ネッシー伝説再び
2022年09月05日 [動物のこと]
お疲れ様です。院長です。
9月5日の月曜日でございます。
まだまだ暑いですねぇ。
では今日のネタですが、今日は夢とロマンのある歴史ミステリーなお話しでございます。
イギリスのバース大学やモロッコのハッサン2世大学カサブランカ校などの研究グループが、絶滅した首長竜「プレシオサウルス」の化石を発見しました。
とまぁ、これだけではそこまでロマンのある話でもないんですが、実はこれまで、プレシオサウルスは海でのみ生息していたと考えられていました。
ところが、今回化石が発見されたサハラ砂漠は、プレシオサウルスが生きていた1億年前は淡水の河川だったところなんです。
学術誌で発表されたこの発見は、これまで海棲と考えられてきた生物が、じつは淡水域で暮らしていた可能性を示唆するものなのです。
ここからがロマンある話なんですが、とするならば、淡水であるネス湖にプレシオサウルスのような首長竜が生存していてもおかしくはないと、ここにきてネッシー生存説が浮上してきたんですねぇ。
このネッシー、過去にも何度かブームがやってきています。
そのたびに、いるだのいないだの議論はされてるんですが、今回の発見で「いてもおかしくはない」って位には信用度が上がったようなんですね。
スコットランド北部にあるネス湖は、古来よりネッシー伝説で知られています。
現存するネッシーについての最古の記録は565年のものなんだそうです。
それによると、布教活動を行なっていた聖コルンバが「水の獣」に遭遇し、十字を切って撃退したという記述が残ってるそうです。
まぁ、この辺のはかなり怪しいですが、それ以来、ネス湖では首の長い謎の生物が繰り返し目撃されていたんですが、1934年に外科医が撮影したというネッシー写真が出回り、人々は大きな期待を寄せました。
ところが1993年、その写真がフェイクであることが明かされたことで、期待は裏切られ、その存在を絶望視する人も増えたわけなんですが、それでも現在に至るまで、まだネッシーはいると信じている人も多いんですね。
1823年に世界で初めて首長竜「プレシオサウルス」の化石が発見されると、ネッシー伝説と結び付けられるようになりました。
小さな頭のついた長い首、4本のヒレという姿は、まさにネス湖の伝説の生物を彷彿とさせ、いつしかネッシーはプレシオサウルスの生き残りなのではないかと噂されるようになったわけです。
しかし専門家達はこの噂を全否定するわけです。
これまでプレシオサウルスは海の生物であり、ネス湖のような淡水には生息できないと考えられてきたからです。
ですが今回の発見によって、少なくともプレシオサウルスが淡水で生きていた可能性を否定できなくなったと…。
新たに発見されたプレシオサウルスの歯の化石は、川に生息していた絶滅種「甲冑魚」と同じ、エサを砕きやすい作りになっていることがわかったそうなんです。
このことは、プレシオサウルスが淡水の獲物を食べるよう進化していたことを示唆しているそうです。
バース大学の研究グループのニック・ロングリッチ博士はその化石について、「断片的なものでも、こうした骨は太古の生態系と動物について教えてくれる」と語っています。
歯は骨格よりも見つかりやすく、それゆえに多くの手がかりを与えてくれるのだそうです。
なお今回発見された化石は、プレシオサウルス丸ごと1頭分のものではなく、いろいろなところに散らばっていたもので、すべて合わせて動物10数体分になるとのこと。
またロングリッチ博士は、化石が淡水で発見された理由ははっきりせず、議論の余地があるとしつつも、「古生物学者が”海棲爬虫類”と呼ぶからといって、それらが海で暮らさねばならなかったことにはならないだろう」と語っています。
ま、基本、推測ですからね。
いくつかの状況証拠から推察されてただけですから、新たな発見があれば新し考えも取り入れられるべきでしょう。
海棲とされつつも、やがて淡水に進出した種はたくさんいるそうですから、可能性はかなりあるんじゃないでしょうかね。
ま、それとネッシー生存とは話しが違うんですけどね。
と言うのも、プレシオサウルスが絶滅したとされる6600万年前、ネス湖はまだ存在しなかったそうなんです。
この神秘的な湖が誕生したのは約1万年前に最終氷期が終わり、氷河が解けてからのことなんだそうです。
ということでプレシオサウルスが例え淡水に生息していたとしても、それはネッシーではないであろうってことなんですが、これですべての決着がついたわけではありません。
絶滅したとされててま、ひょっこり生きてたぜってな種は、現在でも結構発見されたりしてますし、逆に発見されなかったからこそ生き残ったって事もありますしね。
ま、ロマンはロマンのまま、残しておく方が楽しいですしね。
ネッシがーもしもいるなら、ぜひ見てみたいけどね。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
