メガ<ギガ<テラ
2021年12月23日 [色々なこと]
お疲れ様です。院長です。
12月23日の木曜日でございます。
明日はクリスマスイブですなぁ。
ここまでくると、もう完全に年末です。
今年は、25日が土曜日ですから、もうここまでで仕事は大体終えておきたいトコですね。
当院は今年は曜日の関係で、29日から年末のお休みに入ります。
そして新年は、4日より診療しますんで、よろしくお願いします。
てことで、今日もネタ突入ですが、イギリスの研究グループによって、レーザーでガラス製ディスクに5次元データを高速で書き込む方法が開発されました。
CDサイズの5次元(5D)光学ディスクの記憶容量はじつに500テラバイト(TB)もあるんだそうです。
テラバイトってのがピンとこない人も多いかと思いますんで、解説すると、メガ<ギガ<テラと単位は大きくなります。
まぁ、メガ、ギガ辺りはよく聞きますけど、テラはその上なわけです。
1テラ=1000ギガだそうです。
なので、500テラってことは、500000ギガって事のようです。
つまり、スゴイ容量が記憶できるわけですわ(笑)
ブルーレイディスクの1万倍以上の記憶容量で、人間のDNA情報の保存にも利用できるんだとか…。
すでに2016年より研究が行われていたそうなんですが、データを書き込む速度を改善する必要がありました。
そして今回、光をコントロールする光学現象を利用することで、十分な書き込み速度を達成したと報告されました。
英サウサンプトン大学のレイ・ユーハオ博士は、「かつてなかったほど大きなデータが生成されるようになった今、大容量・省エネルギー・長寿命の効率的なデータ・ストレージが求められています」と語ります。
クラウドベースのシステムは、どちらかと言えば、一次的な保存向けに設計されています。
ガラス製5Dデータストレージなら、長期的なストレージとして、公文書館・博物館・図書館・企業などで利用できるでしょう。
新しいデータ書き込み方は、2つの光学的次元と3つの空間的次元で、合計5次元(5D)でデータを書き込むことができるそうです。
こうした5D光学ストレージは、過去にも研究されてきましたが、実用化するには速度と密度が不足していました。
この問題を克服するために、ユーハオ博士らは、高繰り返しパルスのフェムト秒レーザーってのを利用することにしたそうです。
そしてレーザーで直接書き込むのではなく、光のコントロールで「近接場増強」という光学現象を起こして書き込むんだとか…。
まぁ、素人には何の事かよく分かりませんが、この工夫によって、ほんの数回の弱い光パルスで、ナノレベルの薄層構造を作り出すことに成功。
しかも、これまで高繰り返しパルスレーザーの欠点とされてきた、熱による損傷を最小限に抑えることもできたそうです。
5Dディスクは最大で1000度の熱安定性を持っており、190℃の環境でも138億年間データ保存できるといいます。
地球が滅びるよりも長持ちするので、いわば無限の寿命を持つこととなるわけですな。
こうして実現された書き込み速度は、毎秒100万ボクセル(三次元グラフィックスなどで立体物の表現に用いられる小さな立方体の最小単位。)だそうで、これは毎秒230キロバイト(100ページ以上のテキスト)のデータ書き込み速度に相当するんだそうです。
十分実用レベルに達しており、数十ギガバイト(GB)のデータであっても、妥当な時間内に書き込むことができるそうです。
実験では、CDと同じ大きさのシリカガラス・ディスクに5GBのデータをほぼ100%の精度で書き込むことに成功。
各ボクセルは4ビットの情報をもち、1文字は2ボクセルで表現されます。
このデータ密度であれば、ディスク1枚で500テラバイト(TB)を保存することが可能で、また今後の改良により並行記録できるようすれば、この容量を60日で書き込めるようになるということだそうです。
こうした大容量ディスクは、たとえば人間のDNA情報の保存にも利用できるとのことですから、色々役に立ちそうですな。
ですが完全に実用化するには、書き込み速度だけでなく、読み込み速度も高めねばなりません。
さらに研究室以外の場所で利用できるようにすることも今後の課題でしょう。
なお透明な素材に素早くナノ構造をつくり出せる今回の方法は、データストレージとしてだけでなく、3D集積光学やマイクロ流体工学への応用も期待できるそうです。
まぁ、細かいトコはよく分かりませんけど、この記憶媒体ってのも、めざましい進化をとげてきています。
分かりやすいヤツでいくと、CDは容量が最大で700MBであるのに対し、DVDは 4.7GB(片面 1層記録の場合)と、CDのおよそ7倍の容量を記録することができます。
このDVD1枚で、映画1本、約5ギガと考えても、10万本の映画が記録できるってことですからね。
もう、ビデオライブラリーはこれ1枚で十分ですよね。
とまぁ、何もかも便利になっていくわけですが、いかんせん、使う側の人間が進歩してないんで、良いものを使いきれなくなってきています(笑)
これ以上便利になっても仕方ない気もするんですがね…。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
