朝食はキャビア(笑)
2022年04月20日 [動物のこと]
お疲れ様です。院長です。
4月20日の水曜日でございます。
4月も残すところ、あと10日ほどとなりました。
もうすぐゴールデンウィークもありますし、またコロナがきそうですな。
ホンマ何回繰り返すねんって話しですな。
では今日のネタですが、世界三大珍味ってみなさんもちろんご存知ですよね。
これは一般的に、フォアグラ、キャビア、トリュフをさすんですが、今日はその中の「キャビア」についてのお話しです。
わたくし院長、まぁ、この三大珍味、もちろん食べたことはあるんですが、そこまで美味しかった記憶はあまりありません。
が、一度だけ、えらい上等なフランス料理店でお食事をする機会があって、その時いただいたフォアグラだけは、めちゃくちゃ美味しかった覚えがあります。
そこ以外で食べたのは、ん〜って感じだったんですけどね。
つまり、三大珍味とは言え、品質なんですよね(笑)
ま、三大珍味に限らず、良いものはおいしいってことですな。
では、今日ご紹介するネタはいったいどんな味になるんでしょうか。
近畿大学がチョウザメの完全メス化に成功したんだそうです。
大豆イソフラボンの飼料で安全で効率的なキャビア生産が可能になったそうなんです。
ユーラシア大陸に生息するチョウザメ(コチョウザメ)の卵は、高級食材のキャビアとなります。
卵はメスが産卵する為、メスが増えればキャビアも増えるわけですな。
近畿大学水産研究所の研究チームは、安全で効率的なキャビアの生産を目指し、人工孵化させたコチョウザメに、大豆イソフラボンを含んだ飼料を一定量経口投与したところ、全てのオスをメス化させ、卵巣を持たせることに成功したそうなんです。
なんか…
無茶しよんな(笑)
大豆イソフラボンの一種、「ゲニステイン」は、女性ホルモンと呼ばれる「エストロゲン」と類似した働きをすることで知られています。
コチョウザメ(Acipenser ruthenus)は、東ヨーロッパからロシアに広く分布する小型のチョウザメで、チョウザメ科の中では最も早く成熟し、メスの体重が1kgに達する3歳頃にはキャビアとなる卵を持つようになります。
小粒ながらそのキャビアは「スターレット」と呼ばれるたいへん希少な品種として珍重されているそうです。
きっと、わたくし院長は食べたことないでしょう。
知らんけど(笑)
乱獲や汚染により自然下での個体数が減っており、絶滅危急種に指定され、保護プロジェクトが行われている最中だそうで、現在国際的に取引されるコチョウザメの大部分は養殖されたものとなっています。
チョウザメは、メスとオスが1:1の割合で生まれるため、養殖におけるキャビアの生産効率の悪さが課題となっていたそうなんです。
そこで、近畿大学水産研究所新宮実験場では、メスの単性養殖のための技術開発を目的として、コチョウザメを安全にメス化させる研究をはじめました。
研究グループは、人工孵化2カ月後のコチョウザメを25匹ずつ、5つのグループに分け、その3つに女性ホルモンに作用する、大豆イソフラボンの一種「ゲニステイン」の配合量を変え、180日間与え続けました。
その後70日間はゲニステインを含まない一般的な配合飼料を経口投与しました。
1つのグループには180日間、女性ホルモン1μg/gを含む飼料を与えあと、70日間一般的配合飼料、残る1つのグループには250日間、一般的な飼料を経口投与しました。
その後、5つのグループからサンプルを抽出して調査したところ、ゲニステイン含有量1000μg/gの飼料を与えたグループでは、全てのコチョウザメが遺伝的にはオスでありながら、卵巣を持つことが明らかとなったんだとか…。
主に大豆の胚芽部分に多く含まれている大豆イソフラボンの一種、ゲニステインは、構造が女性ホルモンに類似し、エストロゲン受容体に結合するため、女性ホルモンであるエストロゲンと似た働きをすることから、「植物性のエストロゲン」と呼ばれています。
チョウザメに大豆イソフラボンを経口投与して全メス化に成功したのは日本初だということです。
この方法で安全にキャビア生産の効率化によるキャビアの量産化が期待できる可能性が高いということですから、高級キャビアがわたくし院長の口に入る可能性も高まったわけですな。
まぁ、キャビアってのも、そこまで日常的に口にするものでもないでしょうし、スゴイ事なのは分かりますが、なんだかねぇ(笑)
それと、完全メス化で出来上がった、元オスのキャビアも同じ味になるんでしょうか。
そこが問題なんじゃないの?
