ケロッグの憂鬱
2021年11月29日 [色々なこと]
お疲れ様です。院長です。
11月29日の月曜日でございます。
11月も明日で終わり、ついに12月ですな。
やはり、11月と12月では、響きが違うねぇ…。
11月29日っつっても、ただの月末前ですが、12月29日っつったら、もう年末も年末、仕事納めやしね。
ここから1ヶ月、なにかと忙しいですが、まぁ、ボチボチいきましょう。
って事で、今日のネタですが、このブログでも良くご紹介しています、起訴大国、アメリカでの面白訴訟のお話しです。
まぁ、訴訟に面白いって表現はいかがなものかとも思いますが、結構あるんんですよね。
アメリカは起訴大国と呼ばれていて、とにかく裁判沙汰が大好きな国民なんですよ。
このブログでも以前ご紹介した、マクドナルドのコーヒーが熱すぎて火傷した「マクドナルドコーヒー事件」
をはじめ、ダイエットを失敗したのは、マクドナルドの広告が空腹感を刺激したからだなんて起訴もありました。
さらには、サブウェイのツナサンドを購入したところ、「本物のツナ(マグロ)が全く入っていない」として、500万ドル(約5億2400万円)の損害賠償を求める訴訟を起こしたなんていう「サブウェイツナ裁判」なんてのもご紹介しました。
まぁ、こうなると言いがかりのレベルでもあるんですが、今日のもこれらに匹敵するくらいの言いがかりかげんの起訴問題をご紹介します。
訴えられたのは、これまた大手菓子メーカーの「ケロッグ社」でございます。
日本でも有名な企業ですよね。
ケロッグと言えば、コーンフレーク。
この57年にわたる販売歴史を持つケロッグ社のポップタルト(砂糖でコーティングされ加工した材料が詰め込まれたお菓子)のストロベリー味を巡って、4人の女性が「いちごの含有量が少ない」と同社を訴えたんです。
この集団訴訟の弁護士は、ケロッグ社に是正措置の必要性を強調しながらも、原告が同社に500万ドル(約5億7千万円)の損害賠償金を請求していることを明かしています。
出たよ(笑)
この金額。
これは、もう、ケロッグのお菓子を食べて、死んじまったレベルの金額ですよね。
それが、イチゴの含有量が少ないからと訴えるんですから、もう言ったもん勝ちの世界やね。
原告となったのは、ニューヨーク州に住むエリザベス・ラセットさんとケルビン・ブラウンさん、イリノイ州在住のステイシー・キアペッタさんとアニタ・ハリスさんの4名だそうです。
ただし、各原告が提出した訴状内容についての製品が微妙に異なっており、ラセットさんはケロッグ社の全粒粉フロスト・ストロベリーポップタルト、ブラウンさんとハリスさんはフロスト・ストロベリーポッポタルト、キアペットさんはアンフロスト・ストロベリーポップタルトについてそれぞれ訴えたそうです。
4人の原告は異なった製品について訴状を提出していますが、いずれもポップタルトのストロベリー味で、そのようにケロッグ社がパッケージで称しているにもかかわらず、十分ないちごが入っていないということが大きな問題となっているようなんです。
ラセットさんの訴状内容は、概ね次の通りです。
・同社ウェブサイトには「レインボースプリンクルで飾られ、いちごの味の良さが詰まった甘いフロスティング」と記載されているにもかかわらず、全粒粉のフロスト・ストロベリーポップタルトの箱には、ペストリーの中に梨とりんご、いちごが含まれている記載はあっても、いちご含有率がたったの2%未満だ。
・しかも、それらはドライフルーツであり、いちご含有率は梨やりんごよりも少ない。
・いちごの材料の量は、いちごの栄養上の利点を提供するだけではなく、味そのものを提供するのに不十分である。
・全粒粉フロスト・ストロベリートースターペストリーは、ほとんどがいちご以外の果物成分を含んでおり、ラベルに基づいて消費者が期待するよりも少なく、いちごの表現は虚偽で、欺瞞的で、誤解を招くものだ。
・箱上の記載およびマーケティング資料に、人工香料や追加着色に関する情報がないことも問題だ。
原告側のシーハン弁護士は、メディアの取材に対して次のように話しています。
原告側は、是正措置の必要性を強調しており、あまり多くを求めてはいません。と…。
まぁ、是正措置の必要性は確かにそうなんでしょうけど、ではなぜ500万ドルもの損害賠償が発生するんでしょう(笑)
一方、ケロッグ社はメディアにこのような声明を出しました。
係争中の訴訟については、コメントすることはできませんが、全てのポップタルト製品の成分とラベルは、全ての法的要件に完全に準拠していると言えます。と…。
こちらの言い分も、きっとそうなんでしょう。
これ位の大きな企業のやる事ですから、成分の不正表記とか改ざんとかもない気がするんですけどねぇ。
シリアルブランドとしても老舗のケロッグ社は、ポップタルト製造にも長い歴史を持っており、ストロベリーやブルーベリーといったフルーツ味だけでなく、チョコ味やキャラメル味など味の種類がとにかく豊富で、アメリカに限らず、世界で人気の商品です。
果たしてこの訴訟問題、どちらが勝利するのでしょう。
続報が入り次第、お伝えしたいと思います。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
