大量絶滅なう
2022年04月05日 [色々なこと]
お疲れ様です。院長です。
4月5日の火曜日でございます
日々、春が深まってきてますね。
これからしばらくは過ごしやすい季節ですから、短い春を謳歌しようじゃありませんか。
てことで、今日のネタですが、このブログでも過去に何回か、「大量絶滅」についてお話ししたことがあります。
これなんかは、現在6回目の大量絶滅に突入してると警鐘を鳴らしております。
で、やはり6度目の大量絶滅は始まっているようなんですね。
特に島と淡水で進行していると言う事です。
地球はこれまで、5度の大規模な大量絶滅(ビッグファイブ)に見舞われたとされています。
これは、特定の時期に多種の生物が同時に絶滅する現象です。
現在、世界各地でさまざまな動植物が絶滅し、生物多様性の危機が叫ばれています。
科学者らは数年前から、6度目の大量絶滅の徴候があることを警告していましたが、はたしてこれが6度目の大量絶滅に当たるのかどうか、議論のあるところです。
ですが最新の研究では、「6度目の大量絶滅はおそらく始まった」と述べられていますから、これはちょっとすておけません。
特に陸(島)と淡水で、大量絶滅が進行している可能性が高いという話しなんです。
大量絶滅は、より具体的には、たとえば「短期間のうちに75%以上の種が絶滅すること」といった定義があります。
今回の研究において、ハワイ大学のロバート・H・コーウィ氏らは、さまざまな種の絶滅データに触れて、現在がその大量絶滅に当たるのかどうか議論しています。
この研究で特徴的なのは、ナメクジ・二枚貝・カタツムリといった無脊椎動物が主に取り上げられていることなんだそうです。
ですが、それには理由があります。
じつはこの類の研究では、国際自然保護連合(IUCN)のレッドリストに取り上げらている脊椎動物にばかり注目が集まる傾向があります。
つまり、データに偏りがあるんですね。
国際自然保護連合(IUCN)が公表している鳥類や哺乳類の絶滅に関する情報は、おそらくかなり正確なものでしょう。
ですが、それは動物の95%を占める昆虫・ナメクジ・クモ・甲殻類といった無脊椎動物については、ごくごく一部しか評価されていませんから、大量絶滅を考えた場合、偏りと言わざるを得ませんよね。
ですから6度目の大量絶滅に懐疑的な意見は、しばしばIUCNのデータに基づいていると…。
しかし、そこに含まれない陸上のカタツムリやナメクジのデータもあわせて考えると、1500年以降、7.5〜13%の種がすでに絶滅した可能性があるそうなんです。
なんか、7.5〜13%って大したことない数字に見えるんですけどね。
しかも、1500年以降ですから、ここ520年での話ですからね。
てな素人判断は置いておいて、実はこの数字は、破滅的な生物多様性の喪失が起きていることを示唆するほかの推定値と一致するということですから、きっとそうなのかもしれません。
要するに、こうしたこれまでの推定は、過去よりも今の方がずっと絶滅率が高いということを示しているわけですな。
そしてこうした絶滅は、海よりも陸で顕著であるといいます(もちろん海でも絶滅は進んでいます)。
また大陸よりも、ハワイのような島の生態系の方が絶滅スピードが速いというデータもあるそうです。
種の絶滅がこれまで過小評価されてきたと主張する研究は、ほかにもあります。
たとえば2020年の研究は、自然に起きる絶滅速度の「100倍の速さで種が姿を消している」と、現状に警鐘を鳴らしています。
コーウィ氏は、地球上の生物の行く末についてかなり悲観的であるようです。
同氏は、現在行われている保全の取り組みが、あまりにも大きな問題の前では無駄に感じられるだろうことを認めつつも、まだ生き残っている生物の標本収集に力を割くよう提案しているそうです。
短期間のうちに75%の種が絶滅すると言う大量絶滅。
今がその渦中とするならば、これを阻止することはできるんでしょうか?
そして、この絶滅種に「人間」は入ってるんでしょうか?
さらに、何年後にこれらの絶滅が完了するんでしょうか?