結局、まずかったり、ソレと分かる様なシロモノじゃ意味ないですからねぇ。
わたくし院長的には、こういう自然にできるものをいじくる感じは、何となくよくない気がします。
キャビアも、希少性があるからこその珍味って気もしますしね。
ま、どうせ滅多に食べないからいいんですけど(笑)
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
4月20日の水曜日でございます。
4月も残すところ、あと10日ほどとなりました。
もうすぐゴールデンウィークもありますし、またコロナがきそうですな。
ホンマ何回繰り返すねんって話しですな。
では今日のネタですが、世界三大珍味ってみなさんもちろんご存知ですよね。
これは一般的に、フォアグラ、キャビア、トリュフをさすんですが、今日はその中の「キャビア」についてのお話しです。
わたくし院長、まぁ、この三大珍味、もちろん食べたことはあるんですが、そこまで美味しかった記憶はあまりありません。
が、一度だけ、えらい上等なフランス料理店でお食事をする機会があって、その時いただいたフォアグラだけは、めちゃくちゃ美味しかった覚えがあります。
そこ以外で食べたのは、ん〜って感じだったんですけどね。
つまり、三大珍味とは言え、品質なんですよね(笑)
ま、三大珍味に限らず、良いものはおいしいってことですな。
では、今日ご紹介するネタはいったいどんな味になるんでしょうか。
近畿大学がチョウザメの完全メス化に成功したんだそうです。
大豆イソフラボンの飼料で安全で効率的なキャビア生産が可能になったそうなんです。
ユーラシア大陸に生息するチョウザメ(コチョウザメ)の卵は、高級食材のキャビアとなります。
卵はメスが産卵する為、メスが増えればキャビアも増えるわけですな。
近畿大学水産研究所の研究チームは、安全で効率的なキャビアの生産を目指し、人工孵化させたコチョウザメに、大豆イソフラボンを含んだ飼料を一定量経口投与したところ、全てのオスをメス化させ、卵巣を持たせることに成功したそうなんです。
なんか…
無茶しよんな(笑)
大豆イソフラボンの一種、「ゲニステイン」は、女性ホルモンと呼ばれる「エストロゲン」と類似した働きをすることで知られています。
コチョウザメ(Acipenser ruthenus)は、東ヨーロッパからロシアに広く分布する小型のチョウザメで、チョウザメ科の中では最も早く成熟し、メスの体重が1kgに達する3歳頃にはキャビアとなる卵を持つようになります。
小粒ながらそのキャビアは「スターレット」と呼ばれるたいへん希少な品種として珍重されているそうです。
きっと、わたくし院長は食べたことないでしょう。
知らんけど(笑)
乱獲や汚染により自然下での個体数が減っており、絶滅危急種に指定され、保護プロジェクトが行われている最中だそうで、現在国際的に取引されるコチョウザメの大部分は養殖されたものとなっています。
チョウザメは、メスとオスが1:1の割合で生まれるため、養殖におけるキャビアの生産効率の悪さが課題となっていたそうなんです。
そこで、近畿大学水産研究所新宮実験場では、メスの単性養殖のための技術開発を目的として、コチョウザメを安全にメス化させる研究をはじめました。
研究グループは、人工孵化2カ月後のコチョウザメを25匹ずつ、5つのグループに分け、その3つに女性ホルモンに作用する、大豆イソフラボンの一種「ゲニステイン」の配合量を変え、180日間与え続けました。
その後70日間はゲニステインを含まない一般的な配合飼料を経口投与しました。
1つのグループには180日間、女性ホルモン1μg/gを含む飼料を与えあと、70日間一般的配合飼料、残る1つのグループには250日間、一般的な飼料を経口投与しました。
その後、5つのグループからサンプルを抽出して調査したところ、ゲニステイン含有量1000μg/gの飼料を与えたグループでは、全てのコチョウザメが遺伝的にはオスでありながら、卵巣を持つことが明らかとなったんだとか…。
主に大豆の胚芽部分に多く含まれている大豆イソフラボンの一種、ゲニステインは、構造が女性ホルモンに類似し、エストロゲン受容体に結合するため、女性ホルモンであるエストロゲンと似た働きをすることから、「植物性のエストロゲン」と呼ばれています。
チョウザメに大豆イソフラボンを経口投与して全メス化に成功したのは日本初だということです。
この方法で安全にキャビア生産の効率化によるキャビアの量産化が期待できる可能性が高いということですから、高級キャビアがわたくし院長の口に入る可能性も高まったわけですな。
まぁ、キャビアってのも、そこまで日常的に口にするものでもないでしょうし、スゴイ事なのは分かりますが、なんだかねぇ(笑)
それと、完全メス化で出来上がった、元オスのキャビアも同じ味になるんでしょうか。
そこが問題なんじゃないの?
結局、まずかったり、ソレと分かる様なシロモノじゃ意味ないですからねぇ。
わたくし院長的には、こういう自然にできるものをいじくる感じは、何となくよくない気がします。
キャビアも、希少性があるからこその珍味って気もしますしね。
ま、どうせ滅多に食べないからいいんですけど(笑)
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院