氷河と未知のウイルス
2021年09月06日 [色々なこと]
お疲れ様です。院長です。
9月6日の月曜日でございます。
9月といってもまだまだ暑いです。
暑い夏、熱いコロナ…。
新型コロナウイルス、まだ感染拡大が止まりませんねぇ。
オリンピックの間は、どうすることも出来ないとは思っていましたし、その後のお盆休暇で、さらに増えるだろうなぁって予想は誰しもがしておりましたしね。
そりゃ、増えますわ。
増えいでか(笑)
ですが、ボチボチ本気出さないと、もうすぐウイルスの大好きな秋冬がやってきますよ。
これ、去年も同じこと言うてますよね〜。
夏の間になんとかしないと、秋冬がヤバイですよ〜的な事ねぇ…。
全く同じやん。
この一年、何やったんや。
それなりに自粛して、精神的にも経済的にもダメージがあるっちゅうのに、全く無意味な一年やったとなるとさすがに腹も立つな。
とまぁ、誰に対する怒りなのか分かりませんが、とにかくコロナが悪い。
このウイルス、ほんまにウザい。
もうこのままいくと、このウイルスと「共存」していくしかなさそうな雰囲気ですが、我々人類も負けてばかりではいられません。
日本の製薬会社塩野義製薬が、コロナの治療薬の治験を開始していますし、もうすぐこんなちっぽけなウイルス、この世から消し去りますぜ。
ってな話しから、今日のネタにいきますが、今日のネタはそんな消し去れなかった、いや、消えなかった、それとも生き残ったのか、なんとチベット高原の氷河の中から1万5000年前の未知のウイルス28種が発見されたってなお話しです。
もう、未知のウイルスとか言うだけでなんか怖いですやん。
ご存知の通り、氷河は少しずつ時をかけて形成されていきます。
ですからその中には形成当時の塵やガス、あるいはウイルスや細菌といったものが閉じ込められている場合があるんですね。
今回、中国北西部に広がるチベット高原の山頂、海抜6700メートルをおおう氷から1万5000年前のウイルスが33種発見されました。
そのうちの28種は未知のウイルスだといいますから、ロマンを通り越してやはり恐怖だねぇ…。
この未知のウイルスが発見されたのは、オハイオ州立大学(米)などのグループが2015年にチベット高原のグリーヤ(Guliya)の氷河の塊から採取した1万5000年前のサンプルからです。
海抜6700メートルのその山頂では、毎年氷の層が形成されており、そのときに大気に含まれる物質が取り込まれています。
そうした氷の層は時系列に積み重なっているために、これを調べることで気候・細菌・ウイルス・大気の組成といったものの歴史的な変化をうかがい知ることができるので、研究者にとっては非常に大事な資料なんですね。
中国西部の氷河に閉じ込められているウイルスについては、まだあまり研究が進んでいないのが現状です。
しかし温暖化によって世界中の氷河が加速的に解けつつある現在、氷の中にどのようなものが閉じ込められているのか知ることは、今後ますます重要な課題となるでしょう。
氷の中からは、33種のウイルスの遺伝子が発見されています。
4種はすでに知られている細菌に感染するタイプのものだそうですが、少なくとも28種は未知の種であるという話しです。
そのうち半分は、凍てついた極限環境でありながら、氷に閉じ込められた時点ではどうやらまだ生きていたようだとのこと。
研究チームは、これらの遺伝子配列を既知のウイルスのデータベースと比較した結果、最も多く含まれていたウイルスは、氷の中のメタンサイクルに重要な細菌であるメチロバクテリウム属に感染する天敵ウイルス「バクテリオファージ」であることがわかったそうです。
また既知のウイルスと比較した結果や周辺の環境から考えると、発見されたウイルスは人間や動物から発生したものではなく、土壌や植物が由来である可能性が濃厚であるとのことですから、そこは一安心ですな。
メタゲノミクス(環境サンプルから直接回収されたゲノムDNAを扱う微生物学・ウイルス学の研究分野)による新しい技術と、採取された氷のサンプルの汚染を取り除くため、外層を削り、エタノールと水で洗浄するという新しい手法のおかげで、氷の中に長年閉じ込められていたものが何であるかを理解しやすくなったそうなんです。
こうした技術は、地球上でもっとも降水量が少ない過酷なアタカマ砂漠、あるいは火星や月といった極限環境で発見される遺伝子の研究にも役立つかもしれないとのことです。
火星の北極では膨大な量の氷が発見されていますが、ここにはかつて火星に生命が存在したのかどうかを知るヒントが残されているのではと期待されていたりもするそうです。
まぁ、火星の話は今は良いとして、未知のウイルス、ちゃんと調べて漏れたりしないようにして下さいね(笑)
ホント、未知のウイルスの漏洩により、地球がとんでもないパンデミックに襲われるなんて、今時映画のネタにもなりませんぜ。
ですけど、このコロナ騒ぎで感染症の恐ろしさは嫌と言うほど分かりましたしね。
こんな小さなものに人類が脅かされるとはねぇ…。
あ、因みにコロナウイルス、大きさは約80〜220nm(ナノメートル)だそうです。
1nmは、1mmの1/1000000の大きさです。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
