キノコ語
2022年05月16日 [色々なこと]
お疲れ様です。院長です。
5月16日の月曜日でございます。
5月も折り返しを過ぎ、後半戦に突入ですな。
ボチボチ梅雨の話題が出ておりますなぁ。
では今日のネタですが、よく植物には感情があり、話しかけながら優しく育てるとキレイな花が咲くとか聞きますが、今日のはもっと強烈です。
なんと、キノコは会話するんだそうです。
しかも、50の「単語」を使用して相互に電気シグナルを送っていることが分かったそうなんです。
ま、キノコは植物じゃないしね(笑)
花と一緒にしちゃいけませんが、それにしても会話するとは驚きですな。
森の落ち葉に埋もれていたり、木々から顔を覗かせたりするキノコは、物静かな印象がありますが、新たな研究によれば、積極的に会話している可能性があるそうなんです。
キノコが送信しているらしき電気シグナルを数理分析したところ、人間の会話に似たパターンが発見されたといいますから面白い事調べる人もいるんだねぇ。
西イングランド大学のアンドリュー・アダマツキー教授は、研究対象となった菌類ネットワークが発する最大50種類の「単語」や「文」などのキノコ語を発見したそうなんです。
もう、「キノコ語」って(笑)
それは果たして言語なのでしょうか。
これまでの研究によって、キノコ(正確には菌類の一部ですが、便宜上キノコと呼ばしていただきます)が地下に張り巡らせた「菌糸」で、電気インパルスを伝えていることならすでに知られていたことです。
そして、それは人間の神経細胞が情報を伝える方法にも似ていたそうなんです。
菌糸が木に触れると、電気インパルスの発火頻度まで増加します。
こうした様子は、まるでキノコが電気的な「言葉」を通じて、離れたところにある自分の体(あるいは木などのパートナー)に食べ物や怪我についての情報を伝えているようなんだとか…。
こうした電気活動は、本当に人間で言う言葉なのでしょうか?
西イングランド大学ブリストル校のコンピュータ科学者、アンドリュー・アダマツキー教授は、これを確かめるために、キノコの電気シグナルパターンを分析することにしたそうなんです。
対象となったのは4種のキノコ(エノキ・スエヒロタケ・ツキヨタケ・サナギタケ)で、アンドリュー・アダマツキー教授はその菌糸体(菌糸の集合)に電極を差し込んでみました。
「キノコの電気シグナルパターンと人間の会話に直接的な関係があるかどうかはわかりません。多分ないでしょう」と、アダマツキー教授は言っています。
ですが、さまざまな綱・科・種で、情報処理上の共通点がいくつも見つかっています。
彼はそれを比較してみたかったのだそうです。
今回の研究によると、キノコの電気シグナルは、50語の単語や文(ボキャブラリー)に似た活動パターンに分類できたそうです。
しかも、そうした「キノコ語の長さ」の分布は、人間の言語のものとよく一致していたんだとか…。
特に、朽木に生えるスエヒロタケは一番複雑な「文章」を紡いでいたそうなんですよ。
このような電気活動が行われる理由として一番可能性が高いのは、キノコが己の一体性を保つためだそうです。
オオカミが遠吠えで群れをまとめるように、キノコは電気活動で己の他の部位に食べ物や危険について教えていると考えられるわけです。
「無言でいるという選択肢もあります」とアダマツキー教授は話しています。
それなのに増殖する子実体の先端は電気を帯びており、帯電した先端が1対の電極を通過すると、電位差のスパイクが記録されるんですな。
こうした「スパイク」が何にせよ、それがランダムなものとは彼には思えなかったということです。
まぁ、何らかの信号を送ってることは間違いないでしょうね。
それが言語かどうかとなると、実に怪しいですが(笑)
これが本当に一種の言語であると断定するには、もっと証拠が必要だとする学者も、もちろんいます。
実は、栄養がリズミカルに運ばれるなど、キノコのネットワークによるパルス的な活動はこれまでにも観察されてきました。
こうした現象は、キノコが食べ物を求めてリズミカルに成長することで起きているとも推測されているわけですな。
「今回の研究では、電気的シグナルのリズミカルなパターンが検出されました。
それは私たちが発見した栄養のパルスとも似ています」と、エクセター大学のダン・ベッバー准教授は第三者の立場からコメントしてますからね。
「興味深い話ですが、言語という解釈は少々熱狂的すぎるように思えます。」と…。
まぁ、そうですわな。
ですが、そのパルスなりにいくつかの種類があるのなら、何の意味もないってこともなさそうです。
これからの研究によっては、言語として認定されるかもしれません。
てか、キノコに言語があったって、多分、我々には何の関係もないとは思いますが…。
それが原因で、キノコを食べ辛くなるのも嫌だしね(笑)
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
