ドローンとカラス
2021年11月02日 [動物のこと]
お疲れ様です。院長です。
11月2日の火曜日でございます。
このブログでも非常に登場頻度の高い、「カラス」ですが、いつもはカラスの「賢さ」をクローズアップした話をしています。
今日もカラスのお話なんですが、今日のは賢いかどうか微妙な話になるんですが、これからこういった事件が増えるんではないかと思うお話です。
オーストラリアの首都、キャンベラで、日用品を運ぶ宅配ドローンがカラスに襲撃されるという事件が発生したそうなんです。
ドローンでコーヒーを注文した顧客がそれを目撃し、撮影。
映像には執拗にドローンを突きまくるカラスの姿が映し出されていました。
日本ではまだメジャーではないですが、このドローン宅配サービスは、Googleの関連会社「ウイング(Wing)」が2019年より正式運営され、主にオーストラリア首都特別地域 (ACT)でサービスを行っているんだそうです。
コロナ禍によるロックダウン中には需要が増え、1万回の配達を行ったそうです。
ウイング社のドローンは、ホットコーヒーや料理、ドラッグストアの商品などの荷物を上空から運び、顧客庭や玄関、私道などにロープを垂らし荷物を降ろしていく仕組みとなってるそうです。
まぁ、広いしね。
一軒、一軒の家も大きいですし、敷地が広いわけでドローンも飛びやすいでしょうね。
その点、日本だと…
大体の家は隣との境がどこからどこまでなのかも分かりづらいですし、なによりドローンが荷物を下ろす「敷地」なんてない家がほとんどですもんねぇ。
で、話を戻して、最近、キャンベラ北部のハリソン郊外で、朝のカフェラテが届くのを待っていたベン・ロバーツさんが、とんでもない光景を目撃したそうなんです。
ワタリガラスがいきなり配達ドローンに襲いかかり、ど突きまくってます(笑)
ロバーツさんはドローンの後部にしがみついて執拗に突くカラスの姿を、なんとか撮影することができました。
その動画がこれです。
つついてます(笑)
カラス、つついてます。
ドローンはカラスの重みで今にも墜落しそうになっていますが、幸いなことに、なんとか私道に荷物を降ろし、そのまま飛び去っていったそうです。
オーストラリア首都特別地域 (ACT) では新型コロナによるロックダウンが行われてから、宅配ドローンの利用が増加しています。
更にこの季節はワタリガラスの巣作りの期間にあたるため、いつもより余計に苛立っている可能性があるとのことです。
鳥類学者のニール・ヘルメス氏は、「ウィング」に一時的にドローンを飛ばすのをやめるようアドバイスしました。
ドローンに体当たりしても、カラスはまったく痛くも痒くもないようです。
一時的にでも、ドローンを飛ばすのをやめさせられたことを考えると、鳥のほうは追い払ってやった、してやったりと思っているのかもしれないと言う事らしいです。
ですが、動画を見てもらえばわかると思いますが、ドローンはひどい騒音を発しています。
巣作りでピリピリしているカラスの神経を逆撫でした可能性は十分にありますよね。
事実、宅配ドローンによる騒音は人間の間でも問題になっており、宅配ドローンに反対するグループ「Bonython Against Drones 」によれば、ドローンが発する音は子供や犬を怖がらせるほどのレベルなんだとか…。
同グループが調査したところ、約80%の家庭がドローン宅配に反対しており、騒音のほかプライバシーや野生動物への影響が問題点として挙げられているそうです。
まぁ確かにうるさいのはダメっすよねぇ…。
謎の飛行体が騒音をあげて飛んでくるとか、カラスじゃなくても攻撃したくなりますわ(笑)
幸いなことに、今のところ、ドローンを攻撃したカラスが負傷したとの報告はないようですが、ウイング社によると、他のエリアで、ドローンと接触して負傷した鳥がいるかどうかは把握できていないという事です。
「営巣期にはよく見られることですが、縄張り意識の強い鳥は、動いていているものに急降下して攻撃を仕掛けることがあるようです」とウィング社の広報は語っています。
万が一、鳥と接触したとしても、安全に飛行を続けられるように、ドローンの運用には何段階もの冗長性をもたせています。
こうした手順に従って安全に配達を完了させ、施設に戻ってくるのです。
ハリソン郊外の配達エリアの一部で、こうした縄張り行動を誇示する鳥をいくつか特定したそうで、サービス拠点での影響を最小限に抑えるため、地元の鳥類学者にさらに調査を進めてもらっているようです。
なお、調査が終わるまで、ウイング社は、ハリソン周辺での宅配ドローンサービスを一時停止しているそうです。
とまぁ、こういう話なんですが、これはやはりねぇ…。
人間がアカンでしょう。
カラスは賢いから、おそらくすでにドローンが何者か理解すると思います。
で、向こうから攻撃してこないと分かったら、次は複数羽の集団で襲うと思いますよ。
だって、カラスはコミュニケーション力も高いですし、仲間意識も、縄張り意識も高いです。
なにより、「空」は人間のテリトリーじゃないですから、そこに侵略するのはよくないですよ。
てか、宅配にいるかね?