と、謎だらけですが、止められるものなら止める方向でいきたいですもんね。
標本を収集するったって、人間が絶滅しちゃったら意味ないしねぇ(笑)
何となく、今の世界を見ていると、人間も絶滅の方向に向かってんじゃないのと思う事もありますけどね。
ま、それはさておき、少なくとも、我々人間は大量絶滅に拍車をかけるような行いだけは慎まないといけませんよね。
おそらくわたくし院長が生きてるうちは、絶対に大丈夫だと思いますけどね(笑)
この数字でいくと、後2000年〜3000年後には起るかもしれませんけどね。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
4月5日の火曜日でございます
日々、春が深まってきてますね。
これからしばらくは過ごしやすい季節ですから、短い春を謳歌しようじゃありませんか。
てことで、今日のネタですが、このブログでも過去に何回か、「大量絶滅」についてお話ししたことがあります。
これなんかは、現在6回目の大量絶滅に突入してると警鐘を鳴らしております。
で、やはり6度目の大量絶滅は始まっているようなんですね。
特に島と淡水で進行していると言う事です。
地球はこれまで、5度の大規模な大量絶滅(ビッグファイブ)に見舞われたとされています。
これは、特定の時期に多種の生物が同時に絶滅する現象です。
現在、世界各地でさまざまな動植物が絶滅し、生物多様性の危機が叫ばれています。
科学者らは数年前から、6度目の大量絶滅の徴候があることを警告していましたが、はたしてこれが6度目の大量絶滅に当たるのかどうか、議論のあるところです。
ですが最新の研究では、「6度目の大量絶滅はおそらく始まった」と述べられていますから、これはちょっとすておけません。
特に陸(島)と淡水で、大量絶滅が進行している可能性が高いという話しなんです。
大量絶滅は、より具体的には、たとえば「短期間のうちに75%以上の種が絶滅すること」といった定義があります。
今回の研究において、ハワイ大学のロバート・H・コーウィ氏らは、さまざまな種の絶滅データに触れて、現在がその大量絶滅に当たるのかどうか議論しています。
この研究で特徴的なのは、ナメクジ・二枚貝・カタツムリといった無脊椎動物が主に取り上げられていることなんだそうです。
ですが、それには理由があります。
じつはこの類の研究では、国際自然保護連合(IUCN)のレッドリストに取り上げらている脊椎動物にばかり注目が集まる傾向があります。
つまり、データに偏りがあるんですね。
国際自然保護連合(IUCN)が公表している鳥類や哺乳類の絶滅に関する情報は、おそらくかなり正確なものでしょう。
ですが、それは動物の95%を占める昆虫・ナメクジ・クモ・甲殻類といった無脊椎動物については、ごくごく一部しか評価されていませんから、大量絶滅を考えた場合、偏りと言わざるを得ませんよね。
ですから6度目の大量絶滅に懐疑的な意見は、しばしばIUCNのデータに基づいていると…。
しかし、そこに含まれない陸上のカタツムリやナメクジのデータもあわせて考えると、1500年以降、7.5〜13%の種がすでに絶滅した可能性があるそうなんです。
なんか、7.5〜13%って大したことない数字に見えるんですけどね。
しかも、1500年以降ですから、ここ520年での話ですからね。
てな素人判断は置いておいて、実はこの数字は、破滅的な生物多様性の喪失が起きていることを示唆するほかの推定値と一致するということですから、きっとそうなのかもしれません。
要するに、こうしたこれまでの推定は、過去よりも今の方がずっと絶滅率が高いということを示しているわけですな。
そしてこうした絶滅は、海よりも陸で顕著であるといいます(もちろん海でも絶滅は進んでいます)。
また大陸よりも、ハワイのような島の生態系の方が絶滅スピードが速いというデータもあるそうです。
種の絶滅がこれまで過小評価されてきたと主張する研究は、ほかにもあります。
たとえば2020年の研究は、自然に起きる絶滅速度の「100倍の速さで種が姿を消している」と、現状に警鐘を鳴らしています。
コーウィ氏は、地球上の生物の行く末についてかなり悲観的であるようです。
同氏は、現在行われている保全の取り組みが、あまりにも大きな問題の前では無駄に感じられるだろうことを認めつつも、まだ生き残っている生物の標本収集に力を割くよう提案しているそうです。
短期間のうちに75%の種が絶滅すると言う大量絶滅。
今がその渦中とするならば、これを阻止することはできるんでしょうか?
そして、この絶滅種に「人間」は入ってるんでしょうか?
さらに、何年後にこれらの絶滅が完了するんでしょうか?
と、謎だらけですが、止められるものなら止める方向でいきたいですもんね。
標本を収集するったって、人間が絶滅しちゃったら意味ないしねぇ(笑)
何となく、今の世界を見ていると、人間も絶滅の方向に向かってんじゃないのと思う事もありますけどね。
ま、それはさておき、少なくとも、我々人間は大量絶滅に拍車をかけるような行いだけは慎まないといけませんよね。
おそらくわたくし院長が生きてるうちは、絶対に大丈夫だと思いますけどね(笑)
この数字でいくと、後2000年〜3000年後には起るかもしれませんけどね。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院