アメリカとコロナ
2022年02月04日 [からだのこと]
お疲れ様です。院長です。
2月4日の金曜日でございます。
今なお、世界中で猛威を振るい、いつまで経っても元に戻らない新型コロナウイルス問題ですが、日本もガンガン増えてますねぇ。
何となく世間的にもう、ただの風邪扱いでいいんでないの?
的な風潮も出ておりますが、やはり一抹の不安はありますよね。
またあの暗黒の自粛生活を強いられるかと思うと、ゾッとしますが、まぁ、慣れたっちゃ慣れましたけどね。
そんな新型コロナですが、この程、米国疾病管理予防センター(CDC)が、去年1年間でアメリカ人の平均余命が2年近く縮んだことを報告しました。
もちろん要因は新型コロナで、現在、アメリカ人の3番目に多い死因となっているんだそうです。
これは、第二次世界大戦以降最大の低下であると報告書が示しているんだそうです。
これは、またエグイデータですな。
アメリカでは、死に直結している疾病なわけですね。
米国疾病管理予防センターが発表した報告書によると、アメリカ人全体の死亡率は2020年に17%上昇。
15歳以上の全ての年齢層で死亡率が上昇していることがわかったそうです。
2020年の平均余命は77歳となり、2019年の78.8歳から1.8年減少したといいます。
米国疾病管理予防センターの国立衛生統計センターの死亡率統計責任者ロバート・アンダーソン氏は、次のように述べています。
1943年以来、つまり第二次世界大戦以来の落ち込みで、このような減少は今まで見られませんでした。
平均余命が短くなった原因は新型コロナにあると考えられます。と…。
アメリカでは昨年12月現在、83万4400人が新型コロナで亡くなっています。
アメリカ人の主な死因は1位が心臓病、2位ががんで、新型コロナが3位となったそうです。
アメリカでは心臓病が1位なんですねぇ…。
日本ではここ何十年か、1位はがんですけどね。
また、その他の死因は薬物の過剰摂取や、不慮の事故、脳卒中、慢性下気道疾患、アルツハイマー病、糖尿病、インフルエンザ、肺炎、腎臓病と続きます。
不慮の事故による怪我、死亡率が大きく増加した理由は、薬物の過剰摂取によるものだそうで、その大部分は合成オピオイド(ケシの実から生成される麻薬性鎮痛薬やそれと同様の作用を示す合成鎮痛薬の総称)の不正使用です。
また、心血管疾患死、心臓病、脳卒中、特にアルツハイマー病が増加しましたが、やはり最大の原因は新型コロナであり、以前にはなかったもののようです。
いくつかの死因が誤って報告された可能性もあり、コロナがこれらの他の死因に関与している可能性もあります。
それに加えて、コロナを恐れて病院に行かず、治療を受けない人が増えたことが原因である可能性もあるとのこと。
今回の報告書で、唯一良かった点は、2020年の乳児の死亡率が2019年と比較して3%近く減少し、出生10万人あたりの乳児死亡者数は過去最低の542人だったことだそうです。
アンダーソン氏は、2121年の暫定死亡率は2020年と同様に悪いか、更に悪くなる可能性があると推測しています。
今後はコロナワクチン接種率が死亡率に影響を与えることでしょう。
しかし、コロナの変異能力により状況が改善するという保証はありません。
平均余命を元の状態に戻すのは、この状況から抜け出すのにどれくらいの時間がかかるかによります。
もし、コロナが2022年に消えれば、すぐに元に戻る可能性は高いですが、実際には予測は不可能です。
次にまた大きなパンデミックがやってくるかもしれませんからねぇ。
実は、同じパターンが1918年のH1N1亜型インフルエンザ(スペインかぜ)大流行でも見られており、当時の平均余命は51歳から39歳に低下したんだそうです。
しかし、1919年には55歳に戻ったそうです。
ニューヨーク州にあるヘルスケア団体Northwell Healthディレクターのエリック・シオエ・ペナ医師は、米国疾病管理予防センターの報告を受けて次のように話しています。
平均余命の低下は、おそらく様々な要因によるものでしょう。
パンデミックが始まって以来、コロナに対する恐怖や圧倒的な医療制度によるケアへのアクセスの欠如も二次的な死亡原因の一因となっている可能性があります。
コロナは、今や世界的現象であり、平均寿命の低下は世界的に見て、特に低中所得国で拡大する可能性があると言えるでしょう。
だそうです。
こういった事例を見ると、やはり日本はかなり高水準で、感染対策が出来てるんだなぁと感心します。
ですから、あまりむやみに怖がらずに、水際対策だけはキッチリやって、後は今まで通りの感染対策を徹底しましょう。
それで十分、防げますからね。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
2月4日の金曜日でございます。
今なお、世界中で猛威を振るい、いつまで経っても元に戻らない新型コロナウイルス問題ですが、日本もガンガン増えてますねぇ。
何となく世間的にもう、ただの風邪扱いでいいんでないの?
