ナイトミュージック。
2021年12月10日 [からだのこと]
お疲れ様です。院長です。
12月10日の金曜日でございます。
12月も1/3が経過した感じですな。
さすがに12月もここまでくると寒いですな。
まぁ、冬だから寒いのは当たり前ですが、だんだん寒さも本格的になってきます。
寒いと何が嫌かって、朝起きるのが辛いですよね。
起きる前に暖房をタイマーで付けるって手もありますが、どうも暖房をつけると空気が乾燥して喉をやられるんですよね。
ですから、出来るだけ寝てる間は暖房をつけたくないんですよ。
となると、朝、寒いじゃないですか。
起きてから暖房をつけても、出掛ける頃にならないと暖まらないって言う、これからの季節のジレンマですわな。
乾燥防止に加湿器をつけるって手もあるんですが、それも去年、壊れてねぇ(笑)
濡れタオルを枕元に置いたりと、乾燥対策をしながら冬の夜を楽しんでおるわけです。
てな、冬の眠りのお話しですが、今日のネタは特に冬に限った話ではありません。
寝る前の音楽のお話しで、アメリカの研究によれば、寝る前に音楽を聴くと耳にこびりついて睡眠の質を低下させる可能性があるそうなんです。
まぁ、何となく分かる気はしますよね。
わたくし院長の場合、寝る前にテレビとかDVDとか観てると、その内容的なものが夢に出てくることが多いです。
なので、この音楽の話も何となく理解できるんですが、それが睡眠の質が低下することとの因果関係とはどういうものなのでしょう。
アメリカで行われた研究によれば、音楽を聴きながら眠ると、音が耳にこびりつき、いつまでも頭の中で鳴り続けて、睡眠の質を低下させてしまうそうなんです。
さらに音楽の「脳内リピート」は朝に目覚める時までずっと続いていると、報告されているそうなんです。
朝まで「脳内リピート」…。
これはさすがに、睡眠の質を下げそうですなぁ。
今回の研究を行った米ベイラー大学のマイケル・スカリン准教授は、「睡眠の研究者として、就寝前の音楽が眠りにどう影響するのか興味がありました」と語ります。
彼によると、就寝前の音楽については、「刺激になってかえって眠れなくなる」というものと、「雑念から気が逸れるのでよく眠れる」という2つの相反する意見があるのだといいます。
スカリン准教授は、アメリカ人133人に対して、音楽を聴きながら眠りにつくことがあるかどうか尋ねてみました。
そして明らかになったのが、参加者のうち3分の1が、音楽を聴きながら眠りについた経験があるということでした。
興味深いことに、そうした人ほど音楽が頭の中で繰り返されており(脳内リピート)、眠りが浅かったんだとか…。
眠りの質を評価する「ピッツバーグ睡眠の質インデックス」のスコアでは、54%も睡眠の質が低下していたそうなんです。
そこで今度は、被験者48名に音楽(歌・インスト)を聴きながら眠ってもらい、そのときの脳波・呼吸・心拍などを「睡眠ポリグラフ」でモニターしてみたそうです。
するとその結果、歌を聴いた場合に比べて、インスト音楽を聴いた人は、睡眠の質がはっきりと低下することがわかったんだそうです。
寝つきが悪く、眠りが浅く、夜中に目が覚めがちだったそうなんです。
これは意外ですねぇ…。
どっちか言うと、歌詞があるほうが、「脳内リピート」しそうな気がするんですが、インストのほうにその傾向が強かったようなんです。
そうした被験者は、朝に目が覚めた時にも頭の中で音楽が鳴り続けていたと回答しているそうです。
音楽を聴いたのは8時間も前だというのに、4分の1の被験者が、脳内リピートで目を覚ましていたんだそうです。
もちろん個人差があり、今回の結果では4分の1の人に朝まで脳内リピートが続いたわけですが、いったいなぜそのようなことが起きるのでしょう?