9月6日の月曜日でございます。
9月といってもまだまだ暑いです。
暑い夏、熱いコロナ…。
新型コロナウイルス、まだ感染拡大が止まりませんねぇ。
オリンピックの間は、どうすることも出来ないとは思っていましたし、その後のお盆休暇で、さらに増えるだろうなぁって予想は誰しもがしておりましたしね。
そりゃ、増えますわ。
増えいでか(笑)
ですが、ボチボチ本気出さないと、もうすぐウイルスの大好きな秋冬がやってきますよ。
これ、去年も同じこと言うてますよね〜。
夏の間になんとかしないと、秋冬がヤバイですよ〜的な事ねぇ…。
全く同じやん。
この一年、何やったんや。
それなりに自粛して、精神的にも経済的にもダメージがあるっちゅうのに、全く無意味な一年やったとなるとさすがに腹も立つな。
とまぁ、誰に対する怒りなのか分かりませんが、とにかくコロナが悪い。
このウイルス、ほんまにウザい。
もうこのままいくと、このウイルスと「共存」していくしかなさそうな雰囲気ですが、我々人類も負けてばかりではいられません。
日本の製薬会社塩野義製薬が、コロナの治療薬の治験を開始していますし、もうすぐこんなちっぽけなウイルス、この世から消し去りますぜ。
ってな話しから、今日のネタにいきますが、今日のネタはそんな消し去れなかった、いや、消えなかった、それとも生き残ったのか、なんとチベット高原の氷河の中から1万5000年前の未知のウイルス28種が発見されたってなお話しです。
もう、未知のウイルスとか言うだけでなんか怖いですやん。
ご存知の通り、氷河は少しずつ時をかけて形成されていきます。
ですからその中には形成当時の塵やガス、あるいはウイルスや細菌といったものが閉じ込められている場合があるんですね。
今回、中国北西部に広がるチベット高原の山頂、海抜6700メートルをおおう氷から1万5000年前のウイルスが33種発見されました。
そのうちの28種は未知のウイルスだといいますから、ロマンを通り越してやはり恐怖だねぇ…。
この未知のウイルスが発見されたのは、オハイオ州立大学(米)などのグループが2015年にチベット高原のグリーヤ(Guliya)の氷河の塊から採取した1万5000年前のサンプルからです。
海抜6700メートルのその山頂では、毎年氷の層が形成されており、そのときに大気に含まれる物質が取り込まれています。
そうした氷の層は時系列に積み重なっているために、これを調べることで気候・細菌・ウイルス・大気の組成といったものの歴史的な変化をうかがい知ることができるので、研究者にとっては非常に大事な資料なんですね。
中国西部の氷河に閉じ込められているウイルスについては、まだあまり研究が進んでいないのが現状です。
しかし温暖化によって世界中の氷河が加速的に解けつつある現在、氷の中にどのようなものが閉じ込められているのか知ることは、今後ますます重要な課題となるでしょう。
氷の中からは、33種のウイルスの遺伝子が発見されています。
4種はすでに知られている細菌に感染するタイプのものだそうですが、少なくとも28種は未知の種であるという話しです。
そのうち半分は、凍てついた極限環境でありながら、氷に閉じ込められた時点ではどうやらまだ生きていたようだとのこと。
研究チームは、これらの遺伝子配列を既知のウイルスのデータベースと比較した結果、最も多く含まれていたウイルスは、氷の中のメタンサイクルに重要な細菌であるメチロバクテリウム属に感染する天敵ウイルス「バクテリオファージ」であることがわかったそうです。
また既知のウイルスと比較した結果や周辺の環境から考えると、発見されたウイルスは人間や動物から発生したものではなく、土壌や植物が由来である可能性が濃厚であるとのことですから、そこは一安心ですな。
メタゲノミクス(環境サンプルから直接回収されたゲノムDNAを扱う微生物学・ウイルス学の研究分野)による新しい技術と、採取された氷のサンプルの汚染を取り除くため、外層を削り、エタノールと水で洗浄するという新しい手法のおかげで、氷の中に長年閉じ込められていたものが何であるかを理解しやすくなったそうなんです。
こうした技術は、地球上でもっとも降水量が少ない過酷なアタカマ砂漠、あるいは火星や月といった極限環境で発見される遺伝子の研究にも役立つかもしれないとのことです。
火星の北極では膨大な量の氷が発見されていますが、ここにはかつて火星に生命が存在したのかどうかを知るヒントが残されているのではと期待されていたりもするそうです。
まぁ、火星の話は今は良いとして、未知のウイルス、ちゃんと調べて漏れたりしないようにして下さいね(笑)
ホント、未知のウイルスの漏洩により、地球がとんでもないパンデミックに襲われるなんて、今時映画のネタにもなりませんぜ。
ですけど、このコロナ騒ぎで感染症の恐ろしさは嫌と言うほど分かりましたしね。
こんな小さなものに人類が脅かされるとはねぇ…。
あ、因みにコロナウイルス、大きさは約80〜220nm(ナノメートル)だそうです。
1nmは、1mmの1/1000000の大きさです。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院