猫の気持ち
2022年03月15日 [動物のこと]
お疲れ様です。院長です。
3月15日の火曜日でございます。
3月も早くも折り返しでございますな。
まだまだ寒いですが、少しだけマシになってきましたかね。
真冬の寒さではなくなってきているようですので、後は早いトコ春になってくれたらなぁって感じです。
寒さもそうですが、季節の移ろいは、日の出日の入りハッキリ出てきます。
わたくし院長の出勤時も、だいぶ明るいとまではいきませんが、ぼんやり明るくなってきていますし、夕方も日が長くなってきています。
まぁ、まだ朝はメチャクチャ寒いんですが、少しマシになると、彼らに出くわす確率が上がります。
そう、通勤路に住んでる猫たちですな。
彼らも寒いと活動が減るのか、真冬はあんまり見かけないんですよね。
ですが、少しマシになってきたせいか、チョコチョコ出くわします。
てことで、今日はそんな猫についてのお話しです。
一般的に、猫は表情から気持ちが読み取りにくいと言われている動物です。
しかし、カナダの最近の大学研究では、猫の表情の微妙な違いから機嫌のよさや不機嫌さを解読することができる「キャットウィスパラー」が存在することがわかってきました。
同大学の研究チームが、各国から集めた6300人以上の被験者に簡単な映像実験を行ったところ、猫好きに関係なく、猫の表情を認識することに長けている人が13%の確率でいたそうです。
てか、6300人も各国から集めてやるような実験ですかねぇ(笑)
と、思わなくはないですが、まぁ、人間の探求心のなせる業ですかね。
このキャットウィスパラーの調査を行ったのは、カナダのオンタリオ州にあるゲルフ大学で行動生物学を教えているジョージア・メイソン教授とリー・ニール教授という方です。
彼らは、85か国からランダムに集めた6329人の被験者に、主にYouTubeから収集されたビデオコレクションを短く編集した20本ほどの映像をオンラインアンケートの中で視聴してもらい、猫の機嫌が良いか悪いかという感情状態を回答するよう求めました。
各映像の猫は、歯をむき出しにしたり耳を平らにしたりするなどの怯えや怒りの表情を見せてはおらず、いずれも微妙な表情をしていたそうです。
被験者は、その猫の表情から「ポジティブ(機嫌が良い)」「ネガティブ(機嫌が悪い)」「わからない」を選ばなければならず、ほとんどの被験者は猫の表情から感情を読み取ることを困難に感じたそうです。
結果として、20点満点のスコアのうち、被験者のスコアは平均11.85点となったそうです。
ですが、15点以上のスコアを出した13%の被験者は、猫の感情を表情から読み取ることが非常に優れている「キャットウィスパラー」であることが判明したそうです。
皮肉なことに、この結果は猫好きには限られなかったんだとか…。
特に猫に愛着がない人でも、女性や獣医師の経験を持つ被験者は、猫の表情を認識することに長けていたそうです。
更に、高齢者よりも若者の方が確率的に高いという結果にもなったそうです。
猫の表情の読み取りに関するこれまでの唯一の研究は、痛みの表現に焦点をあてたものでした。
しかし今回の研究では、恐怖や欲求不満など猫のネガティブな感情状態とポジティブな感情状態の評価を広範囲で検討したものとなり、その結果は国内外のメディアで取り上げられるほどの反響を呼んだそうです。
メイソン教授とニール教授は、今回の調査結果を次のように説いています。
一般的に、女性が男性よりもスコアが高いという事実は、過去の人間と犬の研究において女性が感情の非言語的表示の解読に優れているように見えることを示した結果と一致しています。
必ずしも、猫好きな人が高スコアを得られるとは限らないところが驚くべき点ですが、猫の表情を読むことに優れている人がいるという発見は、他の人も訓練でそうなれる可能性があるということを示唆しています。
これは、猫と飼い主の絆を深めるだけでなく、猫のケアと福祉を改善することにも役立つ非常に重要なことです。と…
ちなみに、自分が「キャットウィスパラー」なのかどうかを判断できる簡易版のチェックテストが公開されています。
猫飼いの人はやってみると面白いと思いますよ。
問題は猫の映像付きで、猫の表情を見ながらそれが「Positive(機嫌が良い) Negative(機嫌が悪い) I don’t know(わからない)なのかを判断しクリックします。
クリックすると映像の左下に正解が表示され、理由がその下に表示されます。
簡単な英語なのでまぁ、遊び半分にやってみてください。
ちなみに、わたくし院長、87.5%の正解率で、見事な「キャットウィスパラー」でした(笑)
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
