300日寝太郎
2021年09月10日 [からだのこと]
お疲れ様です。院長です。
9月10日の金曜日でございます。
9月も1/3が過ぎ去りましたねぇ。
徐々に秋を感じる時間も出てきてますが、まだまだ夏の名残が居座ってる感じです。
もう数週間もすれば涼しくなるんでしょうけど、これからは寒暖差に身体が適応出来なくなりがちですから、注意しましょうね。
昨日もこのブログで、奇妙な精神疾患のお話しをしましたが、折角なんで今日も同じく、奇妙な病気のお話しでもいこうかとおもいます。
まぁ、何が折角なのか分かりませんが…(笑)
今日の話は、「睡眠障害」のお話しなんですが、「睡眠障害」と聞くとどんなものを連想されるでしょうか。
まぁ、一般的には、どちらかというと「眠れない」症状を指します。
入眠困難(横になってからなかなか睡眠に入ることができない)とか、 中途覚醒(入眠することができても、深夜に何度も目が覚める)、 早朝覚醒(予定した起床時間よりも早く起きてしまい、再度寝付くことができない)等々…。
ですが、今日ご紹介する「睡眠障害」はこれらの真逆中の真逆、1年のうち300日間眠り続けるっていう、重度の睡眠障害を持つ男性のお話しです。
昔話に、「三年寝太郎」ってなのがあった気がしますが、あらすじは思いだせません。
三年とは言いませんが、300日というと、もう、「ほとんど」寝てる状態です。
この睡眠障害をもつ男性は、インド在住で、地元で雑貨店を経営しているそうなんですが、月に5日しか店を営業することができず、仕事中も居眠りしてしまうことがあるそうです。
居眠りて…(笑)
どんだけ寝るねん。
この人は、インドのラージャスターン州バドワ村に住むバークハラムさん(42歳)という男性ですが、睡眠障害に陥るようになったのは、今から23年ほど前のことだそうです。
当時から、1日15時間ほど眠っていたそうですが、その症状は次第に悪化し、2015年にはパークハラムさんの家族は、彼の睡眠スケジュールを時間ではなく日にちで数えるようになったそうです。
地元で雑貨店を経営するパークハラムさんは、1度眠りに入ると7〜8日以上連続して寝てしまいます。
最大25日間眠り続けたこともあるそうですから、ただ事ではありませんな。
現在パークハラムさんは、1年のうち300日は眠っているという状態のため、店は月に5日ほどしか営業することができないうえ、仕事中でも睡魔に襲われると、たちまち眠ってしまうそうです。
家族はそんなパークハラムさんを家に連れて帰り寝床に寝かせるんだとか…。
ですが、このパークハラムさん、寝ている間は食事はどうしているのでしょう?
そんなに長いこと眠っていたら、栄養失調にもなるでしょうし、脱水症状になってしまう可能性もあります。
寝たきり状態と言えども、栄養補給に点滴は打ちますしねぇ。
この問題は、家族がフォローしているらしく、パークハラムさんがうとうと眠っている間に、定期的に食事や水を口に入れ、入浴させているんだそうです。
こりゃ、もはや介護ですな(笑)
この状況に家族も慣れざるを得ないのか、パークハラムさんの妻はメディアの取材にこのように応えています。
【夫は最近は12日間連続で眠りました。
起きてまず最初にしたのは、店を開けることです。
でも、再び夫が過眠症に陥るまでにどれだけ店を開けていられるのか、誰にもわかりません。】と…。
この病気はHPA Axis hypersomnia(HPA軸過眠症)と呼ばれる非常に稀な睡眠障害だそうで、これまで、パークハラムさんはこの奇病に対しての治療を長年試みてきましたが、激しい頭痛や倦怠感などの副作用をもたらしたそうです。
現時点では、効果的な治療法はないとのことですが、家族はいつかパークハラムさんが回復して普通の生活に戻れることを願っているそうです。
まぁ、本人もここまで寝ちゃうと辛いでしょうねぇ…。
わたくし院長的には、これだけ眠るということは、身体を動かしていないはずなので、筋肉の衰えとかそっちは大丈夫なのかなぁと職業柄心配になりますね。
ある程度の年齢になると、あまり長く寝すぎると、寝ている間に身体を動かさない事による、腰痛とか出ちゃいますし、起きた時ちゃんと動けるのはちょっと不思議ですね。
ですから、おそらく、寝てる状態でも、身体は動いてるのかもしれませんね。
でないと、起きてすぐ動けないと思うんですが、どうなんでしょうね。
まぁ、世の中には奇妙な病気もあるもんです。
てことで、今晩もゆっくり寝て下さい。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
