ライオン肉
2022年05月11日 [動物のこと]
お疲れ様です。院長です。
5月11日の水曜日でございます。
ボチボチ薄着の季節になってきましたねぇ。
今年も暑い季節がやってきちゃいますな。
では今日のネタですが、ついにここまできたか。
ライオンや虎の培養肉が誕生したそうです。
果たしてそのお味はいかがなんでしょう。
研究室で作った動物の細胞を培養して作る「培養肉」は、動物の命を奪うことなく生産できることから次世代の食肉として注目を集めています。
既に牛肉や豚肉、鶏肉や魚などの培養肉が開発されていますが、この技術を使えば、どんな動物の肉の培養も可能なわけですな。
イギリスの「プライミバル・フーズ社(Primeval Foods)」は、ライオンや虎などの培養肉を開発しているといいますからまぁ、おかしなことするねぇ(笑)
食べようとすら思ったこともないですが、培養肉なら、ライオンや虎、シマウマなど、エキゾチックアニマルの肉を食べることが可能となるんですな。
まぁ、興味はあるね。
地球環境を守る取り組みが広がっている中、2040年には世界の食肉の60%が、植物由来のベジミートや、培養肉などの代替肉に置き換わる可能性があると言われています。
英ロンドンに拠点を置くベンチャー企業「エース・ベンチャーズ社(Ace Ventures)」によって設立されたプライミバル・フーズ社は、今食品業界から熱い視線が注がれている「細胞農業」を行なっています。
細胞農業の盛り上がりは、従来の畜産業にはないメリットゆえのことです。
研究室の「バイオリアクター(生体触媒を用いて生化学反応を行う装置)」で動物の細胞を培養して作るため、動物の命を奪いません。
しかも家畜を育てるよりもずっと環境に優しいですし味さえ伴えば完璧なんですよね。
世界人口は2050年までに90億人に達すると予測されており、細胞農業は、増加する食肉需要を、限りある天然資源を無駄にすることなく、二酸化炭素の排出を抑えた上で満たすことができる、持続可能な食材として期待されているんです。
培養肉企業が主に扱っているのは、牛肉・豚肉・鶏肉といった一般的な食材です。
ですがプライミバル・フーズ社は、培養肉ならではの、めったに食べることのできない肉を開発しているわけです。
現在同社が取り組んでいるのは、シベリアトラ、ヒョウ、クロヒョウ、ベンガルトラ、ホワイトライオン、ライオン、シマウマなどのお肉です。
こうした珍しい「エキゾチックミート」を培養肉技術で開発しようというわけなんです。
もし、ライオンや虎の培養肉がおいしいとなれば、従来の食肉にとって代わるかもしれません。
1兆ドル規模の培養肉市場が開かれているのだといいますからデカイ市場ですよね。
また重要なこととして、珍しい動物の肉ではありますが、その動物の命を奪う必要は一切ないことを同社は強調しています。
だからこそ、これまでは不可能だった食肉市場の可能性が開けたわけなんです。
エース・ベンチャーズのマネージングパートナー、イルマズ・ボラ氏は次のように説明しています。
培養肉のおかげで一番美味しくて、健康的で、栄養に富んだお肉を探究できるようになったのです。
土地柄や食べ物の好みに合わせた、その国ならでは食肉を見据えています。
たとえば、イタリアのレストランではキリンが名物料理になるかもしれませんし、中国ではベンガルトラ料理が大人気になるかもしれません。
ボラ氏によると、これまでの畜産の歴史を考えれば、野生動物の肉を食べることで、私たちは新しい体に進化できる可能性があるんだとか…。
「エキゾチックミートは、人間の脳や腸内細菌叢を新たに進化させるかもしれません」とボラ氏は話しています。
というのも、不健康なコレステロールや飽和脂肪酸などを減らしつつ、これまでは得られなかったタンパク質やアミノ酸を食べられるようになるからです。
将来は、安眠や情緒安定のために培養ジャガー肉が推奨されたり、ボケ防止に培養ゾウ肉が推奨されたりなんてことがあるかもしれませんと…。
プライミバル・フーズ社は現在、エキゾチックミートを使ったハンバーガー用パティを商品化する計画を進めているそうです。
ですが差し当たり当局の許可が降りるまでは、ミシュランの星つきレストランでライオンやトラなどの培養肉を提供する予定なんだそうです。
まぁ、培養肉なわけですし、色々試してみるのはいいことでしょう。
ですが、こうした培養肉の普及にとって大きなハードルなのが、各国の食品に関連する規制です。
今現在、培養肉の販売が正式に承認されているのはシンガポールだけなんだとか…。
シンガポールでは2020年、培養鶏肉が政府の承認を経て、チキンナゲットの形で販売される予定だそうです。
日本でも、培養肉の開発に本腰が入ってきたようで、日清食品と東大の共同研究で、「食べられる培養肉」を作ることに初めて成功したというニュースがありました。
わたくし院長、元々食に関しては、栄養摂取を第一に考えるタイプですから、少々マズくても栄養価があって安ければ、全然食べますけどね(笑)
今後の開発に期待しましょう。
ま、ライオンや虎の肉は、一度食べてみたいですけどね。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
