お疲れ様です。院長です。

8月1日の月曜日でございます。

ついに8月突入です。

毎日暑すぎますなぁ。

まぁ、夏ですから暑いのは当たり前ですが、これからがピークですよね。

よく避暑なんて言葉を聞きますが、もはや日本国内では北海道でもヤバいかもね。

札幌でも真夏日なんてザラにありますし、北海道でももっと寒いとこまで行かないと避暑は出来ないんじゃないのかね。

てな、行きもしない避暑地話の流れから、こんな話はどうでしょう。

今日のネタは、北極と南極、どっちの方が寒いの？ってお話しです。

南の端っこにある南極と、北の端っこにある北極、どちらも地球で一番寒い地域といわれていますが、どちらの方がより寒いのでしょう？

まぁ、日本人のイメージ的には、北が寒く南が暖かいって感覚ですから、北極の方が寒いんじゃないの？的に思いますが、実はどっちも寒いんですね（笑）

北極・南極、どちらとも寒いです。

その理由は太陽からの光が直接当たらないからなんですね。

真夏であっても太陽は地平線の低いところにあるわけですし、冬になれば数ヶ月顔を出さなくなります。

くわえて白い氷や雪が光を反射してしまうことも、極地を寒くする原因の1つといえるでしょう。

でもどちらかといえば、圧倒的に南極の方が寒いんですって。

ウッズホール海洋研究所によると、北極の平均気温が冬はマイナス40度、夏は0度なのに対して、南極はマイナス60度とマイナス28.2度なんだとか…。

同じ極地でありながら南極が圧倒的に寒いのは、主に大陸であるかどうかの違いなんだそうです。

北極は陸地にかこまれた「海」であり、南極は海にかこまれた「陸地」なのだそうです。

んー…。

微妙（笑）

陸地に囲まれた海と、海に囲まれた陸地…。

微妙（笑）

北極では水は冷えるのも温まるのも陸よりゆっくりです。

おかげで過激な気温になりにくいと…。

北極海が氷におおわれている時期でも、水の温度が相対的に暖かいため、南極よりも気温が温暖に保たれるわけです。

また北極は海と同じ高さにあるのに対して、南極はもっとも標高の高い大陸です（平均2300メートル）。

標高が高くなれば、気温が下がるのは山とおなじですわね。

北極も南極も、1年を通じて氷の厚さが変わります。

冬になれば、氷が大きく成長すますし、夏の盛りには解けて小さくなります。

こうした氷の変化の大半は、成長と融解を繰り返す海氷によるものです。

北極はほぼ陸に囲まれているので、海氷は南極ほど自由に動き回れないわけです。

ですから1ヶ所にまとまりやすく、南極よりも分厚くなります。

ゆえに氷が分厚いのは北極で、厚さ2〜3m、南極では1〜2mとなります。

北極の海氷の平均的な大きさは、最小時650万km2、最大時1560km2程と言われています。

一方、南極の海氷は　最小時310km2、最大時1880万km2と北極に比べるとかなり小さいです。

ですが、氷の総量なら南極の方が明らかに多いんだそうです。

これは、南極には海氷だけでなく陸氷もあるからなんだそうです。

南極は厚さ4.8kmの氷床が、1370万km2（米国とメキシコを合わせたくらい）もの広さをおおっています。

国立雪氷データセンターによると、南極の氷は、世界の氷の9割を占めるほどの量だということです。

膨大な量であるゆえに、南極の氷は夏であってもそれほど量が変わらないそうで、夏に解ける氷は、冬の氷のほんの一部でしかないんですね。

北極と南極の氷の調査からは、北極の海氷は過去30年で厚さも面積も大幅に減少していることが明らかになっています。

これは結構騒がれてるやつで、温暖化と合わせるように起きているヤツですな。

しかも困ったことに、これは温暖化の負のサイクルとなるわけです。

氷がなくなると、気温が上がりやすくなり、それがさらなる氷の融解につながると…。

一方、南極の陸と海の氷は、過去40年で減ったり増えたりしているそうなんです。

南極の気候には大気と海洋の循環が大きく作用しており、北極より複雑なプロセスなんだそうです。

まぁ、北極も南極も寒いんですが、南極の方がより寒く、氷もとけにくいと…。

こんな暑い時期に、こんな寒い場所の事を考えたら、少しは涼しくなったでしょう。

にしても、温暖化を止めないと、北極の氷はいずれはなくなってしまうかもしれません。

今ある世界地図が変わってしまわない様に、まずは温暖化を止めましょう。

でないと、夏が暑すぎるって（笑）

ではまた〜。










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