5月16日の月曜日でございます。
5月も折り返しを過ぎ、後半戦に突入ですな。
ボチボチ梅雨の話題が出ておりますなぁ。
では今日のネタですが、よく植物には感情があり、話しかけながら優しく育てるとキレイな花が咲くとか聞きますが、今日のはもっと強烈です。
なんと、キノコは会話するんだそうです。
しかも、50の「単語」を使用して相互に電気シグナルを送っていることが分かったそうなんです。
ま、キノコは植物じゃないしね(笑)
花と一緒にしちゃいけませんが、それにしても会話するとは驚きですな。
森の落ち葉に埋もれていたり、木々から顔を覗かせたりするキノコは、物静かな印象がありますが、新たな研究によれば、積極的に会話している可能性があるそうなんです。
キノコが送信しているらしき電気シグナルを数理分析したところ、人間の会話に似たパターンが発見されたといいますから面白い事調べる人もいるんだねぇ。
西イングランド大学のアンドリュー・アダマツキー教授は、研究対象となった菌類ネットワークが発する最大50種類の「単語」や「文」などのキノコ語を発見したそうなんです。
もう、「キノコ語」って(笑)
それは果たして言語なのでしょうか。
これまでの研究によって、キノコ(正確には菌類の一部ですが、便宜上キノコと呼ばしていただきます)が地下に張り巡らせた「菌糸」で、電気インパルスを伝えていることならすでに知られていたことです。
そして、それは人間の神経細胞が情報を伝える方法にも似ていたそうなんです。
菌糸が木に触れると、電気インパルスの発火頻度まで増加します。
こうした様子は、まるでキノコが電気的な「言葉」を通じて、離れたところにある自分の体(あるいは木などのパートナー)に食べ物や怪我についての情報を伝えているようなんだとか…。
こうした電気活動は、本当に人間で言う言葉なのでしょうか?
西イングランド大学ブリストル校のコンピュータ科学者、アンドリュー・アダマツキー教授は、これを確かめるために、キノコの電気シグナルパターンを分析することにしたそうなんです。
対象となったのは4種のキノコ(エノキ・スエヒロタケ・ツキヨタケ・サナギタケ)で、アンドリュー・アダマツキー教授はその菌糸体(菌糸の集合)に電極を差し込んでみました。
「キノコの電気シグナルパターンと人間の会話に直接的な関係があるかどうかはわかりません。多分ないでしょう」と、アダマツキー教授は言っています。
ですが、さまざまな綱・科・種で、情報処理上の共通点がいくつも見つかっています。
彼はそれを比較してみたかったのだそうです。
今回の研究によると、キノコの電気シグナルは、50語の単語や文(ボキャブラリー)に似た活動パターンに分類できたそうです。
しかも、そうした「キノコ語の長さ」の分布は、人間の言語のものとよく一致していたんだとか…。
特に、朽木に生えるスエヒロタケは一番複雑な「文章」を紡いでいたそうなんですよ。
このような電気活動が行われる理由として一番可能性が高いのは、キノコが己の一体性を保つためだそうです。
オオカミが遠吠えで群れをまとめるように、キノコは電気活動で己の他の部位に食べ物や危険について教えていると考えられるわけです。
「無言でいるという選択肢もあります」とアダマツキー教授は話しています。
それなのに増殖する子実体の先端は電気を帯びており、帯電した先端が1対の電極を通過すると、電位差のスパイクが記録されるんですな。
こうした「スパイク」が何にせよ、それがランダムなものとは彼には思えなかったということです。
まぁ、何らかの信号を送ってることは間違いないでしょうね。
それが言語かどうかとなると、実に怪しいですが(笑)
これが本当に一種の言語であると断定するには、もっと証拠が必要だとする学者も、もちろんいます。
実は、栄養がリズミカルに運ばれるなど、キノコのネットワークによるパルス的な活動はこれまでにも観察されてきました。
こうした現象は、キノコが食べ物を求めてリズミカルに成長することで起きているとも推測されているわけですな。
「今回の研究では、電気的シグナルのリズミカルなパターンが検出されました。
それは私たちが発見した栄養のパルスとも似ています」と、エクセター大学のダン・ベッバー准教授は第三者の立場からコメントしてますからね。
「興味深い話ですが、言語という解釈は少々熱狂的すぎるように思えます。」と…。
まぁ、そうですわな。
ですが、そのパルスなりにいくつかの種類があるのなら、何の意味もないってこともなさそうです。
これからの研究によっては、言語として認定されるかもしれません。
てか、キノコに言語があったって、多分、我々には何の関係もないとは思いますが…。
それが原因で、キノコを食べ辛くなるのも嫌だしね(笑)
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院