チャットレーン
2021年11月08日 [色々なこと]
お疲れ様です。院長です。
11月8日の月曜日でございます。
さすがに寒くなってきましたね。
寒くなるとどうしても動きが悪くなりますなぁ。
当院の患者さんでもいらっしゃるんですが、高齢の方でどうも一つ一つの動きがゆっくりになってしまい、時間がかかってしまうー…。
まぁ、当院の場合、それ程問題ではないんですが、これがそうでもない場所も当然あります。
例えば、人が並んでる場所なんかだと、やはり速やかにして貰いたいと思う人もいるでしょう。
これに似たような話で、このほど埼玉県では、エスカレーター歩行禁止なんて条例が出されました。
これは当然、危険防止的な意味合いが強いんですが、この様に急いでる人とそうでない人の温度差って、結構あるんですよね。
世の中、時間に追われてる人の方が多いですからねぇ。
ってなわけで、今日のお話しなんですが、そんな急いでる人とそうでない人を、うまく分けちゃったお話しでございます。
忙しい人なら、スーパーでは、少しでも速く会計を済まそうと、前の人の買い物の量や、レジを打つ人の熟練度などをチェックする人もいるでしょう。
ですがスーパーに来るお客は急いでいる人ばかりではありません。
日々の生活に孤独感を抱いている高齢者の場合、人との対話や触れ合いを求めている場合もあるかもしれません。
昔の買い物って、商店が多かったですから、基本会話の上に成り立ってましたもんね。
今では、スーパーで口を開くことなんてないですもんね。
そこでオランダのスーパーマーケットチェーンは、遅いレジのレーン「チャットレーン」を設置したんだそうです。
そのレーンに並ぶと、担当者が顧客と日常会話を交わしながらゆっくりと会計してくれるんだとか…。
現在、推定130万人の高齢者(75歳以上)が住んでいるオランダでは、彼らの孤独感がますます懸念されています。
政府は、高齢者の孤独を減らすプログラム「One Against Loneliness」の一環として、大型スーパーマーケットに、「チャットレーン」の設置を推奨しました。
それは通常よりも時間のかかる遅いレーンで、ここに並んだ顧客は、レジのスタッフと日常会話を楽しみながらゆっくりと会計することができます。
2019年の夏、初めて北ブラバント州フレイメンの町でチャットレーンを導入した大型スーパーマーケットチェーン『ジャンボ(Jumbo)』によると、評判は上々だということです。
プログラム最高責任者のコレット・クルースタマン・ヴァン・イード氏は、このように述べています。
【もともと家族経営で始めた当スーパーは、今ではオランダ各地に多くの支店を持ち、地域の人々と密着した関係を持っています。
私たちの店は、多くの高齢の顧客の孤独を減らす役割を担いたいと、様々な対策法を実践していくつもりです。
全てがデジタル化し、何事もスピーディーになっている時代ですが、昔の小さな店では当たり前だった顧客と日々のたわいない会話をすることで、地域のお年寄りたちの孤独を把握し、助けていきたいと思っています。】と…。
ジャンポスーパーでは、チャットレーンを最も必要とする地域に効果的に取り組むよう、慎重な検討プロセスに従って、店舗を選択しているそうです。
このスーパーは、顧客がただ買い物するだけの場所ではなく、重要な出会いの場だと思っているそうで、そのために、顧客の声を聞き、それを地域に反映させながら支援をしていきたいそうなんです。
支店によっては、顧客が美味しいコーヒーを飲みながら近所の人と話ができる「チャットコーナー」を設けているところもあるんだそうです。
今後、ジャンボでは1年後には200店舗にこのプログラムを拡大できるよう、各支店にチャットレーンを導入していく予定だそうです。
なお、オランダの保健福祉スポーツ省は、全国355の各自治体が地域の孤独な高齢者に対して地元連合への支援を実施。
支援を受けた連合は、家庭訪問や電話ホットライン、特定の地域の高齢者が楽しめる活動の概要を示す地図作成など、様々な取り組みを行っているそうです。
これは良い取り組みかもしれませんね。
医学の進歩で、特に先進国では高齢化が進んでいますし、割合的にも多いわけですから、彼らが過ごしやすい環境ってのは必要でしょう。
何といっても…。
みな、いつかは年寄りになるんですから(笑)
わたくし院長も、最近のスーパーではお金を機械に入れるタイプになってたりすると、一瞬慌ててしまいます。
まぁ、わたくし院長の場合、人と会話するのが基本的に好きではないので、高齢者になったからといって会話を求めるかどうかは分かりませんが、こういう「遅くてもいい」っていう配慮は助かると思います。
人に迷惑だけはかけたくないですもんね。
そういう意味でも、こういう取り組みは良いんじゃないでしょうか。
日本ではどうでしょう。
それでなくても、時間帯によってはレジが混みますから、なかなかここまでの配慮は出来ないかもしれませんね。
なにせ、狭い国土に人が多すぎますからね(笑)
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
