認知症AI
2021年09月15日 [からだのこと]
お疲れ様です。院長です。
9月15日の水曜日でございます。
さすがに9月も折り返しまでくると、真夏の暑さではなくなりましたが、まだ涼しいとは言えませんな。
ここ数年、温暖化の影響が顕著に出てると思われますが、じゃ、10年前の気候ってどんなんだったっけ?
9月って涼しかったかなぁ…。
大昔、子供の頃は、お盆を過ぎたらやはり涼しくなってた気がします。
特に夜なんか、夕涼みとか出来てた気がしますが、この頃じゃ夜も蒸し暑いもんね。
唯一、早朝、しかも夜明けの少し前くらいなら涼しい感じはしますけど、もう6時過ぎて来たらなんとなく暑いしねぇ。
ホント、朝夕の温度は昔に比べて確実に上がってますよ。
いつからこんなんなったんでしょうね。
と、このように、子供の頃の事は覚えてるけど、去年の事、もっと言えば昨日の事がよく思いだせないって現象は、認知機能の低下と言われてるんですよね。
つまり、認知症の傾向が少なからず出ているぞと…。
まぁ、この認知機能の低下ってもんは、加齢に伴い、個体差はあるものの誰にでも起り得る事です。
いわゆる「物忘れ」が激しくなるってヤツですな。
わたくし院長も、50を過ぎたころから、もう忘れる忘れる(笑)
ふと立ち上がり、隣の部屋に行っては、何をしに来たのか忘れ、戻っては思いだし、また隣の部屋へ行くなんてことは日常的に起ります。
ですから、忘れない様な工夫をするわけですが、次はその工夫を忘れたり(笑)
つまり、メモするなんて古典的なやり方じゃ、メモを見ることを忘れてしまいますし、もう目につくところに置いておくしかないんですよ。
それも、「今」やらないといけません。
あ、そう言えば明日、これが必要だから、持っていかなきゃって思いだしたら、すぎその場で、そのモノをカバンに入れるなりしておかないと、必ず忘れます。
と、自分のボケ自慢から始まりましたが、今日はそんな認知機能のお話しでもしてみようかと思います。
なんと、症状が出る数年前に認知症を診断できるAIツールが開発されたんだそうですよ。
当然ながら、脳の機能が蝕まれていく認知症は、本人だけでなく、その介護をしなければならない家族にとっても大きな負担となる大変な病気です。
今のところ、認知症を治療する方法はありませんが、進展がないわけでもありません。
たとえば英ケンブリッジ大学のティモシー・リットマン博士らは、たった1度脳をスキャンするだけで、早期に認知症を診断できるAIを開発されました。
その診断AIは人間の医師では見逃してしまう些細な兆候ですら発見することができるそうで、しかも病状が今後どのように進行するのか予測することも可能なんだそうです。
認知症の早期発見は、患者のその後の人生を大きく改善する可能性があるばかりか、医療費の大幅な削減にもつながると期待されています。
認知症診断AIは、診察対象の脳スキャン画像を過去のデータベースと比較して、そこに認知症の兆候がないか探り出します。
ケンブリッジにあるアンデルブルックズ病院では、これまで80人ほどの患者を対象に実験的な診察を実施し、今の時点ですでに、人間の医師ですら見落としてしまうような些細な兆候を検出することに成功しているそうです。
そして初年度の診察患者は500人程度が予定されているそうなんです。
もしこれがうまくいってイギリスの病院で採用されるようになれば、今後5年で750億円以上ものコストが削減されると見積もられているんだとか…。
AIは非常に素早く、しかも患者にとって負担の少ない診断を行うことができます。
そしてこれは医療では、とても重要なことなんです。
認知症を早期に発見することができれば、早い段階から治療をはじめて、症状の進行を数ヶ月から数年遅らせられるかもしれません。
場合によってはまったく症状が出ないまま人生を過ごすことすら可能かもしれないわけなんですからね。
認知症の難しいところは、1つとして同じ症状がないことだと言われています。
急激に悪化してしまうこともあれば、比較的安定したまま過ごせる人もいます。
こうした不確かさは患者や家族にとって大きな負担となるのは想像できますよね。
しかし無数のデータを比較するAIならば、ただ認知症を診断できるだけでなく、その後の症状の進行を予測することも可能であるという話しです。
認知症は患者本人だけでなく、家族にも大きな負担となります。
だからこそ早期発見と、今後症状がどのように進行していくのかを見極めていくのが重要なポイントとなるわけです。
AIによる的確な認知症診断が、家族や患者の今後の人生設計を作りやすくしてくれることに期待大ですな。
素晴らしい話ですなぁ…。
とは言え、脳をスキャンしたところ、もうすぐ認知症が現れますよ〜なんて診断されたら、果たして自分ならどうするでしょう。
治すすべがないわけですから、そこは気合いで乗り切るしかないのでは…。
ですが、何事も早期に発見するという事は、治らないまでも進行を遅らせることは可能でしょうし、年単位で進行が遅らせれれば、医療の進歩が追いつく可能性もありますしね。
まぁ、だからと言ってわたくし院長の物忘れが何とかなるわけではないですが(笑)
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
9月15日の水曜日でございます。
さすがに9月も折り返しまでくると、真夏の暑さではなくなりましたが、まだ涼しいとは言えませんな。
ここ数年、温暖化の影響が顕著に出てると思われますが、じゃ、10年前の気候ってどんなんだったっけ?
