弘泉堂鍼灸接骨院
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      京都市中京区西ノ京上平町49-1
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      【休診】水曜・日・祝・土曜午後

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暑さと体力について
2021年08月03日 [からだのこと]
お疲れ様です。院長です。

8月3日の火曜日でございます。

今日は朝から雨で少々マシですが、毎日暑いですな。

わたくし院長の場合、出勤時と帰宅時以外は、院内で過ごしますので、これはこれで一日中冷房の効きまくってる状態ですから身体的にどうなんってことはありますが、暑さはそこまで感じません。

ですが、普通の人の場合、常に冷房が効いてる状況にいられるわけではありません。

まして、外で仕事されてる方なんて、これはもう自殺行為ですな。

とは言え、仕事である以上、やらないわけにはいきません。

もちろん、水分ミネラル補給等は完璧に行うとしても、どうしても気候の良い季節より疲れてしまいます。

では、ここで疑問がひとつー。

なぜ暑いと体が疲れるのでしょうか?

今日は、その理由を科学的に解明してみちゃおうかと思いますぜ。

うだるような炎天下、外へ出ようものならすぐにぐったりと疲労を感じ始めることでしょう。

この理由、色々ありますが、意外とシンプルなんですね。

まず一番の理由は、体が懸命になって体温を下げようとしているからなんです。

この余計な作業のせいで疲れてしまうってわけです。

気温が高い時、体は体温を維持するためにいくつかの調整を行なっています。

例えば、血管を広げて皮膚表面まで血液が流れやすいようにします。

こうすることで血液の熱を逃がすことができるので、冷却が進みます。

暑くなると肌が赤みを帯びる人がいるのもこのためですな。

また汗を流します。

この流れた汗が蒸発することで皮膚は冷却されていきます。

ですが、これを行うために心拍数や新陳代謝率(体が機能するうえで必要なカロリーの量)が上がってしまいます。

こういう工夫を行う結果、やがて疲れて眠くなってくるわけです。

また多くの人は軽い脱水状態で生活しています。

暑い日に汗をかけば、脱水症状が悪化していきます。

その症状が疲労となって表れるわけですね。

日光による皮膚のダメージも脱水症状を悪化させます。

日光が皮膚に当たると色素沈着が変わったり、シワや火傷ができたりします。

そうした化学的な変化も疲労の原因となってしまいます。

これは、身体が瞬時に受けたダメージを修復しようと働きますから、この余計な仕事も疲労になるわけです。

また、日焼けは体の体温調整機能を阻害してしまいます。

皮膚の日焼けを修復しようと、体の別の部分から体液が流用されてくるためなんですね。

つまり発汗のための体液が減るということになります。

また脱水症状も進むため、疲労が増していきます。

これを考えると、日焼けをして真っ黒な方たちは、超疲れているんでしょうなぁ…。

これは余談であり、わたくし院長の勝手な見解ですが、ジムでトレーニングしていると、一定数のタンニングされた方がいます。

タンニングとは、いわゆるマシンを使った日焼けですな。

で、夏場になると、ボディビルやなんかのコンテストが頻繁に開催されますんで、そういったコンテストビルダー達は、みんな日焼けしてるわけです。

で、おまけに大会に出るため、ダイエットを並行して行ってるってのもあるんですけど、みんなかなり疲れています。

もう、グッタリ(笑)

ホント、勝手な見解ですけど、色が黒い人ほど疲れてる気がします。

筋トレは有酸素運動ほど汗はかかないと言っても、それでも汗はでますし、なにより重いものを限界まで力を振り絞るわけですから、そりゃ疲れるわな(笑)

と、脱線しましたが、こう暑いとビアガーデンなんかで、冷たいビールでも〜って思うでしょうけど、アルコールには利尿作用があるので、かえって脱水症状が進んでしまいますからね。

脱水症状を抑えるために一番いいのは、水を飲んだうえでポテトチップスのような塩気のあるおやつを食べることですな。

また汗がだらだら流れる、心拍数の上昇、ぼうっとする、眠いといった熱性疲労を意識することです。

こうした症状が現れたら、涼しい場所に行って、水分を補給しましょう。

そして、もし1時間経っても回復する気配がないなら病院に行くことです。

さらに深刻になると熱中症になります。

脳、心臓、腎臓、筋肉に悪影響が出るおそれがあるので、応急処置が必要になります。

熱中症の症状には、高体温、気分の悪さ、吐き気、頭痛、混乱のような行動の変化、苛立ちといったものがあります。

また呂律が回らない、痙攣、昏睡といった症状もあります。

10時から15時までの特に暑い時間帯は、できるだけ日陰やエアコンの効いた部屋といった涼しい場所にいられるよう、調整できる人は調整しましょう。

どうしてもこの時間帯に外に出なきゃいけない場合は、面倒でも必ず水分は携帯しましょう。

この時間帯に外にいると、汗が止まることはありません。

つまり、水分も補給し続けないとダメなわけです。

一気にたくさん飲むより、頻回に水分補給するほうがいいので、水分携帯は必須ですからね。

まだまだ暑い日が続きます。

当分は、注意が必要ですからね。

ではまた〜。






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