9月5日の月曜日でございます。
まだまだ暑いですねぇ。
では今日のネタですが、今日は夢とロマンのある歴史ミステリーなお話しでございます。
イギリスのバース大学やモロッコのハッサン2世大学カサブランカ校などの研究グループが、絶滅した首長竜「プレシオサウルス」の化石を発見しました。
とまぁ、これだけではそこまでロマンのある話でもないんですが、実はこれまで、プレシオサウルスは海でのみ生息していたと考えられていました。
ところが、今回化石が発見されたサハラ砂漠は、プレシオサウルスが生きていた1億年前は淡水の河川だったところなんです。
学術誌で発表されたこの発見は、これまで海棲と考えられてきた生物が、じつは淡水域で暮らしていた可能性を示唆するものなのです。
ここからがロマンある話なんですが、とするならば、淡水であるネス湖にプレシオサウルスのような首長竜が生存していてもおかしくはないと、ここにきてネッシー生存説が浮上してきたんですねぇ。
このネッシー、過去にも何度かブームがやってきています。
そのたびに、いるだのいないだの議論はされてるんですが、今回の発見で「いてもおかしくはない」って位には信用度が上がったようなんですね。
スコットランド北部にあるネス湖は、古来よりネッシー伝説で知られています。
現存するネッシーについての最古の記録は565年のものなんだそうです。
それによると、布教活動を行なっていた聖コルンバが「水の獣」に遭遇し、十字を切って撃退したという記述が残ってるそうです。
まぁ、この辺のはかなり怪しいですが、それ以来、ネス湖では首の長い謎の生物が繰り返し目撃されていたんですが、1934年に外科医が撮影したというネッシー写真が出回り、人々は大きな期待を寄せました。
ところが1993年、その写真がフェイクであることが明かされたことで、期待は裏切られ、その存在を絶望視する人も増えたわけなんですが、それでも現在に至るまで、まだネッシーはいると信じている人も多いんですね。
1823年に世界で初めて首長竜「プレシオサウルス」の化石が発見されると、ネッシー伝説と結び付けられるようになりました。
小さな頭のついた長い首、4本のヒレという姿は、まさにネス湖の伝説の生物を彷彿とさせ、いつしかネッシーはプレシオサウルスの生き残りなのではないかと噂されるようになったわけです。
しかし専門家達はこの噂を全否定するわけです。
これまでプレシオサウルスは海の生物であり、ネス湖のような淡水には生息できないと考えられてきたからです。
ですが今回の発見によって、少なくともプレシオサウルスが淡水で生きていた可能性を否定できなくなったと…。
新たに発見されたプレシオサウルスの歯の化石は、川に生息していた絶滅種「甲冑魚」と同じ、エサを砕きやすい作りになっていることがわかったそうなんです。
このことは、プレシオサウルスが淡水の獲物を食べるよう進化していたことを示唆しているそうです。
バース大学の研究グループのニック・ロングリッチ博士はその化石について、「断片的なものでも、こうした骨は太古の生態系と動物について教えてくれる」と語っています。
歯は骨格よりも見つかりやすく、それゆえに多くの手がかりを与えてくれるのだそうです。
なお今回発見された化石は、プレシオサウルス丸ごと1頭分のものではなく、いろいろなところに散らばっていたもので、すべて合わせて動物10数体分になるとのこと。
またロングリッチ博士は、化石が淡水で発見された理由ははっきりせず、議論の余地があるとしつつも、「古生物学者が”海棲爬虫類”と呼ぶからといって、それらが海で暮らさねばならなかったことにはならないだろう」と語っています。
ま、基本、推測ですからね。
いくつかの状況証拠から推察されてただけですから、新たな発見があれば新し考えも取り入れられるべきでしょう。
海棲とされつつも、やがて淡水に進出した種はたくさんいるそうですから、可能性はかなりあるんじゃないでしょうかね。
ま、それとネッシー生存とは話しが違うんですけどね。
と言うのも、プレシオサウルスが絶滅したとされる6600万年前、ネス湖はまだ存在しなかったそうなんです。
この神秘的な湖が誕生したのは約1万年前に最終氷期が終わり、氷河が解けてからのことなんだそうです。
ということでプレシオサウルスが例え淡水に生息していたとしても、それはネッシーではないであろうってことなんですが、これですべての決着がついたわけではありません。
絶滅したとされててま、ひょっこり生きてたぜってな種は、現在でも結構発見されたりしてますし、逆に発見されなかったからこそ生き残ったって事もありますしね。
ま、ロマンはロマンのまま、残しておく方が楽しいですしね。
ネッシがーもしもいるなら、ぜひ見てみたいけどね。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院