脳は年とらない
2022年03月25日 [からだのこと]
お疲れ様です。院長です。
3月25日の金曜日でございます。
わたくし院長、4月生まれでして、もうすぐ1つ年を取ります。
まぁ、健康面でもそこまでまだ衰えてきたとは感じてませんし、比較的元気です。
ですが、どうも物忘れだけはひどくなる一方なんですよねぇ〜。
人の名前なんか、全然出てきませんし、なんなら自分の年齢も、ん?とか思っちゃう瞬間があったりします。
あと、日常的に何をしようとしてたのかを忘れますし、何をしにここへ来た?てな事も度々あります。
まぁ、これらを「年のせい」ってことにしてしまうのは簡単なんですが、問題はこれらの「物忘れ」が進行してるフシがあることなんですよね。
年々、ヒドクなってる気がする(笑)
そうなると、そのうちとんでもないポカをやらかすんじゃないかと、怯える毎日ですな。
そしてもの忘れだけじゃなく、簡単な計算とか、わたくし院長の場合、頭でものを考えることが、どうも弱くなってきてる気がするんですよね。
ま、一言で言えば、「脳」がだいぶポンコツ化してきてるなと(笑)
これらは誰でも年と共に感じる事だとは思うんですが、そういった「脳の処理速度」について、新しい研究があるようなんで、今日はそのお話しをしてみようかと思います。
一般的に、わたくし達人間の頭の回転は、20代がピークであると言われています。
それ以降、脳の処理速度は段々と低下して、物事を考える力は衰えていくというのが定説でした。
ですが、最新の脳科学研究によりますと、脳の処理速度は60歳になるまで低下しないらしいんですね。
もしも鈍くなったと感じるのなら、それは慎重さや体の衰えといった認知以外の要因によるものと考えられるのだそうなんです。
ほな何やねん(笑)
って感じですが、脳の反応の低下は、処理能力の低下によるものではないと、この研究では結論付けてます。
この研究で、ドイツ、ハイデルベルク大学のミッシャ・フォン・クラウス氏らは、120万人以上がインターネット上で参加した実験から得られたデータを分析しています。
実験の内容は、画面に単語や画像が表示されるので、キーを押してそれらを正しく分類するというものです。
問題への反応時間と年齢を比較したとき、何が見えてくるんでしょうか…。
ですが、このデータでは、20歳をすぎると反応速度が遅くなることを示しています。
従来、このような結果になる理由について、脳の処理速度が低下するからであると解釈されてきたわけですね。
ところが、クラウス氏らがデータを詳しく分析してみると、また違う事実が浮かび上がってきたそうなんですよ。
反応速度が低下した理由は、脳の処理速度の低下とは別のものであるということらしいんです。
彼らの数理モデルによるならば、正しい答えを導き出すまでの認知速度は、60歳になるまで低下しないと考えた方が、自然に説明できるのだといいますからそれならそれで有り難いですけどねぇ。
かれら研究チームは、脳の処理が遅く感じる原因は、衝動性と運動能力の低下によるものだと考えているようなんです。
では、なぜ一見すると脳の処理速度が低下しているように見えるのか?
その理由の1つとしてクラウス氏らは、歳をとると慎重になることを挙げています。
若い頃はパッと衝動的に行動しがちですが、誰でも歳をとると間違いを防ぐために段々と慎重になってくる傾向にあります。
さらに肉体的な反射速度は、これも20代から衰え始めます。
その分、キーを押す速度が遅くなるために、データ上は脳の判断速度が遅くなったかのように見えると…。
まぁ、これは多少あるかもしれませんな。
パソコンのキー操作は、わたくし院長の場合、今でも毎日打ちまくってますから、そこまで遅くなってませんが、スマホだともう、遅いうえ誤字だらけですし(笑)
ちなみにこうした認知プロセスと年齢との関係は、性別・国籍・学歴とは関係がないらしいことも確認されたそうです。
また歳をとったからといって、必ずしも衰えるというわけでもないらしいんですね。
確かに60歳頃から、認知速度は衰える傾向にはあるようなんですが、個人差は大きいと言います。
高齢者であっても、頭の回転が非常に速い人もたくさんいるにはいるでしょう。
てことは、逆もありですよね。
この「なぜ歳をとっても高い認知速度を維持できる人がいるのか? 」と言う事については、将来研究したい興味深いテーマです。と、クラウス氏は述べています。
2020年のドイツの研究では、人間の認知能力は35でピークとなり、40代半ばに衰えはじめるということ事が定説でしたが、今回の研究は処理速度に関するものなので、また違った結果になったということでしょうか。
科学は常に「塗り替えられる」ことで発達していくものですから、個人差はあるでしょうけど、60歳までは処理能力自体は低下していないという今回の研究結果は、中高齢者を勇気づけてくれるものとなるかもしれませんね。
まぁ、処理能力自体は確かに落ちないかもしれませんよね。
だって、ゆっくり考えたら出来ますしね(笑)
要は、脳が処理した情報を、例えば手足に伝えるとき、その手足の機能が低下してれば、結局速度は落ちるって事になりますしね。
まぁ、わたくし院長、60歳までもう数年ありますから、ここから何とか挽回できるように頑張ろうかと少し思いました。
どうせ衰えるにしても、できるだけ緩やかな速度で衰えたいもんね。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
