(288)サンデーイルネス(仮)外陰がんについて
2022年09月04日 [からだのこと]
お疲れ様です。院長です。
9月4日のサンデーイルネスでございます。
いつの間にか9月に入りましたが、まだまだ暑いです。
もう9月のイメージを変えないといけませんねぇ…。
何となく、秋のイメージがありましたが、もはや夏ですよ。
9月中に涼しいと感じることはもうないかもしれませんねぇ。
9月を夏と認定したら、7月から夏ですから、夏が3ヶ月ってことになり、それはそれで四季的には合ってんじゃないの。
となると春が微妙ですな。
2月は冬ですし、6月がねぇ…。
春の仲間とはとても思えませんしね(笑)
そうなると秋も随分短くなっちゃいますな。
10月と11月の前半くらいでしょ?
11月の後半はもう冬だしねぇ。
百歩譲って11月を秋に入れても、2ヶ月ですよ。
で、12月、1月、2月は冬で、4月、5月は春ですよ。
ね。
やっぱり6月が浮くんですよね(笑)
春とは言い難いうえ、夏でもないし…。
もう、梅雨って季節を加えて五季にするのがいいかもね。
このまま温暖化が進んだら、6月も夏に認定されるかもしれませんが、そうなったらもう地球もかなりヤバイでしょ。
今年も6月に異常な猛暑とかありましたし、7月に梅雨みたいな雨が続いたりと、かなりややこしくなってるしねぇ。
もう、日本の場合、季節ってくくりに無理があるのかもしれませんね。
最終的には、夏と冬の二つになるっていう学者さんもいますしね。
ま、そうなったらなったで生きてくだけですけど(笑)
てなバカ話もしたくなるくらいの暑い毎日です。
てことで、秋を待つ9月最初のイルネス辞典、いってみましょう。
今日のイルネス辞典は、「外陰がん」について解説していきたいと思います。
まずはどんな病気かと言いますと、外陰とは、女性器の外側の部分(恥丘(ちきゅう)、大陰唇、小陰唇、陰核、外尿道口、腟前庭(ちつぜんてい)、会陰(えいん)など)の総称です。
外陰がんは、婦人科が扱う悪性腫瘍のなかで3〜4%と比較的少なく、日本での年間発生数は10万人あたり0.5人以下でまれな病気と言えるでしょう。
それだけに見過ごしてしまわれがちなので注意が必要です。
大部分は50歳以降に発生し、とくに60代以降に多いとされています。
このがんは、外陰部の表面にできることが多いので、患者さん自身も早期から異常に気づきやすいと思われますが、多くの場合は進行がんとして発見されます。
その理由としては、患者さんが外陰部の腫瘤(しゅりゅう)(はれもの)、潰瘍(かいよう)、長期間続くかゆみなどに気づいていても、婦人科の受診に抵抗感をもつために、受診までの期間が長くなることなどが考えられます。
原因は何かといますと、いまだ不明な点が多いのですが、少なくとも2つの異なる原因が考えられています。
ひとつは、ヒトパピローマウイルスの感染をきっかけにがんが発生するもので、この場合は比較的若い人に発生するとされています。
もうひとつは、硬化性苔癬(こうかせいたいせん)(外陰部などに硬い丘疹(きゅうしん)が数多くできる)などの炎症性疾患が元になって、がんが発生すると推測されています。
症状の現れ方としては、初めのうちは、しつこく続くかゆみと腫瘤が主な症状です。
がんが進行してきて潰瘍が形成されると、痛みや排尿時の灼熱感(しゃくねつかん)などを感じるようになります。
早期診断に不可欠なのは、注意深い外陰部の視診です。
外陰部は乾燥している部分なので、細胞診で診断するために良好な標本を得ることが比較的困難です。
確定診断は拡大鏡を用いてよく観察し、疑わしい部位の生検(組織の一部を採取して調べる検査)を行います。
治療の方法としては、外陰がんは、がんの大きさや外陰部周囲の臓器への進展、リンパ節転移の有無などによって4つの進行期に分けられ、治療方法が異なります。
進行期1期あるいは2期のがんに対しては、広汎外陰切除と鼠径(そけい)リンパ節郭清(かくせい)が標準的な術式になっています。
郭清とは、がんの転移の有無にかかわらず、周辺のリンパ節をすべて切除することです。
1期では、切除範囲やリンパ節郭清の範囲を縮小する場合もあります。
進行期3期以上では、広汎外陰切除、骨盤内臓全摘術が行われる場合や、放射線療法と化学療法(抗がん薬)を併用して治療にあたる場合があります。
外陰部の腫瘤やしつこいかゆみなどがある場合には、積極的に婦人科を受診することをすすめます。
治療は婦人科と皮膚科、あるいは形成外科が協力して行います。
いかがでしたか。
では次回のイルネス辞典をお楽しみに〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
9月4日のサンデーイルネスでございます。
いつの間にか9月に入りましたが、まだまだ暑いです。
もう9月のイメージを変えないといけませんねぇ…。
何となく、秋のイメージがありましたが、もはや夏ですよ。
9月中に涼しいと感じることはもうないかもしれませんねぇ。
9月を夏と認定したら、7月から夏ですから、夏が3ヶ月ってことになり、それはそれで四季的には合ってんじゃないの。
となると春が微妙ですな。
2月は冬ですし、6月がねぇ…。
春の仲間とはとても思えませんしね(笑)
そうなると秋も随分短くなっちゃいますな。
10月と11月の前半くらいでしょ?
