モジョ・レンズ
2022年08月16日 [色々なこと]
お疲れ様です。院長です。
8月16日の火曜日でございます。
今日は京都では、五山の送り火が行われます。
ここ数年、コロナの影響で縮小された形だったんですが、今年はコロナ前とおなじように行うようですな。
これも夏の風物詩ですからね。
昔は、祇園祭で夏が始まり、この送り火で夏が終わるって感じだったんですが、まだまだ当分暑そうですな。
では今日のネタですが、この分野も進化がめざましい、ARの最先端技術をご紹介しようかと思っております。
現実世界に仮想世界を重ね合わせて表示する拡張現実(AR)を実現するには、眼鏡型やヘッドマウントディスプレイ、スマホなどが主流なんですが、かねてから開発が進められていた、直接目に装着するコンタクトレンズ型のデバイス「モジョ・レンズ(Mojo Lense)」のプロトタイプが、ついに実装にまでこぎつけたそうなんです。
コンパクトかつ高解像度なうえ、眼球だけで操作できるハンズフリー・スマホフリー仕様となっており、SFの世界が現実になった感が凄いですな。
今回、CEOが自らがプロトタイプを装着したところ、「未来を目にして、言葉を失った」とコメントしているそうです。
ついにこんな世界がくるんですなぁ。
まぁ、コンタクトレンズに慣れてない人からすると、目に装着ってだけで違和感はあるでしょうけど、わたくし院長、小学生の頃からコンタクトレンズを使っていましたから、いつかこんなものが出来るんではないかと思っておりましたよ。
で、こういった「ウェアラブルデバイス」(手首や腕、頭などに装着するコンピューターデバイス、 代表的なウェアラブルデバイスの例として、腕時計のように手首に装着するスマートウォッチ、あるいはメガネのように装着するスマートグラスなど。)のポイントは、使用者に装着していることをどれだけ忘れさせるかにあると言われています。
こと視覚に訴えるウェアラブルARデバイスの場合、いずれは脳に直接装着する未来もあるかもしれませんが、それまでは、コンタクトレンズ型が想像しうる限り最小のデバイスといえるでしょう。
モジョ・ビジョン(Mojo Vision)社は2015年からスマート・コンタクトレンズの開発を進めており、2020年にその初期モデルが公開されました。
そして今回公開されたのが、最新プロトタイプというわけです。
ここでこのコンタクトレンズ型ARデバイス、「モジョ・レンズ(Mojo Lens)」のスペックに軽く触れておきましょう。
世界最小かつ最高密度を謳うグリーン・モノクロ・マイクロLEDディスプレイで、直径は0.5ミリ未満だそうです。
小さいながらも、1インチあたり1万4000ピクセルの高解像度画像を表示できるんだとか…。
Arm社のCore M0プロセッサ、超低レイテンシ通信が可能な5GHz無線通信を内蔵するほか、加速度センサー・ジャイロスコープ・磁気センサーで、超正確に眼球の動きを把握するそうです。
ですから、目を動かしても映像がブレるようなことはないそうです。
外周には医療用マイクロバッテリー、電源管理回路、ワイヤレス充電システムを内蔵し、製品版では1日中動作できるそうです。
またハンズフリー・スマホフリーな設計で、操作は眼球の動きだけで行えるというのもスゴイですわな。
コンタクトレンズ型であるからには、当然超スリム&コンパクトで、モジョ・レンズを装着してもちゃんと、まばたきもできるそうですし、現実にモジョ・ビジョン社のドリュー・パーキンズCEO自らが最初の着用者になって、そのことを証明しています。
これがその紹介動画でございます。https://youtu.be/wGB-VuPQThk
パーキンズ氏は、Mojo Lenに映るコンパスで方向を確認したり、画像を見たりして、その感動を次のように綴っています。
「インビジブル・コンピューティングで未来を肌で体験した……レンズは感動的だ。未来を目にして、文字通り私は言葉を失った」らしいです。
今後、同社はモジョ・レンズをさまざまな人に試してもらい、フィードバックに基づきさらに改良を重ね、いずれは米当局に市販の許可を申請する予定だそうです。
またモジョ・レンズ上で動作するアプリの開発も行われているんだそうですよ。
パーキンス氏の願いは、多くの人が当たり前にできることを、視覚障害者が当たり前にできるようにすることだそうで、「モジョ・レンズが視覚障害者の生活を変えることを願っている」と語っています。
また、アスリートが集中力を維持したまま、より効率的な練習をするサポートにもなるだろうとのことで、最終的な目標は、気を散らせることなく情報にアクセスできるツールを誰もが使えるようにすることだという話しです。
モジョ・レンズの発売日はまだ公表されていませんが、価格については、IEEE Spectrumのインタビューに対して、ハイエンドのスマホくらいの価格を見込んでいると、モジョ・ビジョン社上級副社長が発言しているそうです。
これ、何かすごく楽しそうですよね(笑)
願わくば、わたくし院長が生きてるうちに発売されて欲しいですなぁ。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
