弘泉堂鍼灸接骨院
  • トップページ
  • 電話
  • お問合せ
  • 治療方針
  • 施術メニュー
  • 導入機器
  • メニュー一覧

    • Information弘泉堂鍼灸接骨院
      京都市中京区西ノ京上平町49-1
      ドーリア NEXT 円町 1F
      【フリー】0120-94-6152
      【電話】075-406-5151
      【時間】 午前8:00〜12:00/午後3:00〜9:00
      【休診】水曜・日・祝・土曜午後

      cre

      jiko_s

      time

      s_s
      3point

      01

      02

      03

      04

      05

      06

      j_s
    • セルフホワイトニング
    • 酸素カプセル

ブログ

コロナうつ
2021年12月16日 [からだのこと]
お疲れ様です。院長です。

12月16日の木曜日でございます。

新型コロナ騒ぎもかなり収まってきた感がありますが、オミクロンはどうなるか、まだまだ不安はありますよね。

世界中を巻き込んだ感染症だったわけで、直接亡くなられた方はもちろん、コロナ倒産からの自殺者、またはコロナ鬱なんかもこれから時間をかけて対処していかなければいけないでしょう。

ま、それも、完全に収束しての話ですけどね。

まだまだ諸外国では、拡大してるところもありますしねぇ…。

てなコロナですが、今日はコロナからの鬱、コロナうつに関する治療法のお話しです。

アメリカ、スタンフォード大学の研究グループは、磁気で脳を集中的に刺激することで、自殺につながりかねない重度のうつ病を寛解(かんかい)させることに成功したそうです。

ですがこれは普通の磁気刺激ではありません。

通常、6週間かけて行われる治療を、たった5日間に圧縮してしまう集中治療なんだとか…。

この治療により、治療困難で薬が効かない難治性のうつ病の患者のほぼ80%が寛解したといいますから、かなり期待の持てる治療法と言えるんじゃないでしょうか。

この実験の参加者の1人、トミー・ヴァン・ブロックリン氏は、治療前の状態を次のように語っています。

「もう限界でした。

とにかくムシャクシャして、いつ気分が良くなるとも、悪くなるとも知れない。

どうにもなりませんでした。

しばらく調子いいときがあっても、またすぐに戻ってしまうんです」

まずMRI検査で、脳の「実行機能」領域を特定します。

ここは問題を解決したり、ムダな反応を抑えてくれたりする領域で、磁気刺激のターゲットになる場所です。

それから5日間、1日10回、各10分の集中的な磁気刺激セッションを開始します。

最初は特に違いを感じなかったというヴァン・ブロックリン氏ですが、2日目になると感情的な変化があらわれ、3日目には効果を実感できるようになったそうなんです。

3日目にギアが入った感じで、どんどん良くなっていったそうで、犬の散歩とかギターとか、日常の些細なことにも喜びがあるんだと、教えられたかのようだと話しています。

彼が受けた治療は「SAINT」と呼ばれています。

頭痛やパーキンソン病などの治療にも使われる「経頭蓋磁気刺激(TMS)」を、集中的かつ個人に合わせて行うものです。

今回の実験に参加したのは、22歳から80歳までの重いうつ病を抱えた29名の患者で、平均すると9年のうつ病歴があり、どの人も薬による治療ではなかなか効果が得られていなかったそうです。

実際にSAINTを受けたのは半数の14名(残りは、比較のためにSAINTに似たプラセボ治療を受けた)で、その結果、14名中12名に効果があり、標準的な基準に照らすなら、もはやうつ病とは診断されなかったレベルまで回復したそうなんです。

それでいて副作用は、一時的な疲労と頭痛だけだったそうです。

スタンフォード大学のノーラン・ウィリアムズ博士は、心がピンチな人々を素早く助けるべく、この研究を行っています。

同博士によると、ある人が自殺するかどうかを示す最大の危険サインは「過去の自殺未遂歴」で、次が「その試みの前の入院」であるといいます。

しかし、こうした自殺願望を抱えるうつ病患者のほとんどは、心がピンチのとき適切な治療を受けられていないのが現状です。

TMSならば、うつ患者の半数に改善が見られ、3分の1の人は寛解するとされています。

ところが、従来の方法は6週間かけて治療を行うために、長期間入院できない人にとってはほとんど役に立たないわけなんですね。

実際、長期入院となると、なかなか難しいでしょう。

言うても、心の病なわけで周りからの理解も得難いですしね。

ですが、SAINTならばずっと早く治療できるわけですね。

「私たちは、6週間かかるTMSを1日に圧縮する方法を考案しました。おかげで、5倍もの刺激を与えられるようになりました。」

またSAINTには、MRIと組み合わせることで、個人にぴったりな治療を行えるという特徴があります。

「とてもよく効くのは、その人に十分な治療を、その人に合わせた方法で行えるからでしょう」とウィリアムズ博士は言っています。

元気な状態を維持できれば、学校や仕事にも復帰して、また人生をやり直すことができます。

これは、うつ病で苦しむ人たちにとって心からの願いでしょう。

まだ実験段階ですから、これが全てのうつ患者に効果があるかどうかは分かりませんが、一筋の光明なのは間違いないでしょう。

ここ数年、比較的積極的に研究されていなかった部分もある、うつ病がクローズアップされてきたのは、やはりコロナによるうつ病患者の急増があったからでしょう。

これからも増え続けるであろう、うつ病も治療法がシッカリあれば恐れることはないですからね。

さらなる研究に期待しましょう。

ではまた〜。








京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院

ブログ記事一覧

  • Facebook
  • Twitter
  • はてなブックマーク

PageTop

〒604-8494
京都市中京区西ノ京上平町49-1
ドーリア NEXT 円町 1F