11月の後半はもう冬だしねぇ。
百歩譲って11月を秋に入れても、2ヶ月ですよ。
で、12月、1月、2月は冬で、4月、5月は春ですよ。
ね。
やっぱり6月が浮くんですよね(笑)
春とは言い難いうえ、夏でもないし…。
もう、梅雨って季節を加えて五季にするのがいいかもね。
このまま温暖化が進んだら、6月も夏に認定されるかもしれませんが、そうなったらもう地球もかなりヤバイでしょ。
今年も6月に異常な猛暑とかありましたし、7月に梅雨みたいな雨が続いたりと、かなりややこしくなってるしねぇ。
もう、日本の場合、季節ってくくりに無理があるのかもしれませんね。
最終的には、夏と冬の二つになるっていう学者さんもいますしね。
ま、そうなったらなったで生きてくだけですけど(笑)
てなバカ話もしたくなるくらいの暑い毎日です。
てことで、秋を待つ9月最初のイルネス辞典、いってみましょう。
今日のイルネス辞典は、「外陰がん」について解説していきたいと思います。
まずはどんな病気かと言いますと、外陰とは、女性器の外側の部分(恥丘(ちきゅう)、大陰唇、小陰唇、陰核、外尿道口、腟前庭(ちつぜんてい)、会陰(えいん)など)の総称です。
外陰がんは、婦人科が扱う悪性腫瘍のなかで3〜4%と比較的少なく、日本での年間発生数は10万人あたり0.5人以下でまれな病気と言えるでしょう。
それだけに見過ごしてしまわれがちなので注意が必要です。
大部分は50歳以降に発生し、とくに60代以降に多いとされています。
このがんは、外陰部の表面にできることが多いので、患者さん自身も早期から異常に気づきやすいと思われますが、多くの場合は進行がんとして発見されます。
その理由としては、患者さんが外陰部の腫瘤(しゅりゅう)(はれもの)、潰瘍(かいよう)、長期間続くかゆみなどに気づいていても、婦人科の受診に抵抗感をもつために、受診までの期間が長くなることなどが考えられます。
原因は何かといますと、いまだ不明な点が多いのですが、少なくとも2つの異なる原因が考えられています。
ひとつは、ヒトパピローマウイルスの感染をきっかけにがんが発生するもので、この場合は比較的若い人に発生するとされています。
もうひとつは、硬化性苔癬(こうかせいたいせん)(外陰部などに硬い丘疹(きゅうしん)が数多くできる)などの炎症性疾患が元になって、がんが発生すると推測されています。
症状の現れ方としては、初めのうちは、しつこく続くかゆみと腫瘤が主な症状です。
がんが進行してきて潰瘍が形成されると、痛みや排尿時の灼熱感(しゃくねつかん)などを感じるようになります。
早期診断に不可欠なのは、注意深い外陰部の視診です。
外陰部は乾燥している部分なので、細胞診で診断するために良好な標本を得ることが比較的困難です。
確定診断は拡大鏡を用いてよく観察し、疑わしい部位の生検(組織の一部を採取して調べる検査)を行います。
治療の方法としては、外陰がんは、がんの大きさや外陰部周囲の臓器への進展、リンパ節転移の有無などによって4つの進行期に分けられ、治療方法が異なります。
進行期1期あるいは2期のがんに対しては、広汎外陰切除と鼠径(そけい)リンパ節郭清(かくせい)が標準的な術式になっています。
郭清とは、がんの転移の有無にかかわらず、周辺のリンパ節をすべて切除することです。
1期では、切除範囲やリンパ節郭清の範囲を縮小する場合もあります。
進行期3期以上では、広汎外陰切除、骨盤内臓全摘術が行われる場合や、放射線療法と化学療法(抗がん薬)を併用して治療にあたる場合があります。
外陰部の腫瘤やしつこいかゆみなどがある場合には、積極的に婦人科を受診することをすすめます。
治療は婦人科と皮膚科、あるいは形成外科が協力して行います。
いかがでしたか。
では次回のイルネス辞典をお楽しみに〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院