巨大金魚
2021年08月25日 [動物のこと]
お疲れ様です。院長です。
8月25日の水曜日でございます。
お盆も過ぎ、暑さは残りますが夏が終わろうとしてますねぇ。
もう、夏の定義に暑さを参加させちゃ、夏がいつまでも終わりませんし、やはり夏と言えば8月いっぱいでしょ。
で、これは京都だけの風習なのか、わたくし院長の地元だけなのか分かりませんが、8月最後の土日あたりに、「地蔵盆」ってのありますよね。
地域や町内の決まった場所で、テント張ったりして子供が中心に集まって、なんかワイワイするヤツです(笑)
うまく説明出来てませんが、まぁその地蔵盆では、スイカ割りしたり、金魚すくいしたりとまあ、子供心に楽しみなイベントでしたね。
わたくし院長の地元は、比較的街中でして、繁華街に近いって事もあって、当時から子供が少なかったんですが、いつのまにやら開催されなくなったようなんですよ。
まぁ、子どもありきのお祭りですしねぇ…。
子供がいないとやる意味もないんですが、そういうのも何だか寂しいもんです。
ってな夏の風物詩から、今日もネタにいきますが、そんな地蔵盆でもなかなか人気のイベントに「金魚すくい」ってのがありました。
まぁ、みんなで金魚をすくうんですが、今日のネタはそんな金魚にまつわるお話しです。
これはわたくし院長も経験がありますが、飼っていた金魚を、飼いきれず川や湖に捨ててしまう事例は結構多いと思います。
特に金魚すくいなんかすると、夜店のヤツじゃないのでホント取り放題なんですよね。
でも、家に帰っても世話しないですし、結局近くの河に放流しちゃうんですよ。
で、今、問題になっているのがこの放流された金魚が、なんとドンドン巨大化し生態系を脅かしてるそうなんです。
これまでにも自然下で巨大化した金魚のニュースが度々報じられていたそうなんですが、アメリカのミネソタ州でも湖から続々と発見されているそうなんです。
捕獲した巨大金魚の姿をSNSに投稿したミネソタ州当局は、アメリカ全土で深刻化しているこの問題について、「水路に放流せず別の方法を検討して」と飼い主に警告を促しているそうです。
因みにこれがその写真です。
まぁ、靴のサイズにもよりますが、おそらくこの金魚、30pは超えてるんじゃないかと思われますね。
確かにデカい。
ここまでデカくなると、確かに問題が起こりそうですな。
実際に、ミネソタ州では巨大金魚が、植物を根こそぎ食べてしまい水質の悪化をもたらしているそうなんです。
家庭の水槽で飼育されている金魚は、中にはとてつもなく大きく成長するものもいるわけですが、一般的には体長約5センチほどが標準です。
しかし、あくまでこれは家庭の水槽で駆った場合のことなんですね。
金魚が自然の水域に定着すると、はるかに大きく成長し、急速な繁殖力でどんどん増え、在来種へ影響を与えてしまうわけです。
ミネソタ州では、金魚は規制された侵入種であり、公共の水域に放流することは違法になってます。
にもかかわらず自然に放流する飼い主は後を絶たないようなんです。
今回、バーンズビル市は警告の中で、金魚をペットとして飼う人々に「水路に放流するのではなく、新しい家を見つけるための別の方法を検討してください」とアドバイスしています。
同州の野生生物当局は、近年同様の問題に取り組んでおり、カーバー郡でも昨年10月に5万匹の金魚が小川から排除されたそうなんです。
同郡の水管理マネージャーであるポール・モリーン氏は、金魚は「十分に研究されていない種」であり、「湖の水質に悪影響を与える可能性が高い」と述べています。
この金魚、意外と強いヤツも多く、冬の間も低レベルの酸素で簡単に繁殖し、25年ほど生きることができるそうなんです。
ペットだった金魚によって引き起こされる生態学的破壊は深刻なんだとか…。
近年では、バージニア州とワシントン州、オーストラリアとカナダでも自然の生態系の脅威となる生き物として警告が発せられてるそうです。
放流、既存の魚群集の微妙なバランスを崩し、魚の病気を蔓延させ、何年も続く可能性のある他の意図しない結果をもたらす可能性があると…。
そして、金魚がはびこっている水路を修復するためには、多額の費用がかかるそうで、ミネソタ州カーバー郡は、隠れた危険を根絶する方法を研究するために、水路の管理方法などについてコンサルティング会社と88,000ドル(約970万円)の契約を結んだんだとか…。
現在、アメリカでは国内全土で問題を引き起こしている金魚の脅威について、種を研究および管理するための3年間計画が実施されており、各州で湖や川、池などの水路の調査がプログラムの一環として行われているというくらい大ごとになってんですねぇ。
たかが金魚、されど金魚ですな。
まぁ、金魚に限らず、ペットとして飼っていた動物は、すべて自然に帰すべきではないって事ですね。
飼った以上、最後まで責任を持つ。
これだけのことですから難しいことではないと思うんですけどねぇ…。
まぁ、金魚がここまでヤバイとは知りませんでした。
金魚も飼ったら最後まで責任もちましょう。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