的な風潮も出ておりますが、やはり一抹の不安はありますよね。
またあの暗黒の自粛生活を強いられるかと思うと、ゾッとしますが、まぁ、慣れたっちゃ慣れましたけどね。
そんな新型コロナですが、この程、米国疾病管理予防センター(CDC)が、去年1年間でアメリカ人の平均余命が2年近く縮んだことを報告しました。
もちろん要因は新型コロナで、現在、アメリカ人の3番目に多い死因となっているんだそうです。
これは、第二次世界大戦以降最大の低下であると報告書が示しているんだそうです。
これは、またエグイデータですな。
アメリカでは、死に直結している疾病なわけですね。
米国疾病管理予防センターが発表した報告書によると、アメリカ人全体の死亡率は2020年に17%上昇。
15歳以上の全ての年齢層で死亡率が上昇していることがわかったそうです。
2020年の平均余命は77歳となり、2019年の78.8歳から1.8年減少したといいます。
米国疾病管理予防センターの国立衛生統計センターの死亡率統計責任者ロバート・アンダーソン氏は、次のように述べています。
1943年以来、つまり第二次世界大戦以来の落ち込みで、このような減少は今まで見られませんでした。
平均余命が短くなった原因は新型コロナにあると考えられます。と…。
アメリカでは昨年12月現在、83万4400人が新型コロナで亡くなっています。
アメリカ人の主な死因は1位が心臓病、2位ががんで、新型コロナが3位となったそうです。
アメリカでは心臓病が1位なんですねぇ…。
日本ではここ何十年か、1位はがんですけどね。
また、その他の死因は薬物の過剰摂取や、不慮の事故、脳卒中、慢性下気道疾患、アルツハイマー病、糖尿病、インフルエンザ、肺炎、腎臓病と続きます。
不慮の事故による怪我、死亡率が大きく増加した理由は、薬物の過剰摂取によるものだそうで、その大部分は合成オピオイド(ケシの実から生成される麻薬性鎮痛薬やそれと同様の作用を示す合成鎮痛薬の総称)の不正使用です。
また、心血管疾患死、心臓病、脳卒中、特にアルツハイマー病が増加しましたが、やはり最大の原因は新型コロナであり、以前にはなかったもののようです。
いくつかの死因が誤って報告された可能性もあり、コロナがこれらの他の死因に関与している可能性もあります。
それに加えて、コロナを恐れて病院に行かず、治療を受けない人が増えたことが原因である可能性もあるとのこと。
今回の報告書で、唯一良かった点は、2020年の乳児の死亡率が2019年と比較して3%近く減少し、出生10万人あたりの乳児死亡者数は過去最低の542人だったことだそうです。
アンダーソン氏は、2121年の暫定死亡率は2020年と同様に悪いか、更に悪くなる可能性があると推測しています。
今後はコロナワクチン接種率が死亡率に影響を与えることでしょう。
しかし、コロナの変異能力により状況が改善するという保証はありません。
平均余命を元の状態に戻すのは、この状況から抜け出すのにどれくらいの時間がかかるかによります。
もし、コロナが2022年に消えれば、すぐに元に戻る可能性は高いですが、実際には予測は不可能です。
次にまた大きなパンデミックがやってくるかもしれませんからねぇ。
実は、同じパターンが1918年のH1N1亜型インフルエンザ(スペインかぜ)大流行でも見られており、当時の平均余命は51歳から39歳に低下したんだそうです。
しかし、1919年には55歳に戻ったそうです。
ニューヨーク州にあるヘルスケア団体Northwell Healthディレクターのエリック・シオエ・ペナ医師は、米国疾病管理予防センターの報告を受けて次のように話しています。
平均余命の低下は、おそらく様々な要因によるものでしょう。
パンデミックが始まって以来、コロナに対する恐怖や圧倒的な医療制度によるケアへのアクセスの欠如も二次的な死亡原因の一因となっている可能性があります。
コロナは、今や世界的現象であり、平均寿命の低下は世界的に見て、特に低中所得国で拡大する可能性があると言えるでしょう。
だそうです。
こういった事例を見ると、やはり日本はかなり高水準で、感染対策が出来てるんだなぁと感心します。
ですから、あまりむやみに怖がらずに、水際対策だけはキッチリやって、後は今まで通りの感染対策を徹底しましょう。
それで十分、防げますからね。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院