9月って涼しかったかなぁ…。
大昔、子供の頃は、お盆を過ぎたらやはり涼しくなってた気がします。
特に夜なんか、夕涼みとか出来てた気がしますが、この頃じゃ夜も蒸し暑いもんね。
唯一、早朝、しかも夜明けの少し前くらいなら涼しい感じはしますけど、もう6時過ぎて来たらなんとなく暑いしねぇ。
ホント、朝夕の温度は昔に比べて確実に上がってますよ。
いつからこんなんなったんでしょうね。
と、このように、子供の頃の事は覚えてるけど、去年の事、もっと言えば昨日の事がよく思いだせないって現象は、認知機能の低下と言われてるんですよね。
つまり、認知症の傾向が少なからず出ているぞと…。
まぁ、この認知機能の低下ってもんは、加齢に伴い、個体差はあるものの誰にでも起り得る事です。
いわゆる「物忘れ」が激しくなるってヤツですな。
わたくし院長も、50を過ぎたころから、もう忘れる忘れる(笑)
ふと立ち上がり、隣の部屋に行っては、何をしに来たのか忘れ、戻っては思いだし、また隣の部屋へ行くなんてことは日常的に起ります。
ですから、忘れない様な工夫をするわけですが、次はその工夫を忘れたり(笑)
つまり、メモするなんて古典的なやり方じゃ、メモを見ることを忘れてしまいますし、もう目につくところに置いておくしかないんですよ。
それも、「今」やらないといけません。
あ、そう言えば明日、これが必要だから、持っていかなきゃって思いだしたら、すぎその場で、そのモノをカバンに入れるなりしておかないと、必ず忘れます。
と、自分のボケ自慢から始まりましたが、今日はそんな認知機能のお話しでもしてみようかと思います。
なんと、症状が出る数年前に認知症を診断できるAIツールが開発されたんだそうですよ。
当然ながら、脳の機能が蝕まれていく認知症は、本人だけでなく、その介護をしなければならない家族にとっても大きな負担となる大変な病気です。
今のところ、認知症を治療する方法はありませんが、進展がないわけでもありません。
たとえば英ケンブリッジ大学のティモシー・リットマン博士らは、たった1度脳をスキャンするだけで、早期に認知症を診断できるAIを開発されました。
その診断AIは人間の医師では見逃してしまう些細な兆候ですら発見することができるそうで、しかも病状が今後どのように進行するのか予測することも可能なんだそうです。
認知症の早期発見は、患者のその後の人生を大きく改善する可能性があるばかりか、医療費の大幅な削減にもつながると期待されています。
認知症診断AIは、診察対象の脳スキャン画像を過去のデータベースと比較して、そこに認知症の兆候がないか探り出します。
ケンブリッジにあるアンデルブルックズ病院では、これまで80人ほどの患者を対象に実験的な診察を実施し、今の時点ですでに、人間の医師ですら見落としてしまうような些細な兆候を検出することに成功しているそうです。
そして初年度の診察患者は500人程度が予定されているそうなんです。
もしこれがうまくいってイギリスの病院で採用されるようになれば、今後5年で750億円以上ものコストが削減されると見積もられているんだとか…。
AIは非常に素早く、しかも患者にとって負担の少ない診断を行うことができます。
そしてこれは医療では、とても重要なことなんです。
認知症を早期に発見することができれば、早い段階から治療をはじめて、症状の進行を数ヶ月から数年遅らせられるかもしれません。
場合によってはまったく症状が出ないまま人生を過ごすことすら可能かもしれないわけなんですからね。
認知症の難しいところは、1つとして同じ症状がないことだと言われています。
急激に悪化してしまうこともあれば、比較的安定したまま過ごせる人もいます。
こうした不確かさは患者や家族にとって大きな負担となるのは想像できますよね。
しかし無数のデータを比較するAIならば、ただ認知症を診断できるだけでなく、その後の症状の進行を予測することも可能であるという話しです。
認知症は患者本人だけでなく、家族にも大きな負担となります。
だからこそ早期発見と、今後症状がどのように進行していくのかを見極めていくのが重要なポイントとなるわけです。
AIによる的確な認知症診断が、家族や患者の今後の人生設計を作りやすくしてくれることに期待大ですな。
素晴らしい話ですなぁ…。
とは言え、脳をスキャンしたところ、もうすぐ認知症が現れますよ〜なんて診断されたら、果たして自分ならどうするでしょう。
治すすべがないわけですから、そこは気合いで乗り切るしかないのでは…。
ですが、何事も早期に発見するという事は、治らないまでも進行を遅らせることは可能でしょうし、年単位で進行が遅らせれれば、医療の進歩が追いつく可能性もありますしね。
まぁ、だからと言ってわたくし院長の物忘れが何とかなるわけではないですが(笑)
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院