11月29日の月曜日でございます。
11月も明日で終わり、ついに12月ですな。
やはり、11月と12月では、響きが違うねぇ…。
11月29日っつっても、ただの月末前ですが、12月29日っつったら、もう年末も年末、仕事納めやしね。
ここから1ヶ月、なにかと忙しいですが、まぁ、ボチボチいきましょう。
って事で、今日のネタですが、このブログでも良くご紹介しています、起訴大国、アメリカでの面白訴訟のお話しです。
まぁ、訴訟に面白いって表現はいかがなものかとも思いますが、結構あるんんですよね。
アメリカは起訴大国と呼ばれていて、とにかく裁判沙汰が大好きな国民なんですよ。
このブログでも以前ご紹介した、マクドナルドのコーヒーが熱すぎて火傷した「マクドナルドコーヒー事件」
をはじめ、ダイエットを失敗したのは、マクドナルドの広告が空腹感を刺激したからだなんて起訴もありました。
さらには、サブウェイのツナサンドを購入したところ、「本物のツナ(マグロ)が全く入っていない」として、500万ドル(約5億2400万円)の損害賠償を求める訴訟を起こしたなんていう「サブウェイツナ裁判」なんてのもご紹介しました。
まぁ、こうなると言いがかりのレベルでもあるんですが、今日のもこれらに匹敵するくらいの言いがかりかげんの起訴問題をご紹介します。
訴えられたのは、これまた大手菓子メーカーの「ケロッグ社」でございます。
日本でも有名な企業ですよね。
ケロッグと言えば、コーンフレーク。
この57年にわたる販売歴史を持つケロッグ社のポップタルト(砂糖でコーティングされ加工した材料が詰め込まれたお菓子)のストロベリー味を巡って、4人の女性が「いちごの含有量が少ない」と同社を訴えたんです。
この集団訴訟の弁護士は、ケロッグ社に是正措置の必要性を強調しながらも、原告が同社に500万ドル(約5億7千万円)の損害賠償金を請求していることを明かしています。
出たよ(笑)
この金額。
これは、もう、ケロッグのお菓子を食べて、死んじまったレベルの金額ですよね。
それが、イチゴの含有量が少ないからと訴えるんですから、もう言ったもん勝ちの世界やね。
原告となったのは、ニューヨーク州に住むエリザベス・ラセットさんとケルビン・ブラウンさん、イリノイ州在住のステイシー・キアペッタさんとアニタ・ハリスさんの4名だそうです。
ただし、各原告が提出した訴状内容についての製品が微妙に異なっており、ラセットさんはケロッグ社の全粒粉フロスト・ストロベリーポップタルト、ブラウンさんとハリスさんはフロスト・ストロベリーポッポタルト、キアペットさんはアンフロスト・ストロベリーポップタルトについてそれぞれ訴えたそうです。
4人の原告は異なった製品について訴状を提出していますが、いずれもポップタルトのストロベリー味で、そのようにケロッグ社がパッケージで称しているにもかかわらず、十分ないちごが入っていないということが大きな問題となっているようなんです。
ラセットさんの訴状内容は、概ね次の通りです。
・同社ウェブサイトには「レインボースプリンクルで飾られ、いちごの味の良さが詰まった甘いフロスティング」と記載されているにもかかわらず、全粒粉のフロスト・ストロベリーポップタルトの箱には、ペストリーの中に梨とりんご、いちごが含まれている記載はあっても、いちご含有率がたったの2%未満だ。
・しかも、それらはドライフルーツであり、いちご含有率は梨やりんごよりも少ない。
・いちごの材料の量は、いちごの栄養上の利点を提供するだけではなく、味そのものを提供するのに不十分である。
・全粒粉フロスト・ストロベリートースターペストリーは、ほとんどがいちご以外の果物成分を含んでおり、ラベルに基づいて消費者が期待するよりも少なく、いちごの表現は虚偽で、欺瞞的で、誤解を招くものだ。
・箱上の記載およびマーケティング資料に、人工香料や追加着色に関する情報がないことも問題だ。
原告側のシーハン弁護士は、メディアの取材に対して次のように話しています。
原告側は、是正措置の必要性を強調しており、あまり多くを求めてはいません。と…。
まぁ、是正措置の必要性は確かにそうなんでしょうけど、ではなぜ500万ドルもの損害賠償が発生するんでしょう(笑)
一方、ケロッグ社はメディアにこのような声明を出しました。
係争中の訴訟については、コメントすることはできませんが、全てのポップタルト製品の成分とラベルは、全ての法的要件に完全に準拠していると言えます。と…。
こちらの言い分も、きっとそうなんでしょう。
これ位の大きな企業のやる事ですから、成分の不正表記とか改ざんとかもない気がするんですけどねぇ。
シリアルブランドとしても老舗のケロッグ社は、ポップタルト製造にも長い歴史を持っており、ストロベリーやブルーベリーといったフルーツ味だけでなく、チョコ味やキャラメル味など味の種類がとにかく豊富で、アメリカに限らず、世界で人気の商品です。
果たしてこの訴訟問題、どちらが勝利するのでしょう。
続報が入り次第、お伝えしたいと思います。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院