3月15日の火曜日でございます。
3月も早くも折り返しでございますな。
まだまだ寒いですが、少しだけマシになってきましたかね。
真冬の寒さではなくなってきているようですので、後は早いトコ春になってくれたらなぁって感じです。
寒さもそうですが、季節の移ろいは、日の出日の入りハッキリ出てきます。
わたくし院長の出勤時も、だいぶ明るいとまではいきませんが、ぼんやり明るくなってきていますし、夕方も日が長くなってきています。
まぁ、まだ朝はメチャクチャ寒いんですが、少しマシになると、彼らに出くわす確率が上がります。
そう、通勤路に住んでる猫たちですな。
彼らも寒いと活動が減るのか、真冬はあんまり見かけないんですよね。
ですが、少しマシになってきたせいか、チョコチョコ出くわします。
てことで、今日はそんな猫についてのお話しです。
一般的に、猫は表情から気持ちが読み取りにくいと言われている動物です。
しかし、カナダの最近の大学研究では、猫の表情の微妙な違いから機嫌のよさや不機嫌さを解読することができる「キャットウィスパラー」が存在することがわかってきました。
同大学の研究チームが、各国から集めた6300人以上の被験者に簡単な映像実験を行ったところ、猫好きに関係なく、猫の表情を認識することに長けている人が13%の確率でいたそうです。
てか、6300人も各国から集めてやるような実験ですかねぇ(笑)
と、思わなくはないですが、まぁ、人間の探求心のなせる業ですかね。
このキャットウィスパラーの調査を行ったのは、カナダのオンタリオ州にあるゲルフ大学で行動生物学を教えているジョージア・メイソン教授とリー・ニール教授という方です。
彼らは、85か国からランダムに集めた6329人の被験者に、主にYouTubeから収集されたビデオコレクションを短く編集した20本ほどの映像をオンラインアンケートの中で視聴してもらい、猫の機嫌が良いか悪いかという感情状態を回答するよう求めました。
各映像の猫は、歯をむき出しにしたり耳を平らにしたりするなどの怯えや怒りの表情を見せてはおらず、いずれも微妙な表情をしていたそうです。
被験者は、その猫の表情から「ポジティブ(機嫌が良い)」「ネガティブ(機嫌が悪い)」「わからない」を選ばなければならず、ほとんどの被験者は猫の表情から感情を読み取ることを困難に感じたそうです。
結果として、20点満点のスコアのうち、被験者のスコアは平均11.85点となったそうです。
ですが、15点以上のスコアを出した13%の被験者は、猫の感情を表情から読み取ることが非常に優れている「キャットウィスパラー」であることが判明したそうです。
皮肉なことに、この結果は猫好きには限られなかったんだとか…。
特に猫に愛着がない人でも、女性や獣医師の経験を持つ被験者は、猫の表情を認識することに長けていたそうです。
更に、高齢者よりも若者の方が確率的に高いという結果にもなったそうです。
猫の表情の読み取りに関するこれまでの唯一の研究は、痛みの表現に焦点をあてたものでした。
しかし今回の研究では、恐怖や欲求不満など猫のネガティブな感情状態とポジティブな感情状態の評価を広範囲で検討したものとなり、その結果は国内外のメディアで取り上げられるほどの反響を呼んだそうです。
メイソン教授とニール教授は、今回の調査結果を次のように説いています。
一般的に、女性が男性よりもスコアが高いという事実は、過去の人間と犬の研究において女性が感情の非言語的表示の解読に優れているように見えることを示した結果と一致しています。
必ずしも、猫好きな人が高スコアを得られるとは限らないところが驚くべき点ですが、猫の表情を読むことに優れている人がいるという発見は、他の人も訓練でそうなれる可能性があるということを示唆しています。
これは、猫と飼い主の絆を深めるだけでなく、猫のケアと福祉を改善することにも役立つ非常に重要なことです。と…
ちなみに、自分が「キャットウィスパラー」なのかどうかを判断できる簡易版のチェックテストが公開されています。
猫飼いの人はやってみると面白いと思いますよ。
問題は猫の映像付きで、猫の表情を見ながらそれが「Positive(機嫌が良い) Negative(機嫌が悪い) I don’t know(わからない)なのかを判断しクリックします。
クリックすると映像の左下に正解が表示され、理由がその下に表示されます。
簡単な英語なのでまぁ、遊び半分にやってみてください。
ちなみに、わたくし院長、87.5%の正解率で、見事な「キャットウィスパラー」でした(笑)
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院