3月25日の金曜日でございます。
わたくし院長、4月生まれでして、もうすぐ1つ年を取ります。
まぁ、健康面でもそこまでまだ衰えてきたとは感じてませんし、比較的元気です。
ですが、どうも物忘れだけはひどくなる一方なんですよねぇ〜。
人の名前なんか、全然出てきませんし、なんなら自分の年齢も、ん?とか思っちゃう瞬間があったりします。
あと、日常的に何をしようとしてたのかを忘れますし、何をしにここへ来た?てな事も度々あります。
まぁ、これらを「年のせい」ってことにしてしまうのは簡単なんですが、問題はこれらの「物忘れ」が進行してるフシがあることなんですよね。
年々、ヒドクなってる気がする(笑)
そうなると、そのうちとんでもないポカをやらかすんじゃないかと、怯える毎日ですな。
そしてもの忘れだけじゃなく、簡単な計算とか、わたくし院長の場合、頭でものを考えることが、どうも弱くなってきてる気がするんですよね。
ま、一言で言えば、「脳」がだいぶポンコツ化してきてるなと(笑)
これらは誰でも年と共に感じる事だとは思うんですが、そういった「脳の処理速度」について、新しい研究があるようなんで、今日はそのお話しをしてみようかと思います。
一般的に、わたくし達人間の頭の回転は、20代がピークであると言われています。
それ以降、脳の処理速度は段々と低下して、物事を考える力は衰えていくというのが定説でした。
ですが、最新の脳科学研究によりますと、脳の処理速度は60歳になるまで低下しないらしいんですね。
もしも鈍くなったと感じるのなら、それは慎重さや体の衰えといった認知以外の要因によるものと考えられるのだそうなんです。
ほな何やねん(笑)
って感じですが、脳の反応の低下は、処理能力の低下によるものではないと、この研究では結論付けてます。
この研究で、ドイツ、ハイデルベルク大学のミッシャ・フォン・クラウス氏らは、120万人以上がインターネット上で参加した実験から得られたデータを分析しています。
実験の内容は、画面に単語や画像が表示されるので、キーを押してそれらを正しく分類するというものです。
問題への反応時間と年齢を比較したとき、何が見えてくるんでしょうか…。
ですが、このデータでは、20歳をすぎると反応速度が遅くなることを示しています。
従来、このような結果になる理由について、脳の処理速度が低下するからであると解釈されてきたわけですね。
ところが、クラウス氏らがデータを詳しく分析してみると、また違う事実が浮かび上がってきたそうなんですよ。
反応速度が低下した理由は、脳の処理速度の低下とは別のものであるということらしいんです。
彼らの数理モデルによるならば、正しい答えを導き出すまでの認知速度は、60歳になるまで低下しないと考えた方が、自然に説明できるのだといいますからそれならそれで有り難いですけどねぇ。
かれら研究チームは、脳の処理が遅く感じる原因は、衝動性と運動能力の低下によるものだと考えているようなんです。
では、なぜ一見すると脳の処理速度が低下しているように見えるのか?
その理由の1つとしてクラウス氏らは、歳をとると慎重になることを挙げています。
若い頃はパッと衝動的に行動しがちですが、誰でも歳をとると間違いを防ぐために段々と慎重になってくる傾向にあります。
さらに肉体的な反射速度は、これも20代から衰え始めます。
その分、キーを押す速度が遅くなるために、データ上は脳の判断速度が遅くなったかのように見えると…。
まぁ、これは多少あるかもしれませんな。
パソコンのキー操作は、わたくし院長の場合、今でも毎日打ちまくってますから、そこまで遅くなってませんが、スマホだともう、遅いうえ誤字だらけですし(笑)
ちなみにこうした認知プロセスと年齢との関係は、性別・国籍・学歴とは関係がないらしいことも確認されたそうです。
また歳をとったからといって、必ずしも衰えるというわけでもないらしいんですね。
確かに60歳頃から、認知速度は衰える傾向にはあるようなんですが、個人差は大きいと言います。
高齢者であっても、頭の回転が非常に速い人もたくさんいるにはいるでしょう。
てことは、逆もありですよね。
この「なぜ歳をとっても高い認知速度を維持できる人がいるのか? 」と言う事については、将来研究したい興味深いテーマです。と、クラウス氏は述べています。
2020年のドイツの研究では、人間の認知能力は35でピークとなり、40代半ばに衰えはじめるということ事が定説でしたが、今回の研究は処理速度に関するものなので、また違った結果になったということでしょうか。
科学は常に「塗り替えられる」ことで発達していくものですから、個人差はあるでしょうけど、60歳までは処理能力自体は低下していないという今回の研究結果は、中高齢者を勇気づけてくれるものとなるかもしれませんね。
まぁ、処理能力自体は確かに落ちないかもしれませんよね。
だって、ゆっくり考えたら出来ますしね(笑)
要は、脳が処理した情報を、例えば手足に伝えるとき、その手足の機能が低下してれば、結局速度は落ちるって事になりますしね。
まぁ、わたくし院長、60歳までもう数年ありますから、ここから何とか挽回できるように頑張ろうかと少し思いました。
どうせ衰えるにしても、できるだけ緩やかな速度で衰えたいもんね。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院