」に指定しており、農務省の許可なく生きた蛾を入手、飼育、販売することは違法とされています。
この種が外来種であり、米国内の農業、自然環境、在来種に危険を及ぼす可能性があるためですね。
このような厳しい規制があるため、飼育している人はいないと考えられており、この種が米国に出現することは極めて異例のことなんだとか…。
トービン氏は、アタカス・アトラスの生きた繭が、オークションサイト「eBay」で販売されていることを指摘しています。
タイから仕入れた生きた繭をベルビュー地区に住む個人が購入し、羽化させたものが逃げ出したと考えるのが最も論理的だと語っています。
専門家らは、アタカス・アトラスは、熱帯環境で繁栄するため、ワシントンで生き残れる可能性は低いとしていますが、農務省は外来種の繁殖を恐れ、住民らに目を光らせておくように求めています。
住民がベルビュー地区で別のアタカス・アトラスを見つけた場合、写真を撮ってワシントン州農務省に連絡するよう呼び掛けています。
「これが1回限りの脱走者だったのか、それともこの地域に実際に一定数存在する可能性があるのかを知るために、住民が助けてくれることを願っています」と当局は述べています。
実はこのアタカス・アトラスは過去にイギリスでも目撃されたことがあるそうなんです。
2012年にグレーター・マンチェスターにあるラムズボトムという町で発見されたそうで、この時は、個人のコレクションから逃げ出した個体ではないかと言う事でしたが…。
まぁ、何が原因にしろ、外来種ってのは増えますからねぇ。
そのうちアメリカ中に棲みつくかもね。
あ、ちなみにこの蛾、どれ位大きいのか、動画があるんで貼っときます。
けど、気持ち悪いんで虫嫌いの人は見ないでねw
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
9月21日の水曜日でございます。
明後日は秋分の日ですから、もう秋ですねぇ。
では今日のネタですが、苦手な人にはホントに嫌な虫のお話しでもしてみようかと思います。
言うてるわたくし院長が、かなりの虫嫌いなんですが…。
なんでも、世界最大級のアジアの蛾がアメリカで発見され、当局が警戒してるんだとか…。
ヤママユガ科のアタカス・アトラス(Attacus Atlas)は世界最大級の蛾で、日本ではその一種である「ヨナグニサン」が知られています。
インド、東南アジア、中国、日本にかけて分布するアタカス・アトラスですが、生息地ではないアメリカ、ワシントン州で発見されたわけなんです。
この蛾は外来種となるため、アメリカでの入手、飼育、販売することはのことは禁じられています。
そのため、アメリカ国内では初の発見となったわけなんです。
この固体のみならばさほど問題はないですが、繁殖するとやっかいです。
同州の農務省は他の目撃情報を呼びかけ、警戒を強めているわけです。
アタカス・アトラス(Attacus Atlas)は翅幅が最大で24cmにもなる巨大なヤママユガです。
種名はその大きさから、ギリシア神話の巨人アトラスにちなんだものなんだとか…。
しばらくは世界最大と思われていましたが、ニューギニアとオーストラリア北部の固有種、ヘラクレスサン(Coscinocera hercules)が翅幅が27cmになることがわかり、世界で2番目となったそうです。
アタカス・アトラスには数種の亜種が存在しますが、アジアの熱帯森林域にしか生息しない固有種です。
ところが、その巨大蛾が、ワシントン大学生態学准教授のパトリック・C・トービン氏の住む、アメリカ・ワシントン州シアトル近郊、ベルビュー地区にある、自宅ガレージに潜んでいるところを発見されそうなんです。
この巨大蛾はトービン氏からワシントン州農業局(WSDA)に報告され、その後標本にされたものが、米国農務省動植物衛生調査局に送られ、7月27日にアタカス・アトラスであることが確認されました。
当然のことながら、アタカス・アトラスがこれまでアメリカ国内で発見されたことはありません。
てか、うまい具合にそんな先生の家のガレージで発見されたよね?
普通の人なら、「デカい蛾」ってだけで近付きもしませんよね。
ではいったいなぜ、本来いないはずのアタカス・アトラスがアメリカにいたのか?
その理由は今のところ定かでないそうです。
米国では、アタカス・アトラスは「連邦検疫有害生物」に指定しており、農務省の許可なく生きた蛾を入手、飼育、販売することは違法とされています。
この種が外来種であり、米国内の農業、自然環境、在来種に危険を及ぼす可能性があるためですね。
このような厳しい規制があるため、飼育している人はいないと考えられており、この種が米国に出現することは極めて異例のことなんだとか…。
トービン氏は、アタカス・アトラスの生きた繭が、オークションサイト「eBay」で販売されていることを指摘しています。
タイから仕入れた生きた繭をベルビュー地区に住む個人が購入し、羽化させたものが逃げ出したと考えるのが最も論理的だと語っています。
専門家らは、アタカス・アトラスは、熱帯環境で繁栄するため、ワシントンで生き残れる可能性は低いとしていますが、農務省は外来種の繁殖を恐れ、住民らに目を光らせておくように求めています。
住民がベルビュー地区で別のアタカス・アトラスを見つけた場合、写真を撮ってワシントン州農務省に連絡するよう呼び掛けています。
「これが1回限りの脱走者だったのか、それともこの地域に実際に一定数存在する可能性があるのかを知るために、住民が助けてくれることを願っています」と当局は述べています。
実はこのアタカス・アトラスは過去にイギリスでも目撃されたことがあるそうなんです。
2012年にグレーター・マンチェスターにあるラムズボトムという町で発見されたそうで、この時は、個人のコレクションから逃げ出した個体ではないかと言う事でしたが…。
まぁ、何が原因にしろ、外来種ってのは増えますからねぇ。
そのうちアメリカ中に棲みつくかもね。
あ、ちなみにこの蛾、どれ位大きいのか、動画があるんで貼っときます。
けど、気持ち悪いんで虫嫌いの人は見ないでねw
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院