12月23日の木曜日でございます。
明日はクリスマスイブですなぁ。
ここまでくると、もう完全に年末です。
今年は、25日が土曜日ですから、もうここまでで仕事は大体終えておきたいトコですね。
当院は今年は曜日の関係で、29日から年末のお休みに入ります。
そして新年は、4日より診療しますんで、よろしくお願いします。
てことで、今日もネタ突入ですが、イギリスの研究グループによって、レーザーでガラス製ディスクに5次元データを高速で書き込む方法が開発されました。
CDサイズの5次元(5D)光学ディスクの記憶容量はじつに500テラバイト(TB)もあるんだそうです。
テラバイトってのがピンとこない人も多いかと思いますんで、解説すると、メガ<ギガ<テラと単位は大きくなります。
まぁ、メガ、ギガ辺りはよく聞きますけど、テラはその上なわけです。
1テラ=1000ギガだそうです。
なので、500テラってことは、500000ギガって事のようです。
つまり、スゴイ容量が記憶できるわけですわ(笑)
ブルーレイディスクの1万倍以上の記憶容量で、人間のDNA情報の保存にも利用できるんだとか…。
すでに2016年より研究が行われていたそうなんですが、データを書き込む速度を改善する必要がありました。
そして今回、光をコントロールする光学現象を利用することで、十分な書き込み速度を達成したと報告されました。
英サウサンプトン大学のレイ・ユーハオ博士は、「かつてなかったほど大きなデータが生成されるようになった今、大容量・省エネルギー・長寿命の効率的なデータ・ストレージが求められています」と語ります。
クラウドベースのシステムは、どちらかと言えば、一次的な保存向けに設計されています。
ガラス製5Dデータストレージなら、長期的なストレージとして、公文書館・博物館・図書館・企業などで利用できるでしょう。
新しいデータ書き込み方は、2つの光学的次元と3つの空間的次元で、合計5次元(5D)でデータを書き込むことができるそうです。
こうした5D光学ストレージは、過去にも研究されてきましたが、実用化するには速度と密度が不足していました。
この問題を克服するために、ユーハオ博士らは、高繰り返しパルスのフェムト秒レーザーってのを利用することにしたそうです。
そしてレーザーで直接書き込むのではなく、光のコントロールで「近接場増強」という光学現象を起こして書き込むんだとか…。
まぁ、素人には何の事かよく分かりませんが、この工夫によって、ほんの数回の弱い光パルスで、ナノレベルの薄層構造を作り出すことに成功。
しかも、これまで高繰り返しパルスレーザーの欠点とされてきた、熱による損傷を最小限に抑えることもできたそうです。
5Dディスクは最大で1000度の熱安定性を持っており、190℃の環境でも138億年間データ保存できるといいます。
地球が滅びるよりも長持ちするので、いわば無限の寿命を持つこととなるわけですな。
こうして実現された書き込み速度は、毎秒100万ボクセル(三次元グラフィックスなどで立体物の表現に用いられる小さな立方体の最小単位。)だそうで、これは毎秒230キロバイト(100ページ以上のテキスト)のデータ書き込み速度に相当するんだそうです。
十分実用レベルに達しており、数十ギガバイト(GB)のデータであっても、妥当な時間内に書き込むことができるそうです。
実験では、CDと同じ大きさのシリカガラス・ディスクに5GBのデータをほぼ100%の精度で書き込むことに成功。
各ボクセルは4ビットの情報をもち、1文字は2ボクセルで表現されます。
このデータ密度であれば、ディスク1枚で500テラバイト(TB)を保存することが可能で、また今後の改良により並行記録できるようすれば、この容量を60日で書き込めるようになるということだそうです。
こうした大容量ディスクは、たとえば人間のDNA情報の保存にも利用できるとのことですから、色々役に立ちそうですな。
ですが完全に実用化するには、書き込み速度だけでなく、読み込み速度も高めねばなりません。
さらに研究室以外の場所で利用できるようにすることも今後の課題でしょう。
なお透明な素材に素早くナノ構造をつくり出せる今回の方法は、データストレージとしてだけでなく、3D集積光学やマイクロ流体工学への応用も期待できるそうです。
まぁ、細かいトコはよく分かりませんけど、この記憶媒体ってのも、めざましい進化をとげてきています。
分かりやすいヤツでいくと、CDは容量が最大で700MBであるのに対し、DVDは 4.7GB(片面 1層記録の場合)と、CDのおよそ7倍の容量を記録することができます。
このDVD1枚で、映画1本、約5ギガと考えても、10万本の映画が記録できるってことですからね。
もう、ビデオライブラリーはこれ1枚で十分ですよね。
とまぁ、何もかも便利になっていくわけですが、いかんせん、使う側の人間が進歩してないんで、良いものを使いきれなくなってきています(笑)
これ以上便利になっても仕方ない気もするんですがね…。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院