8月25日の水曜日でございます。
お盆も過ぎ、暑さは残りますが夏が終わろうとしてますねぇ。
もう、夏の定義に暑さを参加させちゃ、夏がいつまでも終わりませんし、やはり夏と言えば8月いっぱいでしょ。
で、これは京都だけの風習なのか、わたくし院長の地元だけなのか分かりませんが、8月最後の土日あたりに、「地蔵盆」ってのありますよね。
地域や町内の決まった場所で、テント張ったりして子供が中心に集まって、なんかワイワイするヤツです(笑)
うまく説明出来てませんが、まぁその地蔵盆では、スイカ割りしたり、金魚すくいしたりとまあ、子供心に楽しみなイベントでしたね。
わたくし院長の地元は、比較的街中でして、繁華街に近いって事もあって、当時から子供が少なかったんですが、いつのまにやら開催されなくなったようなんですよ。
まぁ、子どもありきのお祭りですしねぇ…。
子供がいないとやる意味もないんですが、そういうのも何だか寂しいもんです。
ってな夏の風物詩から、今日もネタにいきますが、そんな地蔵盆でもなかなか人気のイベントに「金魚すくい」ってのがありました。
まぁ、みんなで金魚をすくうんですが、今日のネタはそんな金魚にまつわるお話しです。
これはわたくし院長も経験がありますが、飼っていた金魚を、飼いきれず川や湖に捨ててしまう事例は結構多いと思います。
特に金魚すくいなんかすると、夜店のヤツじゃないのでホント取り放題なんですよね。
でも、家に帰っても世話しないですし、結局近くの河に放流しちゃうんですよ。
で、今、問題になっているのがこの放流された金魚が、なんとドンドン巨大化し生態系を脅かしてるそうなんです。
これまでにも自然下で巨大化した金魚のニュースが度々報じられていたそうなんですが、アメリカのミネソタ州でも湖から続々と発見されているそうなんです。
捕獲した巨大金魚の姿をSNSに投稿したミネソタ州当局は、アメリカ全土で深刻化しているこの問題について、「水路に放流せず別の方法を検討して」と飼い主に警告を促しているそうです。
因みにこれがその写真です。
まぁ、靴のサイズにもよりますが、おそらくこの金魚、30pは超えてるんじゃないかと思われますね。
確かにデカい。
ここまでデカくなると、確かに問題が起こりそうですな。
実際に、ミネソタ州では巨大金魚が、植物を根こそぎ食べてしまい水質の悪化をもたらしているそうなんです。
家庭の水槽で飼育されている金魚は、中にはとてつもなく大きく成長するものもいるわけですが、一般的には体長約5センチほどが標準です。
しかし、あくまでこれは家庭の水槽で駆った場合のことなんですね。
金魚が自然の水域に定着すると、はるかに大きく成長し、急速な繁殖力でどんどん増え、在来種へ影響を与えてしまうわけです。
ミネソタ州では、金魚は規制された侵入種であり、公共の水域に放流することは違法になってます。
にもかかわらず自然に放流する飼い主は後を絶たないようなんです。
今回、バーンズビル市は警告の中で、金魚をペットとして飼う人々に「水路に放流するのではなく、新しい家を見つけるための別の方法を検討してください」とアドバイスしています。
同州の野生生物当局は、近年同様の問題に取り組んでおり、カーバー郡でも昨年10月に5万匹の金魚が小川から排除されたそうなんです。
同郡の水管理マネージャーであるポール・モリーン氏は、金魚は「十分に研究されていない種」であり、「湖の水質に悪影響を与える可能性が高い」と述べています。
この金魚、意外と強いヤツも多く、冬の間も低レベルの酸素で簡単に繁殖し、25年ほど生きることができるそうなんです。
ペットだった金魚によって引き起こされる生態学的破壊は深刻なんだとか…。
近年では、バージニア州とワシントン州、オーストラリアとカナダでも自然の生態系の脅威となる生き物として警告が発せられてるそうです。
放流、既存の魚群集の微妙なバランスを崩し、魚の病気を蔓延させ、何年も続く可能性のある他の意図しない結果をもたらす可能性があると…。
そして、金魚がはびこっている水路を修復するためには、多額の費用がかかるそうで、ミネソタ州カーバー郡は、隠れた危険を根絶する方法を研究するために、水路の管理方法などについてコンサルティング会社と88,000ドル(約970万円)の契約を結んだんだとか…。
現在、アメリカでは国内全土で問題を引き起こしている金魚の脅威について、種を研究および管理するための3年間計画が実施されており、各州で湖や川、池などの水路の調査がプログラムの一環として行われているというくらい大ごとになってんですねぇ。
たかが金魚、されど金魚ですな。
まぁ、金魚に限らず、ペットとして飼っていた動物は、すべて自然に帰すべきではないって事ですね。
飼った以上、最後まで責任を持つ。
これだけのことですから難しいことではないと思うんですけどねぇ…。
まぁ、金魚がここまでヤバイとは知りませんでした。
金魚も飼ったら最後まで責任もちましょう。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院