8月16日の火曜日でございます。
今日は京都では、五山の送り火が行われます。
ここ数年、コロナの影響で縮小された形だったんですが、今年はコロナ前とおなじように行うようですな。
これも夏の風物詩ですからね。
昔は、祇園祭で夏が始まり、この送り火で夏が終わるって感じだったんですが、まだまだ当分暑そうですな。
では今日のネタですが、この分野も進化がめざましい、ARの最先端技術をご紹介しようかと思っております。
現実世界に仮想世界を重ね合わせて表示する拡張現実(AR)を実現するには、眼鏡型やヘッドマウントディスプレイ、スマホなどが主流なんですが、かねてから開発が進められていた、直接目に装着するコンタクトレンズ型のデバイス「モジョ・レンズ(Mojo Lense)」のプロトタイプが、ついに実装にまでこぎつけたそうなんです。
コンパクトかつ高解像度なうえ、眼球だけで操作できるハンズフリー・スマホフリー仕様となっており、SFの世界が現実になった感が凄いですな。
今回、CEOが自らがプロトタイプを装着したところ、「未来を目にして、言葉を失った」とコメントしているそうです。
ついにこんな世界がくるんですなぁ。
まぁ、コンタクトレンズに慣れてない人からすると、目に装着ってだけで違和感はあるでしょうけど、わたくし院長、小学生の頃からコンタクトレンズを使っていましたから、いつかこんなものが出来るんではないかと思っておりましたよ。
で、こういった「ウェアラブルデバイス」(手首や腕、頭などに装着するコンピューターデバイス、 代表的なウェアラブルデバイスの例として、腕時計のように手首に装着するスマートウォッチ、あるいはメガネのように装着するスマートグラスなど。)のポイントは、使用者に装着していることをどれだけ忘れさせるかにあると言われています。
こと視覚に訴えるウェアラブルARデバイスの場合、いずれは脳に直接装着する未来もあるかもしれませんが、それまでは、コンタクトレンズ型が想像しうる限り最小のデバイスといえるでしょう。
モジョ・ビジョン(Mojo Vision)社は2015年からスマート・コンタクトレンズの開発を進めており、2020年にその初期モデルが公開されました。
そして今回公開されたのが、最新プロトタイプというわけです。
ここでこのコンタクトレンズ型ARデバイス、「モジョ・レンズ(Mojo Lens)」のスペックに軽く触れておきましょう。
世界最小かつ最高密度を謳うグリーン・モノクロ・マイクロLEDディスプレイで、直径は0.5ミリ未満だそうです。
小さいながらも、1インチあたり1万4000ピクセルの高解像度画像を表示できるんだとか…。
Arm社のCore M0プロセッサ、超低レイテンシ通信が可能な5GHz無線通信を内蔵するほか、加速度センサー・ジャイロスコープ・磁気センサーで、超正確に眼球の動きを把握するそうです。
ですから、目を動かしても映像がブレるようなことはないそうです。
外周には医療用マイクロバッテリー、電源管理回路、ワイヤレス充電システムを内蔵し、製品版では1日中動作できるそうです。
またハンズフリー・スマホフリーな設計で、操作は眼球の動きだけで行えるというのもスゴイですわな。
コンタクトレンズ型であるからには、当然超スリム&コンパクトで、モジョ・レンズを装着してもちゃんと、まばたきもできるそうですし、現実にモジョ・ビジョン社のドリュー・パーキンズCEO自らが最初の着用者になって、そのことを証明しています。
これがその紹介動画でございます。https://youtu.be/wGB-VuPQThk
パーキンズ氏は、Mojo Lenに映るコンパスで方向を確認したり、画像を見たりして、その感動を次のように綴っています。
「インビジブル・コンピューティングで未来を肌で体験した……レンズは感動的だ。未来を目にして、文字通り私は言葉を失った」らしいです。
今後、同社はモジョ・レンズをさまざまな人に試してもらい、フィードバックに基づきさらに改良を重ね、いずれは米当局に市販の許可を申請する予定だそうです。
またモジョ・レンズ上で動作するアプリの開発も行われているんだそうですよ。
パーキンス氏の願いは、多くの人が当たり前にできることを、視覚障害者が当たり前にできるようにすることだそうで、「モジョ・レンズが視覚障害者の生活を変えることを願っている」と語っています。
また、アスリートが集中力を維持したまま、より効率的な練習をするサポートにもなるだろうとのことで、最終的な目標は、気を散らせることなく情報にアクセスできるツールを誰もが使えるようにすることだという話しです。
モジョ・レンズの発売日はまだ公表されていませんが、価格については、IEEE Spectrumのインタビューに対して、ハイエンドのスマホくらいの価格を見込んでいると、モジョ・ビジョン社上級副社長が発言しているそうです。
これ、何かすごく楽しそうですよね(笑)
願わくば、わたくし院長が生きてるうちに発売されて欲しいですなぁ。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院