ドローンなんて…
て、わたくし院長は思います。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
11月2日の火曜日でございます。
このブログでも非常に登場頻度の高い、「カラス」ですが、いつもはカラスの「賢さ」をクローズアップした話をしています。
今日もカラスのお話なんですが、今日のは賢いかどうか微妙な話になるんですが、これからこういった事件が増えるんではないかと思うお話です。
オーストラリアの首都、キャンベラで、日用品を運ぶ宅配ドローンがカラスに襲撃されるという事件が発生したそうなんです。
ドローンでコーヒーを注文した顧客がそれを目撃し、撮影。
映像には執拗にドローンを突きまくるカラスの姿が映し出されていました。
日本ではまだメジャーではないですが、このドローン宅配サービスは、Googleの関連会社「ウイング(Wing)」が2019年より正式運営され、主にオーストラリア首都特別地域 (ACT)でサービスを行っているんだそうです。
コロナ禍によるロックダウン中には需要が増え、1万回の配達を行ったそうです。
ウイング社のドローンは、ホットコーヒーや料理、ドラッグストアの商品などの荷物を上空から運び、顧客庭や玄関、私道などにロープを垂らし荷物を降ろしていく仕組みとなってるそうです。
まぁ、広いしね。
一軒、一軒の家も大きいですし、敷地が広いわけでドローンも飛びやすいでしょうね。
その点、日本だと…
大体の家は隣との境がどこからどこまでなのかも分かりづらいですし、なによりドローンが荷物を下ろす「敷地」なんてない家がほとんどですもんねぇ。
で、話を戻して、最近、キャンベラ北部のハリソン郊外で、朝のカフェラテが届くのを待っていたベン・ロバーツさんが、とんでもない光景を目撃したそうなんです。
ワタリガラスがいきなり配達ドローンに襲いかかり、ど突きまくってます(笑)
ロバーツさんはドローンの後部にしがみついて執拗に突くカラスの姿を、なんとか撮影することができました。
その動画がこれです。
つついてます(笑)
カラス、つついてます。
ドローンはカラスの重みで今にも墜落しそうになっていますが、幸いなことに、なんとか私道に荷物を降ろし、そのまま飛び去っていったそうです。
オーストラリア首都特別地域 (ACT) では新型コロナによるロックダウンが行われてから、宅配ドローンの利用が増加しています。
更にこの季節はワタリガラスの巣作りの期間にあたるため、いつもより余計に苛立っている可能性があるとのことです。
鳥類学者のニール・ヘルメス氏は、「ウィング」に一時的にドローンを飛ばすのをやめるようアドバイスしました。
ドローンに体当たりしても、カラスはまったく痛くも痒くもないようです。
一時的にでも、ドローンを飛ばすのをやめさせられたことを考えると、鳥のほうは追い払ってやった、してやったりと思っているのかもしれないと言う事らしいです。
ですが、動画を見てもらえばわかると思いますが、ドローンはひどい騒音を発しています。
巣作りでピリピリしているカラスの神経を逆撫でした可能性は十分にありますよね。
事実、宅配ドローンによる騒音は人間の間でも問題になっており、宅配ドローンに反対するグループ「Bonython Against Drones 」によれば、ドローンが発する音は子供や犬を怖がらせるほどのレベルなんだとか…。
同グループが調査したところ、約80%の家庭がドローン宅配に反対しており、騒音のほかプライバシーや野生動物への影響が問題点として挙げられているそうです。
まぁ確かにうるさいのはダメっすよねぇ…。
謎の飛行体が騒音をあげて飛んでくるとか、カラスじゃなくても攻撃したくなりますわ(笑)
幸いなことに、今のところ、ドローンを攻撃したカラスが負傷したとの報告はないようですが、ウイング社によると、他のエリアで、ドローンと接触して負傷した鳥がいるかどうかは把握できていないという事です。
「営巣期にはよく見られることですが、縄張り意識の強い鳥は、動いていているものに急降下して攻撃を仕掛けることがあるようです」とウィング社の広報は語っています。
万が一、鳥と接触したとしても、安全に飛行を続けられるように、ドローンの運用には何段階もの冗長性をもたせています。
こうした手順に従って安全に配達を完了させ、施設に戻ってくるのです。
ハリソン郊外の配達エリアの一部で、こうした縄張り行動を誇示する鳥をいくつか特定したそうで、サービス拠点での影響を最小限に抑えるため、地元の鳥類学者にさらに調査を進めてもらっているようです。
なお、調査が終わるまで、ウイング社は、ハリソン周辺での宅配ドローンサービスを一時停止しているそうです。
とまぁ、こういう話なんですが、これはやはりねぇ…。
人間がアカンでしょう。
カラスは賢いから、おそらくすでにドローンが何者か理解すると思います。
で、向こうから攻撃してこないと分かったら、次は複数羽の集団で襲うと思いますよ。
だって、カラスはコミュニケーション力も高いですし、仲間意識も、縄張り意識も高いです。
なにより、「空」は人間のテリトリーじゃないですから、そこに侵略するのはよくないですよ。
てか、宅配にいるかね?
ドローンなんて…
て、わたくし院長は思います。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院