11月8日の月曜日でございます。
さすがに寒くなってきましたね。
寒くなるとどうしても動きが悪くなりますなぁ。
当院の患者さんでもいらっしゃるんですが、高齢の方でどうも一つ一つの動きがゆっくりになってしまい、時間がかかってしまうー…。
まぁ、当院の場合、それ程問題ではないんですが、これがそうでもない場所も当然あります。
例えば、人が並んでる場所なんかだと、やはり速やかにして貰いたいと思う人もいるでしょう。
これに似たような話で、このほど埼玉県では、エスカレーター歩行禁止なんて条例が出されました。
これは当然、危険防止的な意味合いが強いんですが、この様に急いでる人とそうでない人の温度差って、結構あるんですよね。
世の中、時間に追われてる人の方が多いですからねぇ。
ってなわけで、今日のお話しなんですが、そんな急いでる人とそうでない人を、うまく分けちゃったお話しでございます。
忙しい人なら、スーパーでは、少しでも速く会計を済まそうと、前の人の買い物の量や、レジを打つ人の熟練度などをチェックする人もいるでしょう。
ですがスーパーに来るお客は急いでいる人ばかりではありません。
日々の生活に孤独感を抱いている高齢者の場合、人との対話や触れ合いを求めている場合もあるかもしれません。
昔の買い物って、商店が多かったですから、基本会話の上に成り立ってましたもんね。
今では、スーパーで口を開くことなんてないですもんね。
そこでオランダのスーパーマーケットチェーンは、遅いレジのレーン「チャットレーン」を設置したんだそうです。
そのレーンに並ぶと、担当者が顧客と日常会話を交わしながらゆっくりと会計してくれるんだとか…。
現在、推定130万人の高齢者(75歳以上)が住んでいるオランダでは、彼らの孤独感がますます懸念されています。
政府は、高齢者の孤独を減らすプログラム「One Against Loneliness」の一環として、大型スーパーマーケットに、「チャットレーン」の設置を推奨しました。
それは通常よりも時間のかかる遅いレーンで、ここに並んだ顧客は、レジのスタッフと日常会話を楽しみながらゆっくりと会計することができます。
2019年の夏、初めて北ブラバント州フレイメンの町でチャットレーンを導入した大型スーパーマーケットチェーン『ジャンボ(Jumbo)』によると、評判は上々だということです。
プログラム最高責任者のコレット・クルースタマン・ヴァン・イード氏は、このように述べています。
【もともと家族経営で始めた当スーパーは、今ではオランダ各地に多くの支店を持ち、地域の人々と密着した関係を持っています。
私たちの店は、多くの高齢の顧客の孤独を減らす役割を担いたいと、様々な対策法を実践していくつもりです。
全てがデジタル化し、何事もスピーディーになっている時代ですが、昔の小さな店では当たり前だった顧客と日々のたわいない会話をすることで、地域のお年寄りたちの孤独を把握し、助けていきたいと思っています。】と…。
ジャンポスーパーでは、チャットレーンを最も必要とする地域に効果的に取り組むよう、慎重な検討プロセスに従って、店舗を選択しているそうです。
このスーパーは、顧客がただ買い物するだけの場所ではなく、重要な出会いの場だと思っているそうで、そのために、顧客の声を聞き、それを地域に反映させながら支援をしていきたいそうなんです。
支店によっては、顧客が美味しいコーヒーを飲みながら近所の人と話ができる「チャットコーナー」を設けているところもあるんだそうです。
今後、ジャンボでは1年後には200店舗にこのプログラムを拡大できるよう、各支店にチャットレーンを導入していく予定だそうです。
なお、オランダの保健福祉スポーツ省は、全国355の各自治体が地域の孤独な高齢者に対して地元連合への支援を実施。
支援を受けた連合は、家庭訪問や電話ホットライン、特定の地域の高齢者が楽しめる活動の概要を示す地図作成など、様々な取り組みを行っているそうです。
これは良い取り組みかもしれませんね。
医学の進歩で、特に先進国では高齢化が進んでいますし、割合的にも多いわけですから、彼らが過ごしやすい環境ってのは必要でしょう。
何といっても…。
みな、いつかは年寄りになるんですから(笑)
わたくし院長も、最近のスーパーではお金を機械に入れるタイプになってたりすると、一瞬慌ててしまいます。
まぁ、わたくし院長の場合、人と会話するのが基本的に好きではないので、高齢者になったからといって会話を求めるかどうかは分かりませんが、こういう「遅くてもいい」っていう配慮は助かると思います。
人に迷惑だけはかけたくないですもんね。
そういう意味でも、こういう取り組みは良いんじゃないでしょうか。
日本ではどうでしょう。
それでなくても、時間帯によってはレジが混みますから、なかなかここまでの配慮は出来ないかもしれませんね。
なにせ、狭い国土に人が多すぎますからね(笑)
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院