弘泉堂鍼灸接骨院
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ワカケホンセイインコ
2022年05月02日 [動物のこと]
お疲れ様です。院長です。

5月2日の月曜日でございます。

当院は診療してますが、世の中はお休みなんでしょ。

明日からは連休しますんで、今日は最後にふんばるぞと。

では、今日のネタですが、今日も定番動物ネタをお送りしたいなと思います。

なんでも、イギリスで野生化したワカケホンセイインコが増殖しているそうなんです。

ロンドンでは5万羽に及び、怪しげな都市伝説も囁かれてるんだとか…。

インド、スリランカに分布している鮮やかな緑色の「ワカケホンセイインコ」は、その見た目のかわいらしさも相まって、世界各地でペットとして飼われているんですが、野生化する現象が多発しているそうなんです。

イギリスでも同様で、ロンドン市内では過去1世紀の間で野生化したインコが5万羽にも上るといいますから、なかなかの数字です。

いつからインコたちが野生化したのかは不明のようですが、その起源を巡って、様々な都市伝説が誕生しているそうなんです。

ワカケホンセイインコが急増しだしたのは、ここ100年の間らしく、個体数を増やし続け、現在およそ5万羽にものぼると言われています。

このインコがロンドンで、どのようにして増えたかという明確な情報は不明なんですが、どんな都市伝説が伝えられているんでしょう。

最も人気がある都市伝説の1つは、1968年のある日、カーナビ―ストリートに鳥かごを持って歩いていたアメリカ出身のギタリストでシンガーソングライターのジミ・ヘンドリックスが、鳥かごを開けてアダムとイヴと名付けられた2羽のワカケホンセイインコを放してしまったことから繁殖し、今日に至るというものだそうです。

なんじゃそれ的な都市伝説ですが、それが都市伝説ですもんね(笑)

他には、ハンフリー・ボガードとキャサリン・ヘプバーンが演じた1951年の古典的映画「アフリカの女王」をロンドンのアイルワーススタジオで撮影した際に、撮影スタジオからインコが逃げ出したことが原因と信じている人もいるといいます。

実際には、インコは映画に登場していないんですが、多くの人がその説を信じているそうなんです。

更には、ジョージ・マイケルやヘンリー8世などに関連した都市伝説も存在するらしいんですが、いずれも確証は当然ありません。

専門家は、次のように述べています。

ロンドンの現在のインコの個体数が増えたのは、数百年前にエキゾチックなこのインコに興味を持つ人々がロンドン市内に多く、ペットとして飼われていたインコが逃げ出したことが原因ではないかと考えられます。

複数の逃げたインコが、ゆっくりと繁殖しながら野生のコミュニティを形成したため個体数が増えたのでしょう。

単一のペアから増殖した可能性はないと思われます。と…

1893年頃にそうした事態が起こったことが原因で、20世紀後半にはインコは郊外のキングストンアポンテムズの公園に大きな生息地を作ったと言われています。

過去10年以上にわたり、ワカケホンセイインコはロンドン郊外だけでなく、市内のハイドパークやノッティングヒル、ハムステッドヒースなどの新たな地域に進出し、更にその生息域を広げているそうなんです。

数万羽にもおよぶワカケホンセイインコは在来の鳥の脅威となっているわけですが、現時点では当局では対応を検討していないと伝えられているそうです。

まぁ、繁殖してるわけですから、天敵も少ないんでしょうし、割と強いんでしょう。

鮮やかなインコを市内で見かけた人たちの中には、餌を与える人も少なくないため、インコは食べ物に不自由することなく、近年さほど寒さの厳しくないイギリスで快適に暮らし、その個体数を増やし続けているようです。

で、このインコ、実は日本でも異常繁殖してるようなんですよ。

東京の上空では異変が起こっているようで、長きにわたり「都市鳥界」のトップに君臨してきたカラスに迫る勢いで、ワカケホンセイインコが増え続けているんだとか。

東京ではいま「インコ」と「カラス」のヤバすぎる「縄張り争い」が勃発しているんだとか。

日本にも1960年代後半から1970年代にかけてのペットブームに乗じて、輸入されてきました。

しかし、1969年に、ちょっとした事故が起こったそうなんです。

ワカケホンセイインコを輸入、運送していた業者のコンテナが東京都内で壊れ、そこから、100羽近い数の個体が逃げ出してしまったんだとか…。

彼らは原産国に似た温暖な気候を好む一方、ヒマラヤなど標高の高い地域でも生きながらえることができ、平均寿命は20年以上と長生きするうえ、繁殖力も極めて強いそうで、東京都内で、着々と繁殖してきたようです。

ロンドンもそうだと思われますが、都市部には、天敵となる「猛禽類」がいないため、彼らは好きなだけ繁殖できるようなんですな。

ま、これもペットとして飼おうとしたツケですから、何とかするしかないですな。

といっても、インコですからねぇ…。

なかなか捕まえるのも難しいでしょうし、数を減らす事なんて出来るんでしょうか。

空を見上げると、ひょっとすると、ワカケホンセイインコが飛んでるかもしれませんね。

ではまた〜。










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