5月11日の水曜日でございます。
ボチボチ薄着の季節になってきましたねぇ。
今年も暑い季節がやってきちゃいますな。
では今日のネタですが、ついにここまできたか。
ライオンや虎の培養肉が誕生したそうです。
果たしてそのお味はいかがなんでしょう。
研究室で作った動物の細胞を培養して作る「培養肉」は、動物の命を奪うことなく生産できることから次世代の食肉として注目を集めています。
既に牛肉や豚肉、鶏肉や魚などの培養肉が開発されていますが、この技術を使えば、どんな動物の肉の培養も可能なわけですな。
イギリスの「プライミバル・フーズ社(Primeval Foods)」は、ライオンや虎などの培養肉を開発しているといいますからまぁ、おかしなことするねぇ(笑)
食べようとすら思ったこともないですが、培養肉なら、ライオンや虎、シマウマなど、エキゾチックアニマルの肉を食べることが可能となるんですな。
まぁ、興味はあるね。
地球環境を守る取り組みが広がっている中、2040年には世界の食肉の60%が、植物由来のベジミートや、培養肉などの代替肉に置き換わる可能性があると言われています。
英ロンドンに拠点を置くベンチャー企業「エース・ベンチャーズ社(Ace Ventures)」によって設立されたプライミバル・フーズ社は、今食品業界から熱い視線が注がれている「細胞農業」を行なっています。
細胞農業の盛り上がりは、従来の畜産業にはないメリットゆえのことです。
研究室の「バイオリアクター(生体触媒を用いて生化学反応を行う装置)」で動物の細胞を培養して作るため、動物の命を奪いません。
しかも家畜を育てるよりもずっと環境に優しいですし味さえ伴えば完璧なんですよね。
世界人口は2050年までに90億人に達すると予測されており、細胞農業は、増加する食肉需要を、限りある天然資源を無駄にすることなく、二酸化炭素の排出を抑えた上で満たすことができる、持続可能な食材として期待されているんです。
培養肉企業が主に扱っているのは、牛肉・豚肉・鶏肉といった一般的な食材です。
ですがプライミバル・フーズ社は、培養肉ならではの、めったに食べることのできない肉を開発しているわけです。
現在同社が取り組んでいるのは、シベリアトラ、ヒョウ、クロヒョウ、ベンガルトラ、ホワイトライオン、ライオン、シマウマなどのお肉です。
こうした珍しい「エキゾチックミート」を培養肉技術で開発しようというわけなんです。
もし、ライオンや虎の培養肉がおいしいとなれば、従来の食肉にとって代わるかもしれません。
1兆ドル規模の培養肉市場が開かれているのだといいますからデカイ市場ですよね。
また重要なこととして、珍しい動物の肉ではありますが、その動物の命を奪う必要は一切ないことを同社は強調しています。
だからこそ、これまでは不可能だった食肉市場の可能性が開けたわけなんです。
エース・ベンチャーズのマネージングパートナー、イルマズ・ボラ氏は次のように説明しています。
培養肉のおかげで一番美味しくて、健康的で、栄養に富んだお肉を探究できるようになったのです。
土地柄や食べ物の好みに合わせた、その国ならでは食肉を見据えています。
たとえば、イタリアのレストランではキリンが名物料理になるかもしれませんし、中国ではベンガルトラ料理が大人気になるかもしれません。
ボラ氏によると、これまでの畜産の歴史を考えれば、野生動物の肉を食べることで、私たちは新しい体に進化できる可能性があるんだとか…。
「エキゾチックミートは、人間の脳や腸内細菌叢を新たに進化させるかもしれません」とボラ氏は話しています。
というのも、不健康なコレステロールや飽和脂肪酸などを減らしつつ、これまでは得られなかったタンパク質やアミノ酸を食べられるようになるからです。
将来は、安眠や情緒安定のために培養ジャガー肉が推奨されたり、ボケ防止に培養ゾウ肉が推奨されたりなんてことがあるかもしれませんと…。
プライミバル・フーズ社は現在、エキゾチックミートを使ったハンバーガー用パティを商品化する計画を進めているそうです。
ですが差し当たり当局の許可が降りるまでは、ミシュランの星つきレストランでライオンやトラなどの培養肉を提供する予定なんだそうです。
まぁ、培養肉なわけですし、色々試してみるのはいいことでしょう。
ですが、こうした培養肉の普及にとって大きなハードルなのが、各国の食品に関連する規制です。
今現在、培養肉の販売が正式に承認されているのはシンガポールだけなんだとか…。
シンガポールでは2020年、培養鶏肉が政府の承認を経て、チキンナゲットの形で販売される予定だそうです。
日本でも、培養肉の開発に本腰が入ってきたようで、日清食品と東大の共同研究で、「食べられる培養肉」を作ることに初めて成功したというニュースがありました。
わたくし院長、元々食に関しては、栄養摂取を第一に考えるタイプですから、少々マズくても栄養価があって安ければ、全然食べますけどね(笑)
今後の開発に期待しましょう。
ま、ライオンや虎の肉は、一度食べてみたいですけどね。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院