脳波のデータからは、音楽が脳内リピートしている被験者の前頭葉では、低速振動が大きいことが明らかになっているそうです。
じつはそれと同じ低速振動が、記憶が固定されるプロセスでも見られるんだそうです。
それによって眠りが浅くなる理由までは分かっていません。
ですが少なくとも、睡眠中に脳が音楽情報を処理し続けることが、眠りの質の低下に関係しているようなんですね。
まぁ、脳が働き続けるとなると、安眠には程遠い現象でしょうし、睡眠の質も下がるでしょうね。
たっぷりと寝たはずなのに、寝た気がしない。と言う人はもしかしたら、寝る前に音楽を聴く習慣が関係しているのかもしれないですね。
もしそうなら、まずは寝る前に音楽を聴くのをやめてみましょう。
それだけで眠りの質が向上するなら、楽なもんですからね。
こと睡眠に関しては、まだまだ分かっていない事が多いですし、試す価値は十分あると思いますよ。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
12月10日の金曜日でございます。
12月も1/3が経過した感じですな。
さすがに12月もここまでくると寒いですな。
まぁ、冬だから寒いのは当たり前ですが、だんだん寒さも本格的になってきます。
寒いと何が嫌かって、朝起きるのが辛いですよね。
起きる前に暖房をタイマーで付けるって手もありますが、どうも暖房をつけると空気が乾燥して喉をやられるんですよね。
ですから、出来るだけ寝てる間は暖房をつけたくないんですよ。
となると、朝、寒いじゃないですか。
起きてから暖房をつけても、出掛ける頃にならないと暖まらないって言う、これからの季節のジレンマですわな。
乾燥防止に加湿器をつけるって手もあるんですが、それも去年、壊れてねぇ(笑)
濡れタオルを枕元に置いたりと、乾燥対策をしながら冬の夜を楽しんでおるわけです。
てな、冬の眠りのお話しですが、今日のネタは特に冬に限った話ではありません。
寝る前の音楽のお話しで、アメリカの研究によれば、寝る前に音楽を聴くと耳にこびりついて睡眠の質を低下させる可能性があるそうなんです。
まぁ、何となく分かる気はしますよね。
わたくし院長の場合、寝る前にテレビとかDVDとか観てると、その内容的なものが夢に出てくることが多いです。
なので、この音楽の話も何となく理解できるんですが、それが睡眠の質が低下することとの因果関係とはどういうものなのでしょう。
アメリカで行われた研究によれば、音楽を聴きながら眠ると、音が耳にこびりつき、いつまでも頭の中で鳴り続けて、睡眠の質を低下させてしまうそうなんです。
さらに音楽の「脳内リピート」は朝に目覚める時までずっと続いていると、報告されているそうなんです。
朝まで「脳内リピート」…。
これはさすがに、睡眠の質を下げそうですなぁ。
今回の研究を行った米ベイラー大学のマイケル・スカリン准教授は、「睡眠の研究者として、就寝前の音楽が眠りにどう影響するのか興味がありました」と語ります。
彼によると、就寝前の音楽については、「刺激になってかえって眠れなくなる」というものと、「雑念から気が逸れるのでよく眠れる」という2つの相反する意見があるのだといいます。
スカリン准教授は、アメリカ人133人に対して、音楽を聴きながら眠りにつくことがあるかどうか尋ねてみました。
そして明らかになったのが、参加者のうち3分の1が、音楽を聴きながら眠りについた経験があるということでした。
興味深いことに、そうした人ほど音楽が頭の中で繰り返されており(脳内リピート)、眠りが浅かったんだとか…。
眠りの質を評価する「ピッツバーグ睡眠の質インデックス」のスコアでは、54%も睡眠の質が低下していたそうなんです。
そこで今度は、被験者48名に音楽(歌・インスト)を聴きながら眠ってもらい、そのときの脳波・呼吸・心拍などを「睡眠ポリグラフ」でモニターしてみたそうです。
するとその結果、歌を聴いた場合に比べて、インスト音楽を聴いた人は、睡眠の質がはっきりと低下することがわかったんだそうです。
寝つきが悪く、眠りが浅く、夜中に目が覚めがちだったそうなんです。
これは意外ですねぇ…。
どっちか言うと、歌詞があるほうが、「脳内リピート」しそうな気がするんですが、インストのほうにその傾向が強かったようなんです。
そうした被験者は、朝に目が覚めた時にも頭の中で音楽が鳴り続けていたと回答しているそうです。
音楽を聴いたのは8時間も前だというのに、4分の1の被験者が、脳内リピートで目を覚ましていたんだそうです。
もちろん個人差があり、今回の結果では4分の1の人に朝まで脳内リピートが続いたわけですが、いったいなぜそのようなことが起きるのでしょう?
脳波のデータからは、音楽が脳内リピートしている被験者の前頭葉では、低速振動が大きいことが明らかになっているそうです。
じつはそれと同じ低速振動が、記憶が固定されるプロセスでも見られるんだそうです。
それによって眠りが浅くなる理由までは分かっていません。
ですが少なくとも、睡眠中に脳が音楽情報を処理し続けることが、眠りの質の低下に関係しているようなんですね。
まぁ、脳が働き続けるとなると、安眠には程遠い現象でしょうし、睡眠の質も下がるでしょうね。
たっぷりと寝たはずなのに、寝た気がしない。と言う人はもしかしたら、寝る前に音楽を聴く習慣が関係しているのかもしれないですね。
もしそうなら、まずは寝る前に音楽を聴くのをやめてみましょう。
それだけで眠りの質が向上するなら、楽なもんですからね。
こと睡眠に関しては、まだまだ分かっていない事が多いですし、試す価値は十分あると思いますよ。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院