9月10日の金曜日でございます。
9月も1/3が過ぎ去りましたねぇ。
徐々に秋を感じる時間も出てきてますが、まだまだ夏の名残が居座ってる感じです。
もう数週間もすれば涼しくなるんでしょうけど、これからは寒暖差に身体が適応出来なくなりがちですから、注意しましょうね。
昨日もこのブログで、奇妙な精神疾患のお話しをしましたが、折角なんで今日も同じく、奇妙な病気のお話しでもいこうかとおもいます。
まぁ、何が折角なのか分かりませんが…(笑)
今日の話は、「睡眠障害」のお話しなんですが、「睡眠障害」と聞くとどんなものを連想されるでしょうか。
まぁ、一般的には、どちらかというと「眠れない」症状を指します。
入眠困難(横になってからなかなか睡眠に入ることができない)とか、 中途覚醒(入眠することができても、深夜に何度も目が覚める)、 早朝覚醒(予定した起床時間よりも早く起きてしまい、再度寝付くことができない)等々…。
ですが、今日ご紹介する「睡眠障害」はこれらの真逆中の真逆、1年のうち300日間眠り続けるっていう、重度の睡眠障害を持つ男性のお話しです。
昔話に、「三年寝太郎」ってなのがあった気がしますが、あらすじは思いだせません。
三年とは言いませんが、300日というと、もう、「ほとんど」寝てる状態です。
この睡眠障害をもつ男性は、インド在住で、地元で雑貨店を経営しているそうなんですが、月に5日しか店を営業することができず、仕事中も居眠りしてしまうことがあるそうです。
居眠りて…(笑)
どんだけ寝るねん。
この人は、インドのラージャスターン州バドワ村に住むバークハラムさん(42歳)という男性ですが、睡眠障害に陥るようになったのは、今から23年ほど前のことだそうです。
当時から、1日15時間ほど眠っていたそうですが、その症状は次第に悪化し、2015年にはパークハラムさんの家族は、彼の睡眠スケジュールを時間ではなく日にちで数えるようになったそうです。
地元で雑貨店を経営するパークハラムさんは、1度眠りに入ると7〜8日以上連続して寝てしまいます。
最大25日間眠り続けたこともあるそうですから、ただ事ではありませんな。
現在パークハラムさんは、1年のうち300日は眠っているという状態のため、店は月に5日ほどしか営業することができないうえ、仕事中でも睡魔に襲われると、たちまち眠ってしまうそうです。
家族はそんなパークハラムさんを家に連れて帰り寝床に寝かせるんだとか…。
ですが、このパークハラムさん、寝ている間は食事はどうしているのでしょう?
そんなに長いこと眠っていたら、栄養失調にもなるでしょうし、脱水症状になってしまう可能性もあります。
寝たきり状態と言えども、栄養補給に点滴は打ちますしねぇ。
この問題は、家族がフォローしているらしく、パークハラムさんがうとうと眠っている間に、定期的に食事や水を口に入れ、入浴させているんだそうです。
こりゃ、もはや介護ですな(笑)
この状況に家族も慣れざるを得ないのか、パークハラムさんの妻はメディアの取材にこのように応えています。
【夫は最近は12日間連続で眠りました。
起きてまず最初にしたのは、店を開けることです。
でも、再び夫が過眠症に陥るまでにどれだけ店を開けていられるのか、誰にもわかりません。】と…。
この病気はHPA Axis hypersomnia(HPA軸過眠症)と呼ばれる非常に稀な睡眠障害だそうで、これまで、パークハラムさんはこの奇病に対しての治療を長年試みてきましたが、激しい頭痛や倦怠感などの副作用をもたらしたそうです。
現時点では、効果的な治療法はないとのことですが、家族はいつかパークハラムさんが回復して普通の生活に戻れることを願っているそうです。
まぁ、本人もここまで寝ちゃうと辛いでしょうねぇ…。
わたくし院長的には、これだけ眠るということは、身体を動かしていないはずなので、筋肉の衰えとかそっちは大丈夫なのかなぁと職業柄心配になりますね。
ある程度の年齢になると、あまり長く寝すぎると、寝ている間に身体を動かさない事による、腰痛とか出ちゃいますし、起きた時ちゃんと動けるのはちょっと不思議ですね。
ですから、おそらく、寝てる状態でも、身体は動いてるのかもしれませんね。
でないと、起きてすぐ動けないと思うんですが、どうなんでしょうね。
まぁ、世の中には奇妙な病気もあるもんです。
てことで、今晩もゆっくり寝て下さい。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院